ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日

2013年01月28日(月) 20時45分
解説: 世界的な文学賞ブッカー賞に輝いたヤン・マーテルのベストセラー小説「パイの物語」を、『ブロークバック・マウンテン』などのアン・リー監督が映画化。動物園を経営する家族と航行中に嵐に遭い、どう猛なトラと一緒に救命ボートで大海原を漂流することになった16歳の少年のサバイバルを描く。主演は、オーディションで選ばれた無名のインド人少年スラージ・シャルマ、共演にはフランスの名優ジェラール・ドパルデューが名を連ねる。227日間という長い漂流の中で、主人公がどのように危機的状況を乗り越えたのかに注目。
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あらすじ: 1976年、インドで動物園を経営するパイ(スラージ・シャルマ)の一家はカナダへ移住するため太平洋上を航行中に、嵐に襲われ船が難破してしまう。家族の中で唯一生き残ったパイが命からがら乗り込んだ小さな救命ボートには、シマウマ、ハイエナ、オランウータン、ベンガルトラが乗っていた。ほどなくシマウマたちが死んでいき、ボートにはパイとベンガルトラだけが残る。残り少ない非常食、肉親を失った絶望的な状況に加え、空腹のトラがパイの命を狙っていて……。

忙しい合間を縫ってやっと行ってきました。
そして時間が合わず高い金額を払って3Dにしましたが
この映画に関してもまるで3Dにする必要などなかったです。
時間もなかったので時間を買ったつもりで諦めましたが・・

実は私、この原作を数年前に読んでいて
あっという驚きのラストも知っていたんですよね。
実に実によくできていました。
数年前だったので映画のラストとちょっとだけ
違う記憶があったのですが
やはり映画の方が筋が通って思えるので
きっと私の記憶違いでしょう。

作品ですが・・

どうなんでしょうかね。
悪くないですけど宗教の問題やらもっと激しい
トラとの共存を想像してましたが
あんなもん?

あとはアン・リー監督はCGで
美しい海や景色、海の生物なんかを映し出したかったんだろうな。
そこへの意気込みは感じました。
ミーヤキャットですっけ?あの島の話って
原作にあったかなあ?
あまり必要なかった気がするんだけどね。

まあまあ普通に楽しめるので
3Dで見る必要はないです。
1000円ぐらいで観れれば良い作品かなと思います。

★★★☆☆(3.5)

アン・リー監督の性描写が毎度苦手なので
今回は性描写がなくて一安心。

原作を読んでなければもっとあっと驚いたのかも?

テッド

2013年01月19日(土) 22時04分
解説: 『ザ・ファイター』のマーク・ウォールバーグ主演のドタバタ異色コメディー。命が宿ったテディベアのテッドと自立しきれていない中年男のコンビが巻き起こす騒動を、にぎやかなタッチで映し出していく。監督とテッドの声を務めるのは、テレビアニメ「ファミリー・ガイ(原題) / Family Guy」などの製作に名を連ねるセス・マクファーレン。固い絆で結ばれたテッドと主人公に嫉妬するヒロインを、『ブラック・スワン』のミラ・クニスが演じる。かわいいルックスとは裏腹に、言動すべてがオッサンなテッドには爆笑必至だ。
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あらすじ: いじめられっ子からも無視される孤独なジョンは、クリスマスプレゼントとして贈られたテディベアと友人になれるように祈る。彼の願いが通じたのか、テディベアに魂が宿り、ジョンにとって唯一無二の親友テッドとなる。それから27年の月日が経ち、中年となっても親友同士であるジョン(マーク・ウォールバーグ)とテッド。一緒にソファでくつろいでは、マリファナをくゆらし、映画を楽しんでいる彼らにジョンの恋人ロリー(ミラ・クニス)はあきれ気味。ジョンに、自分とテッドのどちらかを選べと迫る。

なんとなくそそられて
なんだかどたばたで気楽に観れそう。
今、かるーい感じが観たくてまさにぴったりでした。


でもこんなにかわいいくまのぬいぐるみなのに
なぜかR15.

ふたをあけてみたらスラング連発の
おバカムービー、アメリカンジョーク炸裂だったけど
そこそこまとまっていた気がします。

これスラングやあのジョークに笑えないと
かなり低いものになると思いますが

アクションもあったり恋愛もあったり友情もあったり
ありえない映画っぽさもあったりで
それほど嫌いじゃないかも。

ただしお下品さはかなりあるので
受け付けない人は受け付けないだろうな・・

きっとアメリカでは大爆笑だったに違いない劇場。
毎度ながら劇場は
たぶん笑うところで静まりかえってたような・・・

お暇なら。

★★★☆☆

砂漠でサーモン・フィッシング

2013年01月04日(金) 21時37分
解説: アラブの大富豪からの「イエメンでサケを釣りたい」という無理難題に応えるために奔走する人たちをコミカルに描いたドラマ。主人公の不器用な水産学者を、『スター・ウォーズ』シリーズや『ムーラン・ルージュ』のユアン・マクレガーが演じ、『プラダを着た悪魔』のエミリー・ブラントと『ずっとあなたを愛してる』のクリスティン・スコット・トーマスの実力派キャストが脇を固める。監督には『ギルバート・グレイプ』のラッセ・ハルストレム。『スラムドッグ$ミリオネア』のサイモン・ボーフォイが脚本を手掛ける。一見くだらないと思えることに大人が夢中になる姿に感動する。
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あらすじ: 「イエメンでサケ釣りをしたい」という依頼を受けた水産学者のジョーンズ博士(ユアン・マクレガー)。そんなことは絶対無理だと相手にしなかったものの、何とイギリス外務省後援の国家プロジェクトに発展。ジョーンズは、イエメンの大富豪の代理人ハリエット(エミリー・ブラント)らと共に無謀な計画に着手する。


