ヤング・アダルト・ニューヨーク

2016年07月27日(水) 21時23分
解説:ブルックリンを舞台にしたラブコメディー。自分たちがまだ若いと思っている40代、成功をつかもうと奮闘中の20代と、世代の違うカップル2組の出会いを映す。監督は『フランシス・ハ』などのノア・バームバック。『LIFE!/ライフ』などのベン・スティラー、『インポッシブル』などのナオミ・ワッツ、テレビドラマ「GIRLS/ガールズ」シリーズなどのアダム・ドライヴァー、『親愛なるきみへ』などのアマンダ・サイフリッドらが共演。俳優陣が織り成すストーリーに注目。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:ドキュメンタリー映画の監督であるジョシュ(ベン・スティラー)と、コーネリア(ナオミ・ワッツ)は40代の夫婦。まだまだ自分たちは若いと考えているが、ジョシュにはここ8年完成させた新作がなく、人生や夫婦の関係から輝きが消えてしまったと感じていた。そんな中、ジェイミー(アダム・ドライヴァー)とダービー(アマンダ・サイフリッド)という20代のカップルと出会う。レコードやタイプライターといったレトロなグッズや文化を愛する彼らの姿に、ジョシュたちは刺激され……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

出演者は最高に良いです。
ベン・スティラー、ナオミ・ワッツ、アマンダ・サイフリッド・・。

ウッディアレンのような作品を期待してましたが
まずはタイトルがださすぎる・・
現代の若者と中高年のカップルの話ですが
中高年はまさに私と同じ世代。
私は若者に刺激を求めるタイプではないし
仕事柄特に子供っぽさにうんざりして
悩みを聞くと大人で良かったと思うものです(笑)

野心家の若者にジェイミーに中年になってしまった
ジョシュは彼の無謀さや才能に惹かれることで
自分の持ってるものを共有しようとまんまと
若者の野心にひっかかり・・そんな話。
誰でも刺激を求めること懐かしむことはあるけど
利用されまくりでは大人もやりきれないし
そんなストレスをかかえたまま
ラストまで。

ラストの養子選択はがっかりかな。
夫婦二人で何か違う何かを
若いより楽しいぜ!人生!って終わってほしかったかな。

私はどちらかというと
若さの肉体はものすごーーくうらやましいけど
今の人生ので培った
人脈、スキル、考え、その他もろもろ
生きてて今の方が体力ないしスタイルも女性としても
劣ってしまったけど
やはり20代より今が楽しいかな。
そんな充実した気持ちを
良い俳優、女優を使ってるんだからこそ
表現してほしかったかなあ・・。

結局子育てが人生の最良、というような結果だったのかなあとかね・・。


★★★☆☆

フラワーショウ!

2016年07月22日(金) 21時06分
解説:由緒あるガーデニングの世界大会「チェルシー・フラワーショー」を舞台に、失意の女性がベストを尽くして夢にチャレンジする姿を描くサクセスストーリー。一流の園芸家たちが技を競い合う中、コネも金も地位もない主人公が知恵を絞って美しい庭を作り出していく様子を実話をベースに描写する。主演を務めるのは、テレビドラマ「シェイムレス」シリーズなどのエマ・グリーンウェル。雑草のようにたくましいヒロインの前向きな姿勢に元気をもらう。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:アイルランドの田舎町出身のメアリー(エマ・グリーンウェル)は、有名なガーデンデザイナーのシャーロット(クリスティン・マルツァーノ)の助手になる。彼女は自分がデザインした庭で世界を変えることを夢見ていたが、シャーロットにデザインノート奪われた上に、解雇されてしまう。その後メアリーは、ダメもとで「チェルシー・フラワーショー」に参加する。 シネマトゥデイ (外部リンク)

予告でかなり期待していましたが
かなり面白くなかったです。

「フラワーショウ」というイギリスの権威ある
ガーデニング賞があることは知らなかったので
そんなショウがあることを知ったことは良かったかもしれません。
お金も技術もかかるものなのでしょう。

まだ実在する人物の映画化ということなので
難しいところもあったと思いますが

フラワーショウを目指して奮闘する女性の話なのか
恋愛の話なのか
その辺りがばらばらです。

出だしは良かったけど
アイディアを盗まれたあれだけでいいの?
映画なんだからもっとやり返しえてほしかったし
好きな彼が植物学者なら
その知恵を活かしたなにかも欲しかった。

