海難1890

2015年12月25日(金) 16時49分
解説:日本とトルコの長年にわたる友好関係をテーマにしたドラマ。海難事故に遭ったトルコ軍艦エルトゥールル号への日本人による救援と、トルコ人によるイラン・イラク戦争時の在イラン日本人救出という、両国の絆を象徴する二つの出来事を見つめる。監督は『精霊流し』『サクラサク』などの田中光敏。『臨場』シリーズなどの内野聖陽、『許されざる者』などの忽那汐里、『孤高のメス』などの夏川結衣らが出演する。約100年という歴史をまたいだ展開はもちろん、日本とトルコの知られざる物語にも胸を打たれる。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:1890年、和歌山県串本町沖。後のトルコであるオスマン帝国の親善使節団を乗せた軍艦エルトゥールルが座礁して大破、海に投げ出された乗組員500名以上が暴風雨で命を落とす。そうした過酷な状況下で、元紀州藩士の医師・田村元貞(内野聖陽)やその助手を務めるハル(忽那汐里)ら、地元住民が懸命の救援活動に乗り出す。イラン・イラク戦争中の1985年、日本政府は危機的状況を理由に在イラン日本人の救出を断念。そんな中、トルコ政府は彼らのためにある行動を取る。 シネマトゥデイ (外部リンク)

最初の1時間ぐらいは
とにかく眠かったです。
お金のかかってる作品で船も作ったようですね。
迫力はかなりあるけど
当時の日本とトルコの船員たちの生活などが描かれているのですが
もたついていた感じでした。

この惨劇と
イラン・イラク戦争という1980年代へ。
当時は生きていますが
そのような事件があったことは日本人の多くは知っていたのでしょうか。
日本政府が日本国民を見捨てるようなところもありますし
JALが安全のため飛ばない、
自衛隊は国会が通過しないと飛べない、など
日本でこの事実は多くに知らされてなかったように感じますが
私も若く楽しい盛りだったのでこのようなニュースを知らなかっただけかもしれません。

作品を観ると
なんとも現在の政治・宗教を大雑把ですが揶揄してるところもあります。
そのあたりは興味深かったです。
当時の台風で亡くなった人々を弔うのに宗教を超えた弔いを行い、
また宗教感でラストの日本人を救おうとする気持ちに
トルコ人は切り替わったのではないか、と感じざると得ません。
多くはイスラム教徒ですかね?
となると現在、宗教的には問題視されている事実がありますが
彼らのもともと持つ
イスラームの教えの「先祖代々の・・」と先祖の恩と人の命の尊さを
教えていてこのときこそ、こんなときこそ、を感じました。
これが日本人なら宗教を多く持ってないため
我先にと別の国など押しのけてしまったかもしれない。

また政治に関しては安保に関しても
この監督は賛成なのかもしれないですね。
そうでなければわざわざ「自衛隊が飛べない、国会が通るまで時間がかかかる」などと
わざわざいれないかな、と思います。

お金がかかり
じっくりとしていてせっかちの私には眠さしか
前半はありませんが、
悪人が出てこない。
こんな作品が史実とはいえ本当だったら人間、捨てたもんじゃないよね。

★★★☆☆(3.5)

Re:LIFE〜リライフ〜

2015年12月14日(月) 20時54分
解説:『ラブソングができるまで』のヒュー・グラントとマーク・ローレンス監督が4度目のタッグを組んだ人間ドラマ。田舎の大学でシナリオ講座を受け持つことになった落ち目の脚本家が、映画を愛する生徒たちとの交流を通してやる気を取り戻していくさまを描く。『セッション』で鬼教師を演じオスカーに輝いたJ・K・シモンズが涙もろい学科長という対照的な役柄を好演するほか、作中のキーパーソンとなるシングルマザーにオスカー女優マリサ・トメイがふんする。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:かつてアカデミー賞を受賞するも、15年間鳴かず飛ばず状態の脚本家キース(ヒュー・グラント)は、破産寸前で妻子にも逃げられる始末。人生どん底の彼は郊外の大学でシナリオコースの講師を引き受けるが、乗り気でなく不真面目に振る舞う。しかし、子育てしながら復学したホリー(マリサ・トメイ)をはじめ真剣な生徒たちの情熱に接するうちに、鬱屈(うっくつ)したキースの心に変化が生じ……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

