ミルカ

2015年05月21日(木) 10時24分
解説:ボリウッド映画界において著名なファルハーン・アクタルが体脂肪率を5パーセントにまで落とし、実在のインド人ランナーのミルカ・シンを熱演する人間ドラマ。空飛ぶシク教徒と称賛されたランナーの栄光の陰に潜む、国家間の紛争に翻弄(ほんろう)された男の知られざる半生を描き切る。『スタンリーのお弁当箱』などのディヴィヤ・ダッタらインドの実力派俳優が共演。本国インドでヒットを記録した本作で、一人のアスリートの生きざまに目がくぎ付けになる。シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:1960年のローマオリンピックで、インド人選手ミルカ・シンには400メートル走でのメダル獲得の大きな期待が掛かっていた。だが、彼はあろうことかゴールを目前にして後ろを振り返ってしまったことで、4位という結果に終わる。その後、パキスタンとのスポーツ大会が催されることになり、ミルカは団長に選ばれるものの、辞退すると言ってきかなかった。

劇場では見れないかと思ってましたが
思わぬところで観ることができました。

私はかなりよかったですねー。
140分と長い作品ですがその長さも感じさせることなく
ミルカの生い立ち、選手としての才能、思いなどなど
回想シーンが多いのに
手を抜くことなくきっちりを丁寧に作り上げ

その内容が実在の話とはいえ
そこまで美談かな?と思いつつも
胸にはじんとくる話です。

歴史的な背景はもちろん
今の日本人にはない「牛乳が飲めるなら走ろう」という精神、
男性らしい茶目っけ、宗教などなどいろいろな要素もありつつも

笑いあり、涙ありの140分間。
楽しみました。
もちろんインド映画のあのミュージカル仕立て風もあったりと
てんこ盛り。

映画はこうでなきゃ、と改めて感じた作品でした。

都内ではもうやってないのかな。

もしお近くでやってるようなら是非見てほしい1本です。



★★★★★

ワイルド・スピード SKY MISSION

2015年05月16日(土) 8時29分
解説:高級車や名車が続々と登場し、迫力満点のカーアクションが繰り広げられるヒットシリーズの第7弾。ヴィン・ディーゼル演じるドミニクら、すご腕ドライバーにしてアウトローの面々が、東京、アブダビ、ロサンゼルスといった世界各地を舞台に壮大な戦いに挑む。メガホンを取るのは、『ソウ』シリーズなどに携ってきたジェームズ・ワン。オリジナルメンバーに加え、ジェイソン・ステイサム、カート・ラッセル、トニー・ジャーがシリーズに参戦する。スリリングな展開はもちろん、故ポール・ウォーカーの勇姿も必見。シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:巨大な犯罪組織を率いていたオーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンス)一味を撃破し、彼から恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)を取り戻したドミニク(ヴィン・ディーゼル)。ロサンゼルスへと戻った彼は、相棒のブライアン(ポール・ウォーカー)や妹のミア(ジョーダナ・ブリュースター)らと平穏な毎日を過ごしていた。しかし、オーウェンの兄である特殊部隊出身の暗殺者デッカード(ジェイソン・ステイサム)が復讐(ふくしゅう)を開始し……。

初回のシリーズから見ています。
当時はB級と言うか出演してる人も
アメリカドラマの俳優な感じ。
そんなB級感も最近ではシリーズを重ねるごとに
アクションも内容も満足のいけるものに。

今回は特に満足度が高い出来になっていて
何も考えずにアクションと作品を楽しめました。
もうとにかく突っ走りまくりで行きつく暇もなく
退屈することもなくずんずん話はすすみます。

公開してから何週間か経ちますが
いつも地元の劇場は2,3人入ってれば良い方なのに
かなりの人の多さでした。

作品の内容はいつもの飽きさせない
カーアクションと
絶対大丈夫なはずなのになぜか絶体絶命?と思わせる瞬間も
あったりしますが

今回はやはりポール・ウォーカーが
亡くなったこともあり
ラストのつながりはものすごくうまく作っていて
最初からこのラストを想定していたのかな?
わからないほど
うまくポール・ウォーカーへの追悼が伝わりました。
このラストで
製作陣の底力と愛を感じちゃって
なんだかじんわりきました。