お金の工面も大変だっただろうに
そのあたりはあっさりとしてるし
アイディアを盗んだ上司も何か最後にあるかと思えば
あんな感じだし
なんでもかんでも肩透かし。

無理して観に行ったけど
別にわざわざ見に行く必要もDVDで観る必要もない作品かな。

同じくアイルランド作品は前回書いた
「シングストリート」と比べたらもうそれは・・ひどいものだった・・。


★☆☆☆☆

シング・ストリート 未来へのうた

2016年07月20日(水) 20時14分
解説:『ONCE ダブリンの街角で』などで知られるジョン・カーニー監督の半自伝的青春ドラマ。1980年代のアイルランド・ダブリンを舞台に、さえない日々を送る14歳の少年が一目ぼれした少女を振り向かせるためバンドを組み、音楽活動に没頭する姿を描く。主題歌を、カーニー監督作『はじまりのうた』に出演したマルーン5のアダム・レヴィーンが担当。音楽がつなぐ出会いや少年たちの青春を、デュラン・デュラン、ザ・クラッシュ、ザ・ジャムなど当時のヒット曲が彩る。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:1985年、ダブリン。両親の離婚やいじめで暗い日々を過ごすコナー(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)は、音楽好きな兄と一緒にロンドンのミュージックビデオを見ることが唯一の楽しみという14歳。ある日、ラフィナ(ルーシー・ボーイントン)を見掛け瞬く間に恋に落ちた彼は、思わず「僕のバンドのPVに出ない?」と口走ってしまう。慌ててバンドを組んだコナーは彼女を振り向かせようと、クールなPVを撮るため音楽活動に奔走する。 シネマトゥデイ (外部リンク)

ジョン・カーニー監督作品大好きです。
前回の「はじまりのうた」も大好き。

好きな割には調べてなかった監督の年代。
私と同世代!
だから目線とときめきポイントが同じなのかと今更(笑)

今回は80年代ミュージックをメインに
いけてない高校生のバンドもの。
私もまさに青春時代はバンドバンドバンド全盛期!
登場した音楽はすべて私の時代であるし
大好きなロンドンミュージックにわくわくする。
ジャンル関係ないのは
この作品の「バンドのジャンルは?」の質問に
「未来派」と答える主人公コナー。

当時のアイルランドの不況と
音楽の事情、ロンドンがどうであろうと
家族のしがらみの中で
生きていかなきゃいけない子供たち。
いじめにあったって
母親が違う男と暮らしたって
子どもだからその中にいけないけれど
親がいない初恋の美少女ラフィナのために
そしてくだらない青春を楽しむために・・。

現実的なところも多いけど
音楽的な視点でいけば
映画ちっく。

初恋の女の子のためにバンドを組んで
着実に良いメンバーを集め
良いMVを作り(当たり前ですが。所詮、プロの映画監督が
作って映画としてのせてるので
プロっぽさは否めないというね)

兄は音楽オタクでいつでも良いアドバイスをくれ
ついでに
コニーは作詞作曲までできちゃう。
女の子にもてたくても
ここまでできちゃうのって映画ならでは。

しかしこの晴れ晴れとした空気も
登場人物の家庭はどうにもしっくりこない。
これがバンドメンバー全員にフューチャーしちゃうと
話がばらばらになってしまうけれど
このバントメンバーの家庭は
公立高校に通ってる、というだけで
恐らく似たり寄ったりの複雑さはあるに違いない。

がしかし、ここではやはりジョン・カーニー。
主人公にブレを出さず
ヒロインのラフィナの家庭環境は話の中にとどめていて
常にコナーの家庭と心理、言動をメインにしてるぶれなさが
この作品をうまい、と言われる1つの理由なのだろう。

兄はいつでも良きアドバイザーで
コニーを支えてくれるが
彼もあの家庭の長男であるがために
辛い道を強いられ
その心の裡をコニーに見せるシーンも
忘れなく入れてるところがジーンとくる。
これがあのまま引きこもりだけど良い兄では
つまらない。

むかつくやつには映画ならではの制裁を!
これもなくちゃ観ていたストレスが解消されない。

ラストは想像がつくようなつかないような。
あえりえないようなそうでないような。
相変わらずの脚本と良い音楽に
このたびも楽しませてもらいました。

初恋の切なさでじーんときて
涙も出ちゃたし
良い作品でした。

今後も同世代、ジョン・カーニー監督に期待。
今までの作品をブルーレイで購入する、と決めた私でした。


★★★★☆(4.5)






