sssまとめ

January 01 [Wed], 2020, 10:00
※発掘してたらリンク繋がってないの発見してめんどくせww


このブログに置いている禁書sssのまとめ
sssといいながら長さは凄まじくマチマチなので注意
学パロ等々のパロディネタも混じっています、注意書き必読願います




通行止め

未来設定1//BADEND後
//お仕置きします//BADEND//ヤンデレな打ち止めに愛されて(ry//未来設定2
2012バレンタイン//とある未来の時間旅行(半未来設定)前編//後編//仄暗バッドEND



一方滝壺
赤ずきん//バカップルの朝//AIM拡散力場//とある夏の日//とある秋の日//とある冬の日
こたつ回フレメア襲来//←おまけ//膝枕//とある春の日//ごっこ遊び//不必要の枷(ヤンデレ)
とある夏の日2012//溜め息つくと…//金運アップ★//ネコ語分かるの?//ネコ語?分かるわけねェだろ
2013エイプリルフール//一方+滝壺のお話//BADEND未来設定病み前編//中編//後編//甘いもの
揺れるなら(浜滝含む)//エイプリルフール2014//甘い紅茶//梅雨空//クソ甘冬//サボり用短文


電磁通行
一緒に帰ろう//こんな電磁通行は嫌だ//離れるなんて許さない//唯一代替(やや病み)
短文1//←これの続き//2013バレンタインデー//共にいる為に(未来設定)//衝動に飼われ//幼馴染パロで屑ミコさん


窒素通行
ホラー映画//何してるの?//映画より喜劇


番外通行
とある夏の夜のこと//無題


変態ミサカ(19501号or20000号)
仲良し?仲悪い?//ドアの前で//マトモなミサカ//とある変態の駱駝固め//二万通行?
2013エイプリルフール(二万通行)//入れ替わり(二万通行)前編//後編//惚れ薬つくったよー(二万通行)//バレンタイン2014//惚れ薬効いたよー前編//後編


掌握通行
とある乙女の心理掌握・前編//後編//とある運命の心理掌握・前編//中編//後編
両手に花?(掌握通行←美琴)//名前を呼んで
//誕生日デート(嘘)
//アホの子じゃないもん//七夕//短文1
人前だって恥ずかしくないもん//うーとかにゃーとか//雨の日に//コーヒーのち
低血圧の朝//続き//あなたの隣り
//監視者


救済の技法(読み物)//欠陥通行
救済の技法・おまけ1//おまけ2//おまけ3//デートのようなもの
永久に幸あれ//悼みを捧げる//殺意とゴミ
救済の技法・番外編//救済の技法その後

美琴が9982次実験に間に合うとか//初めての感情を//以心伝心

第一位と失敗ミサカ//その2

第一位と貧乏ミサカ//その2//その3


とある死にたがりの実験記録(欠陥通行)
本編//どしたのわさわさ//なんとかハンターポータブル


禁書通行
惚れ薬ネタ前編//その2//その3(完)//←の上条救済(上イン)//ペンデックスさん


上条一方
手作り弁当


一方百合子(学パロ)
ブラコン疑惑//メイド服
兄妹(+上条)//兄妹(+美琴)//兄妹(百合←垣根)//兄妹(+アルコールww)

百合子とおにーちゃんと(別設定)
一人称//その1//その2//その2.5//その3//その4

第一位が女の子だったら(先天的にょた)

その1//浜滝?&一方//その2//垣根編//垣根過去編//ミサカ編//美琴編前編


その他(大人数、CP無し)
アイテム通行//第一位と第二位
//電磁通行+窒素通行//学パロ1//七夕(上イン+一方)//今日のMNW(土百合)
//運動会//狂おしいほど(上イン)
//青髪ピアス×百合子//←おまけ
男だらけの忘年会・前編//後編//海原×百合子//グループ//MNW(CP無)
//桜(番外通行止め)//青百合(未完)
//一方+フレ//佐天通行(前編、未完)//原子通行//一方黒子
夏の定番(上イン一美)//窒素兄妹もどき//秋っぽい上イン+一方前編//後編//青ピ×百合子前編//後編(未完)
拝啓好きな人(禁書通行)//新年会未満(三主人公)//2013エイプリルフール(番外通行止め)
学パロ、雪見だいふく(滝壺+絹旗)//病み美琴→上条前編//後編//学パロ、一方&垣根//垣百合バレンタイン2014
三主人公座談会//神裂禁書通行(未完)//神裂禁書通行(前編)//学パロぶびゃ//アイテム通行//冬のネコと第一位

学パロ、その1//その2

禁書で童話しようぜ!!
赤ずきん前編//後編
シンデレラ前編//後編



海へ行こうぜ!!(NL多数)
海に到着!!//部屋決め!!//水着回!!//水着回その2!!//スイカ割り!!//海水浴!!//スタート!!//ゴール
昼ごはんと熱中症!!//下心とお仕置き!!//○○割り!!
//19501号復活!!(R12)//浜面もげろ!!//肝試しと怖がり!!
肝試し・通行止め!! //肝試し・浜面滝壺!!//肝試し・おまけ1!!//肝試し・おまけ2!!//温泉行きたい!!
温泉回!!//温泉回その2!!//温泉回その3!!//温泉と後始末!!
宴会とお酒!!//酔っ払い!!//絹旗とお悩み相談!!//絹旗とお兄ちゃん!!
王様ゲーム!!//王様ゲームその2!!//王様ゲームその3!!//王様ゲームその4!!
寝ると思ったか!?//こっからが本番!!//朝ごはんとこれからと!!//最後の温泉!!

初詣しようぜ!!(基本CP無し)
その1//その2

間違ったシリーズ(ドM変態化→一方) NLBL混在
上一に見せかけた何か//間違った通行止め//電磁通行?え、違うよ?1//2//暗部より愛を込め過ぎて1//2


第一位は小さい(幼児化で総受けww)
その1//その2//その3//その4//その5//その6//その7//その8//その9//その10
その11//その12//その13//その14//その15//その16//その17//その18//その19//その20
その21


はまクエ
その1//その2

入れ替わりネタ(上イン+一方さん←女性陣)
その1//その2//その3//その4


第一位だけど風邪ひいたよー\(^o^)/
その1//その2


11月11日はポッキーの日
通行止め//一方滝壺//掌握通行//一百合//青ピ百合子


頑張れ!!垣根くン(土百合←垣)
前編//中編//後編1//後編2


寝てる一方さんに……
番外個体//御坂美琴//滝壺理后+絹旗//19501号+美琴


料理教室(料理はしない)
くろみこ+一方//滝壺絹旗+一方//色々ミサカ



ごみ箱から移動ss
上一で甘々(未完)//ifというかパロ、第一位美琴//病み番外固体→一方
一方+インほのぼの(未完)//フルメタパロで木原先生//通行止め、打ち止め恋暦
とある学食おまけ、一方滝壺//美琴←病み一方、暴力と抜歯(未完)//一方←ミサカ、クール痴女
エム条×一方、SMネタギャグ//クール痴女その2+美琴//クール痴女その3+黒打止
学パロ、上一(未完)//学パロ、一方+垣根//学パロ、一方滝壺でのんびり//短い一方滝壺
通行止め+うさぎ//一方←20000号、変態ミサカ//一方20000号その2//番外→通行止め、悲恋?
電磁通行、レイ/プR15?//一方+垣根、捨てメルヘン//一方=百合子で通行止め//ネコと少女と、続き
学パロ、一方滝壺+三バカ//美琴+変態ミサカW//一方滝壺+打止、バッテリー切れ
学パロ、一方滝壺+絹旗+上条//一方、アイテム潰し//学パロ、一方滝壺+レベル5//幼馴染パロ、電磁通行
幼馴染パロ、梅雨の電磁通行//『救済の技法』番外編
クローン百合子、死ネタ//三主人公、怒涛のボケ//一方+イン、ほのぼの//土百合、一方=百合子
土百合、R15ぐらい(未完)//土百合+海原//電磁通行、風邪ネタ//一方、殺人考察//三主人公+フレメア



小ネタ(ssにしなかった有象無象)
雷光→坩堝→初春ぶっころ//一方さんの実験遍歴//初春殺し→美琴飼い殺し




ネタ提供を随時お待ちしてますよー
一方さんが愛されてるor一方さんが楽しそうなら何でも良いれす(^p^)

sss:神裂通行、やや病み

October 14 [Sun], 2018, 1:30
※すごい前に書いた気がするものを墓から発掘してくるタイプのやつ




オマエにはもっといい相手がいるだろ

と、彼は言った
神裂火織の静止も振り切って、彼は故郷でもある学園都市に帰って行った
不思議と涙は出なかった
悲しい、寂しい、そんな感情より神裂の心を占めていたのは"なぜ"という疑問だった
イギリス清教の魔術師と、学園都市の超能力者
本来なら決して相容れることのない二人の男女は他人には想像も付かないような出会いを経て、経過を経て、愛し合った
恋仲という関係になるまでは様々な苦労も、邪魔も、苦悩もあった
それでも二人は決して折れることはなく結ばれた
二人は愛を誓い合い、ロンドンに新居を購入する予定まであった
それなのに
それなのに、"なぜ"
なぜ、なぜ、なぜ、どうして
別れは唐突で、一方的に告げられた
イギリスでは16歳から結婚が許されている、だから当たり前のように結婚も視野に入っていた
互いにそう想っているのだと神裂は別れの日まで微塵も疑うことはなかった、実際に結婚の話題を度々口にしては彼と未来を語り合っていたのに
『もっといい相手』、そんなものは存在していない、彼だけだ、彼しかいない
彼以外の腕に抱かれるなんて想像しただけで吐き気がする!!
「……追いかけないと…」
ポツリ、と呟いた言葉に急かされるように神裂は立ち上がった
彼と短い間過ごしてきたこの借家にはまだ彼のにおいが染み付いており、あの幸せだった彼と過ごした時間が夢ではないと神裂を急かす
愛し合った時間は確かにここにあった、蜜月と呼べる穏やかで幸福な時間
彼は理由を告げなかった
彼は別れの言葉だけを残してここから去っていった
「追いかけなくちゃ…」
諦めることなど出来ない
神裂は覚束ない足取りで踏み出した
あんな別れで納得できるわけがなかった、その証拠に彼の姿が無いこの部屋を見ているだけで胸がひどく痛む

