トリプルX:再起動

2017年02月28日(火) 17時09分
解説:型破りなシークレットエージェントの活躍を豪快に描き、ヒットを飛ばした『トリプルX』の続編。再びヴィン・ディーゼルを主演に迎え、息もつかせぬバトルが展開する。『イップ・マン』シリーズや『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などのアクション俳優ドニー・イェン、名優サミュエル・L・ジャクソン、FCバルセロナ所属のサッカーブラジル代表のネイマールらが出演。華麗なアクションにホレボレする。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:エクストリームスポーツのカリスマにして、腕利きシークレットエージェントとしても名をはせたザンダー・ケイジ(ヴィン・ディーゼル)に再びNSA(国家安全保障局)から声が掛かる。今回の彼の任務は、危険な敵の手に渡ってしまった世界中の軍事衛星装置を奪還すること。ザンダーはNSAがそろえた精鋭部隊を一蹴し、新たにチーム“トリプルX”を編成する。 シネマトゥデイ (外部リンク)

男性の観客が多いのが驚きましたが
作品を観ると
なるほど確かに男性向け。

間断なく続くアクション、
それもど派手です。
主人公の強靭な肉体と死なないスリリングでありながらの安心感もあります。
この派手さ、アクション、お金がかかってる感は
ハリウッド映画らしいし何も考えずに楽しめます。

想像しながらこうだっけ?ああだっけ?と考えては
つまらなくなります。

男性が求めるかっこよさを主人公がすべてで再現し
女にも超もてるし強いし言うことなし。
ああこんな男になりたいなあって感じなのかな。
女の私から見るとあのセクシーさは悪くないw

何も考えずにアクションを楽しんで
男性なら主人公になってみるのが良いかな。

★★★☆☆

素晴らしきかな、人生

2017年02月27日(月) 16時16分
解説:『プラダを着た悪魔』などのデヴィッド・フランケル監督が手掛けたヒューマンドラマ。愛する者を失い仕事も私生活も行き詰まった男が、クセのある舞台俳優たちとの交流を経て人生を見つめ直す。『幸せのちから』などのウィル・スミスを筆頭に、ケイト・ウィンスレット、キーラ・ナイトレイ、エドワード・ノートン、ヘレン・ミレンら豪華俳優陣が出演。温かなストーリー、女優たちが身にまとう華麗なファッションの数々に注目。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:広告代理店の代表として成功してきたハワード(ウィル・スミス)だったが、愛する人を失ったのを機に仕事も私生活もままならなくなってしまう。やがて会社の業績も悪化し、社員たち(ケイト・ウィンスレット、エドワード・ノートン、マイケル・ペーニャ)も気が気ではない。そんな中、ハワードは舞台俳優たち(キーラ・ナイトレイ、ヘレン・ミレン)との出会いによって、少しずつ変化していき……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

うーん・・普通かな。
悪くないけど
手の内がすぐに読めてしまって
おしいな、というところ。
出演者も皆、良いのに残念です。

数年前の映画をどんな話か思い出そうと
してもどうしてお思い出せない。
なんだったっけ、どうだったっけ?結論は・・。

これもその類に属しそうな作品です。

あらすじどおりの話ですが
なぜ広告代理店で彼を辞めさせるように仕向けなくてはいけなかったのか。
それをわざわざあんな小細工を使ってまでやる必要があったのか。

ヘレン・ミラーもキーラ・ナイトレイも大女優ですからね。
実際にあそこで演技をする、という設定でも
しらけちゃいました。うまいに決まってる、って。

悪くないけど一人の人生をフューチャーするよりも
すべての人生をそれぞれうまいことオムニバスっぽく
まとまってるかと勝手に思ってただけに残念。
そうしいたかったんだろうけどそうなれなかった感があります。


★★★☆☆


本日、オスカーでした。
発表がまさかの大どんでん返しなのかミスなのか。
私的には
大感動した ララ・ランドが獲ってほしかったけど。




ラ・ラ・ランド

2017年02月25日(土) 16時31分
解説:『セッション』などのデイミアン・チャゼルが監督と脚本を務めたラブストーリー。女優の卵とジャズピアニストの恋のてん末を、華麗な音楽とダンスで表現する。『ブルーバレンタイン』などのライアン・ゴズリングと『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などのエマ・ストーンをはじめ、『セッション』でチャゼル監督とタッグを組んで鬼教師を怪演したJ・K・シモンズが出演。クラシカルかつロマンチックな物語にうっとりする。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:何度もオーディションに落ちてすっかりへこんでいた女優志望の卵ミア(エマ・ストーン)は、ピアノの音色に導かれるようにジャズバーに入る。そこでピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴズリング)と出会うが、そのいきさつは最悪なものだった。ある日、ミアはプールサイドで不機嫌そうに1980年代のポップスを演奏をするセバスチャンと再会し……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

今年度のオスカー、最優良候補と言わている作品です。
オスカーは最近、信用ならないところもあったりするので
これもどうかな、というところと
ミュージカルは私はあまり話に入り込めないところがあります。

が、本当に本当に素晴らしい作品で!!!

