ベストムービー2013

2013年12月31日(火) 15時07分
ギャーー今年は大みそかになってのベストムービー。
今年は驚くほど少なく67本!

その割にはセレクト勝ち?
なかなかベストを絞るのが難しく今でも順位をつけるのが難しいわ・・。
というか今年の冬のものって記憶が曖昧になりつつあり
DVD見直したい気分だったりします。

邦画を今年はほとんど観ませんでした。
どうもね。食指をそそられるものがなく・・。

今回もベスト5と少なめにしてますが、
他に考えていたのが

「危険なプロット」「嘆きのピエタ」かな。
「嘆き・・」はちょっと弱いんだけどね。

個人的に好きだったのが

「あの頃君を追いかけた」



初恋もの大好きな私にはたまらん、って感じで。
これは好みがわかれるけど
こんな気持ちには二度と戻れないけど
自分もこんな気持ち持ってたんだよな・・って思えるのが好き。


ベスト5 ゼロ・ダーク・サーティー



特に補足することはありませんが、911の新しい切り口と
ビンラディン。
緊迫した空気も素晴らしく。

同じく

ベスト5 LA ギャングストーリー



結構、今になると何も残らないっちゃ残らない作品だけど
なんかおもしろかったなーという記憶があって。
ライアン・ゴズリングにこの作品ですっかり虜に。

ベスト4 きっとうまいく



うまくいきすぎ。
でも人生うまくいかないから映画ぐらいはうまくいきたい。
インド映画らしい乱痴気騒ぎもありで
なんとなく学生生活を思い出したりして
私の映画好き友人のベスト1でもありました。

ベスト3 野蛮なやつら/SAVAGES



これもすっきー。
主人公の3人よりもデルトロが完全に作品を動かしてましたが
デルトロなければここまでの評価にはならなかったかも?
しかし1人の女を共有して女を取り返すって
ありきたりな話に見えるけどデルトロのお陰で随分と違う作品の仕上がりに。
冬休みにもう1回DVD観たいです。

ベスト2 愛、アムール



いつかはやってくる老い。
ベスト1もそうですがどうやって向き合うか。
難しい作品で最後まで晴れることがありませんが
ずっしりと胸に迫る作品。


そして今年のベストムービーは・・・

予想通りなんですが


追記します・・・。

ブリングリング

2013年12月29日(日) 10時16分
解説: 『SOMEWHERE』などのソフィア・コッポラ監督が、無軌道なティーンが引き起こした被害総額3億円に上る実際の窃盗事件を映画化した異色青春ドラマ。ハリウッドセレブに羨望(せんぼう)のまなざしを向ける若者たちが、遊び感覚でセレブ宅に侵入し窃盗を繰り返すさまを、スタイリッシュな映像で描く。『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソンを主演に、期待の若手俳優たちが出演。実際に被害に遭ったパリス・ヒルトンが自宅を撮影場所に提供している。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: セレブの豪邸が立ち並ぶ高級住宅街カラバサス、華やかな生活に憧れを抱くニッキー(エマ・ワトソン)ら5人の少年少女たちは、パリス・ヒルトンやオーランド・ブルームなどセレブの豪邸をインターネットで調べ、留守宅への侵入と窃盗を繰り返していた。それはほんの悪ふざけのつもりだったが、やがて彼らは後戻りできないところにまで足を踏み入れてしまう。
シネマトゥデイ(外部リンク

ソフィア・コッポラの独特の世界観は今回もありました。
彼女は生まれながらのセレブリティ。
彼女いわく自分はその世界しか描けないと言ってたのを
どこかで読んだこともあります。

今回もセレブリティが絡んでいる作品で
珍しく?実際にあった事件をもとに映画化。

あらすじのままの作品なのですが
ソフィアの世界が満載で
女性としてはわくわくしてしまうところもあるのです。
これは困った!

子供の窃盗事件だけど
彼女たちが
セレブリティの家で
「ショッピングの開始よ!」と
買い物のように
クローゼットの中を物色するシーンなどは
女性ならなんとなくわくわくしてしまうのではないかなと思います。

ブランドも
「バルマンだわ、ラッキー」とか
「マックイーンだ!」なんていう
普通のティーンの女の子が好きなものを買えちゃう喜びとかわかりやすくて。

この作品では
実際にパリスが映画にも登場してますし、
彼女のバーなんかも実際に使われているようです。

パリスは実際に盗まれちゃうけど
彼女の部屋がすべて公開されてますが
クッションがパリスとか写真がところかしこにパリスとか
自分大好きパリスちゃんって感じ。

話の内容はともかく・・
どんどん彼女たちも感覚が麻痺していき
盗んでいるのに
自分がセレブリティのような錯覚に。
クラブでは金を使いまくり
盗品を見せびらかし
セレブリティの家に侵入したことが
そこでは崇拝されるかのような世界。
盗品を着用したものをFBにUPしてるなんて
今年、ツィッターで日本でも若い子がバイト先での
常識を外れた行為を
いかにもかっこいいだろ!的にUPしていた事件が
いくつかありましたがそれと変わらない。

