ロックアウト

2012年11月24日(土) 9時12分
解説: 『レオン』などのメガホンを取り、数々の名作に携わってきたリュック・ベッソンが製作を務めるSF。囚人たちの暴動が発生した宇宙刑務所を舞台に、彼らの人質となった大統領の娘を救い出す指令に挑む元CIAエージェントの活躍を、息詰まるタッチで追う。ガイ・ピアースが不敵かつ屈強な主人公を演じ、激しい戦闘に立ち向かう男を熱演。『96時間』のマギー・グレイスが共演し、彼と共闘する大統領の娘を好演している。メガホンを取るのは、短編やテレビシリーズで活躍してきたステファン・サン・レジェとジェームズ・マザー。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 冷凍睡眠による囚人管理や徹底した防衛システムの完備で、脱獄成功率0パーセントを誇る宇宙刑務所MS-1。その視察に大統領の娘エミリー(マギー・グレイス)が訪れた最中、500人もの囚人が一斉に覚醒して所内を制圧した上に、彼女を人質にして籠城。機密漏えいの罪を着せられ、囚人としてMS-1への収監が決定していた元CIAエージェントのスノー(ガイ・ピアース)は、大統領からエミリー救出の指令を下される。頑として指令を突っぱねるスノーだが、MS-1に彼の無実を証明することができる元仲間がいることを知り……。


イーストウッドと迷いましたが
上映時間の短さでこっちに。
なんとなく映画って気分ではなかったんだけど
レディースディだったので。

上映時間が96分と短くて良かった感じ。
展開がどんどん進むし
よくあるCIAものではあるし
オチもやっぱりそうだよねーって感じではあるけど
かるーく観れるのがいいかな。

リュックベンソンの疾走感はそこそこ伝わってきます。
そしてそこそこの映画の中での
無駄なストレスもあって
駄作というほどでもなく

CIAネタでそろそろ宇宙が出てきても良いころかなってところだったし
宇宙での刑務所で人体実験が行われてるかもという切り口も
なかなか。
盛大な設定の割にはわりとあっけなく・・

そしてヒロインの大統領の娘が最後まで
可愛いと思えないのよね。
なんだろう。性格の設定がいまいちだったのかな。

上映時間も短いし
飽きさせないので
話題の作品が満員で観れないなんて場合には
これを観ても「悪くなかった」とおもえる感じでしょうか。


★★★☆☆

ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋

2012年11月12日(月) 19時13分
解説: ミュージシャンや女優として多方面で活躍するマドンナが監督を務めた壮大なラブロマンス。結婚生活に悩む現代女性と、かつて英国王に王位を捨てさせた悪女として非難を浴びたアメリカ人ウォリス・シンプソンの姿を通して愛の本質を浮き彫りにする。悩める人妻を『エンジェル ウォーズ』のアビー・コーニッシュが演じ、世紀のヒロインを『わたしを離さないで』のアンドレア・ライズブローが熱演。豪華な衣装や宝石に彩られた魅力的な物語におぼれる。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 1998年、ウォリー(アビー・コーニッシュ)は著名な分析医の夫(リチャード・コイル)と結婚し、ニューヨークで何不自由ない生活を送っていた。だが、多忙な夫はなかなか家に寄り付かず、子どもを欲しがる彼女との溝は深まるばかりだった。ある日、ウォリーは以前務めていた職場で開かれるウィンザー公爵夫妻の遺品オークションに足を運ぶ。
シネマトゥデイ


最初のうちは「え?なにこれ?」という感じ。
英国王との恋愛の映画のはずで
そこに現代が入り込むすきなんでないでしょ、と
予告を観て思っていたのに

いやいやこれは
現代女性の「結婚」、「恋愛」、「女性」としての悩みを一身に
主人公が体現し、
理想の結婚ってなんだろう、恋愛って、女って仕事って
そんなことを日々、悶々としながら生活している
主人公ウォーリーが
結婚前に働いていたサザビーズのオークション会場で
ウォリスとエドワードについて歴史を
辿りながら
物語をつづっていくという作品。

