ジゴロ・イン・ニューヨーク

2014年07月24日(木) 14時49分
解説:不況で経済状態の悪い友人同士の男性2人が金もうけに男娼(だんしょう)ビジネスをスタートしたところ、思わぬ騒動に巻き込まれていくブラックコメディー。監督業でも才能を発揮している『バートン・フィンク』などのジョン・タートゥーロ監督、脚本、出演で、彼の友人でビジネスパートナーを、数多くの名作を生み出した監督のウディ・アレンが演じる。そのほか『カジノ』などのシャロン・ストーン、歌手で女優のヴァネッサ・パラディ、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』などのリーヴ・シュレイバーなど多彩な面々が共演。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:不況で店の経営に頭を悩ませていたブルックリンの本屋店主(ウディ・アレン)は、花屋を営む友人(ジョン・タートゥーロ)をジゴロにして男娼(だんしょう)ビジネスで金を稼ぐことを思い付く。早速友人を説得し開業すると、クールで男前なジゴロは裕福な女性たちにモテモテ。商売は繁盛するが、ジゴロがある未亡人(ヴァネッサ・パラディ)に恋をしてしまい……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

ウディ・アレンが監督かと思いきやジョン・タートゥーロが
主演と監督をやっています。
が、しかしウディ・アレンが作品の中でも口を出しまくり
ウディ・アレン節炸裂。
私はウディ・アレンの作品自体、とても好みなので
ウディ・アレン、きっとこの作品にもなれない監督をやったジョン・タートゥーロに
注文付けまくりだったんだろうな・・なんて思います。

が、しかし。
それが良かったのか?
作品自体は、ブラックコメディだけど
ストーリーはきっちりしてたし
笑えました。

ただ、女性目線から言うと
ジョン・タートゥーロがそれほどセクシーに見えないんですよね。
うーん・・買いますか?wって感じです。
それがね・・残念。
男性から見るとヴァネッサが好みかどうかでずいぶん作品の
好みにかかわるらしいのでそんなところかな。

配役は主人公以外は良かったと思います。
少々ウディ・アレンがやかましかったけど
この二人の掛け合いもなかなかよく。
S・ストーンは脇役ですがかなりはまってるし
相変わらず年齢相応に美しかったですね。

ユダヤ教自体をあまりよくわかってないので
戒律の厳しさなどわかりにくいですが
作品の中でもその戒律を破る罪や、禁止事項がたくさんあることもわかります。

そんな敬虔ともいえる宗教を持つ女性(ヴァネッサ)に
主人公が恋をしてしまうというわけです。

いろいろ事件としてありつつも
ラストは小気味よいウディ・アレンと主人公の掛け合いでエンドクレジット。

そこそこ笑えるし
個人的には好きな作品でした。
ウディ・アレンの作品が好きなら好きだと思います。


★★★★☆

しかしヴァネッサちゃん、すきっ歯が彼女の売りの一つでもありますが
画面の中でのすきっ歯はどうも見なれないな・・なおしてもいいんじゃないか?そろそろ。

怪しい彼女

2014年07月19日(土) 20時12分
解説:『王になった男』などのシム・ウンギョンと『ハーモニー 心をつなぐ歌』などのベテラン、ナ・ムニが二人一役を熱演する心温まるファンタジー。70歳の老女が突然20歳の自分に若返ってしまったことから巻き起こる珍騒動を、爆笑と感動の涙で盛り上げていく。『トガニ 幼き瞳の告発』などのファン・ドンヒョク監督が、本作ではがらりと趣を変え新境地を開拓。キュートな容貌とは裏腹に、相手構わず罵声を浴びせる怖いもの知らずのヒロインの魅力のとりこになる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:70歳のマルスン(ナ・ムニ)は、向かうところ敵なしの口の悪さと頑固さで近所でも有名なおばあさんだった。国立大教授に出世した一人息子(ソン・ドンイル)を女手一つで育て上げたものの、アクの強い性格が災いし最近は嫁にも煙たがられる始末。ある日、彼女が写真館で遺影のつもりで写真を撮ると、不思議なことに20歳のころの自分(シム・ウンギョン)に戻っていた。

