KANO 〜1931海の向こうの甲子園〜

2015年02月28日(土) 20時08分
解説:日本統治下の1931年に台湾代表として見事甲子園出場を果たし、決勝まで進出した台南州立嘉義農林学校の実話を基に描く感動作。『セデック・バレ』2部作などを手掛けたヒットメーカーのウェイ・ダーションが製作総指揮を務め、野球を通して友情と強い絆を育む監督と部員たちの熱いドラマを活写する。永瀬正敏が鬼監督を熱演し、彼の妻を坂井真紀が好演。民族の壁を越え、一丸となって戦う球児たちのひたむきさと純真さに心打たれる。

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あらすじ:1929年、日本統治下にあった台湾で、近藤(永瀬正敏)は弱小チーム嘉義農林野球部の新監督に就任する。日本人、台湾育ちの漢人、台湾原住民の混成チームは新監督の導きでそれぞれの能力をフルに発揮し、猛特訓にも必死で食らいついていく。それまで連敗続きだったチームは少しずつ成長を遂げ、部員たちは甲子園を夢見るようになる。

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少し時間が経ってしまったので
記憶がややあいまいです。

NHKかどこかでこの作品の監督が出ていて
日本人ではなく、台湾の監督なんですよ。
その監督が言うには、
真実を伝えたい、ということだったと思います。
あの時代において
民族の壁を超えた日本人がいたこと、それを伝えたかった・・ようなニュアンスを
話していた気がします。

これ日本人監督ではないんですね。
作品としては長い作品でしたが
飽きることなく鑑賞できました。

ただちょっと間が長かったり台詞が臭いなーなんて思うところがしばし。
大沢たかおの役は必要だったのか・・
おそらくもっと長い作品の中で彼もキーになったのかもしれませんでしたが
この作品ではあまり感じるところはなかったかも。

皆が言うほど
深い感動や涙は出なかったのですが
作品としては登場人物の持ってる物語を丁寧に作り上げ
最後にはその登場人物のすべての気持ちが一つになる、といった
うまい作り。

こんな日本人が当時いたのか、と台湾の映画に教えられました。
そんな意味では深い作品なんだと思います。

★★★★☆


おみおくりの作法

2015年02月25日(水) 21時07分
解説:『ベラミ 愛を弄ぶ男』などのプロデューサー、ウベルト・パゾリーニが監督を務め、身寄りのない人の葬儀を行う地方公務員の姿にスポットを当てた人間ドラマ。『戦火の馬』などのイギリスの実力派俳優エディ・マーサンを主演に迎え、心を込めて死者を弔う孤独な男の生きざまを描く。主人公が淡い思いを抱く女性を、テレビドラマ「ダウントン・アビー 〜貴族とメイドと相続人〜」などのジョアンヌ・フロガットが好演。人生の最期にまつわる、ほろ苦くて切なく優しい物語に魅了される。

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あらすじ:公務員のジョン・メイ(エディ・マーサン)は、ロンドン南部ケニントン地区で亡くなった身寄りのない人々の葬儀を執り行う仕事をしている。いくらでも事務的に処理できる仕事だが、律儀な彼は常に死者に敬意を持って接し、亡くなった人々の身内を捜すなど力を尽くしていた。糸口が全て途切れたときに初めて葬儀を手配し、礼を尽くして彼らを見送ってきたが……。

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近くて上映されているのを待っていましたが
友人の強い勧めで
地元より先に鑑賞いたしました。

地味ながらにコツコツと身内のいない人のために「死」を弔い、
音楽を選び弔辞を考え
丁寧に丁寧に死者を悼みながら仕事をするジョン・メイ。

その中で自分の家の前の男が亡くなり
彼の死をたどるうちに
彼の人生をたどるようになります。

まさしく死んでしまった男の人生なんですが
身寄りのない男らしく
知り合いがいたとしても
子供、元妻がいたとしても
誰一人として彼の葬儀に出たがらない、そんな事情なんかもでてきたりします。

