グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札

2014年10月27日(月) 11時30分
解説:ハリウッド女優からモナコ公妃となったグレース・ケリーの華やかなシンデレラストーリーの裏に隠された激動の半生に迫る伝記ドラマ。夫のモナコ大公レーニエ3世と、当時のフランス大統領シャルル・ド・ゴールとの間に起きた国家的危機に立ち向かっていく姿を描く。『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』などのオリヴィエ・ダアンがメガホンを取り、主演は人気女優ニコール・キッドマン。『ロブ・ロイ/ロマンに生きた男』などのティム・ロス、『フロスト×ニクソン』などのフランク・ランジェラらが共演。

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あらすじ:女優を引退しモナコ大公レーニエ3世(ティム・ロス)と結婚した公妃グレース(ニコール・キッドマン)は、アルフレッド・ヒッチコック監督からの新作オファーに心が揺れていた。そんな折、夫の推し進めていた政策が当時のフランス大統領シャルル・ド・ゴールを激怒させ、武力衝突に発展する可能性もある危機に直面。彼女はスクリーン復帰か、家族そして国家のために全てをささげるかの選択に直面し……。

グレース・ケリーとニコール・キッドマン。
ちょっと違う・・
私の中のグレース・ケリーはかなりキュートなイメージで
二コールキッドマンのイメージではないんですよね・・
だから実在したグレース・ケリーというよりも
グレース・ケリーを基に作品が作られたという印象。

全体的にも
モナコの危機を救うべくために・・という一部分でもあり、
ストーリーの始まりは
グレースが王子と結婚し、女優とモナコ公妃の選択に悩み
どうしたらモナコ公妃となれるかいや、女優として復活するのか、
グレースのストレスを多く含ませた展開。

中盤から自分の生きる道を決めそれに向かって
公妃としてどうすべきか。
彼女の努力や葛藤、そして女性として
スマートな女性として映し出されています。

作品にはいろいろなキーワードがあり、
ヒッチコックの「フレームの端に寄りすぎるなという言葉であったり

実はこれは政略結婚?とされていて
小国としてはアメリカの大女優が嫁ぐことで
何かしらの影響力が今後に及ぼすかもしれないと
コマとして結婚したのか?そんなことをにおわせたりして
実話だからこそ真実はわからない・・というベールで
におわせてるのはなかなかおもしろかったですね。

衣装は豪華絢爛。

グレース・ケリーの女優人生をすっぱり終えた
潔さも好きだったりしたけど
やはりいろいろな葛藤があり
公妃として、女性としてどのように生きていかなくてはいけないか。

彼女の人生の一部分のみを映画にしてますが
マリア・カラスが登場したり、その彼オナシスなんかもいて
マリア・カラスもよく、
スターである彼女はグレースの良きアドバイザーだったんだろうな、
なんて思いながら・・(そんなセリフもシーンもあります)

しかしやはりニコールキッドマンとグレース・ケリーは別だよな・・


★★★☆☆

モナコの風景などもよかったんだけど
合成っぽさが否めなかった。
残念。

ミリオンダラー・アーム

2014年10月10日(金) 21時36分
解説:野球未開の地・インドから初のメジャーリーガーを発掘したエージェントの奇想天外な実話を基にしたスポーツドラマ。キャリアのどん底にあったスポーツエージェントがインドのクリケット選手をスカウトすることを思い付き、さまざまなトラブルに遭いながらも、前代未聞の挑戦に挑む様子を描く。メガホンを取るのは『ラースと、その彼女』などのクレイグ・ギレスピー。『スラムドッグ$ミリオネア』などのA・R・ラフマーンが音楽を担当する。主演は、テレビシリーズ「MAD MEN マッドメン」などのジョン・ハム。二転三転する展開と、爽快なサクセスストーリーに驚きと感動が押し寄せる。