ポール・ウォーカーの若かりし頃も出てくるんですが
若者から
セクシーな俳優へなり
どんどんと脂がのってきていた最中の死は
残念に思うしかありません。

是非是非、劇場で観てほしい作品。
ポール・ウォーカーの死を知っての鑑賞であれば
さらにぐっと来ると思います。


★★★★★

フォーカス

2015年05月12日(火) 13時19分
解説:ウィル・スミスふんするすご腕詐欺師と彼から詐欺師の全てを学んだ美人詐欺師が、世界の大富豪を巻き込み壮絶なだまし合いを繰り広げるクライムサスペンス。男を手玉に取る女詐欺師に成長した主人公の元恋人を、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などのマーゴット・ロビーが演じる。監督・脚本は、『ラブ・アゲイン』などのグレン・フィカーラとジョン・レクア。スリのプロとして有名なアポロ・ロビンスが演出した、詐欺師たちの巧妙な手さばきも見どころ。シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:30人の熟練詐欺師集団をまとめるニッキー(ウィル・スミス)は、半人前な女詐欺師ジェス(マーゴット・ロビー)に可能性を見いだし、一流の犯罪者にすべくノウハウを伝授する。やがて二人は恋に落ちるが、恋愛は自分の仕事の邪魔になると判断しジェスのもとを去る。数年後、ニッキーが一世一代の詐欺を仕掛けるブエノスアイレスのモーターレース会場で、一段と美貌に磨きをかけたジェスと再会し……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

プレビューを見ると前半が良かった、と書いてる人が多いけど
前半が私は退屈で
なんでジェスが詐欺師になったとか、そのあたりもよくわからないし
ウィルスミスにきれいだから気に入られて
仲間に入れただけじゃないか、って感じがしてならないし
スリをしてる間もなんだか現実ではないように思えてしまって。
解説を読んだらスリのプロが演出したみたいですね。
どのあたりを演出したんだろうか・・。

ジェスを演じたマーゴットロビーが私、すごく好きな顔。
もう日本人にはありえないほどの彫りの深い顔立ちも好き。
年取るとちょっと大変そうな顔つきだけど
これからどんどん出てきそうな女優さんです。
彼女の魅力が良かっのもあるけど
だんだん人のものを簡単に盗む詐欺から
少し大がかりな詐欺を
だましだまされつつ話は進むわけだけど

前半、退屈すぎてうんざりしましたが
後半、ラブストーリーちっくさもうんざりだったけど
詐欺ものだと毎回
何が何だか誰が誰でと混乱しますが
その辺もなくわかりやすくて悪くなかったかな。

まあDVDでも十分な作品ではありますけど。


★★★☆☆

セッション

2015年05月05日(火) 9時13分
解説:サンダンス映画祭でのグランプリと観客賞受賞を筆頭に、さまざまな映画賞で旋風を巻き起こした音楽ドラマ。ジャズドラムを学ぼうと名門音楽学校に入った青年と、彼にすさまじいスパルタ的指導を行う教師の姿を追い掛けていく。メガホンを取るのは、『グランドピアノ 狙われた黒鍵』などの脚本を手掛けてきた俊英デイミアン・チャゼル。主演は『ダイバージェント』などのマイルズ・テラーと『JUNO/ジュノ』などのJ・K・シモンズ。熱いドラマはもちろん、マイルズが繰り出すパワフルなドラミングにも圧倒される。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:名門音楽学校へと入学し、世界に通用するジャズドラマーになろうと決意するニーマン(マイルズ・テラー)。そんな彼を待ち受けていたのは、鬼教師として名をはせるフレッチャー(J・K・シモンズ)だった。ひたすら罵声を浴びせ、完璧な演奏を引き出すためには暴力をも辞さない彼におののきながらも、その指導に必死に食らい付いていくニーマン。だが、フレッチャーのレッスンは次第に狂気じみたものへと変化していく。

音楽映画というよりスポコンものというところでしょうか。
スポーツの師弟関係を音楽にしてる感じかな。

音楽となると穏やかでリラックスを誘うものがありそうですが
どの音楽映画も
偉大なる作曲家、演奏家となるとまあ、その真実たるは
凄まじいものがありますが

こちら本当かうそかまあ、あくまでもフィクションではあるので
音楽学校に入学するとこんなことが待っている、わけでもないでしょうし、
この少しいってる教師・フレッチャーのような教師は稀だしね。

フレッチャーの教師と共に
若い主人公ニーマンも
狂気の中に巻き込まれ
若さながらに純粋な気持ちで
フレッチャーに狂信していくというか。

そのうちぷちっと切れてしまったときから
クライマックスまでが
音楽映画なんてものはすっかり忘れ
でも音楽のような
前半の疾走感から後半の抑揚もうまく緩急をつけながら
仕上がっています。

観ていると
報われるような報われないような
観ていてうんざりしつつも
最後まで疾走し続ける、そんな作品でした。

アメリカ映画らしいラストと言えばラスト。
最後に仕打ちの仕合ですが
おそらく若いニーマンは
あの舞台で
何かを得たに違いないでしょう。

努力は報われなきゃやってられない。
でも、実際は報われないことが多いから
映画の中では
少しでも安堵感が欲しい。
そんな安堵が見えたラストが救われました。
でもラストも永遠にドラムをたたき続けてるわけなんですが・・。

疾走しっぱなしなのになんだかほっとするように
感じたのは私だけかな。

楽しめました。
ただ観ていてストレスはたまるのと
スラングが多いので気になる人は要注意です。


★★★★☆