平成30年3月26日月曜日の修法記

March 29 [Thu], 2018, 15:52


本日の修練は、私が遅れての参加になりましたので、修練の途中からの内容になりますことをご了承下さい。
本日は、基本を行った後、復習科目として「腕十字」「巻抜」「下受蹴」を行いました。


副道院長からは以下の様にご指導頂きました。

●攻撃をしっかり行う
相手が上手くなるかどうかは、攻撃にかかっています。上段なら上段、中段なら中段を正しく狙って突き分けが出来ているかどうかです。相手に届かなさそうな攻撃や、その都度攻撃する場所が違っていると、相手はどこを受けて守れば良いのかが分からなくなります。反対にしっかり攻撃をすると、守らないといけない場所が明確になり、技の理が分かってきます。

先輩拳士の方からは以下の様にご指導頂きました。

●腕十字より連行
腕十字から連行を行う時は、相手が崩れているかが重要です。相手がしっかり立てるようなら、連行中に反撃されてしまいます。腕十字をしっかりかけて相手を爪先立ちにさせ、反対の肩が返らないような位置に自分が入り、腕の圧をかけたり緩めたりしながら連行を行います。

●下受蹴
難しく考えないで下さい。下受をして、一字構に戻り、逆蹴をする。この動きを繋げたものが下受蹴です。初めて下受蹴をする人から見れば難しそうな技だと見えるかも知れないですが、1つ1つの動きを見てゆくと、どれも基本で行っている動きです。これを一連の流れとして技を行います。以前、道院長もおっしゃっていましたが、頭で理解すると言うよりも“意念”を使うのです。動きを分解して頭で理解するよりも全体の流れで覚えるように意識して下さい。

●数を掛ける
技を覚えるには、数をかけることが大切です。細かい部分が分からなくて先輩拳士に聞きたくなる気持ちは分かりますが、それでは頭ばかりを使ってしまい、一連の動きや流れは分からないのです。まずは数を掛け合い、動きの流れを体に覚えさせます。技を覚えるには頭ではなく体を使うことが大切です。何度も何度もかけてゆくと、少しずつ早く動けたり、細かい部分が意識出来るようになってゆき、技の上達も早くなります。


【考察】
本日は級拳士の方と組ませて頂いたのですが、その中で別々の先輩拳士の方から「説明を受けるより数を掛けること」と「ちょっと説明が多いですね」ということを言って頂きました。お二人の言葉を聞いた時、私が丁寧に説明をしようとし過ぎて動きが止まってしまったり、頭を使い過ぎたりして結果的にあまり回数が出来ず、体得して貰えずに終わってしまっては本末転倒だなと思いました。
私は、技の動きを頭できちんと理解して技を行いたいと思ってしまうタイプです。しかし、頭で理解しようとすればする程分からなくなり動けなくなくなるのです。そんな時に教えて頂いたことは「お互い黙って数を掛けること」でした。とにかく頭を使う隙がない位に技を掛けてゆくと、頭は飽和状態になりますが、体には動きの流れが何となく染み込んでくるから不思議です。これも1回だと忘れてしまいますが、何回もすると感覚が分かってきます。これを繰り返してゆくと、技が深くなってゆくのです。理屈ではない所が大切なのだと思いました。
それでも、やはり日常から頭を使いがちな私ですが、以前、道院長のおっしゃられた“意念”の言葉にもあるように、頭を使ってあれこれ考えてから動くのではなく、今、目の前にあることだけを意識して動いてゆけば自然と理に叶った流れに乗ってゆけるのだと思います。
今後、指導させて頂く時には特にこのことを心に置いて供に修練に励みたいと思います。また、日常でも考え過ぎず「今、ここ」に意識を置いて行動してゆきたいと思います。

(井上 恵以子 記)
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