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あらすじ:スポーツエージェントのJB・バーンスタイン(ジョン・ハム)はメジャーリーグの時代の流れについていけず、選手との契約も終了。そこでバーンスタインはインドのクリケット選手から逸材を発掘しようと、いちかばちかの賭けに出る。そして、地元のテレビ局と「ミリオンダラー・アーム」という番組を企画し、コンペティションに集まった数千人の中から2人の青年をアメリカに招くが……。

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これディズニー映画だったんですねー。
期待していなかったのですが
非常に楽しめました。
ハリウッド映画だけど前半のオーディションンのくだりなんかはまさに
インド映画さながらの明るさなんかもあり
純粋に楽しめます。

中盤はオーディションに受かってから
メジャーリーガーのスカウトが入るまでの話に変わります。

話題性はできた、さてビジネスとして
厳しい世界にあるメジャーリーガーへと成長をさせるには
半年でどうにかしなくてはなりません。

主人公を演じたJBは
会社も倒産すれすれの状態。
まさにこのインドのミリオンアームを信じてビジネスとしての
成功を望んでいる一方で

人間としてビジネスが成功しない何かを
田舎の純朴なインド人が教えてくれてるかのようで

JBもこのビジネスを通し
人間として、ビジネスマンとして成長していく過程が描かれています。

わりとJBの成長物語が中盤では多く
その中でインド人メジャーリーガーを目指す2人の気持ちが
要所要所に描かれてる感じ。

もうちょっとインド人2名の心理描写なんかをしっかり描いてほしかったし、
腑に落ちないのは
英語の上達ぶり。
いや、ヒンドゥー語から英語って語順なんか同じなのかしら・・。
日本人があれだけ苦労しているのに流暢に中盤あたりからしゃべっているっていうね。

ラストの通訳の人が彼らに
言葉をかけるときも
どちらかというと母国語で話してほしかったなあ、なんて。

主役はやはりこのJBだったようです。

結果的には彼らの現在をたどると
JBがビジネスマンとして成功したわけですから
彼を主人公にするのがよかったのでしょう。

べたなスポーツものといえばスポーツもの。
でも私、べたなスポーツもの大好きなんで

笑いあり、涙ありで楽しめました。

映画館の人が少ないのがこんなに面白い作品なのに少なくてびっくり!

気軽に観て
作品に入り込んで笑って泣ける映画ってなかなかないです。

おすすめ!


★★★★☆(4.5)


ラストの現在の写真も良かったです。
さすがディズニー映画。
映画も外れなくエンターテイメント性強く。





ジャージー・ボーイズ

2014年10月05日(日) 21時18分
解説:『グラン・トリノ』などの名匠クリント・イーストウッドが監督を務め、ブロードウェイの大ヒットミュージカルを基に描くドラマ。1960年代にザ・ビートルズと並ぶほどの人気を誇ったアメリカのポップスグループ、ザ・フォー・シーズンズの光と影を数々の名曲と共に映し出す。ブロードウェイ版同様ジョン・ロイド・ヤングが、バンドのリードボーカル役を担当。グループの宿命でもあるメンバーの友情と不和、栄光と転落の物語が胸に響く。

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あらすじ:ニュージャージー州の貧しい町で生まれ育った4人の青年たちは、その掃きだめのような場所から逃れるために歌手を目指す。コネも金もない彼らだが、天性の歌声と曲作りの才能、そして素晴らしいチームワークが生んだ最高のハーモニーがあった。やがて彼らは「ザ・フォー・シーズンズ」というバンドを結成し、瞬く間にトップスターの座に就くが……。

イーストウッド作品だもん。
見逃すわけにはいきません。

今回はミュージカル。
といっても基盤は、60年代の人気グループザ・フォー・シーズンズの伝記でもあり、
すでにブロードウェイ版でもミュージカルとして世に出ています。

そして主人公はどうも只者ではないぐらいの歌唱力。
やはりブロードウェイ版と同じ主人公がこの作品でも主人公でした。
歌声は圧巻です。

フォー・シーズンズを知らなくても
彼らの歌は知ってる人も多いはず。

君のひとみに恋してる、シェリー・・など聞けばすぐに
あー、これが、と思いだします。
私もこの世代ではありませんが
思わず口ずさんでしまいそうになります。

そしてイーストウッドがミュージカル?

