グッバイ、サマー

2016年09月14日(水) 20時59分
解説:『エターナル・サンシャイン』など独特の世界観で人気のミシェル・ゴンドリー監督による青春ロードムービー。窮屈な日常から抜け出そうと旅に出た少年二人のひと夏の冒険を、自伝的要素をちりばめみずみずしく描き出す。周囲からミクロ(チビ)と呼ばれるダニエルを映画初出演のアンジュ・ダルジャン、変わり者の転校生テオを『素晴らしい風船旅行』などのモーリス・バケの孫であるテオフィル・バケが演じるほか、『ムード・インディゴ うたかたの日々』でゴンドリー監督と組んだオドレイ・トトゥが共演。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:見た目が女の子っぽく、級友にチビとからかわれる14歳のダニエル(アンジュ・ダルジャン)は、悶々とした日々を過ごしていた。ある日、目立ちたがり屋で機械いじりが趣味のテオ(テオフィル・バケ)が転校してくると、周囲から浮いた存在の二人は意気投合する。うんざりするような日常から抜け出そうと、彼らはスクラップを集めて作った“動くログハウス”で夏休みに旅に出る。 シネマトゥデイ (外部リンク)

ミッシェル・ゴンドリー監督作品でしたので
行ってみました。
「エターナル・サンシャイン」以外は実際は
それほど心に響いてないけど
もしかしたら「エターナル・サンシャイン」を見たときのような
あの感動がもらえるかな、と毎回期待。

でも今回も?少年二人の夏休みのロードムービー。
確かにセンスは良いし
素人であれはできないけど
私にはそもそもこの作品は向いてませんでした。

しかし主人公の女の子に間違われる少年・ダニエルは本当に
美しい少年だった。

前半は特に睡魔が襲ってきました。

後半、さて二人の結末は?というぐらいから気になってきたけど
上手いこと締めてました。
くすっと笑えるところやちょっとしたシニカルなところはありましたが

普通でした。ごくごく普通。
でも私には退屈でわざわざ遠出したので残念だったな。

がっかり。

駄作ではないけどDVDで十分かな。


★★☆☆☆(2.5)



君の名は。

2016年09月10日(土) 15時46分
解説:『星を追う子ども』『言の葉の庭』などの新海誠が監督と脚本を務めたアニメーション。見知らぬ者同士であった田舎町で生活している少女と東京に住む少年が、奇妙な夢を通じて導かれていく姿を追う。キャラクターデザインに『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』シリーズなどの田中将賀、作画監督に『もののけ姫』などの安藤雅司、ボイスキャストに『バクマン。』などの神木隆之介、『舞妓はレディ』などの上白石萌音が名を連ねる。ファンタスティックでスケール感に満ちあふれた物語や、緻密で繊細なビジュアルにも圧倒される。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:1,000年に1度のすい星来訪が、1か月後に迫る日本。山々に囲まれた田舎町に住む女子高生の三葉は、町長である父の選挙運動や、家系の神社の風習などに鬱屈(うっくつ)していた。それゆえに都会への憧れを強く持っていたが、ある日彼女は自分が都会に暮らしている少年になった夢を見る。夢では東京での生活を楽しみながらも、その不思議な感覚に困惑する三葉。一方、東京在住の男子高校生・瀧も自分が田舎町に生活する少女になった夢を見る。やがて、その奇妙な夢を通じて彼らは引き合うようになっていくが……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

話題の作品、行ってきました。
混んでましたね〜すごいです。

冒頭から圧倒されるアニメーションなのかリアルな情景・景色なのか
360度のパノラマの世界から
アニメキャラクターが出てくるギャップも楽しめました。
CGがあるせいかアニメのキャラクター以外はすべてリアルに
建物、風景などを描写しています。

全く鑑賞する気がなかった理由は
そもそも男子生徒と女子高生の体が入れ替わるとか
女性的には不愉快な気分。
鑑賞する気が失せます。

全体的な作品単体としては悪くありませんでしたが
感情移入ができそうでできない。

女性の心理が二人のキャラクターが主人公ながらに
非常に弱くて
入り込めないところがありました。
恐らく男性の方がこの作品の良さはずっと感じるのかもしれません。

恋愛の要素、バタフライ・エフェクトのようなタイムスリップ
タイプスリップのタブーをおかして
好きな相手を救うタブーだとかそのあたりも
映画らしくまたアニメーションらしくも感じて
ぐいぐい最後までひっぱられます。
二人の恋愛感情がいつから芽生えたのかこれまた
どうにもわかりにくいので
感情移入がやはりできない。

物語の中に要素を詰め込みすぎているのに
混乱させないところなどは
人気の理由なのかもしれません。
そのあたりとタイトルの「君の名は。」には
作り手のニヤリが見えてきます。
映画を見慣れてなければこの下心がわからないかも。
非常にいやらしい感じもする。でもうまいなあ、と思わざるを得ない「君の名は。」という
タイトル。

ただ私ぐらいの年齢になると
女子高生のときの胸キュンキュンを青春映画に求めてしまうんです。
「あるある」「戻りたいなあ、あの頃に」がないと
物語をなぞってるだけで
ぐっとこなかったりするんです。

私の気に入らないところはそのあたりですが
全体的には
そこそこに楽しめると思います。
素直な気持ちでアニメーションだからこそ童心に帰れる瞬間があり
あの災害も
「あんな風にタイプスリップできたら大好きなあの人を救えたかも」
そんな気持ちが
アニメーションだからこそ
フィクションだからこそ
そんな現実であってほしい、せめてフィクションな世界の中では
好きな人と体が入れ替わり、タイプスリップして現在過去を予見して
ラストに巡り会う。

こんなできすぎた感じだけど
こんな普通に人が感動する、楽しいと思えるものを
作れる人が日本には少ないのかもしれない。

そんな意味ではヒットしているのも頷ける。

が、やはり大きな貢献はこの作品での挿入歌4曲・RADWIMPS。
あの「前前前世」は聞いたことがあるはず。

日本人アーティストには全く興味がありませんが
RADWIMPSのための映画なのか?と思えるほど
ぴったりとマッチしています。
そのマッチ感がなんだかぐっときちゃったかな。

★★★☆☆(3.5)

何はともあれ
2016、ゴジラとともに話題の作品。
これで映画界が盛り上がり
日本映画がもっともっと面白くなればいいなと思います。

映画を見慣れてない人も入り込みやすく
隙のない脚本と展開に楽しめるかな。

女性目線からは弱いので
もうちょっと天才と言われている新海監督は
女心を勉強してほしいかななんて思ったり。

大人の女の表現がたばこ、とかちょっと古い(笑)
たばこを吸ってる大人の方が少ないはずで・・。
酒がんがん飲むとか
金をがんがん払うとか(バイトの設定か・・)
そんな大人の女像もありなんじゃないか。