このあたりも卒がなく非常に丁寧に作られています。

そんな主人公ジョン・メイも身寄りがない一人で
ラストは非常にせつない結末ですが

なんとも彼の仕事を集約しているかのような
そんなせつない結末の中にあっぱれがあり
切なく哀しい結末ですが
なんとなく晴れがましい気持ちになれる、そんな不思議な作品でした。

私は映像のプロフェッショナルではなく
単なる映画好きなだけですが
これを勧めてくれた友人はそちらの道でのプロ。
そんな友人曰く、
ラストに近いところのカメラのカットがすごいんだとか。

そこでこのタイトル「Still Life」というのがついたのでは?
とも予想してました。
原題の意味はシンプルだけど
この作品の意味からしたら深いものがあるのかもしれません。

地味ながらにしみじみと良い作品でした。


★★★★☆

はじまりのうた

2015年02月24日(火) 21時37分
解説:第80回アカデミー賞歌曲賞を受賞した『ONCE ダブリンの街角で』のジョン・カーニー監督が、同作に続いて音楽をテーマにして放つヒューマンドラマ。恋人に裏切られた失意を抱えながらバーで歌っていた女性が、音楽プロデューサーを名乗る男との出会いを通して思わぬ運命をたどる。主演は『つぐない』、『プライドと偏見』などのキーラ・ナイトレイと『キッズ・オールライト』などのマーク・ラファロ。キーラが披露する歌声や舞台となるニューヨークの街並みや、人気バンド・Maroon 5のアダム・レヴィーンの出演も見どころ。

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あらすじ:ミュージシャンの恋人デイヴ(アダム・レヴィーン)と共作した曲が映画の主題歌に採用されたのを機に、彼とニューヨークで暮らすことにしたグレタ(キーラ・ナイトレイ)。瞬く間にデイヴはスターとなり、二人の関係の歯車に狂いが生じ始め、さらにデイヴの浮気が発覚。部屋を飛び出したグレタは旧友の売れないミュージシャンの家に居候し、彼の勧めでこぢんまりとしたバーで歌うことに。歌い終わると、音楽プロデューサーを名乗るダン(マーク・ラファロ)にアルバムを作ろうと持ち掛けられるが……。

ここ数日映画三昧の日々。
引きがとてもよくずいぶんと
「名作」と呼ぶにふさわしい作品に出会ってます。

プレビューが全く追いつかない。
嬉しい悲鳴です。

そんな数日で私が一番気に入ったのが
こちらの「はじまりのうた」。

いろいろなものをずっしりと考えさせられる作品も好きですが
やはり
悩み苦しみながらもHAPPYな気持ちになれる作品が私は好きです。

あらすじはここに書いてある通りなのですが
とにかく好きな音楽を楽しんでいる
主人公のグレタ(キーラ・ナイトレイ)が実にキュート。

そしてもう一人の主人公である
音楽プロデュサーダン(マーク・ラフォエロ)。
マーク・ラフォアエロが相変わらずすごく良い味を出してくれてます。
今回は彼のセクシーさは封印笑

彼が出てるだけで
ぐっと人間味が増してくるようになっているのです。
もうダメダメのダン。
家庭も仕事もうまくいかず酒びたりの日々の中で
傷心のグレタのうたってる姿に出会います。

そこで彼の持っている音楽プロデューサーとしての才能だったり、
父親としての自覚なんかも出てきたり
生きてる、という実感を音楽とともに味わってる、
そして仕事を楽しんでる風にも見れたりして。

個人的にちょっと気になっていたのが
家庭を愛し、妻を愛していながらも
ダンに魅かれてる感じも
うまく作られているんですよね。
もうほんとにこの映画、ニクい演出が多すぎなんです。

そして何よりも楽しそうに
音楽を生活すべてにおいて楽しんでる姿が本当に最高!