これだけたくさんの作品を年間で100本近くも観てますが
性格なのかほとんど泣くことはありません。

クライマックスからラストまでもう涙が止まらず
大人だからわかる感傷なのかな。
今、日本では「たられば」が流行ってますが

もし、あのときあの人と一緒になっていたなら
きっとこうだったんだろう、
でも現実はこうだ。

手に入れたいものは手に入れたけど
すべてではない。
けれど最後のラストのお互いの微笑みまで手を抜かない
監督に拍手。

脚本もものすごく丁寧で
クラクションで彼がわかる、
ミアが考えた店のロゴマーク、思い出の曲・・

こんなことは絶対にありえない。
でも映画の世界だけは幸せでありたい、
でもすべてがうまくいってしまったら
映画としてはつまらない。

そんな映画ファンの心理もぎゅっとつかんで離さず
ハッピーエンドのようなそうでないような
じっくりと地を固め
一緒に過ごした青春の日々を懐かしみ一歩一歩踏みしめる
大切な日常を。

今も思い出すだけで良い涙がたくさんあふれてきて
クレジットが流れ出しても椅子から立ち上がれなかったのは初めてかも。

ミュージカルが苦手でも大丈夫。
ハッピーになれてでも少し切なくて
ノスタルジックな気分にもなって。

映画って素晴らしいな、と久しぶりに思えた作品でした。

お涙頂戴の作品ではなく
自分の持ってる感性からじんわりと湧き出る涙そこから滂沱となる涙、是非味わってほしいです。


★★★★★







たかが世界の終わり

2017年02月22日(水) 18時58分
解説:『わたしはロランス』『Mommy/マミー』などで、若くしてずば抜けた才能を発揮してきたグザヴィエ・ドランが監督した家族の物語。ある決意を胸に久々に帰省した主人公と家族が再会するものの、お互いに距離がうまくつかめずぎくしゃくする様子を描写する。ギャスパー・ウリエル、レア・セドゥ、マリオン・コティヤール、ヴァンサン・カッセルらフランスを代表する俳優たちが結集。絶望の中の希望の光が胸を打つ。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:劇作家として成功したルイ(ギャスパー・ウリエル)は、家族に自分の死が近いことを伝えるために12年ぶりに里帰りする。母マルティーヌ(ナタリー・バイ)は息子の好物をテーブルに並べ、幼少期に会ったきりの兄の顔が浮かばない妹シュザンヌ(レア・セドゥ)もソワソワして待っていた。さらに兄アントワーヌ(ヴァンサン・カッセル)とその妻カトリーヌ(マリオン・コティヤール)も同席していて……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

豪華たる出演者。
内容はセリフと顔のアップだらけの
演劇っぽさを感じる作品。

帰ってから解説を見て知ったのですが
「エイズであと数年」だった成功した主人公が家族に伝えるための作品であったようですが
「死」が近いことは知っていたのだけど
それ以上は知らなかったため自殺をするのか、とか勝手な予想をたてて鑑賞していたため
激しい演技のヴァンサン・カッセル、レア・セドゥのセリフ合戦で
前半は睡魔も襲ってきました。

作品の背景がわかってないとちっともおもしろくない。
観たい作品の情報はなるべく入れないようにしてましたが
この作品についてはある程度の基礎知識がないとあの豪華出演者をもってしても
乗り切れないです。

この作品はそもそも実話であり
その中に主人公の望郷だったり
家族への思いだったり
12年間も戻らなかった家族の動揺だったり
実際の主人公もエイズで有名になり家族と疎遠になり・・
だったらしいです。

背景がわからないと退屈で疲れるだけの作品かなと思います。


★★☆☆☆(2.5)