学園都市、その場所に何かがあるのだ
彼と、私を引き離した"何か"が
恨めしい"何か"が



超能力者の先にあるもの
"絶対能力者"
その情報を突き止めたのは学園都市に侵入してすぐだった
「レベル6……」
これだ、と見つけた瞬間に確信した
彼がずっと自身の能力について悩んでいることは充分知っていた
彼を守り、彼だけを守り、他者を傷つける能力
幼少期からその強すぎる能力に振り回され、彼が常に孤独なことを神裂は充分過ぎるほどに知っていた
だからこそ彼はひどく脆弱で、幼く、不憫で、それが神裂の心を強く打ったのだ
「最強から、無敵に……ですか」
研究所を4つも強襲した成果があった
手にしたレポートをぐしゃりと潰す
これだけでは彼が神裂の元から離れた理由には足りない
今までのように能力の開発プログラムを受けて、レベル6になればまたイギリスに戻ってくればいいだけのことだ
だが、彼は別れを告げた
「ふふ、彼らしいです」
神裂は小さく微笑む
本当に彼らしい理由だ、そう思うと単純で一直線で、その愚かさが愛おしかった
レポートの記述の先に答えはあった
読み進めて行けば今日の日付が目につく
どうやら能力の開発は今日も順調に行われているのようだ
神裂は愛刀である七天七刀を持つ手に力を込める
彼を迎えにいかなければ、そう思うと自然と胸が甘く高鳴った



・・
・・・


ジャリ、と固い靴で砂礫を踏みしめる
「現在時刻は21時57分です、実験の開始時刻まで少々お待ち下さいとミサカは被験者に促します」
「ったく、さっさと終わらせよォぜ、オマエらのつまンねェツラ見るのもいい加減に飽きてきたンだっつの」
一方通行は開けた工場建設予定地に居た
彼の目の前に立っているのは一人の少女
検体番号1801号、これはこの少女の名前である
名前が示す通りの異質な境遇である少女は一方通行と殺し合いをすることで実験に参加するクローン個体であった
一方通行はぼんやりと明るい月夜を見上げる
イギリスで別れを告げた彼女は泣いているだろうか
たった一つの同じ月をこうして見上げているのだろうか
後ろから聞こえる静止の声、どうしてと金切り声で叫ぶ彼女を振り払って、一度も振り向くことなくここに来た
帰ってきた学園都市はどこまでも無機質に彼を迎えた
最強という名だけ聞いて襲撃してくるスキルアウトの群れ、応戦する必要なんてどこにもなく、彼らは勝手に傷ついて、勝手に泣き喚いて、勝手に復讐を誓い、勝手にこちらを怨む
怨まれた数が多すぎてもうこの優秀な脳味噌でも数えることが困難だ
そんな生き方を捨てるため、この実験を飲んだ
「実験開始時刻になりました、これより第1801次実験を」
後悔なんてない
別れを告げた時の神裂の傷付いた顔が忘れられない
「開始しますと」
あれが最後に見た彼女の姿になるのか
そんなことを考え、自嘲気味に笑う
未練タラタラじゃねぇかよ、クソったれ
「ミサカは」
彼女に告げた言葉に偽りはない
彼女にはもっと相応しい男がいる、顔立ちも気立てもいい、聡明な頭脳に誰にも羨む聖人という力がある
そんな彼女には自分よりもっと相応しい、もっと釣り合った男が似合う
「実験の開始を宣告します」
だって、ほら
俺は"人殺し"になったんだから、彼女の隣りには立てない
「ひゃハっ」
足元に転がっていた石を蹴りつける
一方通行の能力により莫大な推進力を得た小石はまっすぐに1801号の足首を弾丸のように撃ち抜いた
たったそれだけの動作で1801号は無力にも前のめりに倒れ込む
近付いて頭を砕く、つまり足先にベクトルを集めて進め、拳を振り下ろす
その二つの動作だけでこの生まれて間もないクローン少女は死ぬのだ
1801体目の殺人
一方通行は身体に触れるベクトルをかき集め地面を軽く蹴って先ほどの小石より、弾丸より早く少女の前まで距離を詰める
そして、少女の頭に狙いを定め

スパンッ、と
何かが弾けるような音がして狙っていた少女の頭が横にズレた

「会いたかったです、一方通行」

何が起こったのか理解する前に、すぐ横から聞こえた声が夢にまで見た彼女のものだと、それだけは思考が混乱していても分かった
開発された頭はすぐに事態を飲み込んだ
クローン少女の頭がズレたのではない、首が落ちたのだ
一拍遅れて1801号の頭が砂利の地面に落ち、更に一拍遅れて胴体が崩れた
綺麗に切られた断面からは赤黒い血液が勢い良く流れ出し、太い血管からはぴゅっぴゅっと小さな噴水を作っている
「これがあなたのやっている実験の相手でしょう?妹達、でしたか」
「かンざ……ンぎゅ」
懐かしい声に振り向く前に抱き締められた
神裂の長い腕が白頭を掻き抱いて、強く強く抱き締められた
身長差から丁度よく神裂の胸を顔に押し付けられるような体勢になり、さらに抱き締めてくる腕の力が強すぎて一方通行は顔を上げることもできない
「迎えにきましたよ、あなたに会えなかったこの一週間は本当に本当に辛かったんですから…」
「……」
「もう、こんなに寂しい思いをさせて、何か一言ぐらい言うことは無いのですか?……おっと、失礼しました」
「げほっ…!!し、死ぬ…っ死ぬかと思った…!!」
「大袈裟ですよ、まったく」
頬を膨らまして怒られたが怒りたいのはこちらだ
足元に転がった1801号の死体を汚らわしそうに足で蹴飛ばすと神裂は綺麗に微笑んだ
「こんな実験程度で、私から離れようなんて考えないで下さい」
ぎゅっと両手で手を握り締められた
ゾクリ、と言いようのない寒気が一方通行の背筋を駆けた
「離せ…っ!!俺は、オマエをイギリスに置いてここに戻ってきたンだぞ、それに…オマエ、自分が何やったか分かってるのかよ」
乱暴に神裂の手を振り払う
この綺麗な手から逃れるために学園都市に来たのだ
レベル6になるために、クローンを殺すと決めたような人間に神裂火織は眩しすぎる
それなのにこの綺麗な手で1801号を殺害した
きっと一方通行が危険な目に遭っていると判断したための処置だろう
神裂は躊躇いなく人を切れるような人間ではないのだ
「さっきも言ったじゃないですか、迎えに来たんですよ」
だから、人殺しにそんな綺麗に笑い掛けるなよ
「俺はレベル6になる、だからオマエには二度と俺に関わるな」
「ええ、あなたならそう言うと思っていました、だから私はこの実験を潰しに来たんです」
「実験を潰し…?」
意味が分からずに間抜けに鸚鵡返ししていた
その一方通行の反応を見て、神裂は満足気に笑い、スッと暗闇の先を指差した
血の臭いがする、足元で転がる1081号とは別の出処から風に乗って色濃く嗅ぎ慣れた血の臭いが漂ってくる
「あちらに居た12人、殺しておきました、あなたと戦闘する予定だった個体でしょう?私がこうやって先に殺してしまえばこの実験は成立しませんよね」
全身の血液が冷めていくような錯覚を覚えた
いや、それは錯覚でもなんでもなく本当に血液が冷えたのかもしれない
「オマエが…やったのか…」
確かめなくても分かる、この日までに何度もこの血の臭いを嗅いできた
神裂は嘘などついていない、本当に待機していた妹達を全員殺害したのだ
「先の実験の情報も既に把握しています、そうですね、今まであなたが殺してきたのと同じぐらい、1000人ぐらい殺せば学園都市の研究者も続行不可と判断するでしょうか」
"なぜ"なんて言葉は出てこなかった
"どうして"そんな疑問も浮かばなかった
「私にはあなた以外の異性など有り得ません、だからこうして迎えにきたんですよ、一方通行」
この実験を本当に潰して、一方通行を連れてイギリスに帰るつもりなのだ
その為なら、実験を潰すためならどんな手段も問わない、むしろ一番手っ取り早く出来る手段を神裂は取った
実験に関わる研究所を潰すなんて不確定な要素じゃない
学園都市に直談判するなんて時間の掛かることじゃない
実験に直接関わっているパーツ、妹達というパーツを殺し続けていけば、実験は進まない
直接的で、なにより効果的な破壊活動
「オマエは……」
こんなことを出来る奴じゃなかっただろ、その言葉を飲み込んだ
辺りには血の臭いが充満している
クローンの少女達を斬ったのは神裂だ
どうして、その理由は知れている
一方通行を連れ戻すためだ
なぜ、その理由も知れている
一方通行と神裂を引き離した忌々しいこの実験を潰すためだ
それ以外の理由など、神裂の中に有りはしない
一方通行は激しい目眩を覚えながらフラフラと神裂に歩み寄った
夢にまで見た彼女の腕を引き、腰に手を回し、抱き寄せる

ああ、本当に

あんなに綺麗だった彼女から血の、人殺しの臭いがする

「あなたも寂しかったのですね……さぁ、一緒にイギリスに帰りましょう…」
うっとりと甘く陶酔した声で神裂が一方通行の白髪に愛おしげに頬擦りした
どうして、彼女はこんなにも血に汚れ、壊れてしまったんだろう
そんな分かりきった問いが一方通行の中に浮かび
自問自答する
二人は、離れてはいけなかったのだ
一度でも離れてしまえば、きっとどちらかが壊れてしまう
そういう風に出来ている

(コイツが俺の元から離れたら…きっと俺も、下手したらコイツより派手にぶっ壊れるンだろォな)

彼女が彼の脆弱な部分を愛したように、彼もまた彼女の脆弱さを愛したのだ




END
モヤンヌに捧げたやつ
墓で腐ってたからUpる

2019年とある化学の一方通行アニメ化!!!!

October 07 [Sun], 2018, 18:08
おいおいおい
なにこれ、むしろ怖くね???



え、エステルちゃんがしゃべって動く…???
第一位正妻エステルちゃんサマが弟子になったりする!?
アニメで!?!?

え!?!?

やったー
2019年一方通行スピンオフアニメ化やぞー
エステルちゃんに声がつくぞー!!!