予告を観たときは「もう絶対絶対はずせない!」と思ってましたが
友人から「普通」と聞いて
やはり普通な評価です。

ヒューグランドは前回、観ていたので
彼の老いっぷりはあまり気になりませんでしたが
ヒューグランドの若かりし頃が
作品の中に登場し、
若い時はやはり美しい青年だったんだなあ・・と思い出させました。

作品自体はあらすじのとおりですが
これと同じように感情がリンクすることは
あまりない人が多いと思います。

オスカーの脚本賞を獲った主人公が
何も仕事がないので
大学の講師の職に就き、(これだってかなり良いと思いませんか?)
つく前から
教師という仕事をバカにし、
最初からバカを投げやりな状態。

そこから学生のやる気と能力向上の楽しさなどを感じ取り
自分の行き場がわかってくる、といった作品。

ありきたりな感じだし
わかりにくい英訳のコメディチックさも
日本人でも笑えるようにできてたのでそこそこに楽しめました。

マリサ・トメイが復学した学生で2児の小学生の子持ち、30代後半か40代前半で出てましたが
まあね、20代前半の学生と一緒に映すと
年齢出ますね・・・仕方ないけど自分もこんなんなんですね・・

学生10名で
顔だけで選んだ学生の設定ですが
能力もある学生もいる設定で
ちょっと??な気もしたけど
丸く最後はまとまり、安心して観れる良作でした。

普通。


★★★☆☆

SAN LAURENT

2015年12月09日(水) 20時48分
解説:世界的な知名度を誇るファッションデザイナー、イヴ・サンローランの栄光と挫折を、1967年からの10年間に焦点を絞って赤裸々に描いたドラマ。多忙を極める一方で重圧や孤独に悩む様子や、アルコールや薬への依存やパートナーとの関係といった衝撃的な出来事までもを映し出す。監督は『メゾン ある娼館の記憶』などのベルトラン・ボネロ。主演を『ハンニバル・ライジング』などのギャスパー・ウリエルが務めるほか、『ある子供』などのジェレミー・レニエなどが共演。ギャスパーによるサンローランの成り切りぶりに注目。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:1967年、フランス・パリ。イヴ・サンローラン(ギャスパー・ウリエル)は斬新なコレクションを次々と発表し多忙を極めるとともに、カルチャーアイコンとしてもその名をとどろかせていた。しかし、サンローランはプレッシャーから次第にアルコールや薬に依存していく。 シネマトゥデイ (外部リンク)

12/4に封切りとなる「SAN LAURENT」の試写会に行ってきました。

サン・ローランを題材にした作品は
近年立て続けに3本作られていますが
本作を入れるとすべて鑑賞済み。

孤高で繊細でもろく
イヴ自身が自分でが作り上げたモンスター:YSLブランドの原点を
忘れずして現在の”SAN LAURENT”の原点あるということを
この作品で改めて感じることができました。
エディ・スリマンのロゴ一新には度肝を抜かれましたが
今はすっかり定着しむしろ人気があがったぐらいだしね。
でもこの作品を観ると
エディ・スリマンがYSLブランドを大切にしているのがすごく伝わってきます。

当時はありえなかった
女性にマスキュリンなスーツをデザインは知るところでもあります。
このときに大好きな女優・ヴァレリア・ブルーニ・テデスキが登場!!
年をとればとるほど素敵になる女優。

孤高の人・・とはイヴが感じているだけで
華やかな世界の陰と
バランスをとるためのダークな世界。
おカールさまの”彼”と同じ”彼”を共有していたのは
以前の映画でも同じくでしたが
この作品では フランス映画らしく
きっとこうなんだろうな、この世界とある意味うんざりするような情景も・・(笑)