インデペンデンス・デイ:リサージェンス

2016年07月19日(火) 20時43分
解説:地球に攻めてきた侵略者と人類の激突を描いたSF大作『インデペンデンス・デイ』の続編。前作での闘いから20年後を舞台に、地球防衛システムを完備した人類が再び侵略者と対峙(たいじ)する。『ホワイトハウス・ダウン』などのローランド・エメリッヒ監督、『ロスト・ハイウェイ』などのビル・プルマン、『ディープ・カバー』などのジェフ・ゴールドブラムと第1作のメンバーが再結集。新たに『ハンガー・ゲーム』シリーズなどのリアム・ヘムズワースらが加わる。壮大な物語と圧倒的な映像技術に息をのむ。 シネマトゥデイ (外部リンク)
あらすじ:エイリアンによる地球侵略に人類が立ち向かい、およそ30億人もの命を失いながらも勝利を収めてから約20年が経過した。人類はさらなる襲来に備えようと、エイリアンが残した宇宙船の技術を転用した地球防衛システムを作り上げる。2016年7月、そんな人類を試すようにアメリカ全土を覆うほどの大きさを誇るエイリアンの宇宙船が出現。彼らは重力を自在に操る圧倒的な科学力で、ニューヨーク、ロンドン、パリといった都市を次々と襲撃する。猛攻撃は止むことなく続き、人類存続の要であった防衛システムも無力化してしまう。 シネマトゥデイ (外部リンク)

暑かったというのもありますが
珍しく平日の昼間なのになかなかの人。
どうやらCMが良いみたいですねー。

むかーしも「インディペンデンスデイ」がありましたが
やはりCMにやられていったけど
CMの部分だけ良くてあとは別に・・っていうか。

それよりも良かったと思うし
CGを使ったエイリアンの侵略は迫力があったかのように見えるし
登場人物もエイリアンを倒すことに向かって
主人公がイマイチ誰なのかもわからないしで
このわからなさがストーリーのぼんやり感を増してしまいまして

若いパイロットが主人公なのか
科学者が主人公なのか??
エリアン侵攻するのが主役な話で
あとは単なる群像劇に仕上げたかったのか
中心がぼやけすぎてて入り込めませんでした。

お金もちょっとしたところも良い気がするのに
おしい、という問題でもなく
入り込めない感じ。

この映像効果でCMにおお!というのが出せれば
観客が来ちゃうんですね・・。
人間ドラマで地味ーな作品でも
良い作品がいっぱいあるし
そんな作品を観て
映画の良さを知ってほしいと
なかなか劇場に足を運ばない人に感じてほしいと
映画ファンとしては思うわけですが

これじゃあ
映画を見慣れてない人は
「こんなもんか、映画って」と思って終わりになっちゃうんじゃないかと
そんな感じの作品。

おおぶり感があるわけでもなく
やっぱり言うならぼんやり感。

主人公をエイリアン侵略というテーマ以外に作るべきだったと思いました。

うまくできてる群像劇とSF,ハリウッドを融合させたかったのかもしれないけど
見事に失敗の作品だったかな・・・。

映画館のポイントで観たからまあよし。


★★☆☆☆

アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅

2016年07月19日(火) 8時52分
解説:「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」をモチーフにした前作の続編で、アリスが時間の旅に出るファンタジーアドベンチャー。帰らぬ家族をひたすら待っているマッドハッターを助けるべく、アリスが時をさかのぼり奮闘する姿を活写。前作の監督ティム・バートンが製作を務め、『ザ・マペッツ』シリーズなどのジェームズ・ボビンがメガホンを取る。ミア・ワシコウスカやジョニー・デップなど前作のキャストが続投し、時間を司るタイムを、『ブルーノ』などのサシャ・バロン・コーエンが演じる。アリスをはじめチェシャ猫など人気キャラクターによる新しい物語に期待。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:ワンダー号での3年に及ぶ船旅からロンドンに帰郷した後、青い蝶アブソレムにマッドハッター(ジョニー・デップ)のことを聞いたアリス(ミア・ワシコウスカ)。マッドハッターは、ワンダーランドで死んだ家族の帰りを待っていたのだ。ワンダーランドに着いたアリスは、白の女王(アン・ハサウェイ)たちから頼まれ、マッドハッターの家族をよみがえらせるべく、過去を変えようとする。時間の番人タイム(サシャ・バロン・コーエン)から時間をコントロールできる“クロノスフィア”を盗み、時間をさかのぼったアリスだったが……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