ドクター・ストレンジ

2017年02月20日(月) 18時02分
解説:『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』などのベネディクト・カンバーバッチを主演に迎えたヒーローアクション。事故で両手が思うように動かせなくなった天才外科医の姿を描き出す。『スポットライト 世紀のスクープ』などのレイチェル・マクアダムス、『偽りなき者』などのマッツ・ミケルセン、『フィクサー』などのティルダ・スウィントンらが共演。たとえ敵であろうとも他者を傷つけることのできない外科医の行く末に注目。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)は、天賦の才能を持つ脳外科医として名をはせていたが、ごう慢さが玉にきずだった。彼は地位も名誉もリッチな生活も手に入れていたが、交通事故によって全てをなくしてしまう。神の手と崇拝された両手の機能を取り戻すため、高額な治療を繰り返すが……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

やっと見に行けました。
まあ、見に行けなかったら仕方ないかなあぐらいではあったんですが。

マーヴェルでしたので
ベネディクト・カンパーバッチがどう演じるか楽しみでした。
3Dで観るべきなんてのもありましたが
この日は時間が合わず通常の2D。
2Dでも十分、楽しめたかな。

話の展開もわかりやすく
ベネディクト・カンパーバッチも良いです。
わかりにくいストーリーをうまくまとめているところが
さすがマーヴェルといったところでしょうか。

新しいマーベルのヒーロー。
続編が楽しみ。

もちろんマーベルですから
クレジット後も座っていないともったいないことになってしまいます。
今回もサービスがありましたよ。

感想が薄っぺらいけど・・
まあそんな作品なんです。
悪くないけど何も残らない。それこそマーベル、ヒーローものってところかな。


★★★☆☆(3.5)

僕と世界の方程式

2017年02月15日(水) 20時44分
解説:『エンダーのゲーム』などのエイサ・バターフィールド主演のヒューマンドラマ。自閉症スペクトラムと診断されながらも人並み外れた数学の才能を持つ少年が、国際数学オリンピックを目指す中で成長を遂げていく姿を追う。監督は、ドキュメンタリーを中心に活動してきたモーガン・マシューズ。『ハッピー・ゴー・ラッキー』などのサリー・ホーキンス、『もうひとりのシェイクスピア』などのレイフ・スポールらが共演する。温かな物語、主人公とライバルチームの少女とのやりとりに注目。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:他人との意思疎通は苦手だが、数学に関しては突出した才能を誇る少年ネイサン(エイサ・バターフィールド)。母ジュリー(サリー・ホーキンス)はその才能をさらに伸ばそうと、息子への個別指導を数学教師ハンフリーズ(レイフ・スポール)に頼む。やがてネイサンは、国際数学オリンピックのイギリス代表チームのメンバーに選出されるまでになった。台北での合宿に参加した彼は、そこで中国チームの少女チャン・メイ(ジョー・ヤン)と出会う。 シネマトゥデイ (外部リンク)

数学オリンピックで優勝するよりも
自閉症の青年が成長していく家族と主人公の物語です。

家族の悩みや葛藤、
なかなか受け入れてもらえない周囲、
そして欠如しているものと突出した才能、そのあたりを描いています。

私としては並外れた才能を開花させ
世界に羽ばたく普通の映画のクライマックスと結末を想像していたので
まるで違う方向のラストへ進んでくるにつれ
違和感はありました。

主人公の母親と数学教師の恋愛も
なんだかなあ、って感じで。

何しろ数学といえば日本じゃないの?って思っていたところで
また中国にお株を奪われがっかり。まあ実際のところもそうなんでしょうけどね。

なぜか女性にもてる主人公もなぜなんだろうか?って。
やはり母に愛され繊細だけれど純粋なものに女性は惹かれるのかなあとか。

この作品は自閉症という病の真のところをわかっていると
ぐっとくるのかもしれませんが
私のような浅い人間には
ヒロイン女性のあの感じがどうしても好きになれず
もやもやしてしまいました。
もう一人の女の子の方がおばちゃんは好きなんだなあ。

そんなわけで浅はかな私は
ヒロインがどうしても好きになれず
ならば才能を開花して
世を大股で闊歩する主人公のラストができれば見たかった。

けど実際はそんなことよりも
つなげなかった手がつなげたり
助手席に座れるようになったり
笑いあえたり
些細なことが大切なこととわかること。

私の健康さが仇となりのりきれなかったのがとても残念でした。


★★★☆☆

王様のためのホログラム

2017年02月15日(水) 8時40分
解説:『クラウド アトラス』のトム・ハンクスとトム・ティクヴァ監督が再び組んで、デイヴ・エガーズの著書を映画化した人間ドラマ。がけっぷちの主人公が見知らぬ土地で奮闘するものの、異文化の中で次から次へと災難に見舞われる様子が、笑いを交えて描かれる。『しあわせへのまわり道』などのサリタ・チョウドリーが医者を好演。人生に行き詰まりながらも、必死に頑張る男の姿に元気をもらう。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:大手自転車メーカーの取締役を解任され何もかも失ったアラン・クレイ(トム・ハンクス)は、何とかIT企業に再就職する。早速出張を言い渡された彼は、祖国から遠く離れたサウジアラビアのジッダにやって来る。アランはまな娘の大学の学費を稼ぐためにも、何とかして国王に最新鋭のテレビ会議システムである「3Dホログラム」を売り込もうとするが……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