しかしなぜか芸術的にも見えるのは

主人公を演じたギャスパー・ウリエルのなりきりすぎている美しさのおかげかもしれないです。
本当に美しすぎます。

ギャスパー・ウリエルの華を添えるのは
ルルを演じるレア・セドゥ。
彼女の活躍はここのところよく見かけますよね。
昨日観たのボンドガールも彼女ですからねー。

またイヴの生涯の友人を演じるモデルのベティも美しくて大満足。

イブと彼の伴侶であるピエールとのコレクション部屋なども
おそらく忠実に映像化していると思うので(多分です)
必見です。

10年分の時間軸がすべて混ぜこぜになり
わかりにくいと思う人もいるかもしれませんが
イヴはその10年間は変わらずあの世界の中で生きていたということ、
10年間の数年を混ぜても
同じ繰り返しだったと監督は言いたかったのかもしれません。
もしかしたらこれこそがイヴが回想したときの
シーンすべてなのかもしれません。
だからこそラストにフランスの名優ヘルムート・バーガーが
当時を偲んでるシーンになるのかもしれません。

画面ショットも
イヴの代表作を思わせるカットで区切られていたり
映画というよりも芸術作品の1つとして鑑賞してほしい、そんな作品に仕上がっていました。

お写真はシネマトゥデイよりおかりしております。

前2作を鑑賞してから
12/4に上映される こちらの SAINT LAURENT を鑑賞するも良し。

前作と対比しながら観るのも面白いかもしれないです。

試写会鑑賞なので評価なしとしておきます。

007 スペクター

2015年12月08日(火) 20時39分
解説:長い間人々をとりこにしてきた大ヒット作『007』シリーズで、ダニエル・クレイグが4度目のジェームズ・ボンドを体当たりで演じたアクション大作。前作同様サム・メンデス監督がメガホンを取り、新たなる敵スペクターとボンドの死闘を描く。ボンドガールを『サイの季節』などのモニカ・ベルッチと、『アデル、ブルーは熱い色』などのレア・セドゥというイタリアとフランスを代表する美女が熱演。苦悩するボンドの葛藤はもとより、明らかになる彼の幼少期の秘密に期待。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:ボンド(ダニエル・クレイグ)は、少年時代の思い出が詰まった生家“スカイフォール”で焼け残った写真を受け取る。彼はM(レイフ・ファインズ)が止めるのも無視して、その写真の謎を解き明かすため単身メキシコとローマを訪れる。死んだ犯罪者の妻ルチア(モニカ・ベルッチ)と滞在先で巡り合ったボンドは、悪の組織スペクターの存在を確信する。 シネマトゥデイ (外部リンク)

先行で公開されてすぐに鑑賞してました。
ダニエル・クレイグがこの007でジェイムス・ボンドを
日本風にいったら「卒業」宣言をしているこの作品。

はずれなくずんずん進みますが
結局のところ鑑賞してから2週間たち。
心に何か残ってるか、と問われると
何もないのがこの手の作品。

わりとダニエル・クレイグになってから
ダークな印象のボンドというのもあるし
再婚してから一気にセクシーさを増したけど
やはり
女好きには見えないダニエル・グレイク様。

そして前半に登場した
モニカ・ベルッチがやっぱり年取ってたなあ、と思ったり、

今回のボンドガール、レア・セドゥはセクシーで良かったな、とか
有名どころが出ているところは
楽しみの1つともいえるのかもしれないです。

おいしいところとぐんぐん話が進みすぎて
やや混乱しつつも
外れなく
なんとなく満足しちゃう、それが007。

これでダニエル・グレイクの007が見納めかと思うと
一抹の寂しさもありつつも・・
少しダークでイメージの暗いボンドから(ダニエル・グレイクは好きだけどね)
一転して明るく女大好きなボンドを求む私なのでした。

作品自体はアクション映画として普通に楽しめます。


★★★☆☆(3.5)