あまり期待してなかったのですが
口コミをみてどうしても観たくて。

前半はこれがほんとにいい映画なの?ってぐらいの
しょうもない展開。
コメディなので笑えないといけないけど
これが案外笑えて
おばあちゃんの言いたいこと言って
でも、こういうおばちゃんいるよね、って感じもあるし。

そんな彼女が突然、20歳に戻り
さあさあ大変!!という話。

これが彼女は若いころ、すごく苦労して戦争で早く夫を亡くし
子供を貧乏ながら立派に大学教授にまでさせたおばあちゃん。
歌がうまく、見た目も美人だったというおばあちゃん。(主人公の20代を演じた女性は
見た目はそれほど美人ってわけではないですが
コメディなのでおばあちゃん演技ができちゃうところと歌がうまかったのがヒロインになった理由なのかも?)

現代の20代。
携帯もあるし、自分の夢も叶える可能性がまだまだできる年齢。
恋愛もできるし
私も今の人生観を持って20歳に戻れるものなら戻りたーーい!って思うもん。

体だけが若くなって
心は70代ですから天下無敵ってもんです。
そりゃー男にももてちゃいますよね。

まあそんなわけでそれほど大きな事件もなく
おばあちゃんが20歳を謳歌しドタバタっと映画は進みながら
笑いつつも

ラストに集約。

ラスト、大学教授の息子が
自分の母親と気づき、そのときに言った台詞に涙がもう止まらなくて。

前半のくだらなさがあるからここでの台詞がぐっとくるんだよね。

脚本もほんとにうまい。
小道具、伏線も見事に使い、
あー韓国映画はやっぱりすごいな、と満足しました。

前半のあのくだらないコメディを笑って見れるなら
この作品ははまります。

私は前半、「もうだめすぎる、帰りたい」とも思ったんだけど
だんだん笑えて来て
ラストに涙。

最後の最後は出来すぎだけど
コメディだし、なんだかハッピーエンドは気持ちがよい。


おすすめ。


★★★★★

オール・ユー・ニード・イズ・キル

2014年07月16日(水) 7時41分
解説

作家・桜坂洋のライトノベルを、トム・クルーズ主演で映画化したSFアクション。近未来の地球を舞台に、ある兵士が戦闘と死をループしながら、幾度も戦闘するうちに技術を身に付けていくさまを描く。監督は、『ボーン・アイデンティティー』『Mr.&Mrs. スミス』などのダグ・ライマン。主人公と共闘する特殊部隊の女兵士には、『プラダを着た悪魔』などのエミリー・ブラントがふんする。トムらしいバトルシーンはもちろん、日本の小説がハリウッド大作として派手に活写されていることにも期待。

シネマトゥデイ (外部リンク)

近未来の地球。侵略者の激しい攻撃に、人類の軍事力ではもはや太刀打ちできなくなっていた。対侵略者の任務に就いたウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は、戦闘によって亡くなる。しかし、タイムループの世界にとらわれ、戦闘と死を繰り返す。そんな中、特殊部隊の軍人リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)と出会ったケイジは、彼女と一緒に何度も戦闘と死を繰り返しながら戦闘技術を向上させ……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

やっと観に行けましたー。
トム・クルーズ、年、いったなあ。

映画全体ですが
ハリウッドらしい作品で大ぶりでアクションあって、話も
よいテンポとスピードでぐんぐんすすみます。

トム演じるケイジ。
これが少佐なのに戦闘に出たことがない設定。
さらに戦闘命令を断ったりしてこれが
何度も殺され、再生し、訓練を受けることで
戦闘と気持ちが変わってくるところなんかも
つっこみどころはありつつも
つっこむところを忘れて
映画もつスピードで忘れてしまいます。

こういったタイムトラベラーものって
訳がわからなくなることが多いし、
いろんな規則にタイムトラベルの際、あったりするんだけど
この作品では
「殺されたらまたもとの場所で目覚めて1から人生やり直せる」
「やり直した人生に修正がかけられる」(これかけられない作品が多い)
「輸血したらパワーを失いタイムトラベルできなくなる」

と実にシンプル。
この疾走感についていくにはこのぐらいシンプルでないと混乱しちゃうからね。

さらにこのタイムトラベルを引き起こしているのが
侵略している宇宙人で
毎度、この宇宙人に違和感を覚えるんだけど
とにかく彼らの感情とか一切ないのがいい。
意味なく彼らは侵略したいんです、っていうかね。

ヒロインのエミリー・ブラント。
なんだか久しぶり?
毎度、彼女の体の細さに心配になっていましたが
もともと線が細いのかな。
体はこの作品のためなのか、しっかり鍛えていました。

ハリウッド映画の大作で久しぶりにおおーハリウッド!!
テンポはやーい、おもしろい!