さてさて彼はどんなミュージカルに仕上げたか。

いつもイメージするミュージカルとは異なり
4人が一人ずつ台詞をカメラに向かって言うあたりが
手法として違うところかな。
あとは冒頭からわけのわからに歌で始まるミュージカルというわけではなく

常に彼らが
舞台にいるときのみに歌が流れます。
でも、その歌の回数も多いし、もう彼らがうなぎ上りに
一気にスターダムにあがっていくのも観ていて気持ちが良いです。

もちろんスターになるにはいろいろあるけど
そのあたりもさらっと紹介。
観客を飽きさせないところもさすがにイーストウッド。

フォーシーズンズを知らなくとも楽しめるし
知ってたらもっと楽しいんだろうな・・と亡き父を思い出したりして

ラストもものすごくよかった。

置いた瞬間から
輝いていた時代にバックして
皆で歌うなんてぐっとくる。
日本の映画館はしーんとしてるけど
海外なら皆、歌ってるんだろうな・・と思いつつ・・


★★★★☆

アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜

2014年10月04日(土) 19時53分
解説:タイムトラベルの能力を持つ家系に生まれた青年が意中の女性との関係を進展させようと奮闘する中で、愛や幸せの本当の意味に気付くヒューマンコメディー。『ラブ・アクチュアリー』などで知られるラブコメに定評のあるリチャード・カーティス監督が、恋人や友人、家族と育む何げない日常の大切さを描く。『ハリー・ポッター』シリーズなどのドーナル・グリーソンを主演に、『きみに読む物語』などのレイチェル・マクアダムス、『ラブ・アクチュアリー』にも出演したビル・ナイらが共演。

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あらすじ:自分に自信がなく恋人のいないティム(ドーナル・グリーソン)は21歳の誕生日に、父親(ビル・ナイ)から一家の男たちにはタイムトラベル能力があることを告げられる。恋人を得るため張り切ってタイムトラベルを繰り返すティムは、やがて魅力的な女性メアリー(レイチェル・マクアダムス)と恋をする。しかしタイムトラベルによって生じたアクシデントにより、そもそもメアリーと出会っていなかったということになってしまい……。

今回も直感で「これはよさそう」と思いつきで行ったんだけど

ほんとにほんとに良かった!!!!

ありきたりなタイムトラベル?SF?かと思いきや
自信のないティムが誕生日に父にタイムトラベラーと知らされて
恋愛のために使ってみたり、
ちょっとした失敗をリセットしたり、
前半は、タイムトラベルのコツをつかんだティムの使い方が面白かったりして。

メアリーとの出会いは、何度やっても
なかなか出会えない。
出会ったと思ったらすでに彼氏がいたり
この二人がうまくいったらエンド?なんて思いきや

そのままストーリーはそれからの家族を含めた数年が始まります。

なんだろ。
このティムが本当に性格がいいのよ。
だからこの能力を悪いことに使わないのね。
自分を中心に前半はやったところもあるけど
後半は家族のためにどうしたらよいか、そんなシーンにもじんときます。

ここまでくると何がオチ?
そのぐらい人生に山あり谷あり、家族とともに・・なんだけど
どれもすべてドキドキしつつもタイムトラベルを使いつつも
ハッピーな気持ちになれます。

ラストは涙涙で。。
どうしたものか。
主人公と父親とのつながりが実は軸だったりして
タイムトラベルの定義がストーリー展開によってぶれたり
ずれたりしつつも

久しぶりに良い映画だったな、とすがすがしい気持ちで映画館を出れた作品。

父親と卓球をして話をして・・。

ああ、もう1回ぐらい観にいけたら行きたい。
しかし上映してる映画館が案外少ないのが意外。


★★★★★