これ完全に予告の勝利ですね。
あとは名優・トム・ハンクスだけ。

なぜトム・ハンクスはこの作品に出ようとしたのかなあ。

彼の演技とちょこっと出てくるセリフの面白さだけで
作品自体はテーマも何もわからないまま終わり。
ただのバツイチ男の冴えない人生の一部が
少し華やいだ瞬間をとらえただけで
何しろ向かってる先がわからないしつまらない。

時間を何度も見るほど退屈ではないのですが
いつになったら何かが始まるのか
期待を膨らませつつ
途中で劇場を出ようにも
もしかしたらこの後に衝撃の何かがあるかもしれない、と思いつつも
終わっていました。
時間をやっと作っていったのに(いつもこういうときは毎回、このぐらいの出来だったりする)
残念だったなあ・・。

劇場してる映画館が少ないのも納得でした。


★★☆☆☆

マリアンヌ

2017年02月12日(日) 20時13分
解説:俳優だけでなくプロデューサーとしても活躍するブラッド・ピットと、アカデミー賞受賞監督ロバート・ゼメキスがタッグを組んだラブストーリー。第2次世界大戦下を舞台に、ある極秘任務を通じて出会った男女が愛し合うものの、過酷な運命に翻弄(ほんろう)されるさまを描く。ブラピふんする諜報(ちょうほう)員と惹(ひ)かれ合うヒロインをオスカー女優マリオン・コティヤールが演じるほか、『127時間』などのリジー・キャプラン、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』などのマシュー・グードらが共演する。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:1942年、極秘諜報(ちょうほう)員のマックス(ブラッド・ピット)とフランス軍レジスタンスのマリアンヌ(マリオン・コティヤール)は、ドイツ大使暗殺という重大な任務のためカサブランカで出会う。二人は、敵の裏をかくため夫婦を装い任務の機会をうかがっていた。その後、ロンドンで再会し次第に惹(ひ)かれ合った二人は愛を育んでいくが、マリアンヌは愛するマックスにも打ち明けられない秘密を持っており……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

うーん・・うーん・・
これはブラピとマリオン・コティヤールのための作品で
この美しい女優、俳優を見るための作品です。

ロバート・ゼメキスどうしちゃったんだ、って感じ。

とにかくこの出演の二人のセクシーさにドキドキしますが
ストーリー自体にはそれほどドキドキしない。
スパイものでありながらも
恋愛に関するくだりもどんどんと惹かれる感じが伝わらない。
彼らの美しさだけでついつい魅入ってしまうといったところ。

なぜ彼女はスパイと疑われたのか?
セリフだけで片付けないでそのあたりは丁寧に
回想シーンを
ここまでお金をかけているなら入れてほしかった。
全然泣けなかった。

子どもを殺すと脅された彼女の母性、本当に愛している夫への愛が
セリフだけでは
マリオン・コティヤールの演技をもってしても伝わり切れない。
というかここまでお金をかけてるなら
丁寧に丁寧に。

お二人のファンだったら是が非でも行くべきですが
そうでもないなら行く必要はないかな。
ただあれだけの美しい二人が出会ったなら惹かれあるのは間違いないよね。
ブラピとマリオン・コティヤールですよ。
美しすぎますって。


★★★☆☆

スノーデン

2017年02月08日(水) 20時53分
解説:名匠オリヴァー・ストーン監督が、アメリカ政府による国際的な個人情報監視の事実を暴き世界を震撼(しんかん)させた「スノーデン事件」の全貌に迫る人間ドラマ。CIAおよびNSA(アメリカ国家安全保障局)職員だったエドワード・スノーデン氏がキャリアや恋人との幸せな人生を捨て、重大な告発を決意するまでの過程を描く。スノーデン氏をジョセフ・ゴードン=レヴィット、その恋人をシャイリーン・ウッドリーが演じるほか、オスカー女優メリッサ・レオ、ザカリー・クイント、トム・ウィルキンソンらが脇を固める。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:2013年6月、元CIAおよびNSA(アメリカ国家安全保障局)職員エドワード・スノーデン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)の内部告発により、アメリカ政府がひそかに作り上げた国際的な監視プログラムの存在が明らかになる。そこに至る9年の間、国を愛する平凡な若者はテロリストばかりか民間企業や個人、同盟国までも対象とされ、全世界のメールや携帯電話での通話が監視されている現実に危機感を募らせていた。 シネマトゥデイ (外部リンク)

