ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男

2018年04月05日(木) 8時19分
解説:『つぐない』などのジョー・ライト監督と、『裏切りのサーカス』などのゲイリー・オールドマンが組んだ歴史ドラマ。第2次世界大戦下のヨーロッパを舞台に、苦渋の選択を迫られるウィンストン・チャーチルの英国首相就任からダンケルクの戦いまでの4週間を映し出す。チャーチルの妻を『イングリッシュ・ペイシェント』などのクリスティン・スコット・トーマスが演じるほか、リリー・ジェームズ、ベン・メンデルソーンらが共演。『博士と彼女のセオリー』などのアンソニー・マクカーテンが脚本を担当している。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:第2次世界大戦勃発後、ナチスドイツの勢いはとどまることを知らず、フランスの陥落も近いとうわさされる中、英国にもドイツ軍侵攻の危機が迫っていた。ダンケルクで連合軍が苦戦を強いられている最中に、英国首相に着任したばかりのウィンストン・チャーチル(ゲイリー・オールドマン)がヨーロッパの命運を握ることになる。彼はヒトラーとの和平か徹底抗戦かという難問を突き付けられ……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

良かったですねー。
チャーチルの人柄やら政治家としてどうであるとか。

そんなことよりも今年度オスカーをとった
主人公のゲイリー・オールドマンと メイクアップスタイリング賞を獲った日本人の辻井さんの
仕事ぶりがすばらしく
本気で釘付けです。

ついついチャーチル、ゲイリー・オールドマンのメイクを凝視ししてしまいますが
天下のオスカーですから
毛穴の細部、表情まで実に素晴らしく
特殊メイクで日本人が受賞しなければそのまま
ゲイリー・オールドマンが役のために太ったんだと鑑賞していたのではないかと
思います。

そしてゲイリー・オールドマンの演技もすごい。
もちろんチャーチルを魅力的に描いている作品ですが
声の出し方や高齢で太めでアル中のチャーチルがきっちり表現されていて
ときにおちゃめでおぼっちゃまな生い立ちもわかります。
(Vサインのくだりですね)
ときたまくすくすっと笑ってしまうこともあり
チャーチルという政治家に批判もありますが
作品全体としては楽しめました。

そして「ダンケルク」の映画を今再び鑑賞したくなり
できれば「ダンケルク」をもう一度鑑賞してからこの作品を観るのがさらに楽しめるかと
思います。
「ダンケルク」は記憶が浅くなってきているので自分が残念だった。

俳優の演技で久しぶりに泣きました。(というか最近、涙もろいんですけども)
演説がうまいチャーチルですがすっかり魅了されました。

主演男優賞にふさわしい
ゲイリー・オールドマンの演技、
辻井さんの特殊メイクを観に
わざわざ足を運ぶだけの価値はあります。


★★★★☆

あなたの旅立ち、綴ります

2018年04月02日(月) 18時52分
解説:終活を決意した年老いた女性と、キャリアに悩む若い女性記者の交流を描いたドラマ。世代を超えた友情を育む女性たちを、『愛と追憶の日々』などのシャーリー・マクレーンと『親愛なるきみへ』などアマンダ・セイフライドが演じる。『6デイズ/7ナイツ』などのアン・ヘッシュをはじめ、トーマス・サドスキー、フィリップ・ベイカー・ホールらが共演。『U23D』などのマーク・ペリントンがメガホンを取った。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:何不自由ない生活の中で孤独と死に不安を抱くハリエット(シャーリー・マクレーン)は、生きているうちに自分の訃報記事を用意しようと考える。地元新聞社の訃報記事担当者のアン(アマンダ・セイフライド)に執筆を依頼するが、これまで自分中心だったハリエットをよく言う人はいなかった。理想とはほど遠い内容の原稿を読んだハリエットは、最高の訃報記事のため自分を変えようと行動を起こす。 シネマトゥデイ (外部リンク)

ほっこり、にんまりできるコメディーです。
まあとにかくアマンダが可愛いですねー。
肌はちょっと荒れてましたが
表情もいつになく豊か。
知らぬ間にひっそりと結婚をしていたということもあるのでしょうか。

アマンダを中心に鑑賞していたというのもありますが
この監督、アマンダを脱がせたくて仕方ない、というかそんな印象も。
わざわざデニムを履かせるシーンも必要ないし
3人が湖で泳ぐシーンで脱ぐ必要もなくない?
しかし女性ですがアマンダの何もかも恵まれた容姿に釘付けです。

ストーリーは
誰からも好かれてない主人公・ハリエットが人生を見直し
たどりながら
良い訃報記事をアンに書いてもらおうと
立て直すどたばたコメディ。
しかし実はここでは若い二人の女性、特にアマンダの演じるアンに
自分の人生と重ね合わせ彼女に足りていないものはなんなのかを
伝えていこうとしているのです。

3名とも家族とは縁がないもの同士。
しかしある意味嫌われ者だったエリオットは成功者でもあり
アンは彼女の人生をたどっていくうちに
彼女のしてきたこと、人生を感じ、一度は
今の自分とみつめることで自分の生き方に無力感を覚えることもあります。

こんなにすごい人生は送れない!と思うのです。

アンは好きな彼に告白したり
ラストはあこがれだったアンダルシアに行く切符で旅立ち
7年、勤めていた新聞社をやめて旅立ちます。

予想通りハリエットは亡くなりますが
弔辞を読むアンがハリエットと1か月過ごし彼女に教わったこと、
彼女のすべてについて語ったときは涙が出てしまいました。(最近、涙もろくなってしまっている)

彼女たち二人が出会ったことは
ハリエットにとっても自分を見つめ直し
最後にできなかったこと、誰かのために自分を伝えること、教えることを
アンできたこと。

わりと平和な作品ではあるので途中睡魔も襲ってきましたが
良かったです。

自分のエンディングを私もぼちぼち考えなくてはいけないですし
こんな人生で良いのか?の問いかけをし続けるべきですね。

★★★☆☆(3.5)