平成30年8月9日木曜日の修法記

August 10 [Fri], 2018, 21:03


本日の修練は先輩拳士指導の下、拳士全員による鎮魂行および基本稽古を行ってから、有段者と級拳士とに分かれて修練を行いました。

・小手抜
守者としては右手をやや巻き込むように抜き、攻者のその後の反撃がしづらい体勢に持って行くことが大切と先輩拳士よりご指導いただきました。

・逆小手〜前指固
前指固の際に攻者の人差し指を攻めること。人差し指の腱が一番短いので有効とのこと。

途中から当道院での修行歴の浅い私を含む参段二人と五級一人、六級二人の計五人が別メニューで副道院長指導の下修練を行いました。
まず、「白蓮中段構えっ」と言われ戸惑いました。開足中段構えのことだったのですが、初耳だったからです。
その後左・右前中段からの上中二連突を行いました。前足先の方向に拳を出すよう指導されました。また、拳も伸びきると肘を痛めるので突くとすぐに力を抜いて拳を戻すようにとのことでした。さらに突きは前方から頭の上を後ろに通り後ろ足から拳へとエネルギーを回し出すイメージで突きを行うこと。この上中二連突きが剛法のみならず柔法でも基本となること。これらを副道院長は本山の先生より直々に教えていただいたとのことでした。

・小手抜
攻者は腕十字を仕掛けるので足を差し替えて守者の正面を外しつつ守者の手を引くようにすること。それに対してしっかり鈎手を行って、自身の右手を巻きかぶせるようにやや猫背気味にして攻者からの攻撃を防ぎつつ、自身の肘と攻者の肘を合わせるように行うようご指導いただきました。

・外受突
守者は攻者の上段逆突に対してこちらも上段逆突を行うのと同じ体勢で外受を行う。その際逆突と同じなので左足を外に逃がし過ぎないこと。また、右手の外受で攻者の手をはじくようにするのではなく、逆突のように出した右手をそのまま肘を顎の高さで曲げた形にしてそこに体を持っていくようにする。体を持っていくときに正対するように体を回転させ、その回転で左手を攻者の前三枚に突きを出す。

・逆小手〜前指固
守者が鈎手をする際に単純にそのまま鈎手をするのではなく、やや下から上へ回すイメージで鈎手を行うこと。こうすることで攻者の橈骨と尺骨を動かすことができる。
守者は左手の位置はそのままで右手の平の生命線に沿って内腕の方を使いながら、攻者の右手首、肘、肩の高さが揃うように右手を回していく。その際重要なのは右手ではなく、左手、特に手掌と肘の角度とのこと。
次に、本来ならそのまま倒して、攻者は後ろ受身をとるので終わりだが、これは法形修練なので守者は左足を捌いて攻者が倒れられる場を空けてあげ前指固に入るが、倒した際に横三枚もしくは後三枚への蹴りを入れた後に守者は右足を攻者の右肩下から首の方に差し入れ、攻者の二の腕の裏側にある五里または肘髎(ちゅうりょう)のツボを押さえる。そうしてから攻者の大拳頭に自身の労宮を当てて攻者の人差し指を巻き込む。

・送巻天秤
送小手からの変化技で、逃げようとする相手の天秤を右脇下で固める。


・考察
上中二連突の体勢が剛法のみならず柔法でも大切だということは何度も伺っていますが、剛法の際にはうまく回転運動を使えず、前屈み気味になる点、また、柔法の際にはその基本形を完全に忘れ去って避け過ぎたり、猫背になったりしてしまうのでそこは常日頃意識しなければと改めて思いました。
(柏田 健 記)
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