心理描写もウォリスと主人公ウォリーを重ね合わせながら
進行し
時に現代にウォリーの想像の中にウォリスが登場し
彼女がくじけそうになったとき
叱咤激励してしまう
あえないけど映画ならありえるし
このあたりもぐっと女性の心理をわしづかみでございます。

もうとにかく女性の心理を嫌というほどみせつけられて
これって女性監督だよね、絶対そう、と思っていたら

天下の マドンナ さまでした。恐れ入りました。

この人、映画監督と結婚してただけはあるし
それ以外にも才に恵まれている人なんだよなあと実感。
そして以前結婚していた
Gリッチ監督は爵位の持ち主で
マドンナはどんなに地位や名誉、お金があっても
爵位だけは買えないもんねーなんて意地悪なゴシップ雑誌が
まあくどくど言ってましたが

こんな映画を作っちゃったあたりが
Gリッチと結婚していた時から
誰かにこんな恋愛があるから、と励まされ
いつか映画にしたいと描いていたんじゃないかなあと思ったり。

作りやストーリー、心理描写も抜群にすごいですが
ウォリーの服も素敵!!
ドレスにさりげなく
宝石のリボンを首の中心につけたり

真白すぎる肌に真っ赤な口紅だったり、

とにかくいちいちセンスが良いわけです。

それと対比して現代の主人公ウォリーは常に服は真っ黒。
そうなの。
人生、現在、真っ黒だからというところなのでしょうか。
ラストには白っぽい服になってるところにも着目。

マドンナ様、ほんとにあっぱれ。

ただ物足りないのは・・
ここまできめ細かく作ってるなら

やはりなぜエドワードがウォリーに恋に落ちたのか・・。
ウォリーが強く魅力がある女性はわかるけど
王位を捨ててまで
彼女にひかれたのはなんだったのか。

それをマドンナ流に表現してほしかったなあ・・。
でも現代の女性のちっぽけな悩みより
彼女が地位や名誉の変わりに捨てたたくさんのもの、
上っ面の幸せだけじゃないってこと。

恋愛よりも恋愛に走った二人のその後の心理に
スポットを当てたのも新しい視点だったのかも。
真正面だったらきっと普通?だったのか?
映画のきれいごとでおわったのか?も?


というわけで個人的には
なぜひかれたのか・・というところが足りないーーので

-0.5★


★★★★☆(4.5)

チキンとプラム〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜

2012年11月11日(日) 20時46分
解説: 漫画家のマルジャン・サトラピが、自伝的漫画を映画化した『ペルセポリス』に続いて自身の作品をヴァンサン・パロノーと共同で映画化したラブ・ストーリー。大事なバイオリンを失い死ぬことを決めた天才音楽家が最期の8日間に振り返った人生を、現実と空想を交えながら美しくファンタジックにつづっていく。『潜水服は蝶の夢を見る』のマチュー・アマルリックが音楽家を演じ、『ブルーベルベット』のイザベラ・ロッセリーニらが共演。『ペルセポリス』とも違う独創的なスタイルやマチューらの演技に魅了させられる。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 愛用のバイオリンを壊された音楽家ナセル・アリ(マチュー・アマルリック)は、代わりのバイオリンを探したが見つからず、とうとう死ぬことにした。ベッドに横たわったナセル・アリは人生を追想する。修行の日々から人気者だった時代、大好きなソフィア・ローレンとチキンのプラム煮、そして成就しなかった恋。数々の思い出がナセル・アリの脳裏によみがえる。
シネマトゥデイ(外部リンク)

うーん・・なかなか感想が難しい作品です。

主人公、かなり勝手気ままな人間で(作品の中でも
子供のころの話で出てますが)
芸術家ってこんなもんなのかなあと思いつつ
ストーリーは絵画を観てるような美しさもあり、
ドラマっぽい普通な感じもあり、

