平成30年10月25日木曜日の修法記

October 27 [Sat], 2018, 10:28


本日の修練は拳士全員による鎮魂行および先輩拳士指導の下、基本稽古を行ってから、それぞれ組に分かれて修練を行いました。私はまず先輩拳士と組んで行いました。

・天地拳相対
今更ですが最後に中段蹴上を行ってから下ろす足の位置の違いを指摘して頂きました。また、上段突が正確でない旨もご指導頂きました。

・腕十字固より立合掌固
攻者は守者の右腕を肘の辺りから手首方向に引っ掛けるように右手を下ろしてきて、守者の体勢を崩しつつ、守者の左拳が届かない位置になるよう守者の後ろ側に回る。攻者は守者の体をやや守者の右肩斜め後ろに押し上げる感じで大きく左手で守者をややのけぞらせるようにして守者の肘の後ろに内腕刀でツボを攻める。その際、攻者の左肩を上げない。攻者の左足は守者の両かかとの交点に置き、両膝を落として、攻者の左足の上に守者の後頭部が来るように守者を倒す。左手の中指2本で、守者の手首を引っ掛けて上げ、右手をやや滑らせるように守者の手の平のやや先の方にずらし、腰で体重をかけながら内側に捻っていく。そうすると効いていれば守者の腹部が持ち上がる。以上のご指導を頂きましたが、どれも未だにまだまだ難しく、修練不足を痛感しました。

続いて級拳士と組んでの相対修練を行いました。

・切抜(外)
級拳士が手首を回して切るように抜かずにそのまま引き抜こうとするので、その点を意識させて修練を繰り返しました。

・切抜(内)
級拳士の鈎手が手の平を開いているだけになり、掌底を張っていないのでその点を注意しました。副道院長より掌底を張を張るが五指をピンと張るのではなく、親指と小指のみやや力を入れて残りの指は少し力を抜き、手の平の中央の労丘を窪ませるようにとご指導を頂きました。
抜く際に攻者の右腕が邪魔になるので、守者は攻者の肘を左手中指で引っ掛けて回すように少し持ち上げてから斜め下に下ろさせる。守者の右手は攻者の手の甲を下から触れにいくように回して抜くようにとご指導を頂きました。

・考察
腕十字固より立合掌固はとても難しいと改めて分かりました。まして守者が自分より大柄だと左腕を差し入れたときに技が効かないので、その前にいかに守者の体勢を崩させるかが重要だとわかりました。相対相手の体格によって攻撃の形も変えていく必要の重要性に改めて気づかされました。これが少林寺拳法で相対修練を重視する理由だと今更ながら理解しました。なあなあで技を掛け合うのではなく、相手が向上するように真剣に組み合うことが少林寺のみならず人間関係ひいては社会でも役に立つという開祖の信念の一端に触れたような気がしました。
(柏田 健 記)
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