蜘蛛の巣を払う女+α376(2019年大河ドラマ「いだてん」について)

January 23 [Wed], 2019, 20:00
スウェーデンを舞台にしたベストセラーミステリーの映画化作品



STORY
ドラゴン・タトゥーの女こと、リズベットの下に、
スウェーデンの科学者から、アメリカ政府の命を受けて開発してしまった
「世界中の全ての核兵器をコントロールできるプログラム」を渡すので、
廃棄してもらいたいとの依頼がある。
リズベットがそのプログラムを科学者から受け取ると、
それを取り戻そうとするアメリカ政府とその強奪を狙う謎の組織とが入り乱れ、
世界を滅亡の危機に陥れる可能性のあるプログラムの争奪戦が始まるのだった。


感想
この映画の原作の第一弾「ミレニアム」は、
世界的なベストセラー小説で、日本でもそれなりに大きな評判になったため、
私も一読してみたのだが、然程面白いとは思わなかった。
それは、特異な能力と強烈な個性を持ったリスベットという主役の女のキャラクターに
世間が言うほどの魅力を感じなかったことがその1番の原因なのだろうと思っている。
その「ミレニアム」は、その後鬼才デヴィット・フィンチャー監督によって
映画化され、私も鑑賞している筈なのだが、何故か全く思い出せない。
思うに、それはきっと原作の世界観が私に合わなかったからなのだろう。
それでも今回その続編を観ることにしたのは、ミステリー映画が大好きなことと、
「蜘蛛の巣を払う女」というタイトルに心惹かれたためである。
近頃の洋画の大半は、題名がカタカナで、その中には、
元の映画のタイトルをそのままカタカナに直しただけという安直なものも少なくない。
そんな中にあって「蜘蛛の巣を払う女」という、あまりよく分からない、
それでいて想像力を掻き立てられるタイトルに興味が湧いたのである。



肝心の映画の方は、可もなく不可もなく、
一応水準以上のクライムミステリーに仕上げられているという印象だった。
北欧のスウェーデンが舞台になっており、
原作小説の方は、それを生かした独特の世界観を持っていたのだが、
そういったものを上手に監督の個性、
映画としての個性に変換していくまでに至っていなかったのだ。
だから、観ている間中は、途中で投げ出したくなることもなく、
何とか最後まで観続けることができたが、
観終わった途端、その細部を思い出すことができなくなってしまう。
そんな感じの映画だった。



但し、バイクと車のスリリングなカーチェイスや、
二転三転するリズベットと敵組織の攻防など、
それなりに手に汗を握る作りになっていたので、
全くつまらないというわけでもなかった。
クライムミステリーとして、基本的な部分はできていたのだから
(それ故、つまらなくはなかった)、
もう少し監督が自分の思いを込めて、
自分なりの世界観を打ち出していれば、
観終わった後も心に何かを引きずる映画になっていたかもしれない。
そういった意味で、惜しいことをした映画だと思っている。


平成31年1月11日(金) イオンシネマ 75点



※ のんちゃんに関する小さな部屋

2019年大河ドラマ「いだてん」について

いよいよ2019年の大河ドラマ「いだてん」の放送が始まりました。
前々から書いているとおり、私は、のんちゃんの出演が正式に発表されていないため、
今のところこのドラマを1度も観たことがないのですが、
ここへ来て少しだけ考え方を変え、
少なくともBLディスクに録画だけはしておこうかと思うようになりました。
私の心がそんな風に動いたのは、
「もしかしたら、のんちゃんが『いだてん』に出演できるのではないか」
と期待するようになったからで、
仮にそうなって「来週からいよいよのんちゃん登場」となった時に
それ以前の回を全く観ていないのでは、話にならないと考えたからです。
まあ、いよいよとなったら
オンデマンドに加入してでも追いつこうと覚悟はしているのですが・・・・・。



私が「のんちゃんは『いだてん』に出演するかもしれない」
と考えるようになった理由は幾つかあります。
1つは、のんちゃんの出演をを熱望する視聴者の声が多いことです。
その代表は、前々から のんちゃんのことを高く評価してくれている
アイドル評論家の中森明夫氏が毎日新聞の夕刊に寄稿した記事ですが、
確かにあまちゃんの制作スタッフが再結集し、
あまちゃんに出演していた役者が多数出演しているのに、
そのあまちゃんで主役を演じた のんちゃんが出演しないのは
(多くの視聴者も感じているとおり)、合理性を欠いているように思います。
このまま、のんちゃんを出演させなかった場合、その理由は明白ですが、
それをNHKが公に理由として説明することはできないため、
「何故NHKは、のんちゃんを出演させないのか」
と大きな批判を浴びる自体になりかねません。
公共放送であるNHKは、その辺りのことには神経を使うはずで、
似たような立場のSMAPについても
年末の平成を振り返る歌謡番組でSMAPの楽曲が全く放送されなかったことに対して
多くのクレームが寄せられたことから、これはまずいと思ったのか、
「歌コン」で「夜空のムコウ」の映像が流されるということがあったようです。
だから、同じ理由で のんちゃんの出演もあるような気がするし、
どうせ出演させるのであれば、少しでも人の耳目を集めたいとの思いから、
前回のブログで言及した「朝ドラ」特集にサプライズ登場させ、
そこから一気に「いだてん」への出演発表に繋げていくのではないかと
私は、想像しているのです。
反対に、もしもこのまま のんちゃんの出演がなかった場合、
それは視聴者の受信料で成り立っている筈のNHKが
視聴者の声に耳を傾けず、大手芸能事務所の圧力に屈したこと、
公共放送たるNHKが順法意識を欠いていること
(独禁法の理念に反する行為に加担している)を満天下に示すことになってしまいます。
またドラマ「いだてん」に、作り手の熱い思いとは別に、
大手芸能事務所の不当な力の誇示のために1年間放送され続けたドラマ
という極めて不名誉なレッテルが貼られてしまいます。
それは、真摯にドラマ作りに取り組んでいるNHKの制作スタッフや
宮藤官九郎氏、大友良英氏の経歴に傷を付けることにもなります。
そのようなことを避けるためにも、「いだてん」への
のんちゃんの出演は必須だと思っているのですが・・・・。



もう1つの理由は、のんちゃん側の動きです。
ここにきて のんちゃん界隈が結構ざわつき始めている中で、
未だに髪を伸ばし続けているのは、
どうしても「いだてん」に向けた役作りとしか思えません。
また、年が変わったにも関わらず
あまり大きなイベントの発表がないことも気になっています。
先日、Loohcsという学校の宣伝に出演し、
のんちゃんは4月からこの学校で授業
(と言っても、自分の体験を披露する特別授業のようなものなのでしょう)
も行うようですが、
肝心の本業の方で目立った発表がないのは、
「いだてん」出演を見越してのことだとどうしても思えてしまうのです。

何れにしても、遅くとも「朝ドラ特集」が放送される3月下旬までには、
「出演する。しない。」がハッキリするでしょう。
暫くの間は、どうなるのかとヤキモキしながら吉報を待つことにします。




のんちゃん@能年さんのファンの方の集いの場として、
最も良いのが赤ポチさんのドンキホーテーだと思います。
まだ、訪れたことのない方は是非一度覗いてみて下さい。

 ドンキホーテ入口



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映画、テレビドラマ、小説、マンガ、演劇等が好きです。つまりは「物語」が好きなのです。昨年から『あまちゃん』にはまり、『あまちゃん』に出演していた俳優、特に能年玲奈さんを応援しています。
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