モリーズ・ゲーム

2018年05月21日(月) 19時34分
解説:レオナルド・ディカプリオやベン・アフレックらが顧客リストに載っていたというポーカールームの女性経営者、モリー・ブルームを取り上げた実録劇。ギャンブルの世界に飛び込んだ元アスリートの女性が、人並み外れた才覚を発揮して世を渡り歩く姿を映す。監督は『スティーブ・ジョブズ』などの脚本を手掛けてきたアーロン・ソーキン。『ゼロ・ダーク・サーティ』などのジェシカ・チャステイン、『マンデラ 自由への長い道』などのイドリス・エルバらが出演する。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:モーグルのオリンピック代表の選考大会でけがをしてしまったモリー・ブルーム(ジェシカ・チャステイン)は、競技から退くことを決める。ハーバード大学に進学するまでの1年間をロサンゼルスで過ごすことにした彼女は、勤務先の上司から違法ポーカーゲームのアシスタントをしてほしいと持ち掛けられる。巨額の金を賭けるハリウッドスターや企業経営者に臆することなく、見事な采配ぶりを見せるモリー。やがて彼女は自分のゲームルームを構えて成功を収めるが、10年後にFBIに逮捕される。 シネマトゥデイ (外部リンク)

久しぶりに映画行きました。
これも観たかった作品で
ジェシカ・チャステインが好きだったってのもあります。

ずっとジェシカ・チャステインは知性的な役が多く
今回も知性のある役柄ではありますが
ボディコンに胸も半開きなお洋服ばかり。
どうしちゃったの、って感じですが
実在の人物でそんないでたちだったのでしょう。
ジェシカ・チャスティンがよくこの服装をやったな、と。
でもスタイルは良いので別にやるか。

そして今回も知性的な女性という役ではあるのですが
やはりずっとストレスと眠ることをせず
前回の「女神の・・」同様にドラッグ中毒。

なんだか知性のあるクレバーな女性で、
でも病んでいって最後にドラッグ中毒が最近のジェシカ・チャスティンの役的にも
イメージ的にも多いのかしら。

話は本のように場面や時間軸がくるくる変わり
現代かと思いきや数年前と訳がわからなくなることもありました。

ハリウッドスターが数名っていったい誰だ?とか
考えるのも楽しかったですが
セリフが多く混乱しそうにもなりました。

幼いころの教育から彼女がなぜあのようになったのか。
そこはわからぬままですが(ラストに父親との話の中でも出てきます)
生きた行くためには手っ取り早く
一番近くにあったもので彼女の頭脳と見た目で
ぐいぐいいったのでしょうね。

その後、彼女がどうなったかは出てきません。

まだ35ということで出ていたので
人生をやり直し結婚して子供もできてたりしてるかもですね。

普通に楽しめました。
地元のちょっと離れた映画館だったのですが
数名しかお客さんがおらず
日比谷では考えられないだろうな・・と思いました。


★★★☆☆(3.5)

アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル

2018年05月04日(金) 20時22分
解説:第75回ゴールデン・グローブ賞作品賞(コメディー/ミュージカル)にノミネートされたほか、さまざまな映画賞で評価された伝記ドラマ。五輪代表に選ばれながら、ライバル選手への襲撃事件などのスキャンダルを起こしたフィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングの軌跡を映す。監督は『ラースと、その彼女』などのクレイグ・ギレスピー。『スーサイド・スクワッド』などのマーゴット・ロビー、『キャプテン・アメリカ』シリーズのセバスチャン・スタンらが出演。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:貧しい家庭に生まれ、厳格な母親ラヴォナ(アリソン・ジャネイ)に育てられたトーニャ・ハーディング(マーゴット・ロビー)。フィギュアスケートの才能に恵まれた彼女は、血のにじむような努力を重ねて、アメリカ代表選手として1992年のアルベールビル、1994年のリレハンメルオリンピックに出場する。ところが、元夫のジェフ・ギルーリー(セバスチャン・スタン)の友人がトーニャのライバルだったナンシー・ケリガンを襲い、その後彼女はフィギュア界から追放されるが……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

これ絶対観たかったので
久しぶりの休みに朝1で出かけてきました。

この事件は私のもの心ついていたころに起こった事件でしたが
日本では今ほどフィギュアスケートが盛んではなく
今はアジア人が圧倒してます。
体が小さく柔軟性の高いアジア人は競技に向いているのでしょう。
90年代はこの迫力ボディの白人が堂々とトリプルアクセルを迫力の
演技を魅せていた時代。
それほど日本では今ほどの盛り上がりもメダルにまさかからむなんて
思われてもいなかったような・・。

トリプルアクセルがそれほどすごいのか!浅田真央ちゃんのすごさを
この作品を観ると改めて感じます。

この作品自体は知ってる年代は
遠く日本でも報道された
襲撃事件。

こんなにライバル同士の熾烈な争いがあるなんて
なんて怖いのスポーツってと思ったものでした。

もともとトーニャハーディングの気の強さや変な感じは
感じてましたが
そうなった生い立ちなども描かれています。

私が知りたかったのは
なぜナンシーを襲撃したのか、というところ。
そのあたりに関わった人すべての感情が入り混じると思ったのですが
そのあたりは詳しく描いておらず
襲撃するまでの生い立ち、フィギアスケート界でのトーニャの立ち位置、
家族、夫の暴力などなど
そちらがメインでした。

恐らくまだトーニャも元夫も健在で
その心理を空想だけで描くにはあまりにも近しい過去だったからなのかもしれません。

まあ、とにかくあのぐらい気が強くなければ
スポーツの一流にはなれないのかなあ、と思いました。
もともとの気の強い性格に育てられ
それに曲った根性が入って
あのトーニャが出来上がったのでしょう。

アメリカでも当時は労働者階級の娘がフィギュアというセレブリティな世界へ
実力があればのし上がれる
アメリカンドリームを重ねていたに違いありません。

しかしやはりそこで所詮、労働者階級の娘だろ、に加え
男運のなさ、家族運のなさに彼女という人間が出来上がってしまった。

あの才能があってもしももともと良い家の出だったら
普通に金メダルがとれ
普通に幸せな家族を持ち
今でもフィギュアスケートに携われたのかなあと思います。

アメリカって自由な社会のようで
実はその自由さが差別を生みやすくし
悪役と良い役を両極に作り上げ
悪役はやはり生まれたときからくじ運の悪い人間がなってしまうのかと
なんとなく寂し気持ちも
トーニャの裁判を見ながら感じました。

さすがにすんごいめちゃくちゃな性格と生活のトーニャですが
あれだけ母親に罵られ
スケートだけに捧げていた人生だっただけに
裁判の下りで
「服役するのでスケートだけは続けたい」と涙ながらに訴えていたシーンは
ジーンときてしまいました。

あの事件がショッキングではありますが
あの事件というより
トーニャ・ハーディングといフィギュアスケーターの生い立ちとして観る感じかな。

ナンシーについてはあまり語られなくてそれがマイナス。

作品の中でマスコミのCBS?の担当でしょうか。

「馬鹿二人があそこまでやるとはな」と言ってましたが

馬鹿でクズな男に振り回されたトーニャも
生まれたときからフィギュアスケートをやっていなかったとしても
生まれ持ったものすべてが
あんな男と結局であっていたのかなあ、なんて思ったりもしました。

★★★★☆