永遠のジャンゴ

2017年11月30日(木) 19時53分
解説:ジャズギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトの実録ドラマ。ナチスドイツがパリを占領下に置き、ロマ迫害を進める中で生きてきた彼の生きざまを見つめる。メガホンを取るのは『大統領の料理人』『チャップリンからの贈りもの』などの脚本を手掛けてきたエチエンヌ・コマール。『アランフエスの麗しき日々』などのレダ・カテブ、『ロシアン・ドールズ』などのセシル・ドゥ・フランスらが出演する。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:ナチスドイツの支配下に置かれた、1943年のフランス。ロマ出身であるジャズギタリストのジャンゴ・ラインハルトは、パリの名門ミュージックホールであるフォリー・ベルジェールのステージで観客からの喝采を浴びていた。アーティストとしての栄華を極める彼だったが、ナチスドイツが各地でロマを迫害しているのを知って激しい怒りと悲しみを抱く。家族や自身にも危険が及ぶ中、ナチスドイツの上層部が集まる夕食会での演奏を命じられ……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

実話ではないのか・・。
評価が高かったので行ってきましたが
作品自体のストーリーなんかはそれほどでもなかったです。

演奏はすばらしかったんですけど。
あのギターを聞くためにそしてジャンゴのファンであれば良かったのかもしれません。

物語の視点があるようでないようで
どこに向かっているのかわかりにくかったです。
ジャンゴの圧倒的な才能に
時代を忘れて享楽するドイツ兵、魅了される民衆、そこはわかったけど
政治と戦争をからませるにはストーリーがぼやけすぎていました。
どこをどう変えればよいのか問われてもわかりませんが
ジプシーがその時代にどのように扱われてきたのか。
ジャンゴのような才能はフランス政府はなぜかくまってくれなかったのか。
わかりそうでわかりにくかった。

ジャンゴを演じた俳優さんはかっこいいわけではないけど
日本人っぽいセクシーな感じで良かったかな。

あとは3人の女性がそれぞれ魅力のあるわけですが
やはり90歳?と思われるジャンゴのお母さんの
あの元気ぶりとたくましさが良かったです。

ジャンゴのファンでなければわざわざ劇場まで行く必要もないかも。


★★★☆☆

ローガン・ラッキー

2017年11月27日(月) 9時56分
解説:『トラフィック』や『オーシャンズ』シリーズなどのスティーヴン・ソダーバーグ監督がメガホンを取ったクライムムービー。カーレース「NASCAR」の売上金強奪をもくろむ兄弟と爆破のプロフェッショナルの姿を追う。『マジック・マイク』『フォックスキャッチャー』などのチャニング・テイタム、『ハングリー・ハーツ』などのアダム・ドライヴァー、『007』シリーズなどのダニエル・クレイグのほか、ヒラリー・スワンク、ライリー・キーオらが出演。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:脚が不自由で仕事も家族も失ったジミー(チャニング・テイタム)は、人生を一変させようと犯罪計画を立てていた。それはカーレース「NASCAR」が開催されるサーキット場の金庫から、大金を強奪するというものだった。片腕を失った元軍人の弟クライド(アダム・ドライヴァー)、カーマニアの妹メリー(ライリー・キーオ)、爆破のプロで服役中のジョー(ダニエル・クレイグ)を仲間に迎えるジミー。ジョーを脱獄させて金庫を爆破し、再び彼を獄中に戻す大胆不敵な計画は順調に進んでいたように思えたが……。