と思えた作品でした。


★★★★☆


マレフィセント

2014年07月12日(土) 20時07分
解説ディズニーアニメ『眠れる森の美女』ではオーロラ姫に呪いをかけた悪役だった、邪悪な妖精マレフィセントを主人公とするダークファンタジー。マレフィセントをアンジェリーナ・ジョリーが演じ、彼女の封印された過去とオーロラ姫を永遠の眠りにつかせる呪いをかけた理由が明かされる。監督は、『アバター』などのプロダクションデザインを手掛けたロバート・ストロンバーグ。エル・ファニングやアンジーの娘ヴィヴィアン・ジョリー=ピットが共演。おとぎの国のごとく幻想的で美しく、一方でダークな映像世界に期待できる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ とある王国のプリンセス、オーロラ姫(エル・ファニング)の誕生祝賀パーティー。幸せな雰囲気があふれるその会場に、招かれざる邪悪な妖精マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)が出現する。オーロラ姫に永遠の眠りにつく呪いをかけたマレフィセント。それは、なぜなのか。答えは、謎に包まれたマレフィセントの過去にあった。

トムさまを観たいが時間合わず
マレフィセントに。

しかしアンジーさま、やはりこの人すごい女優。
徹底的な悪の咆哮はすごい。
この人、悪女の役が最近ないけど
やはり悪女がうまいと思う。

で、この悪の咆哮まで、そして悪に目覚めた瞬間と
復讐に燃えるマレフィセント、最高に良かったんだけど

ディズニー映画らしく
話も随分とそれて
ちゃんちゃん、というね。

そうなるとやはりアンジー×ブラピのお子さん、ヴィヴィアンちゃんが見どころ。
ブラピにそっくりだねー。
あれはブラピの子供に間違いない。

ヴィヴィアンちゃんだけ、マレフィセントのアンジー様を怖がらなかったので
出演になったらしいけど
ママに甘える感じも演技じゃなくてかわいかった。「UP,UP」とかいってさ。
顔はアンジーには似てないんだけど。

最終的にはマレフィセントが主役。
そしてこれはディズニー映画。
マレフィセントが通常の結末を裏切りなんだか良い人になって終わり。

ん?これでいいの?
やはり白馬の王子様のキスで目覚めてほしかったかな。
そしてオーロラ姫の父親が悪すぎて
マレフィセントがの初恋も奪っていながら
ちゃんちゃんの結末で
オーロラ姫の父親、あんなにクズな奴でいいわけ?

まあいろいろつっこみどころはありますが
見どころは
アンジー様は相変わらず美しく、
善人になる前のマレフィセントの演技はさすが。
あとはヴィヴィアンちゃんかな。
ストーリーは別に・・。


★★★☆☆

人生はマラソンだ!

2014年07月09日(水) 8時53分
解説 経営難の自動車修理工場を救うため、スポンサーを得てロッテルダム・マラソン完走に挑む中年男4人の奮闘を描くヒューマンコメディー。健康不安に息子との確執など、それぞれに問題を抱える登場人物たちが愛する家族や仲間のためゴールを目指す物語は、無名の監督、キャストながら本国オランダでヒットを記録した。スポーツとは無縁だったメタボオヤジたちが、フルマラソン完走に向け練習を重ねるうちに体が引き締まり、走る楽しさに目覚めていく様子は感動的。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ ロッテルダムで自動車修理工場を経営するギーア(ステファン・ドゥ・ワレ)は、ある日経営不振による多額の税金滞納が発覚。ギーアと従業員のニコ(マルセル・ヘンセマ)、レオ(マルティン・ヴァン・ワールデンベルフ)、キース(フランク・ラメルス)らは税金を支払うため、「全員完走できたら税金を肩代わり。できなければ工場を譲る」とスポンサーを口説き、ロッテルダム・マラソン出場を決意する。フルマラソン完走を目指し、メタボ中年オヤジ四人は練習を開始するが……。


