平成30年1月11日木曜日の修法記

January 12 [Fri], 2018, 22:47



本日は基本稽古を行った後、法形修練を行いました。
「腕十字固より立合掌固」
相手の手に触れてから鈎足を使って相手を崩します。その際には腕力を使いません。自分が腕を振れば相手も腕しか動きませんが、自分が正中線を使えば相手も腰まで影響を与えることが出来ます。相手は自分を映し出す鏡となりますので、相手の状態を見て自分自身を見つめるようにします。また意識としては相手の腕を横に振るのではなくて、鈎足によって真っすぐ前に入っていく意識をもっておきます。
腕十字固で極める際には、相手の上腕の陰の部分を攻めるようにします。人体の前後の陰陽は、背中側が陽、おなか側が陰となります。
「小手抜」
相手に腕を握られた際にすぐに鈎手で身を守りますが、その前段階として相手の動きを感じるようにします。自分勝手に動いてしまっては相手の不意の攻撃、例えば押してくる等の攻撃に対応できなくなってしまいます。なので握らせるという意識をもっておき、相手の動きに合わせて自分が動いていくように意識しておきます。
「逆小手〜前指固」
前指固の際に相手に逃げられないようにしっかり固めるように意識して行いました。
「下受蹴小手投」
形の確認の後、小手投の際の相手の肩を外旋させる感覚をつかむために、練習として相手と同じ方向を見て横に並んで立ちそこから小手投をおこないました。常に相手の肩を意識することと、相手の掌が顔の前を通るように大きく行いました。次に片腕を伸ばした相手と対面して立ち、そこから小手投をおこないました。
そして最後に下受蹴小手投を行いました。下受蹴後は相手の拳に自分のお腹つけるように動き、自分の肘は曲げたまま体捌きで相手を崩します。体捌きは逆突、順突の形を順番に使うようにします。腕力を使うと相手が自分の以上の力をもっていると抵抗されてしまいますが、体捌きで行うと女性でも大きな相手を倒すことができます。
〈考察〉
本日の修練では、正中線や体幹を動かして後から腕がついてくるように動くという部分を意識して行ったのですが、なかなか感覚が掴めませんでした。基本においても稀に振子突で肘に違和感が出ることもありますので、以後これを体得できるよう集中して修練に励みたいです。
下受蹴小手投ではやり方が分からなくて緊張状態で行っていたかなと思うのですが、先輩拳士に投げられるとそのまま寝そべって眠ってしまいたくなるように緩んでいるように感じました。無駄のない身体や意識の使い方、自分の中のものを相手に伝えるということ、様々なことを習得し実践されている諸先輩方が道場には沢山いますのでとても恵まれた環境です。私自身は先ずは自分の状態をクリアにして、今後も良いもの受け取れるように常に準備していきたいと思いました。
(柴田 千博 記)
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