なかなかの良作だったような・・
期待が大きかったせいかそれからすると
主人公ジョーンズ博士とハリエットの心理描写と
恋愛、プライベートが
良いテーマよりも中心になってる感じ。

イエメンでサケ釣りとうことで
水産学専門のジョーンズ博士とはじまったプロジェクト。
金持ちの道楽だし、
しょせん無理だよ、と言ってた博士も
国家プロジェクトにまで発展し
やらざるを得ない状況に。

このイギリスの広報役クリスティン・スコット・トーマスが
いやーな役のはずなのに
彼女が演じると仕事ができる女です、きりっとなるから不思議。
物語を要所要所で絞めてくれてます。

私としては一大国家プロジェクトに発展したのだから
もうちょっとプロジェクトとしての苦悩や過程を知りたかったかなあ。

主人公ふたりが心を縮めていくのがテーマにすり変わっちゃってて
残念。

そして国家プロジェクトなだけに
中東の問題はいつまでもつきまとって・・
ラスト寸前でうまくいかないのもがっかり。
でもラストのラストは
なんとなくにんまりな感じで気楽に観れた作品なのかも。



★★★☆☆



もうひとりのシェイクスピア

2013年01月03日(木) 21時25分
解説: 『インデペンデンス・デイ』などで知られるローランド・エメリッヒ監督が路線を変更し、シェイクスピア別人説の謎に迫った歴史ミステリー。栄華を誇っていた16世紀のエリザベス朝を舞台に、愛と陰謀渦巻く宮廷を巻き込んで暴走する歴史のうねりを描き切る。シェイクスピアの影武者の伯爵を演じるのは『ノッティングヒルの恋人』のリス・アイファンズ。そのほか豪華イギリス人キャストが勢ぞろいした、謎が謎を呼ぶストーリーに翻弄(ほんろう)される。
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あらすじ: 時は16世紀のイングランド、アイルランド女王として君臨していたエリザベス一世が統治していたころのロンドン。サウサンプトン伯ヘンリー・リズリー(ゼイヴィア・サミュエル)に招待されて、芝居を鑑賞しにやって来たオックスフォード伯エドワード・ド・ヴィア(リス・アイファンズ)は、ベン・ジョンソン(セバスチャン・アルメストロ)執筆による作品の素晴らしさに感服していた。しかし、芝居を忌み嫌うエリザベス一世の宰相ウィリアム・セシル(デヴィッド・シューリス)が兵士と共に劇場へと乗り込んできて、芝居を中止するように圧力を掛ける。

シェイクスピアのゴーストライター?
それが狙いのようにみせかけて
実はものすごくテーマは公明正大。

王位継承についてのドラマとサスペンスが一緒に混じり
さらにシェイクスピアがからんでくる
かなり芸術性もさることながら歴史的要素が高い作品。

とにかくこのゴーストライターな伯爵ヘンリーは
ついてない男で。
良い家柄に生まれながら自分のしたいこともできず
したい結婚もできず
そんな人生。

その後、ゴーストライターとして自分の脚本の芝居が
観客に拍手喝采されることだけに楽しみを持つぐらいだ。

その芝居がシェイクスピアというのがおそれ多いともいうべきか。

観ている前半は
登場人物が現在と過去で入交じり
だからといって
現在、過去と顔が似通ってる俳優が演じてるわけでもないので
非常に混乱したが

最終的には合致。

処々言われているシェクスピアの謎にここでは迫りつつ
歴史における王位継承、陰謀なども混ざり
なかなか楽しめた。

そしてストレスがたまる作品でもあって
なかなかラストまで
すっきりしないのが残念だったかなあ。


★★★☆(3.5)

マリー・アントワネットに別れをつげて

2013年01月02日(水) 21時15分
解説: さまざまな逸話などで語り継がれてきたフランス王妃マリー・アントワネットの朗読係の視点で、フランス革命の裏側を描いた歴史劇。シャンタル・トマのベストセラー小説「王妃に別れをつげて」を、『トスカ』のブノワ・ジャコー監督が映画化。『美しいひと』『美しき棘』のレア・セドゥー、『すべて彼女のために』ダイアン・クルーガー、『8人の女たち』のヴィルジニー・ルドワイヤンが共演。豪華絢爛(けんらん)な衣装や美術、実際のベルサイユ宮殿でロケを敢行した映像も見どころだ。
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あらすじ: 1789年7月14日、暴徒に襲撃されたバスティーユ牢獄が陥落しフランス革命が勃発。王妃マリー・アントワネット(ダイアン・クルーガー)と、その寵愛(ちょうあい)を受けるポリニャック夫人(ヴィルジニー・ルドワイヤン)らの名前が載った286名の処刑リストが出回り、ベルサイユに衝撃が走る。宮殿を逃げ出す貴族や召使が相次ぐ中、朗読係のシドニー(レア・セドゥー)は王妃に対する気持ちの深さから忠誠を誓うものの、王妃から思いも寄らない命令が下される。

