平成30年3月29日木曜日の修法記

March 30 [Fri], 2018, 1:38


本日の修練は基本稽古を行った後、復習科目と学科科目を行いました。

・流水蹴(後)
この法形では、まずは前足の踵に体重を乗せ、攻者の上段逆突に対して流水受を行いますが、ただ後ろ体重になっても蹴りが出しにくいので後ろ足のつま先を開いて後ろ体重になり、流水受を行うことを副道院長に指導していただきました。

・下受蹴
この法形では、下受を出す時に手を出して受けると守者が崩れてしまい蹴りを放っても体勢が弱くなるので、肘の内側の拳一個分程の範囲で受ける一瞬手を活かして下受を行うと体勢を崩さずに相手への影響が全く変わること、また相手の逆突は身体を回転させて放っているのでその回転の方向に合わせて下受を行うことを道院長から指導していただきました。

・八相構
八相構の構えは中段を誘う形ではなく、正中線を誘う形であること、両肘からもう一つの手が出て相手の両手を抑えているようなイメージで、肘を前に出すことで正中線が立ち、相手の力を吸収できる形になることを道院長から指導していただきました。

・下受蹴の攻者の逆突き
下受蹴の攻者の構えは中段構ではなく一字構ですが、これは相手の待蹴を前の手で足を抑えている意識を持ちながら逆突を行います。この時の突く瞬間に前の手を引き、突くことを道院長から指導していただきました。

・学科
本日の学科は「技術と学科の学び方」について学科をさせていただきました。要点としては、技術修練だけを修行するのではなく、技術・学科・鎮魂行・作務全て含めて少林寺拳法の修行であり、ここで教わったものを日常生活で活かすまたは試してみて、そこで疑問や収穫を得て再び道場で疑問を道院長や先輩拳士に問うことだと発表させていただきました。

・考察
月曜日の井上拳士が修法記に書いておられたのですが、私も話過ぎだと指摘を受けたこともあり、本日はあれやこれやと話すのではなく、アドバイスを出来るだけ手短に話し、後輩拳士に法形を数を多くこなしていただけるように意識しました。最近は後輩拳士と行うことが多く、アドバイスをたくさんしてしまう、アドバイスをしたくなる自分が出てしまっていました。しかし、後輩拳士にたくさんアドバイスをしてしまうと頭がいっぱいになってしまい、この言われたことが出来ていない、これもしていない、となってしまうのではないかと思いました。少林寺拳法は動禅なのでそれでは本質からは離れてしまう、なので道院長や副道院長、先輩拳士からの指導をシンプルに行うことをお互い意識することが大切なのだと感じました。私が級拳士の頃を思い返しても、法形をひたすら行い、道院長から指導していただいて道院長が見せて下さる形を頭でイメージして動く。これが法形修練なのだと思います。脳を使ってあれやこれやと考えながらするのではなく、易筋行は経絡を変えていく修練であるということを本日の修練で再認識しました。

(山崎 颯太 記)
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