平成30年7月26日木曜日の修法記

July 27 [Fri], 2018, 23:22


本日の修練は先輩拳士指導の下、拳士全員による鎮魂行および基本稽古を行ってから、有段者と級拳士とに分かれて修練を行いました。

・内受突
守者としては体をかわし過ぎるのと内受の左手で攻撃を払う癖がある点を指摘していただきました。また、副道院長より順突・逆突と同じ形である旨ご指導いただきました。

・上受突
守者としては右足を横に出し過ぎるので、出しても足幅の半分程度までにするようにとのことでした。また、攻者の手刀を待って上受で受け止めるのではなく、その攻撃が繰り出される前に制するように前に出ることが肝要とのご指導をいただきました。

続いて級拳士の昇級試験が近いので、5級科目の修練を級拳士と組んで行いました。
・流水蹴(前)
守者は後体重で、頭をやや前に傾けて攻者の攻撃を誘う。守者は攻者にわざと攻撃をさせるようその場を制するのが重要とのことでした。

・天地拳第一系(相対)
攻者は守者の急所を正確に意識して攻撃することが重要なのでその点に注意して修練しました。
また、攻者が守者の正中線に入って攻撃を仕掛ければ自然と守者は退がるので、攻者が大きく踏み出せば、守者も大きく退がるよう修練しました。

・龍王拳第一系(相対)
守者は鈎手をするときに攻者の左拳からの攻撃をかわせる位置に入り、小手抜では右足を寄せ足しつつやや猫背気味にして肘を相手の肘と合わせるように小手抜をする。背中を丸めることで攻者の攻撃を防御する。続いての裏拳は伸ばし切るのではなく上体の反動を活かして攻者の三合または四合へ正確に打つ。

・逆小手〜前指固
攻者の逆小手をとった際に守者の左前腕と攻者の右前腕が一直線になるよう守者は左手の中指と薬指で掛手をして手掌を押し当てながら左肘を前方に出して固めることで攻者の体勢を完全に崩す。崩れてから守者は左足を下げて攻者の倒れる位置を空けてあげる。倒れた攻者の右脇腹のツボに前足底で蹴を入れると攻者は一瞬呼吸ができなくなる。修練では前足底ではなく、甲で蹴りを入れてよい。続いて攻者の右肩下に守者は相手の脇の下より首の辺りまで足を差し入れ向こう脛で五里もしくは肘髎(ちゅうりょう)のツボを押さえることで攻者が肘を曲げられないようにする。肘が曲がると反撃できる隙を与えてしまうからである。守者は手掌を攻者の大拳頭に押し当てながら中指で攻者の人差し指を巻き込み固める。攻者の腹胸部が持ち上がれば前指固が効いており反撃できない。

・考察
守主攻従が基本であり、あくまで守者がその場をコントロールすることが大事だと改めて教わりました。それには守者は次の動作を常に想定し、絶えず絶対有利な理を構築することの重要性を意識する必要がある旨教えていただきました。少しでもそれに近づけるよう意識を持って日々修練に励みたいと思いました。
(柏田 健 記)
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