ラストがちょっと・・
鑑賞している私たちにゆだねてるのが寂しい気もしたけど
結末をあえていれてないところが良い気もする。

そしてキーラ・ナイトレイの歌声が
可愛くて。

こんな名作ではないけど傑作!という言葉がまさにあう。
(そのようにプレビューを書いている方がいらっしゃり、まさにそのとおり!)
そんな作品。

他の数本をおしのけて見事に今年の中では今のところNO1
を爆走しつつあるかも。


★★★★★

きっと、星のせいじゃない。

2015年02月21日(土) 20時00分
解説:ジョン・グリーンのベストセラー小説「さよならを待つふたりのために」を基にした青春ロマンス。ガン患者の集会で出会った若い男女が恋に落ち、憧れの作家と対面しようとオランダへ旅する姿などを追う。『ダイバージェント』に出演したシャイリーン・ウッドリーとアンセル・エルゴートがカップルを熱演、その脇をローラ・ダーン、ウィレム・デフォーら実力派が固める。残り少ない時間の中で懸命に生を全うしようとするヒロインの姿に熱くなる。シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:末期ガンながらも、薬の効果で深刻な状態を免れているヘイゼル(シャイリーン・ウッドリー)。だが、学校にも通えず、友人もできず、酸素ボンべなしでは生活できない。そんな中、ガン患者の集会で骨肉腫を克服したガス(アンセル・エルゴート)と知り合う。ヘイゼルに惹(ひ)かれたガスだが、彼女に距離を置かれてしまう。ヘイゼルに振り向いてもらおうと、彼女が敬愛する作家にメールを送って返信をもらうことに成功するガス。それをきっかけに、二人は作家に会おうとオランダへ旅行に出るが……。シネマトゥデイ (外部リンク)

予告で見て
観客を泣かそう泣かそうとする
くだらないラブストーリーものだろうな、と思ってましたが

きっとこれ、最後はこうなっちゃうんだよね?と予想しつつも
2人の笑顔や幸せそうな普通のティーンの男女の青春を
ほのぼのと観て
ヘイゼルの両親の思い、ガスの優しさ、人生を楽しもうとしつつも
常に病魔につきまとわれながら

出てくるセリフにいちいち、涙が出ちゃいました。
なんか年をとったからかな。
もう別にここで泣くところ?というセリフで涙が止まらないことが
多い、そんな作品でした。

病気ものは基本的には悲しいです。
でもその中に一生懸命生きようとする2人の様子に
いつしか映画なんだから
死んだりしないで!こんなにいい子たちなのに、と願わずにはいられないほど。

あこがれの作家にオランダに会いに行くくだりも
その作家とのやりとりも(作家はほんとに嫌な奴だったけど
ラストにまたインパクトのあるところで再登場。
良いスパイスになっています)
良かったです。

このストーリーの顛末はわかっているけど
予告で予想していた状況とは違ってきますが
変わりのない悲しみで終わります。
ただその後にどうやって乗り越えるか。
強く前へ進むか。

この映画で久しぶりにたっぷり涙を流しましたが
なんだかよくある泣かせ屋的な涙ではなく
死と常に向き合ってる若い男女の
胸に突き刺さるような言動に涙が出てしまうのです。

思い出してみるとまたうるっときてしまうな。


とてもべたといえばべたですが
そのあたり承知しながら観ていても
やっぱり涙が出てしまいました。


★★★★☆

天国は、ほんとうにある

2015年02月19日(木) 20時01分
生死の境をさまよい、天国を見てきたと語る少年の実話をつづったベストセラー小説を基にしたヒューマンドラマ。奇妙な体験を語ることで騒ぎになることを恐れる周囲の人々、普通の生活が送れなくなることを危惧する母親の姿など、ひとりの少年が巻き起こす騒動の行方がつづられる。グレッグ・キニアが少年の父親を演じる。

あらすじ:アメリカ・ネブラスカ州インペリアル市で牧師を務める傍ら小さな修理会社を営むトッド(グレッグ・キニア)には、3人の子供がいた。ある日、3歳の長男コルトン(コナール・コラム)が高熱に見舞われ嘔吐を繰り返すようになる。緊急搬送され穿孔虫垂炎であることがわかり、2度に渡り手術が行われた。コルトンは医師にもなすすべがないと言わるほどの状態で、生死をさまよう。トッドは絶望のあまり、神に私の息子を奪う気かと叫んでいた。その甲斐あってか、奇跡的にコルトンは一命を取り留める。やがて回復した彼は天国を旅してきたと言い、天国の様子や彼が知らないはずのことについて話し始める。トッドたちはこの驚くような話について、その意味を考えるようになる――。

