平成30年4月5日木曜日の修法記

April 07 [Sat], 2018, 3:18


本日の修練は副道院長指導の下、拳士全員による鎮魂行および基本稽古を10分ほど行ってから、先輩拳士および副道院長の指導による級科目の復習および6月の大会へ向けての演武の修練を行いました。最後に読本に沿って先輩拳士より学科を学びました。

【6級科目】
・内受突(裏)
攻者が正確に守者への上段逆突を行わなければ守者も上達しない。
守者は横に避けすぎない。拳一つ分避ければいい。守者の内受は順突と同じ形になるようにして、決して後者の拳を横に払うようには受けない。内受はやや下から上への形になるようにして、攻者の体勢を崩しつつ、攻者の視界に入りづらい位置になるようにして、攻者の前三枚へ正確に中段逆突を放つが、手打ちにならないよう後ろ足をしっかり寄せる。最後に攻者の肩甲骨の辺りにある急所に当て身を入れて90度の角度で離れ、攻者が反撃しづらい位置取りをし、最後までしっかり残心をする。

【演武の修練】
・燕返連反攻⇒左振突⇒右振突に対して外受突
本日の修練相手は大会時の相手とは別の方で、体形の差による間合いの取り方を主に修練させていただきました。
最後の外受突のときに距離が近くなり過ぎるので、最初の連反攻の最後の廻蹴が終わった際に蜘蛛足退をして距離を取る。そこでやや仕切り直してから、次に来る守者の振突に対して体勢を低くし、左足から右足へ体重移動しながらかわすが、その際は左手を一字構の形で守者の攻撃に対する牽制をしっかり行う。単に左手を一字構にすればいいのではなく、実際に相手から来るかもしれない攻撃を抑えているイメージを持つ。さらに、体勢を低くする際はへっぴり腰になって頭を下げるのではなく、足腰をしっかり落として上体を崩し過ぎないようにする。
最後の外受突での反攻は、左手の外受突と右足を出しての中段順突の動作を一動作で行わなければ相手に反撃の隙を与えてしまうので注意するようにとご指導いただきました。

【学科】
・『読本』(p.74)第四章 少林寺拳法の修練体系(基本・法形・乱捕り・演武)
締めくくりとして副道院長より“間に合う”のご説明を頂きました。大会等を目標にするのではなく、普段の修練ができていれば大会でもすぐに対応できるはずだとのことです。そのためには修練と修練との合間の3〜4日間の寝かせ期間を持つ必要がある。そうしてパッと浮かぶ疑問を大切にする。それを指導者に投げ掛ける。あとは左脳を使わず、見て覚え、繰り返し修練を重ねていると変わってくる。こういう普段の修練を重ねていれば大会に向けて満点を取る発想ではなくて、いつでも“間に合う”つまり合格点を出せるようになるとのお話でした。
つまり来る大会を目標にするのではなく、それを通して何を学べるかを考えてみることが大切とのことでした。

・考察
内受一つとっても、それが順突の形になると頭で分かっていながら、実際の法形の中で咄嗟に出てこないのはいかに基本ができていないかということを改めて思い知らされました。中段突でも同様で、後ろ足が付いてこない等、法形の中に基本が活かされていないことが多く、法形を通して基本の重要さに気づかされることが多々ありました。
また、繰り返し教わることですが、攻者と守者の押し引きの呼吸(リズム)を大切にするようにとのことでした。ややもすると喧嘩のようにお互いに向かっていくことになり、氣を受けて流す修練にはならないということです。
もっと肩の力を抜かねばと改めて感じました。

(柏田 健 記)
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