あの、わたしを魅了する場所 

2008年03月18日(火) 23時19分
ねぇ、きみはどうするの、春から。

わたしはねぇ、行くよ、目指してた街、

でもね、この1年、、わたしも考えたんだよ、色々。

目指してた街が、目指してるはずだった街が、

唯一の目指してたはずの街が、

魅力を失った気がするの、わたしの中で。

なんでかなぁ、

ねぇ、もしかしたら、わたし、前のわたし、

何にも考えてなかったのかな

少し、理念っていうのが走りすぎたのかな


でも、ひとつ、まだ確かに魅力を放つところがあるの、

わたしが目指してた街にある、ある場所。

もしかしたら、

わたしはその街じゃなくて、

その場所に、魅力を感じてたのかも、唯一。

でも、わたしは、

その場所に入る自由はあっても

その場所の住民にはなれないの。


だからね、わたし、眺めていようと思うの、その場所。

時にはおじゃまして、空気だけ感じて・・・・・・

その場所がどれほど長く、どれほど強く、

わたしを魅了し続けるのか、

それを、しっかり見極めようと思うの、

わたしが憧れる魅力が本当にある場所だったのかどうか。



わたし、まだ、全然考えられてない気もするの。

だから、しっかり見極めたいの。

コイツと俺、 

2007年07月05日(木) 21時51分
「最近、町がアオいんだよ。なんかさぁ、それがキレイでさぁ・・・」
浪人し今春の上京を逃したコイツが言う。
「雨の中さぁ、こう、傘持って、イヤホンからの音楽聴きながら、そのアオの下に立ってさ、すっげぇいいと思わねぇ?なんかそのアオがさぁ・・・・・・・・・」

ふむ、アオって?その正体は?

「え?あぁ、町が青いのよ、ほら街灯が。発光ダイオードみたいな色なんだよ、こう近未来的な感じの青。」

ふむ、そういい忘れ。
コイツは普通のことをさも不思議なことかのように言う。
コイツにかかれば、この世は実にファンタジックだ、
コイツの話を常に聴いている俺の感想。

他のヤツが何気なく見てほっとくものを
コイツはほっておかない、キャッチする、そして俺に分けてくれる。

「何でアオいのかな。前さ、夜電車に乗ってて、ほら外見て・・・青かったんだよ!この青はどこから始まったのかな。全国区だと思う?」

全国区?
うーん、分からないな、オマエと同じく、外にはめったにいかないからね、生活圏は広くない。

「それにしてもいいなぁ、あの青は。僕、あの青好きだしねぇ・・・」



コイツの話、まぁ他愛も無いよ、認める。
けど、コイツが話す、その顔見てるの好きなんだ。
それに、コイツは何かを思い出そうとする時、
横に顔を向けて少し遠くの壁に目を向ける。
その時の横顔も嫌いじゃない。
コイツ、男の俺から見てもハンサムで。首”筋”がキレイで。

それはまぁおまけな話で、
なんだろな、コイツは絶対俺の知らないところを自然に秘めてる。
俺が知ってるコイツはたぶん、ほんの一部。
みんなそりゃ、そうだろうけど、なんか、その秘めてるところが実に”秘めてる”という言葉が似合う感じなんだ。
なんて言うのかな、そのイメージは”宇宙”。
ちょっと大げさか?
知りたいような、でも一生分からないだろうな、と諦めてしまうような・・・

コイツが俺にとっては特別なヤツだってことは言える、と思うけど。

他愛も無い、コイツの話を聴いてる時、
俺は中学の時ぐらいに見たアメリカ映画を思い出す。
若き日のあるハリウッド男優が出てた、ダチがカフェに集まってバカする青春映画。
まぁB級映画らしいが。
とにかく、
俺はコイツと話を聴いてる時は
そんなハリウッド映画のワンシーンに入り込んだように思えるわけだ。
まぁ俺らはあんなバカはしないが。
生活圏内にある喫茶、オレンジがかった黄色い照明の下、テーブルを挟んで座る俺ら。
俺にとって、きっとこれが、いつかセピア色になる青春の時、
俺は爺さんになっても思い出すだろうな。
コイツが俺にくれてるんだ、と日々思う。



そして、今夜も俺は映画の中(、オマエにはどう映ってんだろな)。

宇宙を少し近くに遠くに
他愛も無く特別なコイツの話を聴く。
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