信じられない気もしますが
若者と多く関わることが多い私は
アメリカだけではなくて日本も同じなんだよね。

ちょっと違うなと思ったのは
主犯格のレベッカの崇拝してるセレブリティがリンジー・ローハンってこと。

彼女って日本ではあまり人気がないし
評判もあまりよくないことが入ってくるし
セレブリティ?なの?ってところだけど

レベッカにしたら
彼女のように自由にやりたいことをやる、
セレブリティだけど
好きなことをやるし逮捕もされるし・・。

そんな彼女を崇拝することが
今回の事件の深層心理なんじゃないかななんて思いながら・・。

そしてソフィアの世界も楽しみつつ
私は映画自体はそこそこに楽しめました。



★★★☆☆(3.5)





オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ

2013年12月28日(土) 10時03分
解説: 『ブロークン・フラワーズ』などのジム・ジャームッシュが、『リミッツ・オブ・コントロール』からおよそ4年ぶりに放つ監督作。何世紀も恋人同士として生きてきた吸血鬼の男女が、突如として現われた女の妹と対峙(たいじ)したことで生じる関係の変化を追い掛けていく。『マイティ・ソー』などのトム・ヒドルストン、ティルダ・スウィントンやミア・ワシコウスカと、実力派俳優が結集。彼らの妙演はもとより、ジャームッシュ監督ならではのユーモラスでシニカルな世界観も堪能できる。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 吸血鬼でありながら、どんな弦楽器でも弾くことができるミュージシャンとして活動中のアダム(トム・ヒドルストン)。アンダーグラウンドな音楽シーンに身を置いて人間たちと共存しているが、何かと自己破壊的な言動を取る彼らに対して複雑な思いを抱いていた。そんな中、何世紀も恋人として愛し合ってきた同じ吸血鬼のイヴ(ティルダ・スウィントン)が、アダムが暮らすデトロイトへとやって来る。久々の再会を楽しもうとする二人だが、イヴの妹エヴァ(ミア・ワシコウスカ)が現われる。


ジャームッシュだから行かねば!とはりきって劇場へ。
ジャームッシュのだるだるな感じは健在ですし
この人の作品って
だらだら続くけどついつい最後まで見ちゃったというものが多いですよね。
この作品に関してもそうかな。

事件としては盛り上がりがあったり落ちてみたりして
大きな事件は
妹のエヴァが来ることで
平和だった生活が一転するようになります。

妹さえ来なければ、ってところだけど
この妹が来なければこの話の意味も何もないし。
(今の人間は血も汚れてるというのは現代を象徴しているセリフですが)

特にこれはおすすめ、というほどではなく
ジャームッシュファン、ティルダのファンということであれば
観たらどうだろう、ぐらいもので

うーーん。
この世界が万人受けかと言うとそれはないかなあ。

ラストの原始にヴァンパイアとして戻る瞬間の
ラストは私は好きだったけど。
静のなかに一気に動がくる瞬間。



★★★☆☆



ゼロ・グラビティ

2013年12月21日(土) 12時06分
解説: 『しあわせの隠れ場所』などのサンドラ・ブロックと『ファミリー・ツリー』などのジョージ・クルーニーという、オスカー俳優が共演を果たしたSFサスペンス。事故によって宇宙空間に放り出され、スペースシャトルも大破してしまった宇宙飛行士と科学者が決死のサバイバルを繰り広げる。監督を務めるのは、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』『トゥモロー・ワールド』などの鬼才アルフォンソ・キュアロン。極限状況下に置かれた者たちのドラマはもとより、リアルな宇宙空間や事故描写を創造したVFXも必見。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 地表から600キロメートルも離れた宇宙で、ミッションを遂行していたメディカルエンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)とベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)。すると、スペースシャトルが大破するという想定外の事故が発生し、二人は一本のロープでつながれたまま漆黒の無重力空間へと放り出される。地球に戻る交通手段であったスペースシャトルを失い、残された酸素も2時間分しかない絶望的な状況で、彼らは懸命に生還する方法を探っていく。
シネマトゥデイ