これってオチを予告で暴露しちゃってるんですよね。
私もよく映画館で鑑賞するので
どんなオチかわかってしまってる鑑賞。

そのオチがわかってるとわかってないとでは
まるで作品に対する気持ちのモチベーションが違ってくるだろうに
配給会社がなぜそうしたのかわからん。

作品自体は
今までフランス革命の「革命」の主役となる多くの映画があったけど
今回はベルサイユ宮殿の侍女の話。
この切り口は初めて観た気がする。

そうだよね。
ベルサイユ宮殿で仕えてた人もたくさんいたに違いないのに
なかなか様子なんかを観る機会もなかったし
それはそれで興味深かったかなあ、と。

そして今回のマリー・アントワネット、ダイアン・クルーガーが
私、今まで観たマリー・アントワネットの中でかなりイメージに近い。

圧倒的な美しさと気高さ、傲慢さ・・すべてを兼ね備えている感じ。

そして語学が堪能なんて羨ましい限り。世の中にはいるものだ。


映画全体の感想は・・
書いたとおりすでに予告で暴露されちゃってて
それほどの高揚感が得られなかった残念さ。

主人公の女性もスタイル抜群で肉厚な感じが女性から見ても良かった!

予告を観てないのであればおすすめかも。



★★★☆☆

レ・ミゼラブル

2013年01月01日(火) 21時23分
解説: 文豪ヴィクトル・ユーゴーの小説を基に、世界各国でロングラン上演されてきたミュージカルを映画化。『英国王のスピーチ』でオスカーを受賞したトム・フーパーが監督を務め、貧しさからパンを盗み19年も投獄された男ジャン・バルジャンの波乱に満ちた生涯を描く。主演は、『X-MEN』シリーズのヒュー・ジャックマン。彼を追う警官にオスカー俳優のラッセル・クロウがふんするほか、『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイ、『マンマ・ミーア!』のアマンダ・セイフライドら豪華キャストが勢ぞろいする。
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あらすじ: 1815年、ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、19年も刑務所にいたが仮釈放されることに。老司教の銀食器を盗むが、司教の慈悲に触れ改心する。1823年、工場主として成功を収め市長になった彼は、以前自分の工場で働いていて、娘を養うため極貧生活を送るファンテーヌ(アン・ハサウェイ)と知り合い、幼い娘の面倒を見ると約束。そんなある日、バルジャン逮捕の知らせを耳にした彼は、法廷で自分の正体を明かし再び追われることになってしまい……。


あけましておめでとうございます。
今年も良い映画にたくさん出会うといいな・・
というわけで毎年恒例、1/1、ファーストデーで選んだのが
こちらの「レ・ミゼラブル」。

私、ミュージカルって映画で観るのが得意ではないのだけど
かなりの評判の高さだったし

本場NYでもしもミュージカルを見るなら
この作品を是非、観たい!ならすこしでもストーリーを把握してのぞめれば、という
欲もあり・・

ちなみに私が「レ・ミゼラブル」を読んだのは幼い子供のころ。
かなり長い小説でしたが
子供にもわかるよう細かく噛み砕いて紹介してくれてたのかなあ?

ジャンバルジャンの名前と
彼が罪を犯し、警察に追われる人生、
そしてすごくお金持ちになりコゼットを支えてる・・といううる覚え。
当時は「ああ、無情」というタイトルで読みました。

さて映画ですが
映画としてもかなり長い作品で158分。
途中、やや退屈する瞬間もあり
そして何しろ楽しい話ではないので
観てて苦痛になる瞬間もあり。

特に前半のファンティーヌ(アン・ハサウェイ)の不幸話やら
ジャンバル・ジャンが囚人のときの話やら
革命の話しやら
時代背景とはいえやはり神に委ねるしかない時代。
観ててストレスもたまるもの。
その中で、コレットがこの作品でのやすらぎになるというか。

そしてやはりこれミュージカルじゃないと
やっぱりストーリーとしては観てて辛い。

好みはあるようだけど
ミュージカルを彷彿させるラストは私は好き。

ただ残念ながら劇場で多くの人が涙してましたが・・
案の定、どこで涙が出るの?とう感じでした。


★★★☆☆


試写会ではよくあるけど
映画終了後に拍手が!
それはなんだか共感できた。
私も思わずしたくなっちゃった。
そんな作品。やっぱりラストが圧巻なんだと思うわ。

やはり力強いミュージカル作品なんだよなあと思う。
ミュージカル本場で観たい!!