あ、超電磁砲も三期やるんすねー乙でーす
電撃祭りしゅごいのぉ…かまちー10周年とはなんだったのか…


第一位スピンオフが終わったら


こっちもオナシャス!!!

sss:第一位は小さい、その22

October 07 [Sun], 2018, 1:10
※おひさとか三期とかOPの羽根演出ほんま好きとか、そんな俺です





「泣いたりなんてしたら可愛いお目目が赤く腫れちゃうわよぉ?ね?泣かないで、第一位様」
「み、操祈おねェちゃン!?」
「みぎゃぁぁぁあああああああ!!ショクホウってばいつの間に現れてるの!?ってミサカはミサカはっていうかその人を離してよ!!そんでもってキス100回なんてこのミサカが許すわけねぇだろぉぉぉおおおおお!!」
キシャー!!と今にも飛びかからんばかりに髪を逆立てる打ち止めを無視して食蜂は自分の腕にすっぽり抱きしめられるほどのサイズになった一方通行の瞳から涙をすくい上げる
「あ…あの…」
「私は精神系の能力者なの、ここを見つけたのも第一位様の不安や怯えを感じ取ったからなのよ?だから心配しないでいいんだからぁ」
「……うン」
この言いようの無い不安をわざわざ口に出さずとも全部が伝わる
優しく頭を撫でる食蜂の手は怯えを拭い取るように一方通行をひどく安心させるものだった
「全然知らない人がみんなして自分を知ってるなんて不安に思うのもしょうがないわよねぇ…ちょっと配慮が足らなかったかもしれないわぁ?ごめんね」
「ううン、いいの…でも、なンで…?俺、知ってる人なンて…誰もいないのに…」
一方通行の目元に涙が浮かんでいるのを見つけ、打ち止めも10032号と10039号もぎょっとして固唾を呑む
「それは…」
食蜂は勝手に陣取った席に座り、膝の上に一方通行を下ろした
「みんなね、あなたと同じ能力の人を知ってるの」
「俺と…同じ?」
「そうよぉ?綺麗な白髪でぇベクトル操作が使えるとっても強いお兄ちゃん、だからみんなあなたがその人の弟かなって思ってるみたいよぉ、同じ白髪だから同じ能力かもって予想できるからね」
「だから…みンな俺のこと一方通行って知ってたンだ」
「でもね、もっと大事なことがあってぇ…」
再び胸元に引き寄せられ一方通行は気恥ずかしさに頬を赤く染める
だがそれ以上に食蜂の手が心地よく感じられ抱きしめられるままに身体を預けた
食蜂の唇が穏やかに弧を描き、一方通行の耳元に寄せられる
「みんなが優しいのは第一位様が可愛くってぇ、守ってあげたくなるぐらいいい子ってことなんだゾ☆」
ちゅっ、と軽く耳にキスをされた
それを理解したと同時にボッと火のついたように一方通行の顔が紅潮する
「やーん!!やっぱり可愛いわぁー!!このまま部屋に持って帰ってぎゅーってして一緒に寝たいよぉ、あーもう可愛い可愛い……能力使って逃げちゃおうかしらぁ…」スリスリスリスリ
「おねェちゃン…くすぐったいよ」ペシペシ
「あら、ごめんなさぁい☆」
テヘペロ☆と舌をちょっぴり出してウィンク付きで微笑む食蜂に一方通行は上気した頬のままつられるように笑った
「……ズルい…ずーるーいー…読心とか絶対絶対ぜーったいにズルい!!ってミサカはミサカは突然出てきやがってなんか分かり合った風にこの人をお膝に乗っけてるクソアバズレ尻軽女を牽制してみたり…」
「運営、腹ん中真っ黒なのバレますよとミサカは…なんかもう手遅れっぽい暴言っぷりですけど」
「そんなことより食蜂操祈から素直に事情を話して金銭を借りるべきでは?とミサカは冷静さを発揮します」
「うぐ…ぬぐぐぐぐぐぐ……しょ、ショクホウ…」
突然現れて横から一方通行を掻っ攫うような奴に金を借りるのは癪だ、だが借りないわけにもいかない
幼い彼の目の前で食い逃げ犯になるのは避けなければ
だがそんな打ち止めと妹達の葛藤もお見通しなのだろう、食蜂はふふんと勝ち誇った表情を隠そうともせず一方通行の手を引いて椅子から立ち上がる
「それじゃ、上条さんの所に戻りましょうか、打ち止めちゃんもお金の心配はしなくていいわよぉ?でも考え無しに食べるのは、めっ★なんだから、後でちゃーんと叱ってもらうんだからねぇ」
「う、うぅ…分かってるもん、ちょっとはしゃぎ過ぎちゃったってミサカはミサカはぐうの音も出ない…」
「ふふふ、いい子ねぇ」
お姉さんぶった笑みの食蜂に覆せない敗北感を覚えるが、まぁ実際に年上のお姉さんな上に言われたことは100%事実なので打ち止めはそれ以上何も言わなかった
ただこれだけは譲れないのでササッと一方通行の横に立つとその白い手をしっかりと握りしめる
「それじゃあカミジョウやお姉様の所に戻ろうかってミサカはミサカはデートの終了をちょっぴり寂しく思ってみたり」
デートという単語に一方通行は恥ずかしそうに一度俯き、すぐに頬を赤くしたまま顔をあげた
「うン、戻ろォ、それでまた一緒にご飯食べに来たりしよォね」



"健気に捜索を頑張ってた操祈ちゃんが可愛い第一位様を無事に発見しましたぁ☆☆"
"それにお手手も繋いじゃったぁ><ちっちゃくて白くて柔らかいとーっても可愛い手で、あっ御坂さんは知らないかぁ(汗)"
食蜂から入った連絡はそりゃあもう手にしている携帯電話がミシミシ音を立てるぐらいには美琴の神経を逆撫でしてくるものだった
しかしこれで一番の問題点は解決されたのだ
「食蜂があの子見つけたって、今連絡来たわよ」
「マジか!?はぁー、これでとりあえず誘拐は心配しなくて済むんだな、上条さんってば胃が穴開く寸前でしたよ」
「打ち止めも一緒で今こっちに向かってるらしいわ」
行方の知れなかった迷子をとうとう発見し一同は安堵で胸を撫で下ろす、いくら能力が全盛期バージョンで誘拐の心配は無用だとしても心配なものは心配なのだ
その中でも一際大きな胸を撫で下ろし、ついでに期待に大きな胸を弾ませていたのは風斬だった
「やっと朝に会ったあの子に再会できるんですね、朝に隣りに居た時は何も出来なくて、しかも姿もかき消えるみたいに見えなくなっちゃってそれきりだったから…」
「風斬…ずっと心配してたんだな…」
「早くあの子に会ってお姉ちゃん若しくはママって呼んでもらって頬ずりしたり抱っこしたりお風呂入ったり一緒に遊んだり時には反抗期に頭を悩ませたり進路についてケンカし合ったりそうやって家族の絆を深め合いながら仲良くずっと一緒に暮らしたり出来るんですね!!」
「うわ、風斬が色んな扉開いた挙げ句に幸せ家族計画妄想が爆走しちまってる」
本人に会ってもないのに若干故障し始めた風斬をどうどうと宥めながら上条はブツクサ呟いている美琴に気づく
「み、御坂さん?なんか周りの空気がバチバチ放電してるんスけど」
「こんな…こんなことになるならさっさと本気出して街中の監視カメラのシステム乗っ取ってあの子を先に見つけちゃえば良かったぁぁぁああああ!!食蜂が、あの腹黒精神能力者がぁぁぁああ!!」バチバチ
「いやいやいや!!最初の予想じゃ食蜂じゃアクセラちゃん発見しても俺らに隠してお持ち帰りしちゃう疑惑があるぐらいだったんだからここに連れて帰ってきてくれる時点でマシだろーが!!」
「それでも、それでもぉぉ……うぅぅ…ゲコ太パジャマ着せたかったのにぃ……」
諦め切れない欲望を垂れ流す美琴をよく分からないまま唯一、一方通行と遭遇していないインデックスがワケも分からないままよしよしと撫でて慰める
そして、1つの疑問を誰に向けるわけでもなく小さく口にした
「……でもさっきの短髪の説明があってるなら、それっておかしい……かも?」



つづくんだよ( ・∀・)
わーい、三期や!!8年待ったんやで俺らは
垣根がミンチになる日を
あ、このsssシリーズを終わらせるぞーがんばるぞーおー
誰もいなくなった俺の城、と思ったらなんか微妙に人いる…?おーいおーい

エステルちゃんは犬系彼女まんが

June 03 [Sun], 2018, 12:13
たろう生きてるらしいよ

かわいいエステルちゃんかわいいよまんが
(更新されてないブログに出てくる広告消し用更新)



画像でかかったら縮小するので言うてください
小ネタをイラスト消化したいという願望だけある

sss:学パロ、エステル通行前編

December 01 [Fri], 2017, 21:48
※野次馬佐天さんとストッパー第三位、リアリスト腹黒たち、第一位もエステルたそも出てきません





「どう思います?あの二人」

目の前でパフェと食べつつキラキラした目を向けてくる佐天涙子に、こりゃ返答次第じゃ面倒なことになるぞ、と色々と巻き込まれ慣れてきている御坂美琴は秒で悟った

「どう、って?」
「このまま放っておいて進展すると思いますかってことですよ」

スプーンをくるくる回しながら熱弁を奮う佐天
それを横目で見ながらもパフェを食べる手を止めないのが、美琴以上に巻き込まれ慣れている初春飾利だ

「佐天さん、こーいう言葉をご存知ですか?"人の恋路を邪魔するやつは馬に蹴られて死ね"」
「あれ?そんな殺意剥き出しだったっけ?」
「意味は同じです」

こういう時ばかりはズケズケと腹黒さを全開にできる初春が羨ましい
美琴は黒蜜抹茶白玉パフェをつつきながら佐天の言う"あの二人"について考える
一人は朴念仁のダウナー枯れ男、一人は世間知らずのスーパー箱入り娘
へっ、と思わず鼻で笑ってしまう、進展すると思うか、だって?
するわけねぇ

「あ、白井さんこっちですよこっち〜」
「あら、まだ初春がパフェ2杯目の内に着くなんて思ったより早く着けましたの」
「初春のパフェ換算だと5分で1杯ですから…10分も待ってないってことですよ」
「黒子、お疲れ〜」

風紀委員の仕事で遅れてきた白井黒子と合流し、当たり前のように美琴の横にべったり距離を詰めてきた黒子の横面を一発引っ叩くという儀式めいたいつもの流れをクリアーし
そして佐天はまた同じ話題を引っ張り出す

「一方通行さんとエステルさん、あたしたちで恋のキューピットやりませんか?」
「佐天さん、そーいうのは自分の彼氏作ってからにしてください」
「まったくですの、人様の恋愛事情に口出せるほど経験もないでしょうに」
「あはは…」
「えー?でもあの二人の恋愛への疎さは尋常じゃないんですって」
「だとしてもですわ、相談でもされたというのならまだしも勝手に口出ししてこじれでもしたら責任取れませんの」
「白井さんに同意です〜」

