鑑定士と顔のない依頼人

2014年01月07日(火) 20時48分
解説: 名匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督が、刺激的な謎をちりばめて紡ぐミステリー。天才鑑定士が姿を見せない女性からの謎めいた鑑定依頼に翻弄(ほんろう)されていくさまを、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネの音楽に乗せて描く。偏屈な美術鑑定士には、『シャイン』などのジェフリー・ラッシュ。共演には『アップサイドダウン 重力の恋人』などのジム・スタージェス、ベテランのドナルド・サザーランドらが名を連ねる。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 天才的な審美眼を誇る美術鑑定士ヴァージル・オールドマン(ジェフリー・ラッシュ)は、資産家の両親が遺(のこ)した美術品を査定してほしいという依頼を受ける。屋敷を訪ねるも依頼人の女性クレア(シルヴィア・フークス)は決して姿を現さず不信感を抱くヴァージルだったが、歴史的価値を持つ美術品の一部を見つける。その調査と共に依頼人の身辺を探る彼は……。

2014年最初に選んだ作品はこれでした。
予告も観てませんでしたが
いつもチケットを買おうとすると売り切れ寸前といった状態で
これはもしや・・と思いまして。

予想通りものすごくよくできた作品です。
終わった時はなんとなしやすっきりしないところもあるんだけど
うまいんですよねー。

天才的な美術鑑定士が
女性においては完璧にだまされてしまったというか。

ネタばれも入ってしまうので気になる人は読まないことをおすすめしますが・・

顔の見えない依頼人は
途中で顔がわかります。
そしてかなりの美人です。

もしも美人でなかったら?ヴァージルはもちろん恋に落ちなかったでしょう。
そして話題にもなっている
強盗に襲われたのは誰の仕業か?

ヴァージルではないか?
いやいやこの事件の発端を作ったやつが
そこまで計画をしていたんだ、なんていう
サスペンス仕立ても小気味よく

ラストに近づくにつれ
どの部分で映画が終了しても悪くないカット。

ヴァージルが動けなくなって終わりーもありだし、
この映画同様のラストももちろんあり。

恋愛なんて興味がなかったヴァージルに
生きることの意味、恋することの意味、男性と女性の意味・・

無機質に生きていたヴァージルに
最終的には騙されちゃった?感じですが
年をとっても
人間はいつまでも勉強。

それをあの好青年ロバートがプレゼントしたのか?と
私は思ったんだけどなあ。
でも違うよね。

すべてを盗られちゃったんだよね?


2014年の映画の幕開けにふさわしく
楽しめる作品でした。


★★★★☆