なかなかタイミングがあわずでしたが本日ついに行けました。
以前にあったドキュメンタリー映画は観てません。
ドキュメンタリー作品を観てみておけばよかったと反省。

作品自体はさすがのオリバーストーン。
抜け目なく作り上げています。
主人公を演じたジョセフ・ゴードンはすごくよい演技。
スノーデンがラストに出てくるのですが
口調やしぐさもそっくりです。
婚約者も作品だけかと思いきや実物も可愛かったですねー。
しかも彼女はこんなに繊細でセンシティブな仕事をしている彼を
ずっと支え続けているところに非常に好感が持てますし
女性としての芯の強さ、賢さを感じます。
普通、あんな状態なら愛想をついてしまう人の方が多いと思います。
それ以上にスノーデンが若者らしい実直さと人間性に魅力が
あったのかもしれませんが。

作品自体はドキュメンタリーであり
世界を震撼させた話です。
しかし日本ではあまり話題にならず
知らない人も多かったはず。
オリバーストーン監督作品でありながら
あまり上映している映画館が少ないのも残念です。

彼はなぜ告発に踏み切ったか。
彼ぐらいの優れた能力があれば
仕事を辞め別の職に就き
恋人とひっそり家族を持ちながらつつましく生活ができたはずなのに。

私のような一市民で特に何も悪いことをしているつもりもない人間にとって
世界中の人間が監視されていると言われても
どうせつまらない人間なので、といったところで・・
ことの重要性がイマイチぴんと来ないといえばぴんと来ないような。

作品の内容は事実であるので
それをどのように映画作品とするか、となると
素直に作品としては引き込まれ楽しめました。
オリバー・ストーンとは相性が良いというのもありますが
彼がわざわざスノーデンを映画にする意味とは何か。
そんなことを思いました。

2016年の作品ですが
ラストのクレジットの1つにトランプ大統領が(恐らく選挙前のはず)写されていました。
さてこれからのアメリカはどうなるのか。
オリバー・ストーン監督の作品のラストまで手を抜かないところさすがでした。

それにしても頭が良いというのは
生きていくのに
単純作業ができないものなんですね。
あれもこれもそしてああしたらこうなって、と考えてしまうもんなんですね。


★★★★☆

ストーリーがどうというよりも映画として楽しめました。



アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男

2017年02月03日(金) 20時33分
解説:数百万人のユダヤ人を強制収容所に送ったナチス戦犯アドルフ・アイヒマンを、1960年に潜伏先で拘束するまでの極秘作戦の裏側に迫る実録サスペンス。イスラエルの諜報(ちょうほう)機関モサドによる拘束作戦を成功に導いた検事長フリッツ・バウアーに焦点を絞り、彼がいかにしてアイヒマンの消息をつかみ、追い詰めたかを描く。主演は『ヒトラー暗殺、13分の誤算』などのブルクハルト・クラウスナー、共演には『東ベルリンから来た女』などのロナルト・ツェアフェルトらが名を連ねる。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:1950年代後半のフランクフルト、検事長フリッツ・バウアー(ブルクハルト・クラウスナー)は、ナチスによる戦争犯罪の告発に奔走していたが、捜査は難航していた。ある日、ホロコーストに深く関わった親衛隊中佐アドルフ・アイヒマン潜伏に関する情報を入手。バウアーは、ナチス残党がいるドイツの捜査機関ではなく、イスラエルの諜報(ちょうほう)機関モサドに情報提供しアイヒマンを追い詰める。 シネマトゥデイ (外部リンク)

面白かったです。
またナチものか、と食傷気味ではあったのですが
終戦後のユダヤ人である検事が主人公。
ナチスの大物と言われていたアイヒマンを追うストーリーです。

緻密で丁寧に作られた脚本。

戦後に立場の弱くなったドイツ人ではありますが
戦争後も続くドイツ人とユダヤ人の確執や
現代にもある派閥、権力そして正義など
今までとは違う角度から戦後がわかります。
そしてこの時代に厳しかった同性愛についてもありますし
息をのむ暇もなく
物語は進みます。

ドイツ、ナチもの作品に食傷気味(映画としてのテーマが辛すぎて切なすぎて
見るタイミングを間違えると疲れてしまうんですね)の人も
別物の作品として鑑賞することが出来ると思います。

良作です。

★★★★☆