子供が大人になってからなんかも
劇中で前後して
それもなかなか面白い作り方だな、と思いながら鑑賞しました。

前半はなんとなくもったりしてて
疲れてきてしまい
8日間なので
「1日目」とか「2日目」とか出てくるのですが
早く「8日目」にならないかと
思ってしまったほど。

ただ後半の恋愛のくだりは
大雑把に流れてるけど
なんとなく切ない気持ちにそこそこなったかな。

ちょっと変わったバイオリニストが
勝手に死ぬことを決め
8日間、人生を振り返る、という簡単に言うと
そんな作品。

ハリウッド映画ではこんな作品、ありえない。
でもフランス映画というとちょっと違うような
でもそうなのかも、って思えるような・・。

好みが分かれそうだけど
私は言っておきながら

前半は退屈に思い、
後半になりそこそこ
人生の終わりに近づいたせいかクライマックスで
ベタな設定ながら
少しだけ感動したかな。


★★★☆☆


のぼうの城

2012年11月10日(土) 20時45分
解説: 戦国末期、豊臣秀吉、石田三成勢の2万人の大軍に屈せず、たった500名の兵で抗戦、勝利した実在の武将・成田長親の姿を描く時代劇。『ゼロの焦点』の犬童一心と『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』の樋口真嗣が異色のダブル監督に挑み、第29回城戸賞を受賞した和田竜のオリジナル脚本を映像化。“のぼう様”と呼ばれたヒロイックな主人公を野村萬斎が熱演するほか、佐藤浩市、山口智充、成宮寛貴らが城を守る侍大将を演じる。底知れぬ人気で人心を掌握した主人公の魅力や、豊臣・石田軍による水攻めシーンなど、見どころ満載の歴史大作だ。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 天下統一を目指す豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じるも、その中には最後まで落ちなかった武州・忍城(おしじょう)と呼ばれる支城があった。その城には領民からでくのぼうをやゆした“のぼう様”と呼ばれ、誰も及ばぬ人気で人心を掌握する成田長親(野村萬斎)という城代がいた。秀吉は20,000の軍勢で攻撃を開始するが、将に求められる智も仁も勇もない、文字通りのでくのぼうのような男の長親は、その40分の1の軍勢で迎え討とうとする。


予告を観たときはかなりそそられたんですけどね。
いきなり冒頭からからスポンサー名、BYTV局に完全に萎えた私。
これは私の個人的な感情ですのであしからず。

ううーん・・

原作は読んでません。
ただ言えることはとにかく野村萬斎あってのこの「のぼうの城」であるということ。
この人以外にこの主役を演じることができません。

何しろあの船の上の田楽は野村萬斎以外がやったら
なんだか引き締まらないだろうし
白けてしまうんだろうなと思います。

ただただこのキャラクターが非常に際立っていて
人をひきつけるカリスマ性だとかそのあたりも兼ね備えていて
どうにもこうにも百姓も敵も味方もすべて虜にしてしまうという
人間らしさや
おお、かしこいんだなーという発言や行動が少なすぎて

やはり田楽のあのシーンで
野村萬斎しかできないよ、と思うしかなかったような・・。

俳優も皆、素晴らしい役者ばかり。
ちょっとどうでもよい笑いを入れるところが
私は疲れた。
ぐっさんが出てたからかもしれないけど
じつはぐっさんの演技がなんだか一番疲れちゃって。
物まねしてるっぽくて観ててうんざりした。

野村萬斎の田楽、演技を観るつもりでいけば
かなり楽しめると思います。

ストーリーもそこそこ進むし、
お金もかかってる感じ?頑張れ、TBS!