かなり期待してましたが

やはりSFというよりも
宇宙飛行士ものになると
閉塞感と息苦しさは否めなくて
登場人物が2名程度なのに
緊迫感がありました。

お金がかかってるようなかかってないような・・
撮影は無重力状態で大変だったでしょうが
セットはお金はかかってるし
広大な宇宙の中に放りだされ
近くに美しい地球を見ながら
命と闘うのは
人間とはなんとちっぽけなものかと感じます。

宇宙旅行に行く。

皆、憧れますが
私、この手の映画を観るたびに
人間が地球を出て
違うところで呼吸をするのに無理をする必要があるのか?と
常に疑問。
あんな重たい宇宙服やら酸素やら完璧とは言い切れない世界の中で
楽しめるのかな、って思うんだけど。

格闘の末の
ラストがものすごく私は好き。

映画全体は93分が限界で
宇宙飛行士ものが好きであればすごくはまるんでしょうな。


★★★☆(3.5)

息苦しいとか自分が映画を見ながら追い込まれるのは
どうも苦手なもんでこの評価。

ただこれが作り手のねらいなんでしょうけども。



悪の法則

2013年12月03日(火) 9時11分
解説: マイケル・ファスベンダーにブラッド・ピット、ペネロペ・クルスにキャメロン・ディアスにハビエル・バルデムという豪華スターが共演した心理サスペンス。欲望に駆られて裏社会のビジネスに手を出した弁護士とその仲間たちが、危険なわなにハマり否応なく堕(お)ちて行く姿を描き出す。メガホンを取るのは『ブラックホーク・ダウン』などの巨匠リドリー・スコット。セレブリティーたちを破滅へと追い込む謎の黒幕の存在はもとより、予想だにしないラストに驚がくする。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: メキシコ国境付近の町で弁護士をしている通称カウンセラー(マイケル・ファスベンダー)は、恋人ローラ(ペネロペ・クルス)との結婚も決まり人生の絶頂期にあった。彼は実業家のライナー(ハビエル・バルデム)と手を組み、裏社会のブローカー、ウェストリー(ブラッド・ピット)も交えて新ビジネスに着手する。その仕事は巨額の利益を生むはずが……。
シネマトゥデイ

私の大好きなベネロペちゃん他豪華キャスト、そしてリドリースコット、
これは観ないわけにはいかない!と鼻息を荒くして予告を観ていました。

なかなか時間がとれずやっと鑑賞したんですが・・・

つまんなかった(笑)

期待が大きすぎたこともありましたが
なんというか
無駄な演出が多い割に
実際の黒幕、裏社会について
なぜ主人公が婚約したばかりだというのに着手したのか。

婚約者のために今よりさらにお金がほしい、というには
足りな過ぎる。

そのくせ人はがつがつ殺されるし
全く訳がわからず・・。

キャメロンディアスが最初っから黒幕とはわかってるんだけど
無駄なフェラーリとのあれとかね。

意味不明なことが多く残念だった。

多分、キャストが良すぎるせいか
ここできっとこうするんじゃ?という大きな期待があったのかも?


それにしてもお金がかかってるわりには
お粗末でした。



★★☆☆☆


ザ・コール [緊急通報指令室]

2013年12月02日(月) 22時16分
解説: 緊急通報指令室のオペレーターが、何者かに誘拐され車のトランクに監禁された少女からの通報を受け、通話だけを頼りに少女の救出に奔走するサスペンススリラー。『マシニスト』などのブラッド・アンダーソン監督が普段は陰で活躍する緊急通報指令室のオペレーターに焦点を絞って、電話1本で展開する決死の救出劇をスリリングに描く。主演は『チョコレート』でオスカーに輝いたハル・ベリー、彼女に助けを求める少女を『リトル・ミス・サンシャイン』などのアビゲイル・ブレスリンが熱演。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 911緊急通報指令室のオペレーター、ジョーダン(ハル・ベリー)は、ある女性からの不法侵入者の通報が最悪な結果に終わり、自信をなくしていた。そんな折、少女ばかりをターゲットにする連続殺人鬼に拉致され、車のトランクに監禁された少女(アビゲイル・ブレスリン)からのSOSを受ける。携帯電話の通話だけを頼りに、ジョーダンはこれまでの知識と経験、能力の限りを尽くして少女の救出にあたるが……。

こちらも昨日に引き続き誘拐、人質ものです。
フィリップスと比べるとやはり
スケールからすると落ちますけど

携帯電話だけで
人質を救えるかって話です。

そこそこ悪くなかったと思ってますが
携帯電話だけでは救えなかったような?

緊迫感は悪くなかったと思います。
ただ出てくる
通報する善人がことごとく殺されてしまうのが
すごく嫌で
そのたびに「この少女はどうなっちゃうの?」と言う気持ちになってしまうんだけど

最後の最後、
これって映画のオチだからありなのか?
オチだからこそあれはちょっと映画すぎる、と思うのか?

