平成30年9月20日木曜日の修法記

September 21 [Fri], 2018, 9:54


本日の修練は先輩拳士指導の下、拳士全員による鎮魂行および基本稽古を行ってから、それぞれ組に分かれて修練を行いました。基本稽古の際に行った天地拳第一系について副道院長よりさらに突っ込んだご指導を頂きました。注意点としては、第一動の上段順突は、上段振子突のように体をかわしてから行うこと。第二動の中段逆突は、右足をしっかり引き寄せて行うこと。第三動の平馬立の鈎突は、手打ちではなく水平に相手の後三枚または横三枚を打つこと等でした。また、打払受についても二人一組となり、相手のおかしな点を指摘し合う修練を行いました。私は先輩拳士より上体が前屈みになっている点、払う手が脇から離れて後ろに行き過ぎている点等注意頂きました。また、副道院長より全員に対して打払受の払う手は付け足しみたいなもので、まず体をかわすことが先決であること、払った手はすぐに元の位置に戻すこと等ご指導頂きました。

・上受突(表)
先輩拳士と二人一組で行いましたが、途中より三人一組で行いました。私は攻者の手刀打に対して大きくよけて、上受の手を使って守りにいっている点を注意して頂きました。また、私が守者に回っているときに、前体重になっていない点もご指摘頂きました。修練中、副道院長が来られご指導して頂きました。
腰から上は顕在意識であり、腰から下が潜在意識であることを以前道院長より教えて頂いたかと思うが、皆はまだまだ攻撃に対して上体で反応している。だから遅くなる。そうではなくて相手に氣を送って制するのが重要。攻者の出方を待つのではなく、守者は攻者に対して順突を打つ氣(意識)を出し続けるように。そうすれば攻者が動く。つまり守者が主導権を握るということ。また、上体ではなく下半身を先に前へ進める。もっと言うなら少し腰を落として丹田から氣を出して相手の影を踏むように一瞬早く前へ出れば相手は攻撃できなくなる。そのために相手と心を一体にさせることが重要とのご指導でした。どうしても攻者の上体から繰り出される攻撃に意識が集中してしまい、上体の動きを見てからその攻撃への対応という後手に回った受けをしてしまうので、その辺りを修正するよう意識して修練を行いました。

・片手送小手
副道院長よりご指導頂きました。まず、鈎手から手刀切を攻者の頸動脈へ打つ。そうして腕を伸ばさせてから、その伸びた手に沿って手刀した手を戻し、攻者の親指に自分の親指を重ね、合掌するように右手で自分の左手を包みながらやや腰を落として自分の正中線、つまり眉間の位置に攻者の手を持ち上げる。その際重要なことは攻者の真横よりやや後ろ側に位置取りをして、攻者の第七頸椎を意識して見ながら行うこと。そして右足を出しながら一気に左腰に手を持ってくることが肝要とのことでした。守者の手の動きはそれほど大きくなくてもよい。その方が逆に攻者が大きく動くとのことでした。
これらを念頭に先輩拳士と修練をしながら、お互い気になった点を指摘し合いました。私は包んだ両手を眉間に持ち上げる際に右肘をもっと内側に入れて、肘から押し上げるようにということと、左腰に手を持って行く際に相手の手を90度かそれ以上に殺しながら、かつ自分の手は活きた状態つまり肘を張り手首を90度ほどに曲げて、さらに相手の指先が外側に向くように注意して頂きました。

・考察
一ヶ月ほど前に道院長より直接指導して頂いたこともあるのですが、言葉の表面だけを受け取っていたことを改めて教えていただきました。つまり今回副道院長より上体が顕在意識、下半身が潜在意識で、丹田より氣を送る方法を目の当たりに見せていただき、奥の深いご指導に改めて感謝と畏敬の念が湧いてきました。その域に達するには全然修練不足ですが、遙かに続く道を指し示して頂いたことに感謝しています。ありがとうございました。
(柏田 健 記)
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