"あの二人"とは、学園都市が誇る第一位サマと、その第一位の所に最近増えた居候お嬢様のことである
女子中学生は恋バナが好き、とは言うもののもちろん話題にだって有り無しはある
噂話で盛り上がったり、他人の恋愛事情をアレコレ予想したり
そこらへんはそこそこ盛り上がるものの直接口を出すかと言われればそんな非常識なことはしない
特に黒子と初春はその辺り結構なリアリストであり常識人だ

「えー?でも放っておいたら絶対に進展しないよあの二人〜」
「それならそれでいいじゃないですか」
「よーくーなーいー」
「そもそもどうして突然そんなこと言い出したんですの?」
「え、面白そうだったんで」
「100パーセントの野次馬根性でしたか」

まったく乗り気じゃない二人にザクザクと刺されても佐天はどこ吹く風といった様子だ
黒子の言いたいことも分かる、初春の言うことも尤もだ
だが、ぶっちゃけた話をしよう
美琴も佐天側だ
断言できる、"あの二人"はあのままじゃ確実に進展しない
美琴はこの4人の中ならダントツで第一位と、一方通行と会う機会が多い
レベル5には専用の授業があり、そこでは学年も関係無しに一緒くたに授業を受けるのだから当然といえば当然だ
だからこそ思うのだ
『コイツの鈍感さ、ヤベェ』


「私もさ、キューピットとまではいかないけどさ、でも、ちょっと気になったりして」
「ですよね!!御坂さんなら分かってくれると思ってましたよ!!」
「ぎゃあ!!どさくさに紛れてお姉様の手を握るとは何事ですの!?まさか佐天さんもお姉様を狙って…!?」
「話がややこしくなるから黒子黙ってろ」
「あふん、お姉様冷たいですの」
「はいはい、白井さんは大人しくパフェ食べましょうね〜」

ずい、と顔を寄せてきた佐天に苦笑いしつつ美琴は続ける

「エステルさんとも少ししか話したことないけどさ、まぁアイツほどじゃないけど鈍感っていうか分かってないっていうか」
「なるほどなるほど!!じゃあ御坂さん!!」
「ん?」

ガッシリと掴まれた手に美琴が顔を上げると
佐天のやたらとキラキラした視線と視線がぶつかった

「あたしと一緒にあの二人の恋を応援しようじゃあーりませんか!!」
「え、ちょっ、わ、私は気になるってだけで…」
「いいですから、いいですから、人の恋愛ってなんでこんな楽しいんでしょうね〜あはは〜」
「いや、そんなつもりで言ったんじゃ…」
「じゃあまずさっそく一方通行さんに連絡しましょう!!明日にでも話聞いて、明後日はエステルさんってことで」
「ちょっと佐天さん!?進めるの早くない!?いきなり直接本人に聞くわけ!?」
「善は急げって言うじゃないですか、それに御坂さんはレベル5同士で一方通行さんとは仲良しですし」
「いやいやいや、別に仲良くないから!!っていうかどうやってアイツに連絡取るっての!?」
「どうやってって、ふつーにメールしますよ、明日の放課後遊びましょーって」
「え、私アイツの連絡先知らないんだけど…」
「え?あたし知ってますよ?」

マジかよ
なぜ接点が多い美琴が知らなくて接点がまるで無さそうな佐天が知っているというのか
むしろ知らないほうがおかしいのか?第三位ぼっち説がうっすら浮上する中それを知ってか知らずか佐天は自分のスマホをいじっている

「んー、なんて言って呼び出そうかなぁ、ホントのこと言ったんじゃ来てくれなさそうだし」
「佐天さん本気ですか?一方通行さんに怒られても知りませんよ?」
「だいじょぶだってぇ、初春もやろうよ、別に邪魔するってんじゃないんだから、応援だよ?応援」
「やりませんよ、私今忙しいですし、ちゃんと迷惑にならない程度に留めて下さいよ?でもまぁ御坂さんが一緒ならストッパーになってくれるでしょうし安心ですね」
「そんな暴走しがちみたいに言わないでよね、白井さんじゃないんだから」
「わたくしを暴走の代名詞みたいに使うのはやめてくださいまし」
「佐天さんに言われたくなかったら白井さんは変態病をさっさと治して下さい、次に巻き添えで始末書回ってきたら奢りじゃ済まないですからね」
「はぁ、分かりましたの、次からはバレないように盗りますの」
「オイコラ黒子」
「失礼、バレないように撮りますの」
「変わってるようで変わってないわよ、思いっきり盗撮じゃないのそれ」

こっちのツインテールの変態といい、御坂と同じ顔のゴーグルの変態といいなぜここまで悪びれずに変態行為ができるのか
パフェを食べ終わりスマホをいじりながら文章を試行錯誤していた佐天だったが
美琴の顔を見るなり、あっ、と声を出してニヤリと笑う

「こんなんどーですか?"御坂さんが恋愛相談に乗ってほしいっていうんで放課後付き合ってもらっていいですか?"って」
「ちょっと待ったーーー!!な、なんでそーなるのよ!?っていうか、れ、恋愛とかしてないし!!相談するにしたってあんな乙女心のオの字も知らなそうな奴にしないわよ!!」
「まぁまぁいいじゃないですか、呼び出すための口実なんですから」
「そ、それだったら佐天さんが恋愛相談あるってことでいいじゃない!!なんで私が…」
「アクセラさんもあれで野次馬根性ありますからね、面白そうな話題のほうが食いつきいいですよ、絶対!!」
「私の恋愛を面白がるのを共通認識みたいに言うのやめて…」
「安心して下さい御坂さん、面白いですよ」
「まったくこれっぽっちも面白くないですの」
「ほらぁ」
「ほら、じゃない!!」

美琴の抵抗もなんのその
佐天はさっさと文章を打ち込むと止める間もなく送信ボタンをタップした

「手が滑って送っちゃいました、てへぺろ」
「よぉしいい度胸ね、佐天さん話あるからオモテ出ましょうか!?」
「御坂さん静電気バチバチいってますって!!だいじょぶですって別に本当に恋愛相談しろなんて言いませんから!!」
「だからそれなら佐天さんが相談があるでも充分だったでしょーが!!」

ピロリン♪と軽快な通知音が聞こえると、佐天はパッと表情を切り替え
まるで水戸黄門の印籠のごとくスマホの画面を美琴に突きつけた

「ほら、効果テキメンです♪」
「……ぐぬぬ」

そこには
"面白そォだから聞かせろ"
と、佐天の読み通りともいえる返信の文面がきっちりと映し出されていた

「よーし、御坂さんの力添えでアクセラさんを誘い出すのには成功しましたし、次は現状の確認といきましょうか」
「力を添えた覚えはないんだけど…はぁ…もういいわ」
「御坂さん頑張ってくださいね、面倒事に首突っ込むモードになった佐天さんは新興宗教の勧誘のように面倒でコンロの焦げ付きのようにしつこいですよ」
「いやぁ、あっはっは、初春ってばそれほどでもないよ〜」
「そして殺意が湧くほどポジティブです」

5杯目のパフェを食べつつ既に他人事のようにアドバイスを寄越す初春とそれをまったく意に介さない佐天
"ちょっと気になる"程度で関わってはいけないことに関わってしまったと後悔しても時既に遅しである
黒子なぞパフェを食べ終わると渋い顔でPDA端末をポチポチといじっている、どうやら風紀委員事務所に提出する書類を作成中らしい
助け舟など待てども無駄ということだ