ソダー・バーグ監督作品ということで鑑賞。

作品自体はそこそこに悪くないのですが
この手の作品に必要な「テンポ」がイマイチ良くなく

だらだら感じるところも多かったです。
まさかのダニエル・クレイグのあの役柄で
すっかりおっさんになり
がっかりしつつも
007のときよりもセクシーでした。

作戦自体は「ふーーん」という感じ。
なんだかテンポが悪いのに呆気なかった感じもして
アリバイ工作をしていたかとか
あの弟兄弟はカモだったのかありますが

「ふーーん」って感じかな。

そこそこに退屈せず楽しめるし
悪くはないですが
観なきゃいけない、ほどでもないかな。
多分、半年したら忘れてしまう内容かと思います。。


★★★☆☆

彼女がその名を知らない鳥たち

2017年11月15日(水) 17時46分
解説:「九月が永遠に続けば」「ユリゴコロ」などの沼田まほかるの人気小説を実写映画化。同居する相手の稼ぎに依存しながらも彼を嫌い、家庭のある別の男性とも関係を持つ身勝手な女と、彼女に執着するさえない中年男の関係を軸に、究極の愛とは何かを問い掛ける。メガホンを取るのは、『凶悪』などの白石和彌。クセの強い二人を、『アズミ・ハルコは行方不明』などの蒼井優と『殿、利息でござる!』などの阿部サダヲが演じる。シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:15歳年上の佐野陣治(阿部サダヲ)と共に生活している北原十和子(蒼井優)は、下品で地位も金もない佐野をさげすみながらも、彼の稼ぎに依存し自堕落に過ごしていた。ある日、彼女は8年前に別れ、いまだに思いを断ち切れない黒崎に似た妻子持ちの男と出会い、彼との情事に溺れていく。そんな折、北原は刑事から黒崎の失踪を知らされ、佐野がその件に関係しているのではないかと不安を抱き……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

高評価につられわざわざ観に行ってしまいました。

期待が高すぎたのかそれほどの高評価ではないかな。
主演の蒼井優、阿部サダヲ、松坂桃李の3人の演技がものすごく良いので
ストーリー自体が
娯楽というかあっというラスト30分ぐらいの展開が
なんとなくぼやけてしまう。

蒼井優の体当たりの演技もありますし
ああいうイケメン好きでしょっちゅう騙されている女性もいるよな、とあくまでも傍観。
そして阿部サダヲの演技はやはりすごい。
汚らしく不潔な40代男を演じていて
狂気じみた 十和子への感情を気持ち悪いほど演じています。
そして以前から松坂桃李の演技力はすごいものがあるなあ、と思っていたけど
ここで一気にまた彼の演技力がアップしたようですね。

このもともとある原作の面白さは
この俳優陣につぶされた感はあるけど
この演技力を持ってしなければ
ここまで評価は高くないだろうし
あそこまでぎりぎり脱いでくれる売れてる女優もいないだろうし(でもあれは最後まで脱いで欲しかったね)
売れてるイケメン俳優であの演技をできる人もいないだろうし。
阿部サダヲは安定のうまさですけどね。

ただ言えるのは
あるあるな気もするけど
でも感情移入がどうしても同上人物の誰にもできない。
なぜなんだろう。

やはりラストの30分で泣いてしまったという人もいるし
実際に、隣の人は泣いてたけど
私、どこで泣くのかさっぱり。

陣治の無償の愛?
彼らの紡いだ時間のフラッシュバック?

この俳優たちなら
真剣なラブストーリーがきっと良かったのかも。
でも作り手としては
逆転なストーリーに悦に入りつつも(これはきっと面白い、みたいな)
骨太な演技も欲しかったんだろうし。

感動、涙は私は全くありませんが
そこそこに楽しめるかな。
竹野内豊がクズすぎる男の役なんだけど
ぶっ殺されてすっきりした笑
それもこの作品の魅力なのかも。

竹野内豊より松坂桃李の方が良かったのは
やっぱり松坂桃李がストレート男子で
竹野内豊がゲイだからなんだろうか・・とか一人思う・・。


★★★☆☆(3.5)

そして阿部サダヲがCMやってるキリンがスポンサーなのか
飲んでるビールは淡麗とキリン。
あのCMの歌が出てきてしまった・・。

ドリーム

2017年11月10日(金) 19時55分
解説:人種差別が横行していた1960年代初頭のアメリカで、初の有人宇宙飛行計画を陰で支えたNASAの黒人女性スタッフの知られざる功績を描く伝記ドラマ。NASAの頭脳として尽力した女性たちを、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』などのタラジ・P・ヘンソン、『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』などのオクタヴィア・スペンサー、『ムーンライト』などのジャネール・モネイが演じる。監督は『ヴィンセントが教えてくれたこと』などのセオドア・メルフィ。ミュージシャンのファレル・ウィリアムスが製作と音楽を担当した。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:1960年代の初め、ソ連との宇宙開発競争で遅れを取っていたアメリカは、国家の威信をかけて有人宇宙飛行計画に乗り出す。NASAのキャサリン・G・ジョンソン(タラジ・P・ヘンソン)、ドロシー・ヴォーン(オクタヴィア・スペンサー)、メアリー・ジャクソン(ジャネール・モネイ)は、差別や偏見と闘いながら、宇宙飛行士ジョン・グレンの地球周回軌道飛行を成功させるため奔走する。

