アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング

2019年01月27日(日) 13時23分
解説:『エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方』などのエイミー・シューマーが主演を務めた女性賛歌。外見に対するコンプレックスを持つヒロインが、事故に遭って自分を絶世の美女だと勘違いする。ヒロインの上司を『マリリン 7日間の恋』などのミシェル・ウィリアムズが演じ、モデルのエミリー・ラタコウスキー、ナオミ・キャンベルらが共演。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:自分のルックスに引け目を感じていて、何事にも消極的なレネー(エイミー・シューマー)は、自分を変えるためにジムに通い始める。だが、ジムで頭を打って意識を失ってしまう。目覚めたとき、なぜか彼女は自分が超美人に変身したと思い込み、性格も前向きに変わっていた。 シネマトゥデイ (外部リンク)

化粧品にもファッションも大好きななので広告の舞台裏なんかも(ほんとうだかわかりませんが)見れた気がしてその辺もふくめ楽しめました。
あらすじどおりの作品なのですが
自信のない主人公がある日突然、自分のコンプレックスが解消されたらどんどん性格がどんどん変わり
彼氏もでき環境自体も変わっていく作品です。

この作品の肝は主人公は実際は何も見た目は変わってないのに
美人だと思っているだけでどんどん性格も生活も変わっていくこと。
むしろ美人は案外人に言われて美人なのかな、と思ってるだけだと思うし
それが自信になって何かを成し遂げるなんてことはないし
好きな人にふられることもあるし
得することはずっと美人の人ってずっと美人なのでわかってないものだと思います。
私はすっかりおばさんですが
おばさんになり誰も容姿を見てひいきされなくなるとなると
「あーこういうことなんだ」とわかってきたこともあったりします。
でもそれでも大して得なんてなかったと思いますしこの主人公のように何もかもポジティブに考え行動することなんて美人だからなんでもできる、なんて変換できないよね。

作品全体は日本の映画館では珍しく大爆笑。
私も素直に笑えるシーンがたくさんありました。
ミッシェル・ウィリアムスが声の高さをコンプレックスにしている化粧品会社の役員なのですが
彼女の演技力も反対に引き出された感じ。
こんな演技もできるんだー。
マイケル・ジャクソンを思い出させました。意識してたと思います。

なんとなく疲れてるときは気分の重たくなる作品より
元気になる作品が観たいものです。
こちらの作品はそんな作品。

渡辺直美が日本語の吹き替えということですが
ダンスするシーンでは直美さんのほうが迫力のボディだし
ダンスもうまいかも。

でもコメディ好き、化粧品好き、美容好きには楽しめます。

★★★☆☆(3.5)

それだけが、僕の世界

2019年01月18日(金) 9時28分
解説:ハリウッドでも活躍しているイ・ビョンホンらが出演し、『王の涙 イ・サンの決断』で脚本を担当したチェ・ソンヒョンが監督を務めたドラマ。一人で生きてきた元プロボクサーの兄と、サヴァン症候群を患う弟の再会を描く。『太陽を撃て』などのパク・ジョンミンが弟を、『バッカス・レディ』などのユン・ヨジョンが母親を演じる。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:40歳を過ぎたジョハ(イ・ビョンホン)は、アジアチャンピオンだったこともある元プロボクサーだが、今では昔の面影はなかった。ある時、彼は子供の頃家を出て行った母親と数十年ぶりに再会し、そのとき初めて自分にサヴァン症候群という病気の弟ジンテ(パク・ジョンミン)がいることを知る。 シネマトゥデイ (外部リンク)

こちらの作品もとても良かった。
作品よりも俳優陣の演技力の高さ。
弟のジンテのサヴァン症候群の役ですが本当に病気なのかと思うほど。
ダスティ・ホフマンよりうまいかもしれないです。
ここで弟を主人公に仕立てることもできますが
これでこの弟が主人公だとよくあるストーリーになってしまうのを
イ・ビョンホン目線で話は進みます。

イ・ビョンホンの演技もうまいですねー。
母の愛情に40の男がむせび泣く姿はこちらの涙をそそります。
かっこいい役も多いけどこんな役もこなせるのもすごいです。

ストーリーは韓国映画にしてはのんびりとした感じで
もう少し弟のジンテの才能のすばらしさに周囲が驚いたり
成長したりチャンスをつかんだ姿が観たかったかなあ。
彼の演技も素晴らしいし
応援したくなるような純粋で可愛い青年。

母の愛を一心に受けたジンテと
同じ母に捨てられた兄のジョハ。
このあたりの切り口も大変うまい。
健康だけど愛されてなかった兄と病気を持っているけど愛をそそられてきた弟。

そんな母子が1つになり
実は母は末期の癌で 最後に兄弟が1つに心がなり、
心配だったジンテの将来も見えてきて
お葬式で終わり・・という話です。

途中、事故に兄のジョハがあい
実は大金持ちのピアニストでジンテのあこがれのピアニスト(名前忘れました)に出会い
彼女はピアノをやめていたところへ
ジンテの素晴らしいピアノに惹かれ彼をサポートすることになるのですが