「まず、エステルさんは今学期から突然イギリスから来た転校生、であってますよね」
「そうね、イギリスっていってもロンドンとかそういう大きな都市じゃなくて日本じゃ誰も知らないようなイギリスの隅っこの田舎から来たって言ってたわ」
「じゃあインデックスちゃんみたいな大きな宗教団体に所属してるってわけじゃないんですね」
「そうみたいね、宗教について関わることは多いけどどこにも入信してないって話よ」
「ふむふむ、ちなみになんでこんな変なタイミングで転校してきたんでしょ?」
「んー…私も詳しくはないしアイツに聞いても濁されたんだけど、どうやら学園都市側からの招待でこっちに来たらしいわよ、それで関わってたプロジェクトが終わったから学生として転校し直したって」
「何か訳ありってことですか、そこらへんはあんまり突っ込め無さそうですね」
「まぁアイツが濁したってことはそういうことでしょうね」
「それで今はアクセラさんと打ち止めちゃんと一緒に住んでるってことですけど、あ、あとは禍斗さん?でしたっけ?いつも一緒にいる人…」
「私もあの人のことよく知らないけど、どうやら家付きの使用人みたい、どう見ても学生な年齢なのに学生としては登録されてないみたいだし」
「お家に使用人がいるってだけでお嬢様ぶりが伺えますね〜、つまりイギリスから来る時には禍斗さんも一緒だったんですね」
「らしいわね、それ以上のことは分からないわ」
「あと、エステルさんがアクセラさんのことを時々"先生"って呼ぶのはなんなんですかね?そーいうプレイですかね」
「白昼堂々しかも学校で教師と生徒プレイしてんだとしたらヤバイを超えてキメちゃってる奴よ」
「エステルさんに何で先生って呼んでるんですか?って前に聞いたら師事しているからだと返されたんですよ、教師っていうか師匠と弟子らしいですけど」
「アイツも説明面倒くさがって省略しまくるけどエステルさんもエステルさんで独自の考えの中に生きてるわよね」
「若干の話通じない感は似てますね、アクセラさんの場合通じないってより相手にされないですけど」
「じゃあ二人の今の関係は師匠と弟子、なわけ?」
「いやぁどうですかね、あたしが思うにエステルさんがなりたがってるだけでアクセラさんが弟子取るとは思えないんですけど」
「まぁ、そうでしょうね、っていうかアイツに何を教わるってのよ」
「鬱陶しい相手の追い払い方とか?」
「絡まれ慣れてるだけでしょ、それ」
「打ち止めちゃんに二人が付き合ってるのか聞いたことあるんですけど『今のミサカは我が子の成長を見守る親の気分だから巣立ちは見守るだけ主義なのってミサカはミサカは心を鬼にして口を噤んでみたり』って言われちゃいまして」
「打ち止めが親でアイツが子なのね」
「まぁ人間関係に関しては一方通行さんは経験不足感はしますよね、めちゃくちゃ」
「でも一番近くにいる打ち止めが見守るだけで何もしないってんならそれこそ私たちが口出すべきじゃないんじゃないの?」
「まーたまた、今更何をおっしゃいますやら、近くじゃないからこそ第三者の意見が言えるってもんですよ」
「佐天さんウザキャラになりつつあるわよ…」
「まだ何も動き始めてもないのにウザキャラ呼ばわりされるなんて心外ですよ、本番はここからです」
「本格的にウザキャラになろうとしてるようにしか思えないんだけど」
「とにかく、今のお二人の関係は"ただの同居人"なんですかね、エステルさん的には"師匠と弟子"らしいですが」
「そういうことになるらしいわね、まぁでも…」
「そうそう、そこなんですよ」
「佐天さんじゃないけど第三者から見ても、うん」
「エステルさんはアクセラさんに間違いなく気があるんですっていうかもう視線に乙女心が詰まってますよね」
「その表現はどうかと思うけど、そう見えるわよ私にも」
「問題はエステルさんがそれをどう思っているかってことですよ、あの感じどう思いますか?」
「……自覚、してないと思う」
「あたしも同意見です、そこがこう…見てるこっちがモヤモヤ〜っとする原因なんですよね、きっと」
「そうなのよ!!エステルさんってばアイツに横に座っていいか聞いて勝手に座れって言われた時の顔!!あんな嬉しそうにはにかんじゃって、もう完全に恋する乙女なんだもの!!」
「あー、分かりますよー、っていうか友達なら隣りに座るのに遠慮したりしないですもんね、気になるからこそ座っていいかなんて尋ねてるんであって」
「そうそう、それなのにあの鈍感バカときたら全っ然これっぽっちも分かってない顔よ、あれ、クッソ腹立つ、鈍感男残らず死すべし」
「御坂さんは男の鈍感な部分には特に厳しいですもんね、特に、経験上から」
「うっかり放電でスマホのデータ吹っ飛ばすわよ」
「うっかりと言っておきながら的確な処罰勘弁して下さい」
「とりあえずはエステルさんに話聞いて恋を自覚させる所から始めたほうが良さそうね」
「ナイスアイデアです!!恋と自覚させるとか御坂さんが言うとちょっと笑えますけど、いいですね」
「褒めるのか落とすのかどっちか片方にしてくれない?」
「アクセラさんに関しては…そもそも恋愛に興味があるのかすら謎な感じですけど、どうですか?恋バナとかします?」
「するわけないでしょ、あんな唐変木と恋バナとかヘソで茶が沸くどころか蒸発レベルに笑えるわ」
「ですよねー、でも面倒見悪いわけじゃないし一緒に住んでる以上嫌いなわけがないわけですよ」
「まぁ…確かにアイツが妹達関係以外で人の面倒見るって自体が結構なレアだしね、そこには特別って感じするけど恋愛感情までは分かんないでしょ」
「どこぞの誰かさん並には年季の入ったツンデレさんですからねぇ、話は聞けても簡単には自分の内心を出してくれそうにありませんから難しいですね」
「誰かさんに関しては墓穴掘る予感しかしないからあんまり言及しないでおくけど、最初っから私たちにはきっかけ作りぐらいまでしか出来ないんだからあのバカはともかくエステルさんに自覚させるだけでいいんじゃない?」
「首突っ込むからにはキッチリお付き合いまで見届けたい気持ちもあるんですけど、御坂さんなかなかに大人な意見ですね」
「それは佐天さんが首突っ込み過ぎなだけよ、それで何回痛い目に遭ってるんだか佐天さんにも自覚させてあげましょうか?」
「いやいや、反省してるんですって!!その時は」
「それは反省してるって言わないのよ」

恋バナでキャッキャと盛り上がっているような別の話題でエキサイトしているような二人を眺めつつ、初春はふぅと一息を吐き出した

「いやぁ、若いですねぇお二人とも」
「名前の割りに初春は初々しさが皆無ですの」
「そんなの白井さんの腹が真っ黒なのと一緒ですよ」




つづくんだよ(・∀・)
佐天さんの器の広さは太平洋だと思う俺です、佐天さんの野次馬根性は話のスタートに最適、対等にボケツッコミさせると割りといい組み合わせだと思いたい
学パロでエステルちゃん書きたいんごぉぉぉおおおおブレザー制服絶対似合う(確信)

三期キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

September 25 [Mon], 2017, 22:19
禁書、三期決定!!!

やったぜ

来たぜ、ぬるりと

垣根くんがミンチよりひでぇことになる日が

res:5月から今まで

September 16 [Sat], 2017, 12:41
res:ウル子DXさまへ
たくさんのコメントありがたやーありがたやー(人´∀`).☆.。.:*・゚
一方さんLOVE熱がすごい!!いや、第一位が悪いんや…ノーマルもBLも百合にゃんならGLでさえこなせる万能性別不明な第一位が全部悪いんや…
クソ遅々更新ですが気長にお待ち頂ければ幸いでございます、ごめんね
コメント、感想ありがとうございました!!サイトやブログで読めなくなってるやつは人様にお見せ出来ないレベルだと判断したもので復活はちょっと厳しいです、上がるとしたら訂正加筆しての別バージョンかな

res:ナナシさまへ
生きててすいませぬ…わたくしです(^q^)
コメントありがとうございました!!ご覧の通りの遅々クソ更新です、あ!!ヒマ過ぎて死ぬ!!って危険を感じたタイミングで来て頂くぐらいが丁度いいかとww

res:やまださまへ
カラたゃが可愛くて自分が腐女子であることを思い出しもしたけれど私は元気です
禁書ssは廃れましたねぇ…というか粘着アンチの目の敵にされてるってイメージがss速報でついてます、まぁ俺は書くけど!!だって一方さんより可愛くて人も殺せておにゃのこに押し倒されるのが似合う性別不明キャラ知らんし
エステルちゃんが純真無垢過ぎてヤンデレを跳ね返す勢い、こわい
一方滝壺のバッド…?と思ったらそんなん書いてましたねてへぺろ!!やまださんの記憶力すげーな、滝壺はクローンでエステルちゃんはゾンビを作るのか…夢があるな
コメントありがとうございました!!もしかしてヒマをこじらせて死ぬんじゃ…!?って時にでも思い出してここに来て頂けれると嬉しいですわ

res:ぴぴるさまへ
うっほい(^q^)ご無沙汰です死んでなくてすいませぬワイです
夏!!旅行!!一番の長期ものなんだから夏の終わりを感じられるような終わり方でビシっと終わらせればいいのに…(他人事のように…)
挨拶なんてとんでもない!!コメントはお好きな時にTwitterばりの気楽さで呟いていただけるだけで充分です、はい
スピンオフは絵柄の好き嫌いもストーリーの出来もちょっと人を選びますからねー…まぁ無理せずに、エステルちゃんは可愛いのは確かですが!!確かですが!!
ルナちゃんはヤンデレかつメンヘラですから狂気そのものですわ、可愛い、シャドバのストーリー進んでマトモになっちゃうの寂しい
コメントありがとうございました!!ぴぴるさんがまだここを覚えていて下さったという事実だけで百人力ですわ、白うさぎを見た時にでも再び思い出して頂ければ幸いです




以下

上記のレスをまとめた上で出た結論はこうだ

ヤベェ!!ヒマが身体に回って死ぬ…!!このままじゃ…このままじゃ俺は…と心臓を抑えてもんどり打っているそこのあなた!!今こそこんな文章量だけはやたら多いサイト(ブログ)があったことを思い出し、そっと読み返してみると時間をほどよく無駄にできますよ
という話
ヒマを発症した時ぐらいのタイミングで来て頂けると嬉しいです
ss書くの楽しいんだけどね、どうにも想像と違ったものが出来て萎えたりするあの現象はなんなんやろね、このキーボードを打つ手は俺の手じゃないんか誰やお前ミギーとヒダリーか

禁書のはなし
中国の禁書アプリPVで上条(阿部氏)の14巻のセリフ(つまり三期に中たる部分)が聞けるとか
そのPV内の版権絵の第一位が男キャラどころかどの女キャラより色白で腕が細くてもう可愛いんですけどとか
バーチャロンのゲームどうなるんだろうねとか
ってか禁書バーチャロンが漫画化するとか結構広告費掛けてるやんけワイはロボゲーやったことないんだけど死ぬしかないやんとか
オンの対戦前提とかだったら本格的にあばばばばなんだけどとか
っていうかスピンオフでエステルちゃん帰っちゃったけどアイドル4コマには出続けてるからもう一方さんの嫁でいいよねとか
新約19巻のあらすじでメタ○マンネタを人に送ってたんだけどやっぱり某ブログでもネタにされてて浜面は星になるんだなぁとか
そんなこんなです
いいから早く三期くれよ

中国の禁書アプリ告知動画を参考までに、岡本さんのセリフは無いけど第一位の立ち絵はあるけん

こちらからどうぞ、リンク先はYouTube動画です

ちなみに日本での配信は今の所ないけど中国ではもう配信されとるで、YouTubeに実況プレイもあるね

sss:第一位と○○ その1

September 16 [Sat], 2017, 12:29
※タイトルが○○なのは初回だけやで、ストーリー進展してないけどね今回
※第一位は総受けであるべきとコメ下さった某ほにゃ子さんに捧ぐ、まだ見ておられるといいのだけど




それじゃあクッキー楽しみに待っててね、多分一個か二個ぐらいは残ってると思うんだよ
と、手を振るのは自分の食欲にいつも忠実なシスター
小萌のアパートの玄関先でインデックスと別れ、上条は家路に着いていた
小萌が知り合いの女の子たちを集めてプチ料理教室をするというのでインデックスはそれに試食係としてお呼ばれし、そして無情にもというべきか上条くんにはいつものやつが待っていた

「上条ちゃんはお料理は優等生ですがお勉強は赤点どころか留年危うしですからねー、せんせーから愛の宿題を送りますですよー」

どさっ、と
上条の両手いっぱいに乗せられる参考書やら課題の山

「……小萌先生、あの…袋かなんかもらってもいいですか…」
「はいはい、ばっちりご用意してありますよ」

こうして上条はズシリと重たい袋を下げて重たい足取りで気が重いまま重たいまみれで歩いているわけだ
スーパー寄ってくつもりだったのになー、こんな重たいもん持ってたらロクになんも買えねーっつーか昨日財布落としたんだったーやべーちょーやべー
いくら不幸に慣れていてもあんまり連続で来られると心が軋む
とりあえずスーパーに行くのはこの荷物を家に置いてからにしよう、そう判断して進む方向をスーパーから寮に切り替えて最短ルートを通るべく大通りから路地に曲がる
暗がりの路地
あっ、と声を出す間もなかった
大通りからすればやや暗い路地からスッと突然現れた背の高い人影
気付いた時には互いに避けることもできないほどの近距離で上条は自らの不幸さを甘く見ていたことを思い知る
追記するべき箇所があるとするなら上条の目前、視界いっぱいに広がったのは白いシャツを押し上げる豊満な2つのたわわな夢とロマンが入ってそうな柔らか爆弾だった