人種差別のまた陰湿ないじめ作品かと思い
躊躇してました。
気持ちが上がってないときに観ないとそんな作品は
疲れるもの。

しかしこの作品は確かに人種差別のくだりも多く
そこもストーリーの中でありますが

力強く生きる主人公たちに
女性としても元気がもらえる作品です。

この時代であれば人種差別に加え
男女の性差別も強かった時代で
今も人種差別はなくならず
男女差別もなくなっていません。

ただ表面上ではないように見せかけていますが
表面上に
使うトイレを区別されたり
ポットや水飲み場も区別されていて
黒人をここまで差別をすることをする人間が
非難される時代ではあります。

この作品では
「有色人種」「女性」という生まれ持ったものを
自分たちの力で
能力と運、そして強さで
映画らしく乗り切ります。

確かに欠落しているものを埋めるには
(女性であることが欠落なのか?と言われると違うけど
働くにはこの時代には男性でないことがだめなわけですね)
努力するしかないということ。

主人公3様の生き方ですが
一人一人がかっこいい。

数学能力を発揮しトイレに800mかけて行きながらも
宇宙飛行士に認めら
上司のケビン・コスナー(かなり良い役です)に認められるキャサリン。

仕事ができるのに黒人であるために
管理職以上の仕事をこなしても
出世できなければ
NASAの白人男性が手をこまねいているプログラミング言語を
学ぶドロシー。

白人の学校へ始めて入学し
卒業を果たしたメアリー。

メアリーが「最初になることは大変だ」とセリフの中にありましたが
この女性たちがこの時代に
しかも黒人であることは
実話であるということなのですが
映画のようなさらっとしたものではなかったでしょう。
もともと能力のあった3人ですが
並々ならぬ努力と忍耐とそして何よりも「運」があったと思います。

キャサリンであれば
上司がケビン・コスナーでなければ
きっとあのまま白人男性の自分よりも能力の低い人間に
蔑まされていたかもしれません。

じんめりしそうな話もすっきりと
そして爽快になっていて

できすぎだけど
映画の中ではこのぐらいすっきりとしたい!

そんな作品でした。

元気がでます。


★★★★☆(4.5)

ノクターナル・アニマルズ

2017年11月09日(木) 19時35分
解説:『シングルマン』で監督デビューしたファッションデザイナー、トム・フォードがメガホンを取って放つサスペンスドラマ。オースティン・ライトの小説「ミステリ原稿」を基に、リッチな生活を送る主人公と彼女の元夫が書いた過激な小説の世界がリンクしていく様子を描く。『アメリカン・ハッスル』などのエイミー・アダムスが主人公を演じる。共演は『ナイトクローラー』などのジェイク・ギレンホールや『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』などのマイケル・シャノンら。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:アートギャラリーの経営者スーザン(エイミー・アダムス)は、夫ハットン(アーミー・ハマー)と裕福な生活をしていたが、心は空っぽだった。ある日彼女のもとに、20年前に離婚した元夫エドワード(ジェイク・ギレンホール)から、彼が書いた「夜の獣たち(ノクターナル・アニマルズ)」という小説が届く。 シネマトゥデイ (外部リンク)

トム・フォード監督作品。
前回の「シングル・マン」は結局、未見。

デザイナーの映画作品ってわかりにくいところもあるし
ゲイの監督だとえぐいシーンが容赦なく出てくるので
苦手なんですよね・・。

しかしこの作品は予告で気になっていたので鑑賞することに。

冒頭からトム・フォードワールドというか
わかりにくいけど
これは「芸術」的に始まります。

この世界をファッションで表現するには難しいし
絵画や写真では
トム・フォードの名前でもどうかな?と思ってしまう。
映画だからこその肥満な女性が世代別に踊り狂ってます。
この肥満女性(白人女性の肥満なので日本のおデブちゃんなど
めじゃないぐらいです)を芸術作品として
活躍しているのが主人公のスーザン(エイミー・アダムス)。