このあたりはHPでもあまり詳しく書いてないですねー。
ここはあまり映画としては重要ではないのかな。
きれいどころを入れたかったのかもしれないです。

それにしてもオーケストラの中でジンテがピアノを奏でる姿に
母のような気持になり涙が出まくりました。

このぐらいの母世代、60〜70歳代の女性客は大泣き。

日本映画はお金のかかってる作品ではないのになぜ
こんな切ないけどほっこりする作品ができないのか。
韓国のエンターテイメントに勝てないのか。

この作品についていうならば役者だったと思います。
ジンテを演じることができる役者っているかな。
日本ではいないなあ。思いつかないです。

★★★★☆

ボヘミアン・ラプソディ

2019年01月05日(土) 17時27分
解説:「伝説のチャンピオン」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった数々の名曲で知られるロックバンド、クイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの伝記ドラマ。華々しい軌跡の裏の知られざる真実を映す。『X-MEN』シリーズなどのブライアン・シンガーが監督を務めた。ドラマシリーズ「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」などのラミ・マレック、『ジュラシック・パーク』シリーズなどのジョー・マッゼロらが出演。フレディにふんしたラミが熱演を見せる。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:1970年のロンドン。ルックスや複雑な出自に劣等感を抱くフレディ・マーキュリー(ラミ・マレック)は、ボーカルが脱退したというブライアン・メイ(グウィリム・リー)とロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)のバンドに自分を売り込む。類いまれな歌声に心を奪われた二人は彼をバンドに迎え、さらにジョン・ディーコン(ジョー・マッゼロ)も加わってクイーンとして活動する。やがて「キラー・クイーン」のヒットによってスターダムにのし上がるが、フレディはスキャンダル報道やメンバーとの衝突に苦しむ。シネマトゥデイ (外部リンク)

やっと行ってきました。
クイーンは私より上の世代。
クイーンの時代にクイーンを聞きまくり
彼らの音楽のファンであればもっと楽しめたのかなと思います。

しかしクイーンは若い世代でも聞いたことがない人はいないと思います。
それぐらい日本ではBGMにも使われたりCMの挿入に使われたりと
彼らの偉大っぷりはそれだけでわかるはず。

フレディ・マーキュリーも芸名?というか名前のコンプレックスに
勝手に変えてしまっていたんですね。
音もよく日本人も覚えやすい名前。
そこからして彼の持つ天才的な創造力、独創性が群を抜いてることはわかります。
さらにボヘミアン・ラプソティの楽曲からも
彼の高い知性も感じれますよね。
今更だけどもし音大生、文学系学生なクイーンの研究がしたい、論文が書きたいと
思います。それほど興味深い歌詞と音楽の叙情。すごいねー。

クイーン自体をそれほど知らなくとも
映画自体はよくできていて
特に主人公のフレディ・マーキュリーを演じた役者さんは
とても上手。
歌は口パクなんでしょうか。
彼の演技力が作品の魅力をさらに引き出してくれたように思います。

彼はゲイであることに悩み苦しみ
恋人で一生の友となったメアリーとの関係。

何もかも天才ならではのドラマティックなストーリーと
ラスト21分のライブ映像に圧倒される時間でした。

ただ応援ライブってあのラストのところだけなのかな。
なんだかそのあたりは応援ライブの上映会ではなかったのでわかません。
本当のファンの人は楽しめるのかもしれないし
ファンだったらそっちに私も行ったかも。

何度も鑑賞する人もいるようですが・・
私は1回で満足でした。

★★★☆☆(3.5)

家へ帰ろう

2019年01月04日(金) 10時01分
解説:アルゼンチンに住む男性が、ポーランドの親友に会いに行く様子を描いたロードムービー。旅の途中で出会う人々に助けられながら目的地を目指す主人公の姿が映し出される。『タンゴ』などのミゲル・アンヘル・ソラ、『靴に恋して』などのアンヘラ・モリーナが出演し、パブロ・ソラルスが監督と脚本を担当した。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:アルゼンチンのブエノスアイレスに暮らす88歳の仕立屋、アブラハムは、70年以上会っていないポーランドの親友に、最後に仕立てたスーツを渡そうと思い立つ。その親友は、ユダヤ人のアブラハムがホロコーストから逃れた際に助けてくれた命の恩人だった。アブラハムは、マドリード、パリを経由して目的地に向かうが、道中さまざまな困難が襲う。 シネマトゥデイ (外部リンク)

とても良かったです。
単なる老人の残した人生の後悔をやり直すコメディちっくなありがちなドラマかと
思いきや
前半のコメディから一転、ロードムービーとなり
中盤はポーランドまでの道中での出会いや事件がおかしく悲しくも描かれていて
中盤後半から些細なことで会わなくなった娘との再会も出てきます

