平成30年3月8日木曜日の修法記

March 09 [Fri], 2018, 1:21


本日の修練は先輩拳士指導の下、拳士全員による基本稽古を10分ほど行ってから、級拳士と段拳士とに分かれて修練を行いました。

【法形】
・流水蹴(前)
守者の誘いが後体重で、攻者の上段逆突に対してしっかりと下受の構えで攻者の蹴りを牽制しつつ、腰を低く落とした状態で攻者の水月もしくは前三枚へ蹴上を行うが、始めから蹴った後に下がることを前提にしないで、前に向かっていく気持ちを残しながら蹴を入れて十字足退もしくは蜘蛛足退を行う。
攻者との間合いが近くなり過ぎるきらいがあり、それでは攻者からの連続攻撃を防ぎきれない旨ご指導いただきました。また、先輩拳士より身体全体に力が入り過ぎているので、呼吸を整えるようご指導いただきました。おかげでかなりこわばりが取れて、ややリラックスして修練することができました。
左足をどこまで開いていいのかがまだ体感として理解できていないので今後修練を重ねる必要があると痛感しました。

・上受投
攻者は差替足より守者の三合へ裏拳打を行ってくるのに対して、守者は上受突から攻者の手首に左手を掛け、右手は相手の肩から滑り降ろすように肘まで降ろして引っ掛けて、胸前で固め腰の位置まで降ろすが、ちょうど逆突をするような体勢にして行う。そうすると攻者の体が崩れ、頭の重みで倒れ込んでくるので、相手が倒れ込みやすいように体を捌いて、攻者が倒れる位置を空けてあげてから閂固へと持っていく。
攻者の手首を引っ掛けるときに掛け手ではなく、ついつい握り手になってしまうことと、上体が前のめりになってしまうことに注意するようご指導いただきました。

・上受逆手投
攻者は足を差替えずに守者の三合へ裏拳打を行ってくるのに対して、守者は上受突から攻者の手首に左手を掛け小手抜のように相手の腕と一直線になるようにし、右手を滑らせて肘まで持って来ようとするが、攻者はそれを防ぐために鈎手を行うので、守者は両手で攻者の右手の平を胸前で合掌する形で攻者の上体を崩し、左足を捌いて攻者が倒れやすいスペースを空けてあげてから閂固へと持っていく。
力を入れすぎないようにして、形を繰り返すよう先輩拳士よりご指導いただきました。

【学科】
『金剛禅 読本』のp8
「第二章 金剛禅総本山少林寺開創の動機と目的」について読本以外の開祖のエピソードも交え分かり易くご教示いただきました。

【考察】
順突、逆突の基本修練が法形練習の応用でもいかに大切かを教わりました。
また、いたずらに体を捌くのではなく相手の上体を崩し、頭の重みで倒れるところにスペースを空けてあげて倒れ込みやすくするよう体を捌く旨ご指導いただきました。
30年以上前に習った少林寺拳法ですが、変な癖が付いているのでその修正に随分と苦労させられています。力技ではなく、理屈にかなった動きをすることの大切さを教わる日々です。
忍耐強く教えて下さる先輩拳士には感謝しかありません。
ありがとうございました。
合掌
(柏田 健 記)
  • URL:https://yaplog.jp/takatsuki-m/archive/432
2018年03月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:金剛禅総本山少林寺 高槻南道院
  • アイコン画像 現住所:大阪府
読者になる
高槻南道院について詳しく知りたい方はこちらへどうぞ。
高槻南道院ホームページ
ヤプミー!一覧
読者になる