この作品はトム・フォードの芸術的世界観もそうですが
出演している女優、俳優の演技が光っています。

エイミー・アダムスはほとんど表情だけですし
男性主人公の元夫エドワード(ジェイク・ギンレイホール)は
彼の持つもともとの高い演技力と
彼の個性をトム・フォードが引き立たせてるといったところでしょうか。

ジェイク・ギンレイホールみたいな
目が大きい男性が トム・フォードは好みなのかなあなんて思いました。
他に出てくる男性も目が大きい男性ばかりだしね。

ジェイク・ギンレイホールはもうトム・フォードが
脱がしたかったのか笑
無駄に脱いでる感じもします。
トム・フォードでなければジェイク・ギンレイホールのあのバスルームのシーンよりも
エイミー・アダムスのバスルームのシーンを強調するはずなんだけどね。
そうはトム様は許しません。

ストーリー自体は大したことはない
男の心理をじっくりと振られた女にいぶり返すような
ラストもすっきりしないもの。
でもこうなるかな、と予想もつきました。

3場面が交互に映像として切り替わり
現代のスーザン、過去のスーザンとエドワード、エドワードの本の中のストーリー。

エドワードの書いた本は
映像では激しくも美しいトム・フォードワールドですが
エンターテインメントの世界ではよくある話。

これを3場面の切り替えと
名優たちの演技、
そしてトム・フォードの桁違いの芸術的視点が
この作品を作っています。

くらーーい話だし
退屈に感じる人は感じてしまうのか寝てる人も多かったし
退席した人もいましたね。

万人受けする作品ではないし
私も好きか、おすすめか?と言われても

借りて観ても問題ないかなあ、と。

★★★☆☆

20年前もエイミー・アダムスとジェイク・ギンレイホールが演じてますが
映像処理なのか
二人ともほんとに若返っていて
帰りのエレベーターの中でもご婦人たちは
その話ばかりされてました。

お暇なら、トム・フォードの世界が好きなら劇場へ。
それ以外ならおすすめはしないかな・・。

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。

2017年11月04日(土) 14時20分
解説:1990年に映像化されたスティーヴン・キングのホラー小説を、『MAMA』で注目を浴びたアンディ・ムスキエティ監督が映画化。静かな田舎町に突如現れた正体不明の存在が、人々を恐怖に陥れるさまが描かれる。『ヴィンセントが教えてくれたこと』などのジェイデン・リーバハー、『シンプル・シモン』などのビル・スカルスガルドをはじめ、フィン・ウォルフハード、ソフィア・リリスらが出演。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:とある田舎町で児童が行方不明になる事件が相次ぐ中、おとなしい少年ビルの弟が大雨の日に出掛け、大量の血痕を残して姿をくらます。自分を責めるビルの前に突如現れた“それ”を目撃して以来、彼は神出鬼没、変幻自在の“それ”の恐怖に襲われる。彼と同じく“それ”に遭遇した人々とビルは手を組み、“それ”に立ち向かうが……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

予告を観た瞬間に「IT」がまたやるんだーーと興奮しました。
1990年の映像化されたITは観てませんが

原作は大好きです。
Sキングがとにかく好き。
そしてSキングの作品の中でもこの「IT」の面白さと言ったら!

夫を誘いましたが
以前の作品を観てかなり怖かったようで
1人で鑑賞。
ホラー映画にはあまり私は動揺することもないのですが
なんとなく 昼間に帰りたいな・・と思ったので
朝1で行ってきました。

やはりアミューズメント施設の中にある映画館で
偶然にしてもピエロがバルーンアートをやっていて
本気で怖くなりました。

今回の「IT」に関していえば
原作を特に私ほど好きでなければ
ホラーとしてどう思うのかな・・

ストーリー全体はホラー要素はありつつも
「スタンドバイミー」のような青春っぽさもあり
子どもにしか見えない「恐怖」を出してると思います。
子どもの本当に恐ろしいもの=大人
大人になったら見えなくなってしまうことが恐ろしいことなんだ、という
メッセージ性もあります。
世の中ピエロであふれているのになぜ大人にはこんな恐ろしいことが
見えないのか?テーマとしてしっかり描かれていました。