「うわっ!?」
「ひゃっ!?」

どんっ
避けきれずに曲がり角で正面衝突、時間帯が朝方であればパンを咥えててパンツがチラリの転校生ハプニングだ、結局あれの元祖ってなんなんだろうね
上条も相手も互いに早歩きだったために結構な衝撃で激突、上条は何か柔らかで弾力のある物体に勢いよく跳ね飛ばされて後ろにひっくり返る

「も、申し訳ありません…急いでいたもので…」
「いてて…いや、こっちもちゃんと前見てなくて悪かっ……ん?」

打ち付けた腰を擦りながら顔を見上げると、っていうか声がバッチリ聞き覚えがある
案の定、声の主も驚いた様子で上条を見つめていた
ぶつかった相手、それは
長く艷やかな黒髪、モデル顔負けの整った目鼻立ち、スラリと伸びた長身に相応しい日本人離れした抜群のスタイル、そして特徴的な(痴女にしか見えない)格好
見間違えるわけもない、神裂火織さんじゅうはっさい

「上条当麻ではないですか」
「おっす、神裂、なんか久々に会う気がするな」

ぶつかった衝撃で地面に落ちてしまった小萌の宿題入りの袋とその近くにあった神裂の持ち物と思しき袋を拾い上げ、上条は立ち上がる

「はい、これ」
「あ、ありがとうございます…あの、実はインデックスに急用がありまして今もあなたの寮を尋ねた帰りだったのです」
「マジか、急用ってことは緊急だよな?インデックスのやつちょっと遊んでる途中で…」

神裂に荷物を手渡すと彼女は受け取った荷物をぎゅっと抱え込み深刻な表情で俯いた

「インデックスの休日に問題を持ち込むのは私としても非常に忍びないのですが、こればかりはあの子の意見が必要なのです」
「魔術関係のトラブルか、インデックスは小萌先生の家で遊んでる、場所分かるよな?」
「えぇ、以前にお邪魔したことがありますから」
「俺も着いていった方がいいか?それともいないほうがいいか、右手的に」
「インデックスの見解を聞いたらすぐに引き上げるつもりですから私一人で充分です、ここであなたに会えて良かった…インデックスの行きそうな場所なんて私では検討も付きませんから」
「まぁ今抱えてるトラブルが終わったらインデックスとも遊んでやってくれ」

神裂は小さく微笑むと彼女らしく深々と90度に近いお辞儀をする

「ありがとうございます上条当麻、ではまた」
「おう、またなー」

くるりと踵を返して小萌のアパートがある方角に足早に去っていく神裂の後ろ姿を見送り上条はまた帰路を歩き出す
魔術関係のトラブルでインデックスの意見が早急に必要な問題とは何だろうか、まぁ考えてもしょうがない
この右手でパキーンとやって解決するタイプのやつじゃないなら上条には出番がない、むしろ悪化する系の可能性が高い

「封印解いちゃったりとかそーいうのだとヤバいしな」

何はともあれ神裂自身が上条の助けはいらないと言ったのだからそれ以上何もすることはない
さっさと帰ってせっせと宿題を済ませるか、いや済むのかこれ、終わるビジョンが見えないんだが
ボーッと歩いていると通りかかった公園で何だが見覚えのある目立つものを見かけた
ふわっとしてて、もさっとしてて、不機嫌な、金を持ってるあれだ
おまけに賢い、これは宿題を抱えた上条さんに神が遣わした暴力的な救いの手では

「へい、おにーさんひとりぃ?」
「うわァ」
「声かけただけでその反応やめろ、っていうかその顔やめろ、やめよう、やめて」

部屋に突然出現したゴキブリを見るが如く嫌悪丸出しの目で友人を睨むとは何事か、かといってニッコリ笑顔で迎えられたらそれはそれで身の危険通り越して死しか感じないけど
公園で暇そうにベンチでまったりしていた第一位なんて声をかけないわけにはいかない、できれば宿題手伝って下さい、色んな下心があるのだだってにんげんだもの

「何してんの?土曜の午前中の公園のベンチでぐったりとか金曜の夜に飲みすぎて終電逃した上に金なくてカラオケにも満喫にも行けなかったリーマンかよ」
「学園都市でそンな奴絶滅危惧種だろ」
「探せばいるかも」
「誰が探すンだそれ」

軽口を叩き合いながら了解も得ずに隣りに座ると一方通行はますます眉根を不機嫌に寄せた

「なァンで隣りに座ってンですかねェ、貧乏が伝染るから消えろ」
「あぁ!?その理屈なら上条さんにアクセラさんの金持ちを伝染せよ!!やってみろよやって下さいお願いします!!」
「必死か」

突き刺さるような鋭いツッコミを受けながらも去ろうとしない上条の様子にさっさと諦めがついたらしく一方通行はわざとらしくため息をひとつつく

「なンだよ」
「いや、あのなー…ご相談がありましてですねー…」
「金なら貸さねェぞ」
「借りねーよ!!っていうか借りようとしたことないじゃん今まで!!一方通行の取り立てとか怖すぎて借りようという気すら起きねぇわ!!」
「取り立てキツくなかったら借りるのかオマエ…」
「まぁ視野には入るよね」
「マジか」
「相談ってのは金のほうじゃなくてさ、今上条さんの持ってるこのクッソ重ったい荷物何入ってると思います?」
「借用書?」
「いや、だから借りねぇって、借用書で袋パンパンとかそれもう自己破産まっしぐらだから」
「オマエに興味がないから想像が出来ない」
「嘘やろ第一位、あんだけキャッキャウフフと遊んだ仲じゃん!!俺とお前の関係じゃん!!興味持って!!俺に」
「なンで金ないのにワックス使ってまでその髪型セットしてンの?」
「そこに興味持つのやめよ?もっとあるじゃん、色々と」
「まだ進学出来るとか思ってるの?」
「やめてぇぇぇえええ!!お願いします!!上条さんを救って下さい!!留年やだやだぁ!!進学への希望を持たせて下さいぃぃぃいいい!!」
「認めたら楽になるのになァ」
「土御門とか青ピが学年先輩になるとか耐えられないんですけどぉ!!つーか出席日数とかそーいう一方通行さんはどーなんですかねぇぇえええ!?不登校ですよねぇぇええ!?」
「最低限のレポート提出と能力テストだけやってりゃ進学出来るらしい、能力至上主義様々ってな」
「ふぁっきん」

真人間ならそれだけで挫けそうな一方通行による暴言の数々も肉体面も精神面もタフを超えた不死身疑惑の上条当麻にはなんのその、どうやったら死ぬのコイツ
呆れた顔をする第一位にとりあえず宿題の恐ろしい量を見せて同情でも買うかと上条はゴソゴソと袋を漁る

「ん?」
「あァ?」
「あるぇ?おっかしいな……」

小萌の愛の宿題がたっぷり詰まった袋の中
しかし上条が袋に手を突っ込み取り出したのは、まごうことなく猫耳カチューシャであった

「確かにおかしいなァ、オマエの頭が」
「いやいやいや、違うんですって!!あれ?どうして?なんでこんなもんが袋に!?」

白いふわふわの毛がついたピンと立ち上がった2つの猫耳
じゃあこの重さはなんぞやと上条が袋の中を覗くとそこにあったのは一冊の古めかしい分厚い本だった
年代を感じる掠れたえんじ色のハードカバーに100ページはゆうに超えそうな黄ばんだ羊皮紙
ペラリと中を捲れば、ズラリと書かれているのは日本語でもなければ英語でもない謎の文字列

「……とォとォ学園都市の学校を諦めてオカルト学校にでも行くことにしたのか」

呆れた顔を通り越して憐憫を感じさせる微妙な表情の第一位が上条の顔を覗き込む
進学を賭けた担任教師からの宿題が猫耳プリティカチューシャと謎の読めない言語で書かれた分厚い本にすり替わっていた時の作者の気持ちを答えよ
上条は白目を剥きつつ先程起こったちょっとしたハプニングを思い出していた
そうだ、先程曲がり角で神裂とぶつかったじゃないか
そしてあの時に二人して持っていた荷物を落とし、上条はそれを拾って神裂に片方を手渡している
つまり、上条の進学の肝である小萌の宿題は誤って神裂の手元に渡ってしまったわけだ、なんとも単純な荷物の取り違いである

「いや、それにしたってこれは…」

分厚い本はまぁいい、インデックスに急用というのもきっとこの本の解読やら何やらを頼むという話だったのだろう
問題はもうひとつの方
猫耳である、まごうこくなく完全かつ完璧な100人に聞いたら120人が猫耳と答えるぐらい猫耳である

「…………神裂の趣味かな」

個人的には猫耳よりもメイドカチューシャのが好きだけどね、どっかのアロハ野郎に悪影響を受けたものでね
あぁ、そうか、あの金髪クソイカレシスコンオカルトアロハのっぽ野郎も神裂の知り合いじゃないか
きっと神裂はインデックスが寮にいなくて行方を隣人に聞いたのだ、そして隣人は行方を知らないばかりかイタズラで神裂の荷物にこのカチューシャを忍ばせたのだ
これでスッキリと謎が解決した、やだ上条さんってば名探偵、うふふ、これで進学できることになんねーかな、なんねーよな
あ、やっべ、急いで神裂に取り違った荷物を返しにいかないと、急ぎだって言ってたしはやんべごぶふぉぉっrrr

「いってぇぇぇええ!?何してんですか突然人の横面をグーパンで殴るとかなんなのこの子!!怖い!!キレる10代かよ!!」
「気持ち悪ィカチューシャ握りしめたまま納得した顔でうンうン頷いて気持ち悪ィンだよ死ねよ中卒ウニ」
「ちゅっちゅっっt中卒じゃねーし!!ちゃんと進学してちゃんと高校卒業するし!!」

第一位を無視して自分の世界に浸るとこういう目に遭うので注意が必要だ
とは言っても能力無しなので殴られたといっても一方通行の細腕では猫パンチ程度の威力しかないわけだが
……!!ははーん、猫パンチねぇ…猫…猫ねぇ…