私も含め特別な信仰を持たない
多くの日本人にとってこの作品はどう映ったか。

私は特別な信仰を持っていません。
人によっては信仰のなさに
この作品がおとぎ話、きれいごとに見える人もいるのかもしれません。

ただ特別な信仰がなくとも
キリストの顔がどんなだったか、そこに興味がわかなくとも
自分の愛していた人間が
天国へ行き、幸せに生活している、そんなことを思うだけで
どれだけ思いが救われることがあるでしょう。

そんなことを思い起こさせる作品でした。
大切な人が天に召されたら・・。
私は自分の父親を思い出しながら
しばし涙を流してしまいました。

信仰がなくとも
なんとなく神がいて、天国があるとそんな気持ちが
あるからなのかも。

私は良い作品だったと思います。


★★★☆(3.5)

フォックスキャッチャー

2015年02月18日(水) 19時41分
解説:デュポン財閥の御曹司ジョン・デュポンが起こした殺人事件を映画化した実録ドラマ。ジョン・デュポンが結成したレスリングチームに引き抜かれた五輪メダリストの兄弟が、彼の知られざる姿を知った果てに悲劇に見舞われる。監督は『カポーティ』などのベネット・ミラー。『31年目の夫婦げんか』などのスティーヴ・カレルをはじめ、チャニング・テイタムやマーク・ラファロら実力派が共演する。彼らの鬼気迫る演技に圧倒される。

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あらすじ:大学のレスリングコーチを務めていたオリンピックメダリストのマーク(チャニング・テイタム)は、給料が払えないと告げられて学校を解雇される。失意に暮れる中、デュポン財閥の御曹司である大富豪ジョン・デュポン(スティーヴ・カレル)から、ソウルオリンピックに向けたレスリングチーム結成プロジェクトに勧誘される。同じくメダリストである兄デイヴ(マーク・ラファロ)と共にソウルオリンピックを目指して張り切るが、次第にデュポンの秘めた狂気を目にするようになる。

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冒頭から鬱蒼とした雰囲気が続きます。
予告、あらすじのとおりで
これといった大きな事件はなく
心の機微が描かれているということでしょうか。

デュポン財閥の御曹司が
母親が嫌っていたレスリングのコーチとなることで
自分がやりたかったレスリング、
そして「師」、「父親」、「兄」として
誰からも尊敬されるジョン・デュポンでありたい、と思っています。

ただそれは虚栄でしかなく、虚像でしかなく。。

虚栄と大金だけでは
オリンピックで金メダルなどとることなどできない。

主人公のマーク、チャニング・テイタムの物静かな演技を
御曹司を演じるスティーブ・カレル、兄を演じるマーク・ラファロがしっかり
固めていて
この作品のポスターの3人のみでバランスをとりながら
映画も進行。

良かったころの二人の関係の
VTRを見ながら
兄ができて自分にはできないこと、お金では買えないもの、

それを感じたラストに
すべてがあります。

お金以外すべて持ってる
兄デイブにジェラシーともいえる何かを抱いたのでしょうか。

オスカーの作品賞にノミネートされていないのは
少し、弱い。
これがオスカーか、ってぐらい弱い。


★★★★☆


やはり俳優の抑えた演技を
鬱蒼とした作品の中に見出すのがこの作品の見どころの1つなのかもしれません。
ストーリーはあらすじ、予告通りなので
いつになったら殺しちゃうの?とそればかり思ってしまいました。

