平成31年4月4日木曜日の修法記

April 07 [Sun], 2019, 12:12


本日は鎮魂行と基本稽古を行った後、復習科目として「片手送小手」「三角抜」「切返抜」「上受投」と、新科目として「押受投」を行いました。


先輩拳士には以下のようにご指導頂きました。

●基本「振子突」
突く時に突こうとする手を意識するだけではなく、反対の引く手を同じ位意識して下さい。

●基本「上中二連突」
順突は拳と反対側の肩が一直線になるようにしっかり肩を返して行います。

●基本「廻蹴」
腰を横に廻して上半身まで横に向いて蹴ってしまっている人がいますが、腰を廻し過ぎてはいけません。相手を意識して上半身は相手に向けながら蹴りを行います。

●基本「天地拳第一系」
立ち位置や立ち方が始めと後で同じように立てていますか?いかにも動きましたではなく、終わっても何事も無かったかのようにスッと立てるように心がけて下さい。

●基本「大車輪」
大車輪は勢いをつけずに行います。後ろから押された時にパッと手が出るような意識を持つことが大切です。

●送小手
相手を送る際に姿勢が崩れてしまっている人がいますが、守者が崩れてしまってはいけません。守者の姿勢は真っ直ぐの状態で、相手を先に見送ってあげるように掛けて下さい。また、手刀から掛手をする際には、相手の手に添わせながら掛手をします。掛手は相手の手の甲との間に隙間があると力が逃げてしまうので、ピタリと付けて掛手を行います。

●切返抜
まずは三角守法をしっかり出来ていますか?掴まれてすぐに切りにいこうとせず、相手の親指を三角守法で切っておくことが大切です。相手が力が強くて大きな人でも三角守法になって親指を抜き、前体重にさせることが出来れば簡単に抜くことが出来ます。人間は、掌に近いものはしっかり握ることが出来ますが、指先にいくにつれて握りにくくなります。その相手の指先の位置に自分の掴まれた腕の部分を持ってくるようにすれば、力が強く大きな相手に掴まれても抜くことが出来ます。

●上受投
相手の肘を曲げて脇に付け、指先を下に向ける形にすれば人は後ろに崩れます。相手が大きければ、力では掛かりません。自分よりも大きな相手を投げるにはどうすれば良いかを研究して下さい。

●押受投
押受投は、相手が体を変えずに振突をしてきた際に相手の拳に力が乗る前に押受けして崩し、投げます。相手が打とうとして肩が返る前に押受をすることが大切です。


【考察】
本日は自分よりも大きな相手の拳士の方と組ませて頂き、技の研究を行いました。自分よりも大きく体格の良い人との間合いは、普段の自分が行っている動きや立ち位置では通用しないなと感じました。逆に、自分の方が小さくて背が低い分、重心は下にあるので有利であったり、手首が硬い相手だと、少し指を極めるだけで技が掛かったりと有利な面があることも分かりました。
相手が大きく強い場合は、自分がより基本の形がしっかり出来ていないと相手の力に負けてしまうということを感じたと同時に、改めて基本の大切さと、自分が出来ていない点を再確認することが出来ました。
また、組む相手によって体格は勿論ですが体の癖も違い、技を掛ける感覚も変わってきます。誰に掛けても同じ様に技が掛けられるようになるには、その違いを感じてそれに応じながら自分を変化させて動くことが大切ではないかと思いました。これからは、様々な相手を想定しながら技の研究を行いたいと思います。

(井上 恵以子 記)
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