これもあれも全部修行!優劣をつけてしまうあなたへ。

October 10 [Wed], 2018, 14:32
瀧本です。


今日、いくつかのグループスタッフと
打ち合わせをしたのですが
企画スタッフ達が、ある決議をするときに
双方ぶつかるわ、ぶつかるわ!




私は(おもしろ〜)と思って
しばらく黙ってみてました、が、
段々と退屈になってきたのもあり、






『ね、みんな、こんな言葉を知ってるか?』






と法話をはじめました。
(暇つぶしに法話、というわけじゃ
ないのですが、気分転換に。笑)






スタッフ達へこんな話を。
……………


ある村で大きなお祭りが企画され
村人達はさっせと準備。
リーダーは長老の村長。




誰が何を担当するかも村長が決めました。






それを聞きつけたとなり村の村長は
負けてはならぬ、と自分達の村でも
祭りをすることに。




となり村の村長もリーダーとなり
みんなを集め
それぞれに役割を与えました。




お祭り当日、
最初の村のお祭りは大盛況!




となり村のお祭りは、というと
仕事をしない者がいたり言い争いが勃発。
悲惨なお祭りになってしまった。






何が違ったのか。






長老の村長は
祭りの打ち合わせの時、自らいいました。


『私は祭りの間、
祭り会場の便所掃除をする。
若い者は舞台に上がり太鼓や笛を
奏でなさい。』と。




村人は、いえいえ、長老の村長さまに
そんな役目はさせられんです、と反論。




長老はその意見を厳しく戒めました。


『女達や年寄りが
楽しく酒を飲み宴を過ごすには
気持ちいい便所が必要。


その責任の大きさは
舞台の太鼓とまったく同じなのだよ。




だから皆の衆も、しっかり自分の仕事を
やってもらいたい。』






ゴミを拾う担当の者、
道の整備の担当の者、
撤収を担当する者、


舞台の上で太鼓を打ち鳴らす者、
笛を吹き列をなす者、
大きな旗を振って歌う者、
便所掃除をする者。




皆がそれぞれに重要なピースとなって
一生、語り継がれる祭りとなったのです。




となり村はなぜ悲惨だったのか。
何が違ったのか。


皆が舞台に上がりたがったことで
村長はそれに順番をきめて
舞台を表ステージとし、
その他の仕事を『雑務』としたのです。


お祭り会場の舞台以外はすべて
『雑用仕事』になってしまった…。


雑用が回ってきている間は
楽しく感じないのが人間ですね。




リーダーの気質の明暗が
問われるお話しです。








さて、仏教に






法食同輪




という言葉があります。






法、が意味するのは
坐禅をくんだり、読経、法要を営むことで


食、が意味するのは
裏方として認識される飯の準備のこと。






表ステージと裏ステージを表現する語として
法と食を用いられているのは
仏教ならではの引用でわかりやすいですね。




そして、同輪。




これは、荷馬車と同じ。
荷馬車は片輪では走れないのと同じで




表も裏もなく、
両方あってはじめて成り立つのですよ、
それぞれに大事な役割があるのですよ、
優劣をつけるのは愚かですよ、


という意味です。






奥深く読み取れば




どの行いも貴重な修行である


ということだと思っています。
………


という話しをスタッフへ。


さっきの争いはどこへやら。笑


一気に話しがまとまってくれました。






うぉう!
おそるべし仏教!!
ありがたし仏教!!






我々は、つい優劣をつけたり、
どっちが表、裏なのか、
どっちが光で、影はどっち?
主たるものと、脇はどっち?など


なんででしょうね、
比べることでの意味づけ大好き。
煩悩の仕業。




それによって苦は生まれるんだよ、
だから、煩悩をコントロールしなさいよ、
と2600年前からお釈迦さま。






愚かな私は、勉強は命がけです。笑
命ある間はずーっとお勉強。




長老村長のような人になりたいな。
100万年早いか?笑




一歩一歩、です。


それではステキな昼下がりを!
……光静……




































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