それ以外は終始地味。

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

2015年02月15日(日) 18時40分
解説:主婦が趣味で執筆しインターネットにアップした小説が評判を呼び、全世界でベストセラーとなった官能小説を映画化。巨大企業の若き起業家である男前のCEOと、恋愛未経験の女子大生の倒錯した恋愛模様が展開する。メガホンを取るのは、『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』の女性監督サム・テイラー=ジョンソン。CEOにファッションモデル出身で『マリー・アントワネット』などのジェイミー・ドーナン、ヒロインには『ニード・フォー・スピード』などのダコタ・ジョンソンがふんする。シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:平凡な女子大生アナ(ダコタ・ジョンソン)は学生新聞の取材のため、巨大企業の若手CEOのグレイ(ジェイミー・ドーナン)を訪ねる。誰もが心惹(ひ)かれてしまいそうな容姿でばく大な富を持つグレイは、「君のことを知りたい」と引っ込み思案で恋愛未経験のアナに興味を示す。次第に二人が親密になっていったある日、グレイの自宅に呼び出されたアナは衝撃的な契約を持ち掛けられ……。

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評価低いですねー。
私も全く期待せずに鑑賞。
まあありがちなラブコメではないラブストーリーって・・

あらすじどおり、
何もかも完璧な男、グレイは性的嗜好が変わっている。
それに恋したバージンだった女子大生アナと
その性的嗜好を埋めようとする話。
簡単にいえばそうです。
それにまつわる契約書もこの映画のキモだったりするわけだけど
契約書はどちらかというと
わかりにくい男性心理をまとめてる、って感じなのかな、って思う。
男の人ってここまでSM嗜好があるのはわかりやすいけど
女性を自分のものにして、従属的であってほしい、というのは
いつの時代でも同じだと思うから。

契約書のくだりでは
常にビジネスでも恋愛でも支配者でありたい
彼がなんとなく
彼女にしたがっているというか従属されてる感も
私にはうまいなあと思いましたけど。

どちらかというと
どうしても
このセクシャルな内容と性描写がメインになってしまい
陳腐な洋AVだとか
ぼかしばかり(これは確かになんじゃこりゃ、って感じだった)に
話がいきそうだし、

もっとうっとりするようなラブストーリーを期待してたらがっかりだと思います。

「彼ってゲイ?」というくだりが何回か出てきますが
ゲイの男性を好きになっても
どうしても彼と恋愛関係になることは難しいじゃない?

そういうことなんですってば。

が、しかし、これは続編が
あるようで(映画ではなく原作だけど)
ラストが私、ものすごく好きだったのよね。

だから続編がある自体でかなりマイナス。
あれはあの終わり方で良いのです。

同じくセクシー映画かもしれない
「キリングミーソフトリー」みたいに
ハッピーエンドにならないラブストーリー。
男女にハッピーである瞬間ってあるのかな、って。
何がゴールだかわからないもん。
結婚しました。めでたし、めでたし、ではないもん。