書いたのがすべて消えた・・

予告がかなりうまくできていてこれは、と思い
楽しみにしてました。

・・が結果、つまらない・・
オランダの映画のレベルってこんなんなの?ってぐらいお粗末でした。

話の中で??が多く、
経営難なのにリストラするに値するほどの何もしない従業員を3人も雇ってるとか
ならその救済策でマラソンなんですが
スポンサーの足の悪い従業員のおじが中古販売の社長なら
最初から融資してもらえば良くない?
そしてこのギリシャ人の足の悪い従業員はおじのところで
なぜ彼は働かないの?って・・

もう無理やりが多すぎて
ありえないから映画という次元ではなく・・

きわめつけは余命数カ月のがん患者がマラソンに出場とか設定が
無理やりにもほどがあり
物語に入り込めませんでした。

またここでのギャグらしきものもまるで笑えず。
出し方のタイミングがいまいちで
予告通りここでこれ、となると楽しめるんだけど
タイミングが悪くて笑えないし。

本当にマラソンをやってる人にしたら
もっと不自然な気がしてならなかったかもしれないです。

よかったことは
オランダの文化がわかること。

飾り窓やゲイの町と言われるお国柄も
旅行をした気分になります。(え?そこ?なんですが観光旅行では
なかなか町の風景をしっかり見れないので
個人旅行レベルにオランダを見ることができます)

わざわざ見に行く必要はなし。


★★☆☆☆

パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間

2014年07月05日(土) 21時43分
解説: 世界中に衝撃を与えたジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件直後の人間模様を描く群像劇。大統領が搬送された病院の医師やシークレットサービス、銃撃の瞬間を偶然撮影した一般市民など、さまざまな形で事件に遭遇した人々の視点で真実に迫る。名優トム・ハンクスと『羊たちの沈黙』『マンマ・ミーア!』などに携ってきたゲイリー・ゴーツマンが製作を務める。キャストにはザック・エフロン、ビリー・ボブ・ソーントン、ジャッキー・ウィーヴァー、ポール・ジアマッティら実力派が集結。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 1963年11月22日、テキサス州ダラスを訪れていたジョン・F・ケネディ大統領がパレード中に何者かに狙撃され、病院に搬送された。その様子を偶然撮影していた8ミリカメラ愛好家のエイブラハム・ザプルーダー(ポール・ジアマッティ)や、瞬時に国を託されたリンドン・ジョンソン副大統領、容疑者とされたリー・ハーベイ・オズワルドの家族など、暗殺事件は多くの人間の運命を激変させる。

今年の初めに
Sキングの「112264」を読んだばかり。

日本でももちろん衝撃のニュースであり報道されましたが
日本人としたらアメリカ人と比べたら衝撃やケネディへの期待など比にならず。

112264で読んでいたせいか
なんというか
ケネディと言う存在、リー・オズワルドという人間、リーを取り巻く
母親、妻などこれがまたイメージ通りに
作品にも映し出され、
特に母親のママーチカのクレージーぶりはやはりジャッキー・ウィーヴァー以外
考えられないっていうね。

ドキュメンタリー、サスペンスとして
事実ながらにうまく作りこみ
ハラハラドキドキしつつも
人間模様としても成立し、彼らを取り巻く感情を適度に出してくれてたと思います。

これ、112264を読んで、
JFKについて少しながらも思いがあったからこそ
映画に入り込めたのかもしれません。

JFKの事件を知っている程度だと
物足りなく感じるかもしれないです。
上っ面だけの群像劇に見えなくもない。

うーん・・。
JFKがもし、あのとき殺されなかったら。
多くの国民が嘆き悲しみ
何人の大統領に変わろうとも思いを
カメラを偶然まわしていたエイブラハム・ザプルーダーがまさにJFKにどれほどの
期待をしてアメリカにきたのかを体現してくれている。

112264の中にも
「いろいろな説があるがリーが単独で殺した説が強い。
もしもあいつに殺されなかったら
ベトナム戦争は起こってなかったかもしれない」

そんな言葉が胸にしみこむ。

JFKの暗殺事件に多少なりとも知識があったほうがより楽しめる作品。


★★★★☆