うつせみ

September 27 [Wed], 2006, 21:30
「うつせみ」 2006年 韓

★★★★

主人公テソク(ジェヒ)は、全くしゃべらない。聾唖者ではないようだが。
驚く程台詞がないのに何故か意味がわかる、不思議な作品です。

テソクは、家の玄関のドアに散らしを配っておいてそのままになっている
家を狙い、空き家を渡り歩く、「蝉」みたいな青年。
時期が来れば抜けだすのだ。
大抵は旅行中で、2〜3日その家を仮の住まいにして、堂々とお風呂に
入り、冷蔵庫から食料を失敬しては花に水をあげたり壊れている物を直
したり「一宿一飯の義」を果たす。

傑作なのが洗濯物を風呂場で手でゴシゴシ洗う所だ。
機械いじりが好きなのに、洗濯機を使わない訳はわからないけど
多分泊めて貰った恩返しなんだろう。
それともう1つ。その家で自分を記念にデジカメで撮っておくのだ。
金品などは奪わない。
ちょっと、住人の写真など覗いたりはするが・・・・。

ある日、リッチな家にいつものように忍び込むと、そこでいつもの
パターンどうりに花に水をやりCDを聞いて、お風呂に浸かり
下着など洗濯して干していると顔に殴られたアザのある女ソナ(イ・スンヨン
がじっと見ていた。
玄関のチラシを取る事もない。
そう家から一歩も出ることの許されない女。
異常な夫の独占欲から、束縛されしかし夫への気持ちなど微塵もなく
冷め切って、まるで抜け殻のようにただ生きていた。

不法侵入者に対して、怒るでもない、やる事なす事全て新鮮で興味がわき
テソクもまた、彼女のセミ・ヌード写真を見てうっとりしていた。

そこへ旦那が帰ってくる。
横柄で暴力を奮う旦那にテソクは得意のゴルフ・クラブで タマを
男の体めがけて打ちぶちのめす。
その家を出るとソナもついてきて2人は放浪の「空き家生活」
をする。
ボクサーの家に忍び込み、料理を作って食べているところに部屋の住人が
帰宅。こてんぱんに殴られるが、それでも金品に手をつけてない事から
警察には訴えられずにすんだ。

ところが・・・ある日空き家だと忍び込んだアパートのとある部屋で
血を吐いて絶命しているおじいさんの姿を見つけ、2人は手厚く葬って
あげるのだった。
しかし不審な電話の応答を機にそのじいさんの息子夫婦がやってきて
御用となる。
警察に捕まり、ソナは「誘拐された人妻」扱いで旦那の元へ返され
テソクは、留置所で過ごすのだが自分の姿を消す技を習得する。

壁に這い上がってたシーンは笑えましたね〜〜^^ 
何ヶ月かして、放免になるとテソクは
再び今までお世話になった家の様子を伺いながら最後にソナの
家に戻る。
旦那には決して見えないその姿(気配は感じるようだ)
口がきけないのかと思ったソナが「愛してるわ」とテソクに言う。 

旦那は自分にむかって言われたのかと勘違いをし
それから、いつも笑顔のソナに旦那もまんざらではなく、そして
テソクもソナの傍にいつまでもいられた・・・・そんなファンタジーなお話。

異色作。
実際には、テソクは留置所で警官に殴られて死んで、幽霊になったの
ではないの??
蝉の命は短いから・・・燃え尽きて逝っちゃった??

まぁ自然体で不思議な空間にどっぷりと浸れるので細かい事は考えまい(笑)

【DVD観賞】
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