でもすべてはラストのポーランドの友人に会うため。

ポーランドの友人への思いが中盤以降回想シーンとして出てきます。
大変な思いをして戦争が明け
ドイツ人を憎しみ以上の感情を持ち
ポーランドへ入国するのにドイツをどうしても入りたくない、と入国審査で話します。
写真のものなのですが「ポーランド」も「ドイツ」も口にしたくない、という
笑えるけど笑えないやりとりなのです。
そこへドイツ人の文化人類学者の女性と出会い、
彼女のシャツを借りて ドイツに入らないよう歩くようにしてもらうなど

ドイツ人の女性も多くの罪を負ったドイツ人として精一杯
戦争で深く傷ついたユダヤ人の老人を労わり寄り添おうとします。
しかし戦争で傷ついた気持ちをどうしても癒せないアブラハム。

前半のホテルを値切り女性と歌って踊って楽しい時間を過ごしてから
泥棒にあう、というコメディから一転して
だんだんとアブラハムの背負ってきた人生と偶然会ったドイツ人で
見えてきます。

前半の家族との送別会で
名前が出てくるのですが(名前は忘れました)
誰かとずーーっと思っていたのですが(奥さんなのか使用人なのか、ペットなのか?)
ラスト近くで
アブラハムの患っている足の名前をいうこともわかりました。
小さなことに手を抜かず最後まで愛着を持ってキーワードを出すあたりの脚本は
些細ながらすばらしく思いました。

ラストは・・
ついにアブラハムは力尽き
電車の中で倒れて病院へ入院します。
そこで看護士に出会い、看護師に退院したら友人のところに連れて行って欲しいと
願います。

そしてついに目的の場所へ。
すっかり変わり果てた70年後。
路地へ入るとあの頃を彷彿させる雰囲気が出てきます。
しかし昔過ぎて会いたかった友人はすでにいないよう。

看護士が付近を探し始めたときに
アブラハムの目に仕立て屋の老人が目に入り
ラストはやっと長い旅から友人に会える、というストーリー。

最近は映画を観る時間も少ないのですが
こちらは偶然、時間があったため観に行ったのだけど
本当に良かった。

緩急のつけかたもよくアルゼンチンの映画って
遠く日本までくるだけあって日本に入ってくる作品は
選りすぐりのものが多いです。

★★★★★

アリー/ スター誕生

2019年01月02日(水) 17時06分
解説:『アメリカン・スナイパー』などのブラッドリー・クーパーが監督と製作を担当し、数々のヒット曲で知られるアーティストのレディー・ガガが主演を務めたドラマ。スター歌手に才能を見いだされた女性が、スターダムへと上り詰める姿が描かれる。ブラッドリーはスター歌手役で出演もこなしており、劇中でガガと共に歌声を聞かせる。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:昼はウエイトレスとして働き、夜はバーで歌っているアリー(レディー・ガガ)は、歌手になる夢を抱きながらも自分に自信が持てなかった。ある日、ひょんなことから出会った世界的シンガーのジャクソン(ブラッドリー・クーパー)から歌を高く評価される。アリーは彼に導かれてスター歌手への階段を上り始め、やがて二人は愛し合うようになるが、ピークを過ぎたジャクソンは、徐々に歌う力を失っていく。 シネマトゥデイ (外部リンク)

ああーーーー昨年、ブログ開設してから一番、映画観てない年だったーー

というわけで今年も恒例の元旦映画。
12月も多忙すぎて映画など観る時間もなかったので話題作をこの「アリー」と合わせて鑑賞。

悪くなかったです。まあまあ。
ただやっぱ才能があるという設定だけどやっぱり所詮「レディ・ガガ」じゃん。
歌はうまいしダンスもあるし
人前でも堂々と歌えるよね。

今回、ブラッドリー・クーパーが初監督。
ブラッドリー・クーパー、年取ったな・・私、好きだったんだけど。
ブルー・アイズは魅力的でしたけど。

ただカメラワークがイマイチだったな。
ここは全員の表情が観たいというときなんかも3人出てるのに2名だけがアップとか
変なところでトリミングしていた印象。

ストーリーも予告でだいたいわかりますからねー。
才能ある女性が人気歌手に見初められあっという間にその才能を開花。
でも二人は恋愛関係で夫婦になり
でもスターだった彼はアル中でアリーが人生に入ることで上向きになってきます。
しかしだんだんと持病の難聴だったりアリートのすれ違いの生活に
またアル中になり
ついにはアリーのグラミー賞新人賞の授賞式でアル中のため失禁してしまう大失態をおかして
アル中の施設に入院することになり退院後にアリーと生活を新たに始めていきます。
しかしアリーのマネージャーに言われたことで
ラストは 自殺して終わり・・という。
その後、彼の作った作品をアリーが歌って終わり、という感じですね。

レディ・ガガはやっぱりレディ・ガガ。
歌声も歌も良くて
サントラ欲しい、と思いました。
所詮、元からのスター。
でも彼女でなければここまで歌も歌声も心に響かなかったかも。

駄作でもないので
観ても良い作品だと思います。

★★★☆☆(3.5)