でも、やっぱこうなるよね、この場合、って
私の意見と一致したということで

かなり私としては好評価。
単体としては良かったと思います。
続編というのはがっかり・・。ないほうが良いと思う。

女性監督らしく

セクシーなシーン満載に物足りなさをAVと比べたら
全くないです。
女性目線でのシーンだと思う。
それ目当てなら男性はがっかりなのかも。

女性の目線で
しっかり彼と一緒になりたい、と思う心理を描いてくれてると思う。

好きな人が目覚めて隣にいないなんて。
彼氏とデートに行ってはしゃげないなんて。

若い女の子だったらそんなのひどすぎる彼氏だよね。
そのくせにそばにいろとか、ばかにすんな!っていう。

ラストのやっぱ無理!
ってのが私には大変良かった。

無理なもんは無理。
若くて可愛いんだから他の男性と普通に恋愛すべきです、と

もうすぐ女が果てる私が多いに共感しました。



★★★★☆


薄氷の殺人

2015年02月12日(木) 20時44分
解説:第64回ベルリン国際映画祭で金熊賞と銀熊賞を受賞したクライムサスペンス。中国北部の地方都市で起きた未解決の連続猟奇殺人事件を追う元刑事の男が、被害者たちと関わりを持つ女に惹(ひ)かれながらも事件の真相に迫っていくさまを独自の映像美で活写する。メガホンを取るのは、『こころの湯』などの脚本を手掛けたディアオ・イーナン。『戦場のレクイエム』などのリャオ・ファン、『海洋天堂』などのグイ・ルンメイらが出演。シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:中国・華北地方で切断された死体の断片が次々に発見され、刑事ジャン(リャオ・ファン)が捜査に当たるが、容疑者の兄弟が逮捕時に射殺されたため詳細は誰にもわからなくなってしまう。5年後、しがない警備員となっていたジャンは以前の事件と手口が類似した猟奇殺人が発生したことを知り、独自に調査を開始。やがて、被害者たちはいずれもウー(グイ・ルンメイ)という未亡人と近しい関係だったことを突き止めるが……。

かなり期待してしまいましたが
私にはいまいち響きませんでした。

ただただヒロインのグイ・ルンメイは
魅力ある女性というのはこの作品でも伝わってきます。
なんとなく影のある美しい未亡人。
セリフも少なく憂えた目と表情だけで進んでいく演技は
女性の私から見てもぐっときます。

これ男性の方がはまるんだろうなと思います。
彼女の魅力にどんどんはまっていく
不器用すぎる刑事ジャンの(冒頭では離婚するシーンから始まります。
あえてこれをいれてるあたり、彼の女性に対する不器用さが伝わってきます。)
心理がいたいほど男性にはわかるのかもしれません。

殺人事件の中で
冒頭の殺人犯はわりとあっさりみつかってしまい
この作品の核はなんだろうか、となりますが

このグイ・ルンメイ演じる未亡人なんですね。

彼女の周りの男たちが次々に殺されていくのですが
夫が殺してるのかと思いきや
実際はこの夫婦の関係は夫は奥さんに手も握ってもらえないほどの関係だったりします。
そのあたりの深い、深い心理描写を
細かく描きつけてます。

クリーニング店で富裕層の男のレザーの服をだめにしてしまい
体をわたすしかなかった彼女は
日本では考えられないことです。
日本であれば脅迫で訴えればいいだけですしね。

そのあたりもしっかり感じ取らないとだめなのかもしれないです。
日本の組織や法律なんかで考えちゃうと
冷静になると
なんだか納得がいかないな、となっちゃうと思います。

彼女と結局一線を越えてしまうけれど
刑事を全うしたジャンのラストがはかなくも狂おしい花火と
踊り続けるジャンのシーン。
これが彼の心理状態でどうなったかはわからない。
彼と一線を越えたあとの次の日の朝の
グイ・ルンメイの変わりっぷりは良かったですね。

★★★☆☆


もっとこの作品がぐっとくる人でありたかったけれど
私には胸にくるものがなかった。
きっとわかる人にはくる、良い作品なんだろうなあと思うと
自分が残念。

チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密

2015年02月11日(水) 20時22分
解説:キリル・ボンフィリオリの小説「チャーリー・モルデカイ」シリーズを、ジョニー・デップ主演で映画化。ジョニー演じる口ヒゲをたくわえた美術商チャーリー・モルデカイが、イギリスの諜報(ちょうほう)機関MI5の依頼を受け捜索していた絵画に、世界中を驚がくさせる財宝の謎が隠されていたことから、マフィアや国際テロリストも絡む争奪戦に巻き込まれていく。『シークレット ウインドウ』でジョニーとタッグを組んだデヴィッド・コープが監督を務め、グウィネス・パルトロー、ユアン・マクレガーらが共演を果たす。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:うさんくさいちょびヒゲをたくわえたうんちく好きな美術商チャーリー・モルデカイ(ジョニー・デップ)は、イギリスの諜報(ちょうほう)機関MI5に依頼されたゴヤの名画の捜索に乗り出す。屈強な用心棒ジョック(ポール・ベタニー)と共に盗まれた名画の行方を追うが、その絵にはとんでもない財宝の秘密が隠されていることがわかり、マフィアや国際テロリストも絡む大争奪戦となる。