女性だったらあのラストはかなり好きだと思います。
もうねえ、
犯人の対する怒りが女性から見たら半端ないわけ。

そうなるとあのぐらいしてほしいんだよね、というのが本音。
あんなこと映画じゃないきゃありえないでしょ?っていうラスト。

経過はどうなのか・・

まあ確かにGPSですぐにみつかってしまえば
このストーリーは終わってしまうからね。

ただ日本はわかりませんが
アメリカの911緊急通報司令室ではいつもあんな状態で
いろんな電話が合って
軽いものから大きいものまで
オペレーターで繋がってるんだ、ということがすごくわかった。

犯罪の多い国だもんね。


★★★☆☆(3.5)



キャプテン・フィリップス

2013年12月01日(日) 21時58分
解説: 2009年のソマリア海域人質事件をテーマに、海賊に拉致されたコンテナ船船長をトム・ハンクスが演じたドラマ。船員の救出と引き換えに4日間にわたって海賊の人質となった船長の運命と、海軍特殊部隊ネイビーシールズによる救出作戦を、緊張感あふれる演出で活写する。原作は、船長リチャード・フィリップスが著したノンフィクション。『ボーン』シリーズや『ユナイテッド93』などのポール・グリーングラス監督が映画化した。船長としての誇りと拘束された恐怖を体現するトム・ハンクスの熱演と、リアルで迫力ある救出劇が見どころ。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 2009年4月、ソマリア海域を航海中のコンテナ船、マークス・アラバマ号を海賊が襲撃。武器を所持していた4人の海賊に、武装していなかったアラバマ号はあっという間に占拠されてしまう。船長のリチャード・フィリップス(トム・ハンクス)は、20人の乗組員を自由にしてもらう代わりに自らが海賊の人質となり……。


予想以上に楽しめました。
というか予想以上の出来で見逃さないで良かったと思えた作品。

ストーリーはあらすじ、予告にある通りなんですが
前半数分は
海賊と船長フィリップスの故郷での環境なんかを入れ
(これを入れてるだけで全然ラストに向かっての感情移入が違ってくる。
うまいですなー)
そして前半部分はコンテナ船に海賊の襲撃。
ここでもかなりの緊張感、緊迫感がせまりまくり
手に汗を握ります。

予告ではフィリップスは小さい船に乗らされてたような・・
これ以上に過酷な緊張が(みてる私にとって)続くのかと思えば

前半以上に
後半は人質にとれれたフィリップスと海賊、そして
アメリカの海軍も絡み
緊張感の中に互いの心理状態なんかもあり
話にぐんぐん引き込まれます。

アメリカ海軍のSATとは違う海軍のSATのような
存在もあるようで

空からアメリカ軍がパラシュートで降り立つ瞬間、
海へ向かう瞬間
あまりのかっこよさに
「これは海軍の募集も兼ねてるのでは?」と思うほど
思わず
「かっくいー」と言わずにはいれないほど。

そんなかっこよさを見せてるけど
何度も何度も救おうとしてはしくじり、
逃げようとしてもしくじり

そこでの海賊のリーダーが
「俺はアメリカに行きたいんだ」という言葉、

フィリップスが
「まだ君は若いんだ、漁師じゃなくてもっとできることがある」といいうと

「アメリカだったらな」と答える。

フィリップスの息子の話が
冒頭で奥さんとのやりとりに出てくるけれど
そんなことは些細なことに思える。

ボスがいてそれに従わなければ
殺されて
命なんて別にお金よりも大切ではない。

でも、アメリカ人は
お金よりも命を大切にする。

そんなことを幼いころから教え込まれているサマリアの海賊たち。

なんとなく彼らの背景を思うと
やりきれなくなるけど

フィリップス演じるトムハンクスのすごい演技に
やはりがんばれ!フィリップス!になります。


アメリカ映画だし、トムハンクスだし、
ハッピーエンドに決まってる、とわかっていても

手に汗握る作品、
いろんな思いを巡らすことができる作品ってすごいよね。

フィリップスの機転、船の知識などが功を成し
ヒーロー?みたいになりそうだけど・・

人間味の溢れるラストのトム・ハンクスの演技に
ヒーローじゃない。
人が殺されるところを自分が殺されかけた人間が殺されても
恐ろしいんだ。
普通でいられないんだ、という演技も良かった。

トムハンクス作品では久しぶりのヒットでした。


★★★★☆(4.5)


−0.5は 私、あまりドキドキする映画自体が苦手みたいで。
かなりのドキドキになってしまったから。