「ったく、いってーな…無視してたのは謝るけど殴るのはやめて下さいよ」
「どォ見ても不審者だったから」
「知り合いじゃん!!友達じゃん!!そんなこと言う悪い子は……こうしてやるっ!!」

スポッ、と
上条は手にしていた猫耳カチューシャを一方通行の頭に装着する
ちょっとした仕返しだ、グーパンの仕返しが猫耳装備とか優しいもんではないだろうか
一瞬だけ何をされたのか分からずキョトンとした一方通行だったがすぐに頭上にぴょこんと生えた耳に気付き声を荒らげた

「あァ!?何して…っ…!?」
「いやぁ意外と似合っちゃうんじゃないですかぁ?あ、まだ取るなよ!!今撮ってやるから待ってろ!!」
「待つかボケ!!そンなに猫耳つけたきゃテメェの頭皮を引っぺ返して折り曲げてあげましょォかねェ!?」
「ぎゃぁぁぁああああ!?暴力反対!!能力は無しだって!!ちょっとしたジョークですよジョーク!!」

電極を切り替えようとする第一位の手を掴んで抑えながら上条が必死に宥める
いや、でもまぁ、意外と似合っているっては本音だったりする
白く細い髪の中からピンと跳ねた三角の可愛らしい耳、顔がこの凶悪面でなければなかなかのピッタリ度だ
そんなことを怒る一方通行に話しても説得できるわけもないので写真も早々に諦めるんですけどね

「ちぇー、分かりましたって今取りますから動かないで下さいよっと」
「当たり前だボケ、家燃やすぞ」
「集合住宅なんで勘弁して下さい」

もう一人味方がいたらネタにできる面白写真ぐらい撮れてたのにもったいないことをした
そう思いつつ猫耳カチューシャに手をかけ

「ん?」
「オイ、髪ごと引っ張ンな」
「え、いや、上条さんは猫耳の部分だけ引っ張って……」

そして、上条はすぐに気付いた
先程まで薄っぺらい作り物だったはずの猫耳が肉厚になりまるで血が通っているかのように温かく、引っ張るとピクピクと動いているということ
プラスチックで出来ていたカチューシャの部分がまるで頭皮と一体化してしまったかのようにどこにも見当たらないこと
そこから導き出される結論はひとつであるということ

「なんか、ごめんな」
「はァ?いいからさっさと取れっての、もォいい自分で取……る…?……??」
「ほんと、ごめん」
「…………っっっっっ!?!?」

直後、猫耳が頭にくっついてしかも取れないという事実に気付かされた第一位は
電極を切り替えて地面を殴りつけ、上条当麻とかいう猫耳植え付け犯を土埃と一緒に地上5mまで吹き飛ばした





END
お久しぶりです、もう毎回言ってますねお久しぶりです
夏の間に書くつもりが暑さにかまけてこの体たらくですよ、誰か一発コイツ殴った方がええんでないの
やったー!!第一位に猫耳つけたぞー!!こっから猫耳がアレしてコレしてにゃんにゃかにゃん第一位がツッコミ疲れて死にます嘘です嘘じゃないです
スピンオフの新ヒロインちゃんはどうなんやろ期待しつつもエステルちゃん可愛すぎて戻って来て欲しい感がヤバイ

短めなsssで更新早くを目指したい!!これ前も言った気がする!!そしてだめだった気がする!!

sss:エステルちゃんと

July 14 [Fri], 2017, 23:41
※友人らに送りつけていたぷちぷち話
※話が繋がってないのでそれぞれ個別のものだと思って下せぇ、復帰とは名ばかりのクソ遅々更新




エステルちゃんと夏
一方「半裸でウロウロすンな!鬱陶しい!」
エス「な、なぜだ!暑いのに服を着るなんて矛盾してるだろ!」
一方「未開の地の少数民族かオマエは!」
エス「意味が分からない」
禍斗「まったくです、暑い時には涼しい格好をするべきです」
一方「あっ!クソっ!羞恥に関してはコイツも機能しねェンだった面倒くせェェェ!」


エステルちゃんと名前
一方「エステル」
エス「ん?」
一方「いや、呼ンでみただけだ」
エス「そうか?変な一方通行だな(クスクス」
 ……一時間後……
エス「……!?!?禍斗!禍斗!今の聞いたか!?一方通行か私の名を……!!」
禍斗「アドナイ、遅いです」
エス「そもそも一方通行は私の名前を覚えていたんだな、あんまりにも呼ばないものだからてっきり忘れているのかと思っていた」
禍斗「アドナイ、若干バカにしていますか?」


エステルちゃんと師匠
一方「弟子って例えば何すンだよ」
エス「それはもちろんあなたから学ぶ為に住み込みで、料理から掃除までこなすぞ」
一方「それって弟子っつーか…」
エス「ん?どうかしたか?」
打止「お嫁さんみたいってミサカはミサカはそっとツッコミを入れてみる」
エス「??違うぞ、私は弟子に志願したんだ」
一方「やってることが嫁だって話だろ、一緒に住むとか家事するとか」
エス「た、確かにそれだと弟子っぽくないか…そうか!私はベランダで寝泊まりをしよう!これで身分に差をつけられるな」
一方「オマエってバカなの?」


エステルちゃんとシスターと愛猫
イン「スフィンクスもエステルに挨拶するといいかも」
スフィ「拇印押せよ」
エス「ふふふ、可愛らしい子猫だな」
イン「でしょでしょ?エステルも抱っこしてみるといいんだよ!はいっ」
エス「えっ?抱っこ?え、うわっ!?どっ、どうやって抱けばいいんだ!?わっ、えっと、手はここでいいのか!?」
イン「エステル、猫持ったことないの?」
エス「あ、あぁ…猫に限らず生きた動物には触れたことも…」
イン「あのね!猫は耳の横をこうやって撫でてあげると喜ぶんだよ」
エス「こ、この辺りだろうか…(チョンチョン」
イン「そうそう」
エス「…(ナデナデ)柔らかくて温かいな…」
イン「あくせられーたは撫でると怒るけど時々なら怒らないんだよ」
エス「え?先生を撫でるのか?お、怒られないなら試してみるのも有りだな…」
スフィ「それから滅茶苦茶セッ


エステルちゃんと性知識
一方「オマエってガキはコウノトリが運ンで来るとか本気で信じてそォだな」
エス「な、何を失礼な!私だって一般的な教養ぐらい身に付けているぞ」
一方「一般的な教養(笑)」
エス「愛し合う男女が身体を許し合うことで女性は妊娠するんだ、それぐらい知っている(プンスコ」
一方「随分とまァキレイな言葉で言い繕ったなァ、別におかしくはねェけど」
エス「だが不思議だな」
一方「あ?何が?」
エス「どうして口付けで妊娠するのに子供は腹に宿るのだろう、これも人の神秘ということだな」
一方「うわァ」


エステルちゃんとホラー
一方「ホラー見ンぞ」
エス「いやだ!そんな危ない人に追いかけられる映画の何が面白いんだ(´;ω;`)」
一方「あァ?おもしれーだろ(オマエのビビりっぷりが)」
エス「ひぃっ!いやだ!禍斗助けてくれ!(ギュー」
禍斗「アドナイ、映画に危険はありません」
一方「身の危険以外には結構ドライだなソイツ」
 〜ゾンビ映画鑑賞〜
エス「ウィルスで死体が墓から出てくる…なんて可哀想なんだ…(ウルウル」
一方(見る所が微妙に間違ってるな、借りてくるのミスったか)
エス「うぅ…主人公たち…早く彼らを安らかに眠らせてくれ…(グスン」
禍斗「アドナイ、泣く場面ではありません」
ゾンビ「(「・ω・)「グォォー」
エス「ひゃっ!?か、禍斗…(ギュゥゥ」
禍斗「映画はアドナイに危害を加えません、安心して下さい」
一方「つーかよォ、ゾンビにビビって抱きつく相手がコイツって…ゾンビみてェなもンだろ」
エス「禍斗はゾンビじゃない!腐ってないし噛まないし意志の疎通が出来るぞ」
一方「でも死体だろ」
エス「違う!禍斗はゾンビと違って…えぇと、優しくていい子だから違うんだ!禍斗を悪く言わないでくれ(ギュー」
禍斗「アドナイ…(ジーン…」
一方「仲いいなオマエら」


エステルちゃんとルナちゃん(シャドバ)
ルナ「エステルお姉ちゃん優しいね、ルナ、お姉ちゃんともっと仲良くなりたいな」
エス「あぁ、いいぞ」
ルナ「ほんと?ルナのお友達になってくれる?」
エス「もちろんだ、友達になろう」
ルナ「じゃあ、お姉ちゃん、死んで?」
エス「死なないとルナの友達にはなれないのか?」
ルナ「うん、死んでルナとずっと一緒にいて欲しいの、いいでしょ?」
エス「うーん、今はまだやることがあるから難しいな…」
ルナ「やること?」
エス「死ぬのはそれが終わってからだ」
ルナ「……いつ終わるの?」
エス「分からない、だからルナの友達の席を予約させてくれ」
ルナ「いいよ!お姉ちゃん、約束ね!」


エステルちゃんとルナちゃんその2
一方「死ンだ後の死体を予約ってオマエの倫理観もかなりキマってンな」
エス「屍霊使いだからな、同じ屍霊使いとしてルナの寂しさは分かっているつもりだ」
一方「職業柄みたいなもンか」
ルナ「…お兄ちゃん誰?お姉ちゃんのコイビト?」
一方「違ェよクソガキ」
ルナ「お兄ちゃん…乱暴な人?…ルナ、お兄ちゃん嫌い…」
エス「口調は粗野だが素敵な人だぞ?私はルナと一方通行、仲良くなって欲しいけどな」
一方「オマエらだけでやってろ、俺を巻き込むなっつの」
ルナ「むー、お姉ちゃんが言うなら仲良くしてあげてもいいよ」
一方「頼ンでねェよ」
エス「私が頼んだんだ」
一方「オマエなァ…」
ルナ「お兄ちゃんお友達少なそうだからルナがお友達になってあげる!」