べバリー(女の子)が捕まり死にかけたときに
デブの男の子のキスで目覚めてしまうのが
なんともあれれ?と思いましたが

原作ではラストにそれよりもハードで
これさえなければ完璧なんだけどなあという出来事があったので
それよりは柔らかくしているのかもしれないです。

エンドロールが始まり客席をたちましたが
「おや?自転車のシルバーについてやってなかった。」
と思ったのですが
どうやら27年後のパート2でキーワードとして出てきそうです。
自転車のくだりがすばらしく原作では好きなところだったので
是非、シルバーをうまく登場させてほしいところです。

ただ現在の映像だとCGがあるせいか
少しリアリティがむしろなく映像でもなんでもできるしなあ、と
傍観してみる感じに。
ペニーワイズも私のイメージからすると目が少し大きいかなあ。

パート2を思わせるラストがむしろ残念。
ラストの「IT」という文字になぜ字幕をいれちゃうのかなあ・・ってね。

初めて「IT」という作品に触れたとしても
楽しめると思います。
ホラーというより青春映画に近いような。
鑑賞後にピエロがとこからか出てくるかもしれないという
恐怖はありますけどね。

★★★☆☆(3.5)

女神の見えざる手

2017年11月01日(水) 20時06分
解説:巧妙な戦略を駆使して政治を陰で動かすロビイストを描いた社会派サスペンス。敏腕ロビイストを、『ゼロ・ダーク・サーティ』などのジェシカ・チャステインが熱演し第74回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門女優賞にノミネートされた。『シャーロック・ホームズ』や『キングスマン』シリーズなどのマーク・ストロング、ベテランのジョン・リスゴーらが共演。『恋におちたシェイクスピア』などのジョン・マッデンが監督を務めた。
シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:敏腕ロビイスト、エリザベス・スローン(ジェシカ・チャステイン)は、銃所持を後押しする仕事を断って、大会社から銃規制派の小さな会社に移る。卓越したアイデアと決断力で、困難と思われていた仕事がうまくいく可能性が見えてきたが、彼女のプライベートが暴露され、さらに思いも寄らぬ事件が起こり……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

映画の日だったので早めにチケットをとっていたのですが
座席を再度にしていて
映画館のスタッフに「こちらのサイドです」と言われ
列番号だけ目指してサイドに座ったら
反対側のサイド。
しかもその席に誰か座っていてかなり良い席を早めにGETしたのに
ちょっと〜というプチ事件が。

結局、私のゲットしたかなり良い席に
前の座席しか取れなかった人が座ってたみたい(^-^;
なんだか自分がぼけてしまった度を感じてしまってショックでした。

が、この作品は面白かったです。
ただ「ロビイスト」という仕事を知らなかったため
「ロビイスト」がどうとかとうい最初のぐだりが
理解できませんでした。
これが最初からわかっているとぐいぐい引き込まれるかと。

実話かと思ってましたが
実話でなくてよかった感じ。

主人公のジャスカ・チャスティンが
頭の切れる仕事のできる女を演じきってる感じ。
まさに彼女のはまり役です。

脚本がとびとびにシーンと
時間軸が飛びますが
わかりにくくならず
最後まで展開が読めない。

スローン(ジェシカ・チャスティン)の
精神安定剤を飲んでる姿、
男性を買ってる姿(こちらも最終的にすべてを買収していたわけですが)
チャイニーズフードを食べながら
排泄と同じと食事をする姿、
何もかも仕事に邁進し
しかし平気で仕事仲間を売る人間的にどうにも好きになれないため
ラストは
もとの会社の人たちを密かに応援に回る私、
でも
彼女の切ない鬼気迫る瞬間に最終的にはスローンを応援しちゃう私。

とにかくラストまで目が離せない作品で
サスペンス映画でもないのに
最後まではらはらドキドキ心理戦と

主人公を見て
「この人、ほんとに疲れるだろうなあ」とも思いました。

脚本、すばらしいね。


★★★★☆(4.5)