平成30年9月6日木曜日の修法記

September 09 [Sun], 2018, 0:37


本日の修練は、私が遅れての参加になりましたので、修練の途中からの内容になりますことをご了承下さい。

本日は復習科目として「逆小手」「順蹴地一」「逆蹴地一」を行いました。


先輩拳士からは以下の様にご指導頂きました。


●相手の力を吸収する
「逆小手」
相手に掴まれて固まったり、技を掛けようとして腰が引けたり、相手を気付かないうちに押してしまって技が途中で止まってしまう人が多いです。途中で止まらないようにするには、相手に掴まれた瞬間に、自分の腰の位置で相手のエネルギーを貰ってゼロにし、相手に返す。この動作を1のタイミングで全部やってしまうのです。1、2と区切ると、途中で「ああしよう、こうしよう」という自我が出てきて掛からなくなりやすいのです。相手のエネルギーを先に貰っておくイメージを持って技を行うと相手は頑張れなくなり転がってしまいます。

●最初に相手を制する
「順蹴地一」
上受をする時点で、相手を制しておくことが大切です。相手は金的を蹴る位、近間に入って来ようとします。その勢いを残さないことが大切です。上受した時点で相手を制すると、相手はそれ以上入れなくなり、蹴って来ようと出来なくなるのです。

●視線は常に相手に向けておく
「順蹴地一」
上受してから、自分の足の方に視線が下がってしまっています。相手の金的蹴に意識を取られ視線が蹴りを追いかけて、下を見てしまっています。しかし、本当は上段からの追撃の方が恐いのです。八方目で相手を見ながら、手元を見ずに拳受で受けます。

●蛇突の理を知る
「逆蹴地一」
蛇突を丁寧に行っていますか?何となく手を上げて突いているだけになっていませんか?蛇突は、相手の意識を一瞬上に上げて、相手に気付かれずに一歩入りながら蛇突で視界を遮るから相手の方に入って逆蹴をしようと思えるのです。何となく上げて突くだけでは相手はこちらが見えているため恐くもなく、効果がありません。


【考察】
技は自分を映す鏡だと思います。技を掛けようとして腰が引けていたり、目線が攻撃される所ばかりを見てしまい視野が狭くなりがちだったり、思いのほか攻撃的な自分がいたり、その反対に恐がりな自分がいたり…。技がシンプルであればある程、分かりやすいと思います。
本日行った順蹴地一の時も、蹴られる部分だけを見てしまっている自分がいました。先輩拳士に指導して頂かなければ、自力では気付けなかったかも知れないと思う位自然にそうなってしまっていました。これは、何かが起こった時に視野が狭くなりそのことだけしか考えられない自分の内面も映しているなと感じました。
逆に、相手のことは何となく分かりやすいです。相手の腰が引けた瞬間が分かり、その時にこちらは安定するなと思ったり、目線が自分を見ていないなと感じたり、慌てているのかなと感じたりしました。
自分でも認識していない癖や意識の持ち方に日常の生活の中で気付くのはなかなか難しいと思います。しかし、相手との技を通して観てゆくととても分かりやすいです。言い訳も出来ません(苦笑)。大切なのは、そこを素直に受け入れて、じゃあ、次は自分がどうなってゆくかなのだと思います。私は視点が狭くなりがちなので広い視点を持ちたいと思っています。何故なら、視点が狭いと不安になりますし、恐いなと思って動けなくなり固まってしまい行動出来なくなってしまうからです。少林寺拳法を始める前の自分からしたら、今の自分の視点は変わってきていると感じますが、今回、何か起こった時の自分の視野の狭さは、まだまだ改善しないといけない部分だと思いました。これからも視点を広く持つことを意識し、修練や日常に生かしてゆきたいと思います。

(井上 恵以子 記)
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