ジョニデ見たさに行ってきました。
ジョニデのコメディっぽさと頑張りは伝わってきますね。
作品を楽しみたいというか。
実際にコメディなので出演者が楽しんでないと退屈になってしまうわけだし。

そこそこにくすっと笑えるところもあるから
悪くないかなと思いつつも

お金を出してまで観に行くにはちょっと・・というところでしょうか。
レディースデイで近所でやっていたということで
一安心な出来具合です。

話もなんだかわかりにくいし、
チャーリー(ジョニデ)の茶目っ気とおバカさんは伝わってくるけど
それ以外は何も。

そして妻役のグウィネス・パルトローも絶世の美女にするには
ちょっともう・・ってぐらいな感じなんだよなあ。

終始、ジョニデショーのこの作品。
私のようなジョニー好きなら良いかもしれませんが

映画自体を楽しみたいという人にはおすすめできないかな。



★★☆☆(2.5)

エクソダス:神と王

2015年02月01日(日) 20時27分
解説:旧約聖書の出エジプト記に登場する、モーゼのエピソードをベースにしたアドベンチャー。紀元前のエジプトを舞台に、王家の養子として育てられた男モーゼがたどる数奇な運命と壮絶な戦いを活写する。メガホンを取るのは、『グラディエーター』『プロメテウス』などのリドリー・スコット。『ザ・ファイター』などのオスカー俳優クリスチャン・ベイル、『華麗なるギャツビー』などのジョエル・エドガートンを筆頭に、実力派やベテランが結集。砂漠を埋め尽くすエジプトの軍勢や割れていく紅海など、スケールの大きなビジュアルも見もの。シネマトゥデイ (外部リンク)
あらすじ:紀元前1300年。最強の王国として名をはせるエジプトの王家に養子として迎えられて育ったモーゼ(クリスチャン・ベイル)は、兄弟同然のような固い絆で結ばれていたはずのエジプト王ラムセス(ジョエル・エドガートン)とたもとを分かつ。その裏には、苦境に立たされている40万にも及ぶヘブライの人々を救わねばならないというモーゼの信念があった。そして、彼らのための新天地「約束の地」を探し求めることに。過酷な旅を続ける一方で、彼はエジプトを相手にした戦いを余儀なくされていく。

楽しみにしていました。
リドリー・スコットのある意味での設定のこだわり(神、時代背景などなど)で
私のない知識を少しでもわかりやすく満たし
映画にのれれば最高ではないですか。

その分期待も大きくなります。

大画面にうつる
壮大な世界と十戒としておこる
さまざまな災害。

もともと3D が苦手なので2Dで鑑賞しましたが
私の行った映画館では
4Dもあったので
もしも4Dがあったのなら
あの十戒のシーンでのいなごのシーンではきっと
恐ろしいことになっていたのでは・・と。
無難に2Dにしておいてよかったです。

ストーリーとしては
どうもモーゼは神という印象はなく
一人の人間として
神と対話し、しかもここでは神は子供の設定だし
いまいちしっくりきません。

十戒を知ってる人であればきっと
物足りなさを覚えるのかもしれないですね。

私の場合は、知識が浅かったことと
ただただ大画面に吸い寄せられる迫力で
楽しんでしまったというところ。

で、いったい何が残ったのか?この作品は?

海を切る見せ場では
なんだかあっけないような・・?

神と王という二人の心理もわかりにくく
とにかく迫力でどんどん行っちゃったってところがあります。

夫と鑑賞しましたが
夫は「まあまあ」との評価で
「よかった」とは言わずでした。

まさしく
まあまあといったところかもしれないです。

まあクリスチャン・ベイルがモーゼなので
人間臭く演じる前提で彼がモーゼを演じたのかなとも思います。

子供がすべて死んでしまうシーンも
うーん・・わかりにくいですね。
だって神が何しろ人間臭いので
なぜ?なぜ?


★★★☆(3.5)


大画面で十戒にこだわらず乗り切ってしまえば
そこそこに楽しめる
まあまあの作品だと思う。