第1話もそれほど内容を覚えていたわけではなかったので
比較はできないです。
ただこの手のものってそれほど期待せずに観るのがお約束。
ディズニーだし独特のファンタジー感と
JDのコスプレを楽しむための映画と割り切って鑑賞。

結果
映像と色、色、色の洪水でカラフルな世界に飛び込み
そしてワンダーランドの世界に入り込み
ストーリーもディズニーらしくわかりやすいので
予想以上に楽しめました。

最近ではヘレナ・ボナム・カーターは悪役になることが多く
今回も前作同様赤野女王。
元美人女優があそこまでやっちゃうなんて
さすが ティム・バートンの奥様って感じ。
個性は女優としての道を順調に進んでますね。

その他の有名俳優、女優もわんさか。
ひとときのアリスインワンダーランドに飛び込めて
そこそこに私は楽しめました。


★★★☆☆

ブルックリン

2016年07月06日(水) 21時12分
解説:『わたしは生きていける』などのシアーシャ・ローナンを主演に迎え、アイルランドからニューヨークに移住した女性の青春の日々を映すドラマ。アイルランドの片田舎から大都会のニューヨークにやって来たヒロインが、戸惑いながらも自らの宿命と愛に身を任せる姿に迫る。『パディントン』のジュリー・ウォルターズやジム・ブロードベントらベテラン俳優らが共演。二つの国と二人の男性の間で引き裂かれていくヒロインの成長物語が胸に響く。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:アイルランドの町で暮らすエイリシュ(シアーシャ・ローナン)は、きれいで仕事もバリバリこなす姉ローズ(フィオナ・グラスコット)とは正反対だった。内気な妹の未来を心配するローズの考えもあり、エイリシュはニューヨークに渡ることを決意する。だが、田舎町での静かな生活とは全然違う暮らしが彼女を待ち受けていた。シネマトゥデイ (外部リンク)

現在の日本で考えれば
田舎娘が東京に出て右も左もわからないまま
成長していく、そんな単純な物語かもしれません。

ただこの時代背景、アイルランドからNYへ旅たち
姉のできなかったことを背負い、
でも自分もこんなところでくすぶっていてはいけない、そんな思いから
NYでの生活が始まります。

登場人物は女性が多いですが
冒頭の雑貨屋のおばちゃんこそむかつきますが
彼女も物語のラストでは重要なキーとなる人物です。
彼女はあのキャラでなければいけないわけです。

その他はすべての女性が
一見すると意地悪く見えるけど
実はとても親切でエイリッシュにNYで生きていく術を
ディナーのシーンで辛辣ながら
ユーモア混じりに教えたり
船の中で出会った女性も良かったなあ。
百貨店の上司も水着を彼女に選んであげたり
内面は田舎から出てきたエイリッシュをいつも応援している
姿に
現代ドラマや韓流ならきっとすごいいじめにあってそうだけど
エイリッシュの葛藤と成長を見守り続ける姿がとても心地よいです。

エイリッシュは慕い尊敬し、
自分の夢ををエイリッシュに託した姉が亡くなってから
故郷と現在の生活に思い悩み葛藤している姿があります。

エイリッシュはこの土地はこんなに暮らしにくかったっけ?
案外悪くない。
母も幼馴染もいるし働く場所もある・・
そんな迷いを持ちつつ
例の冒頭に出た意地悪おばさんが
NYで結婚していることを告げることで
自分の大切なもの、姉の思い、自分の生きていく道を
力強く感じ取る瞬間などは
素晴らしいです。

ラストも好き。
このあたりは脚本の力量を感じますが
田舎娘に都会の姉さんがアドバイスするシーンを
自分のことのようになぞり

「ああ、こうやって他の女性たちも私と同じだった」と悟りながら
愛する人を選ぶというのは

この時代背景ならでは。
この時代に苦労して苦労して
やっと一人のニューヨーカーとして女性として立ち上がった彼女。

そしてこの作り手の
根本は地味な作品でありながら
時代背景、脚本を丁寧に作りあげたことが
この作品の成功なのではないでしょうか。

主人公がどんどん都会っ子に変身していくシーンが
もうちょっとあっても良かったかな、と思いますが
後半とのバランスを考えるとあんなものなのかな。


★★★★☆