平成30年8月30日木曜日の修法記

August 31 [Fri], 2018, 22:37


副道院長指導のもと以下の科目の復習を行いました。
「内受突」
この技の特徴的な動きは「振身」です。その動きを使うようにする。
だから、自分の横は崖になっていて足幅を大きく動かしたら落ちると思って行うようにして下さい。
足は動かすほどに自分の腕の力に頼らないといけなくなります。
皆さんは手を意識していますが、意識して欲しいのは足下です。相手の突き、肘の下辺りに自分の膝が来るようにする。そうすることで相手に与える影響が変わります。

「内受突」の後は有段者、級に分かれて科目の復習を行いました。
先輩拳士には以下の科目を指導して頂きました。

「両胸落」
攻者が両襟を引く、もしくは押してきた時に当身をした後に片胸落のようにして行います。
攻者は襟を引いて終わることはないのです。襟を引いたらどうするか?
頭突きをしたり、蹴りをしてくるかも分からない。そういう意識で攻者はして下さい。
守者はそういう風にして攻者は来ると思って止めれるようにする。
当身をして相手が止まって肘を伸ばすようにする。肘を伸ばさせようと思ったら相手の頭が上に向くようにしないと攻者は力が抜けません。思い切りやるのではなく、上手く上を向いてもらえるようにする。


「引胸落」
攻者が襟を引いてくる時に引かれる動きに抵抗せずに一歩前に入って当身をして、片胸落のようにする。
先ほどの「両胸落」のように当身をして相手の顔を上に向けるようにする。横から顔に向けても攻者は耐えれますから、なるべく攻者の死角から正中線に向かって行う。ただ鼻に向けてやっても効果はありません。

「吊上捕」
攻者の下に下がろうとする力が相手に返って上に上がるようにして下さい。そのためには、攻者の肘の下に自分の手首が来るようにする。体重をかけたら痛みで上がるような位置にしておく。攻者の姿勢を崩しながらすることも出来ますが、前回道院長がされた時にはつま先立ちになるようにしていました。肩が柔らかい人には効きにくい場合もありますから、姿勢を崩しながらするものと両方出来るようにして下さい。
両方の手の力が自分の正中線に力を集約するようにして行います。バラバラになるといくら力があっても効きません。

「順蹴地一」
攻者が蛇突で牽制をして金的蹴を行って来た時に行います。守者は蛇突の牽制を上受をして受けて、膝と拳受、下受で金的蹴を受けます。受けてから金的、内ももに蹴返します。
守者は相手を吸収するようにして行って下さい。「突天一」のよう上受をしたら二撃目を誘うように金的を開けるようにする。相手が崩れるように受けなくてはいくらやっても相手の勢いは止まりません。しっかりと止めるから蹴りをすることができます。

考察
今回先輩拳士に指導して頂いている時に感じるのは相手を倒すということをしっかりと意識しないといけないということです。技をして倒れる時もあれば倒れない時もある。倒れたらいいなぐらいで技をしないと言うことです。どんな状態にあっても相手を倒すという意識を先に飛ばすからこそ相手に与える影響も大きいのです。それがないと一向に技が変わることはないと感じました。特に「両胸落」の時に引っ張られて頭突きを攻者が本当にしてきたらちょっとやそっとの当身では止まることはありませんし、次の攻撃に移ることもできる。そういう相手をどうやって止めるのかを意識しなくてはと思います。ただこの時に無闇に相手に当身をしても全く効果はありません。むしろ勢いがついて余計に攻撃しやすくなるようにも思います。どうしたら相手により効果を出せるかを意識しながらまた修練に励んでいきたいと思います。

(近藤 健太郎 記)
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