平成30年12月3日月曜日の修法記

December 06 [Thu], 2018, 2:24


本日の修練は基本稽古を行った後、科目の復習と新科目を行いました。

・下受蹴
この法形では、相手の拳一つ分を躱すだけで良いのに、足を横へ動かして躱すと下受を行う必要が無くなるので、下受をせずに体捌きだけで拳を躱せるように意識すること、また相手の拳を受けた際に押し負けない下受を行う事を福原副道院長から指導していただきながら、研究しました。

・内受突(裏)
この法形でもおなじく内受を行う必要がある分だけの最小の足の動きを意識し、相手の目線から顔が見えない位置にいることを福原副道院長から指導していただきました。

・片手切返抜、片手切小手
この法形では、切返抜は、切小手に繋がる技なので、切小手に繋がる抜き方を研究しました。また、切小手を行う際に相手の体勢を戻してしまわないように切抜をしながら相手の手首に掛手を行うことを福原副道院長に指導していただきました。

・新科目、払受地二
この法形は、攻者は差込廻蹴から上段逆突を行ってくるのに対し、守者は払受から上段を誘い反身で内受をしながら中段突を行う法形です。上段を誘い、反身で内受をする際に身体が下がってしまうので、相手に入りながら内受と中段突を行うことを福原副道院長に指導していただきました。

・考察
近頃修練をしていて法形修練をどのように日常生活に活かすかというところを考えました。本番は日常であって、修練はその練習で、疑似体験の場であると教えていただいたことがあります。その時は頭では何となく意味は理解出来ていたつもりでしたが、実際に法形修練をどう日常に活かすことが出来るのかは全く分かりませんでした。指導していただいてる中で対人関係を武術で現したものが法形ではないかと思いました。普段の人とのコミュニケーションで自分がどういう接し方をしているか等はなかなか気づくことが出来ません。しかし、身体を使って行う法形は無意識の自分の行動に気づきやすいのだと思います。私は技が掛からない時に力づくで掛けたり、攻撃が来た際に身体を退いて受けたり、躱したりしていることが多々あります。そういったことがまさに日常における私のコミュニケーションでの無意識の癖のようなものだと思います。問題点に対して退いてしまったり強引にしてしまうと、問題はより複雑になったり解決しようとしているのに真逆の方向性に進んでしまったりしますが、そういうことを法形を通してみると分かりやすく見ることが出来るのではないかと思います。修練ならば道院長や副道院長をはじめ、先輩拳士や後輩拳士から様々な気付きを与えて貰えます。その気付きとは自分は持っていない視点からのもので、別の視点から物事を見れるようになることで日常へフィードバックしていけるのではないかと思います。様々な視点を持てるように修練していきたいと思います。

(山崎 颯太 記)
  • URL:https://yaplog.jp/takatsuki-m/archive/491
2018年12月
« 前の月  |  次の月 »
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:金剛禅総本山少林寺 高槻南道院
  • アイコン画像 現住所:大阪府
読者になる
高槻南道院について詳しく知りたい方はこちらへどうぞ。
高槻南道院ホームページ
ヤプミー!一覧
読者になる