ノア 約束の舟

2014年06月23日(月) 19時42分
解説: 旧約聖書の創世記に記された「ノアの箱舟」の物語を実写化した大作。大洪水による世界滅亡を知らされた男ノアとその家族が、ある重大な使命を全うしようと巨大な箱舟の建造に乗り出していく。メガホンを取るのは、『ブラック・スワン』などの鬼才ダーレン・アロノフスキー。ノアにふんするラッセル・クロウを筆頭に、ジェニファー・コネリー、アンソニー・ホプキンスら、実力派スターが共演する。壮大な物語はもちろん、大洪水の描写にも息をのんでしまう。
シネマトゥデイ(外部リンク)
ノア 約束の舟

あらすじ: 夢の中で世界滅亡を意味するかのような光景を目にしたノア(ラッセル・クロウ)。それが神からのお告げであり、全世界を飲み込むほどの大洪水がやって来ると悟った彼は、その日から家族と共に一心不乱になって巨大な箱舟を造る。さらに、生命を絶やさぬようにと、この世の全ての種類の動物を次々と箱舟に乗せていく。だが、ノア一家の前に不安に駆られて箱舟を奪おうとする者たちが立ちはだかる。

知識があればもっと物語を楽しめたのかもしれません。

テーマも「ノアの箱舟」。
聞いたことがあるし、イメージとしては持っていますが
詳細は
宗教に疎い私は知識は皆無。

1つの物語として鑑賞しました。

前半は睡魔との闘いですが
このあたりがないと後半の盛り上がりに欠けるとこともありますし
ノアの箱舟の実写化ですから
私のようなわけのわからない人間にも伝わらないとね、っていうわけで
退屈かもしれません。
随所随所にポイントはあり
ぐっときたりするところもありますが

ノアという人物の思想にたどり着くまでなかなか難しく
そうはあっても
やはり一人の人間で
人間を作り出したからこそ人間臭さにあふれていて
でも、人間らしさを捨てなくてはいけなく。

そんな葛藤をうまく描いていたかと思います。

ファンタジーと人間臭さ、アクション、そして大作らしい大がかりな内容。
楽しめるはずなんですが
テーマと基盤が基盤なだけにやや映画としては
ハリウッド大作ものであるのにそれを感じれませんでした。

おすすめかといえばお時間があれば。
ノアの箱舟に興味があるのであれば、というところでしょうか。


★★★☆☆

ポンペイ

2014年06月13日(金) 20時40分
解説: 『バイオハザード』シリーズなどのヒットメーカー、ポール・W・S・アンダーソン監督がメガホンを取って放つ歴史アクション大作。『サイレントヒル:リベレーション3D』などのキット・ハリントンを主演に迎え、火山の噴火で埋没した街ポンペイを舞台に、愛する人に全てをささげる主人公の奮闘を描く。ヒロインを『エンジェル ウォーズ』などのエミリー・ブラウニングが好演。一瞬で全てを奪い尽くす自然災害に、果敢に挑む青年の勇気と行動力に胸が詰まる。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 西暦79年の古代都市ポンペイ。奴隷戦士マイロ(キット・ハリントン)は、富裕層の商人の令嬢カッシア(エミリー・ブラウニング)と恋仲になるが、彼女にはすでに婚約者がいた。身分違いの恋に悩んだ彼は、自由を得るために街を去ろうとする。ちょうどその時ベズビオ火山が噴火を始め、マイロは愛する女性を救うために街に舞い戻る。

ほんとは「ノア」をみたかったんですが
良い時間がなく・・・
あまり期待せずに行ったので
それなりの出来というか。そんなところです。

大作らしくCGを駆使し、
歴史、友情、恋愛・・などなど
男性はグラディエイターの戦いのシーンに、
女性は恋愛のシーンを楽しめるのかもしれません。

またベズビオ火山の噴火やなど映像もすごいし
あれもすごいし、これもすごいし・・

なんですが
なんかもう茶番すぎて大作、CG,お金かかってるな、という雰囲気で
がんがん進むも
次が読めると思うと笑えてしまって
大きいスクリーンで観る価値はあるかもしれませんが

ストーリーとしては大作なのにいまいち乗り切れなかった。

「24」のキーファー・サザーランドの悪役っぷりも笑えました。
あの人、実年齢、良い年なのに
あの役では地位がある役なのに結婚してないという・・設定もめちゃくちゃな・・

それから地震や津波のシーンは
迫力はありますが
私の中ではなんだか素直に入り込めなかったなあ。
311はまだ癒えてないんだよな。


★★★☆☆

グランド・ブダペスト・ホテル

2014年06月07日(土) 10時03分
解説: 『ダージリン急行』などのウェス・アンダーソン監督が、格式高い高級ホテルを取り仕切るコンシェルジュと、彼を慕うベルボーイが繰り広げる冒険を描いた群像ミステリー。常連客をめぐる殺人事件と遺産争いに巻き込まれた二人が、ホテルの威信のためにヨーロッパ中を駆け巡り事件解明に奔走する。主演のレイフ・ファインズをはじめ、エドワード・ノートン、エイドリアン・ブロディ、ジュード・ロウなど豪華キャストがそろう。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 1932年、品格が漂うグランド・ブダペスト・ホテルを仕切る名コンシェルジュのグスタヴ・H(レイフ・ファインズ)は、究極のおもてなしを信条に大勢の顧客たちをもてなしていた。しかし、常連客のマダムD(ティルダ・スウィントン)が殺されたことでばく大な遺産争いに巻き込まれてしまう。グスタヴは信頼するベルボーイのゼロ(トニー・レヴォロリ)と一緒にホテルの威信を維持すべく、ヨーロッパ中を駆け巡り……。

ウェス・アンダーソン監督作品は
独特の世界観。
簡単にいえば「おしゃれ」。

なんでもかんでもイチイチ考えてる
カメラワークのこだわりにもセンスがあって(カメラワークというか構図というかね)
上に挿入してる写真も
色、配置、エレベーター係りの手の動きなどもセンスがあふれ出てるのがわかります。

そしてセンスがよいところにバランスのちぐはぐな
登場人物も相変わらず。

まあとにかくセンスのよさ、おしゃれ感、芸術性の高さは
日本のいわゆるセンスの良いおしゃれさんは絶対に好き。

ストーリーは今回は、殺人事件、遺産相続と大きなテーマを持っていますが
個性的な登場人物とおしゃれ感がやはり勝ります。

登場人物はウレス・アンダーソン監督ファミリーといっても過言ではない
いつものメンバーの総出。
なんかこういうのも私、好きなんですよねー。
今度は、この人、こんな役をやっちゃってるんだーみたいで。

ティルダ・スウィントンなんて80過ぎの老婆役ですよ。
顔にシミをつけるだけであっという間に老婆。

エドワード・ノートン、ビル・マーレイ、エイドリアン・ブロディはこの作品でも
もちろんよい味を出してます。

わりと睡魔が襲ってきそうな瞬間もありましたが
この監督の世界観をこの作品でもたっぷり堪能できるできでした。
死体とかもこんなパロってしまってよいのか?しかし芸術的に見える・・みたいな。

好き嫌いは分かれそうだけど
絵画鑑賞、服のおしゃれ、とかそのあたりに興味がある人ははまりそう。


★★★☆☆(3.5)