エステルちゃんとバレンタイン
エス「今日はバレンタインだな!」
一方(張り切ってンなァ、つーかコイツもそォいうの興味あるのか)
エス「私からの贈り物はこれだ、気に入ってくれると嬉しいんだが(ポスッ」
一方「どォも(小さい箱の割に重たいな…どンなチョコだよ)」
エス「開けてみてくれ」
一方「ン、あァ?これは…香水?」
エス「ふっふっふ、少し奮発したんだぞ、つけてみてくれ」
一方「あンまこォいうの付けたことないンだけどな、こォか?」
エス「うん!いい感じだ、私の鼻に狂いはなかったな!(スンスン」
一方「つーかなンで香水…?」
エス「次は私がもらう番だな!(ワクワク」
一方「えっ」
エス「ん?どうした?別に安物でも怒ったりしないぞ?」
一方「いや、俺用意してない」
エス「えっ」
一方「えっ?」
エス「……なんで(´・ω・`)(ウルッ」
一方「いや、なンつーか」
エス「ばれんたいんなのに…私…すごくがんばって選んだのに…(´;д;`)ブワッ」
一方「ま、待て待て!泣くな!」


エステルちゃんとバレンタインその2
一方「そォだな…うン、海外だとほとンどの国はバレンタインにプレゼントを贈り合うンだったな、すっかり失念してた」
エス「うぅー…(プルプル」
一方(必死で泣くの耐えてやがる)「あのなァ日本のバレンタインは独特で、基本的には当日に女から男にプレゼント渡して、その1ヶ月後に男から女にプレゼントやるってなってンだよ」
エス「いっかげつ…(キョトン」
一方「だから…なンつーか…日本式に合わせてくれるか?今日何にも用意してねェからな」
エス「そ、そうだったのか…すまない!私が不勉強だったんだ、郷に入っては郷に従えとあるしな、は、恥ずかしいことをしてしまった…(グシグシ」
一方「ことわざは知ってンのかよ」
 ……一週間後……
エス「あれから色々と聞いて回ったのだが、お返しの日はホワイトデーというのだな」
一方「そォだな」
エス「それに女性からの贈り物の3倍返しが基本らしいな、日本の男性は大変だ」
一方「……そォだな(誰から聞いたンだコイツってかコイツから貰った香水っていくらぐらいだったンだ?海外ブランドなのは分かるが聞いたことねェ名前だったな、あとで調べるか)」
エス「3倍かぁ…(30万の香水を選んだのは失敗だったか…90万円の贈り物って何を貰えるんだろうか…)」


第一位と趣味が合わない次席
垣根「3倍返しだからって100万のアクセサリーっつーのもなぁ、そもそも30万の香水ってヤバくね?」
一方「いいから選べよ、俺だってチョコ寄越すと思ってたからこンなことになるなンて思ってなかったっつの」
垣根「外国人な彼女を持つと大変だね〜(ニヤニヤ」
一方(うぜェ)
垣根「んー、そーだな…」
一方(うわ、この抽象画みてェなデザインは絶対に無しだな)
垣根「あ、これとか良くね?抽象画っぽくて」
一方(い、一番無しだと思ってたやつをピンポイントで選びやがった…)


エステルちゃんと疑問
エス「……(ジーッ」
一方「……(チビチビ」
エス「あなたは猫舌なのか?さっきから少しづつしか飲めていないようだが」
一方「別にィ…つーかコーヒーってそンなグビグビ飲むもンじゃねェだろ」
エス「それもそうだな(ここで眉を熱そうに潜めて舌でチビチビ舐めるように飲んでいることを子猫のようで可愛いと形容したら怒られるだろうか…うーん、男性に可愛いというのは失礼かもしれないな!言わないでおこう、うん、それがいい)」
一方(さっきから俺の顔見てぷるぷる震えたりニヤニヤしたり挙げ句の果てに何か納得したツラでうンうン頷いてンのは何なンだ…クッソ腹立つ)


エステルちゃんと疑問その2
エス「男性は、女性に可愛いと言われたら不快だろか」
一方「はァ?人によるンじゃねェの?」
エス「なるほど、ではあなたはどうだろう」
一方「……言うな」
エス「そうか!危うく不快な思いをさせてしまう所だった、危ない危ない(フゥ」
一方「オマエそれほぼ言ってるのと同意義だからな」


第一位と疑問
一方「女が男に“可愛い”っつーのはどォいう意味だろォな」
上条「そのままの意味じゃないのか?男でも童顔とか可愛い系とかそーいうタイプいるし」
一方「あァ?」
上条「あ、もしかしなくともアクセラさん実体験?言われたの?ブフッwww」
一方「……」
上条「いやいや、どんなに殺気振り撒いても言われた事実は変わりませんよって」
一方「シスター、オマエはコイツのこと可愛いとか思ったことあンのか」
イン「んー、スフィンクスと猫じゃらしで遊んで上機嫌だったのに突然スフィンクスにキレられて顔面に猫パンチ食らって泣いてた時は可愛いって思ったかも」
一方「間抜けじゃなくて?」
イン「間抜けで可愛い、なんだよ」
一方「難しいな」
上条「な、泣いてねーし!」


エステルちゃんと詐欺
プルルルルrrrr
エス「はい、もしもし」
電話「あ、もしもし?俺、俺」
エス「うん?どうかしたのか?」
電話「実は事故起こしちゃってさーすぐに示談金が必要なんだけど、今から言う口座に200万振り込んでくんね?」
エス「じ、事故!?大丈夫か?ケガは?病院には行ったのか?心配するな!あの変わった顔のお医者様に看てもらえばきっと大丈…(ガチャン…ツーツー…)…??ん?どうした?大丈夫か?」
一方「オマエ、俺が背後にいるのに誰と喋ってるつもりだったンだよ」
エス「誰かは知らないが事故を起こしてしまったそうだ、見ず知らずの私に助けを求めてくるなんてきっと大変な事故にちがいない、大丈夫だろうか…(ハラハラ」
一方(ここまでアホだと禍斗が過保護にする気持ちが若干分かる…)
禍斗「アドナイを保護するのは禍斗だけで充分です」
一方「勝手に心読ンで勝手にライバル意識燃やすのやめろ」


エステルちゃんと冷え性
エス「実は折り入って相談があるんだ」
美琴「ふむふむ、美琴せんせーに任せておきなさい」
エス「冷え性を治すにはどうすればいいのか教えてもらえないか?」
美琴「ん、エステルさん冷え性なの?」
エス「私ではなく一方通行が…」
美琴「あー、まぁアイツ痩せてるしねー」
エス「彼と性交をした後に決まって後ろから抱きしめてくれるんだが、その時に一方通行の体が冷えているのがどうしても気になって…」
美琴「」
エス「冷え性は万病の元なんだろ!?彼と触れ合う度に心配で気が気じゃない…!」
美琴「」
エス「美琴?どうした?黙り込んで?」
一方「オマエら何してンだ、こンな所で」
エス「一方通行、えーっと、相談に乗ってもらっていたんだ」
一方「相談?の割にこっちフリーズしてっけど…」
美琴「(ギロッ」
一方「なンだよ」
美琴「身構える前に特大のノロケ食らって死ぬかと思ったわよクソボケどアホ変態野郎」
一方「口悪っ」
美琴「いやーまぁ?流石の第一位さんも?可愛い彼女ちゃんには随分お優しいようでぇ?」
一方「流石番外個体のオリジナルだな、つーかオマエ、コイツに何言ったンだよ」
エス「い、いや少し病気についての意見を…」
美琴「はぁぁ、これだから男ってのは!!ケッ!!」ペッ
一方「病気についてで何で荒れてンだ」


エステルちゃんと滝壺
滝壺「えすてるは外国人だから金髪だね」
エス「うん?そうだな」
滝壺「きれいだね」
エス「そうか?ありがとう、滝壺も綺麗な黒髪だな」
滝壺「さんきゅー」
エス「今まで日本語だったのに突然どうした」
滝壺「えすてるはイギリスの人だから」
エス「だが今までも日本語だったろう?一通りの日本語は話せるぞ」
滝壺「そうだった」
エス「とは言ってもまだ書けない漢字も多いんだ、勉強が足りないな」
滝壺「漢字クイーズ、でけでんっ」
エス「何か始まった」
滝壺「"あくせられーた"って書ける?」
エス「……そういえば書けないな、というかAcceleratorが由来の能力名だと本人から聞いたんだが漢字があるのか」
滝壺「うん、あるよ」
エス「あ、あ…亜?いや、悪?いやいや、うーん…」
滝壺「むずかしいね」
エス「難しいな、さっぱり浮かばない、私の知らない漢字だろうか」
滝壺「正解は、いっぽうつうこうって書くんだよ」
エス「」
滝壺「むずかしいね」
エス「難易度が、高くないだろうか…」
滝壺「うん、むずかしい」
一方「オマエら脳味噌溶けそォな会話してンな」
滝壺「悪瀬羅霊焚」
一方「無理やり漢字充てンな」
エス「一方通行…助けてくれ…読みと漢字がどうやっても合致しない…」
一方「オマエの所の薔薇渓谷って呼び方と同じ、当て字の通称みたいなもンだ」
エス「当て字…な、なんていう意地悪なクイズなんだ…」
滝壺「ふふふ、ばれちまったならしょうがねー」
一方「オマエのキャラどォなってンだ」
エス「だがこれであなたの名前を漢字で書けるようになったぞ」エッヘン
一方「書く機会ねェだろそれ」


エステルちゃんと水着
エス「見てくれ!!どうだろうか」
一方「……なンだその格好」
エス「水着だ!!夏の予定を話していたら黄泉川氏がプレゼントしてくれたんだ」
一方「あの野郎…余計なことしかしねェな…」
エス「これさえあれば海でもプールでもすぐに行けるぞ!!」
一方(絶対に行かねェ…)
エス「あなたの分も用意してもらったぞ、さぁ着てくれ」
一方「は?」
エス「一方通行を外に連れ出すには外堀から逃げられないように埋めていくのが一番だと言われてな、黄泉川氏がその場で海に行く日付を決めて友人たちに連絡して移動手段とホテルの予約もしてくれたぞ!!」
一方「驚くほど余計なことしかしねェなァオイ!!」
エス「楽しみだなぁ」キラキラ



エステルちゃんでヤンデレ書けねぇかなと思いつつもほんとヤンデレ書かなくなって久しいからか何にも浮かばん、ワシはもうだめかもしれんね
っていうかそうだよショタセラさん書かないと、あと俺あの入れ替わりのやつ割りと好きなんですよ、ぐへへへぇ
エステルちゃん帰っちゃいましたね(´・ω・`)かなしみ…かなしみ…
P R
 サイト内検索 ウェブ検索
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:たろう
  • アイコン画像 誕生日:11月10日
読者になる
『とある魔術の禁書目録』の一方通行さんが愛しくてしょうがない今日この頃

視聴中アニメ
ない

プレイ中ゲーム
Horizon Zero Dawn(ヤバい)
Rim world
ゆるドラシル(メイン)
ヴァルコネ
Town ship
ヤプミー!一覧
読者になる