★★★☆☆

黄金を抱いて翔べ

2012年11月09日(金) 20時32分
解説: 日本推理サスペンス大賞に輝く高村薫のデビュー小説を、『パッチギ!』シリーズなどの井筒和幸が実写化したクライム・ムービー。万全の警護システムが敷かれた銀行地下金庫からの金塊強奪に挑む男たちと計画の思わぬ行方を、息詰まるタッチで活写する。『悪人』の妻夫木聡、『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』の浅野忠信、『BECK』の桐谷健太、『釣りバカ日誌』シリーズの西田敏行、東方神起のチャンミンなど、豪華な顔ぶれが結集。裏切りや疑心が交錯する物語に加え、計画の推移を綿密に追ったディテールにこだわった描写も必見。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 裏社会の住人相手の調達屋として生きる幸田(妻夫木聡)は、大学の同級生だった北川(浅野忠信)からある計画を持ち掛けられる。それは大阪市の銀行が誇る、コンピュータを駆使した完璧な防犯システムが施された金庫から240億円相当の金塊を強奪するというものだった。システムエンジニアの野田(桐谷健太)、北川の弟・春樹(溝端淳平)、爆破のプロでスパイでもあるモモ(チャンミン)、元エレベーター技師のジイちゃん(西田敏行)というメンバーで金庫に挑む幸田たちだったが、彼らの意外な過去や裏切りが浮上し……。

別にチャン・ミンのファンではありませんが
興味惹かれて行ってきました。

でもチャンミンかっこいいですねー笑
単純だけどファンが多いのも納得。
日本の俳優とちょっと違うかっこよさなんですよ。
これって言い表せない。

さてこちらの作品。

思ったより悪くなかったかなあ。
原作を読んでないので
映画だけで観ることができたのでよかった感じ。

ただキャラクターが一人一人良い俳優さんだし、
かつキャラクターがたってるのに
時間の都合上仕方ないよね、あまり一人一人の人間ドラマが
紹介しきれてないところが残念。
そのわりには行間が長い感じも否めない。
なんでかなあ。

多分、この原作ってキャラクターが
銀行強盗をするってのがキモなんだろうけど
どっちつかずで終わっちゃった感じもするのよね。

北朝鮮とかそのあたりの問題も
なんとなくぼんやりしちゃって。
人間ドラマにするところを
一人か二人にキャラクターを絞るともっと良いものになっちゃんじゃないかと。

原作はきっと面白いと思います。
そして妻夫木くんが悪人以来、優男役から
優男(なんだろうとおもう。ほんとに優しくて見たまんまの人と思うよ)のくせに
逞しい男をやるようになって
ちょっと違和感だけど
やっぱり私はどうも華奢な男が好きみたい。

・・・と好みの男性をクローズして観るのも
女性だったら楽しめる要素の1つでもあるんじゃないかな。

それにしても
この舞台挨拶、すごかったんでしょ?

日本の俳優、歌手を凌駕するチャンミン。
その人気もわかってしまったようなそんな気になる作品でした。

原作読もうっと。



★★★☆☆(3.5)

リンカーン/秘密の書

2012年11月02日(金) 21時25分
解説: ジョニー・デップとのタッグでおなじみのティム・バートンが製作を務め、『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフがメガホンを取ったアクション。第16代アメリカ合衆国大統領のエイブラハム・リンカーンがヴァンパイアを退治するハンターだったという奇想天外な設定のもと、人類の存亡を懸けたバトルが壮大なスケールで展開する。『父親たちの星条旗』などのベンジャミン・ウォーカーが、知られざる秘密と使命を抱えたリンカーンを快演。銃を仕込んだ特製おのを振り回し、アクロバティックなアクションを次々と見せてくれる。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 母親が人々を襲うヴァンパイア集団に殺されたことを知ったエイブラハム・リンカーン(ベンジャミン・ウォーカー)は、リベンジを果たそうとおのを駆使した戦闘術をマスターしていく。やがて、黒人奴隷の売買によって食料となる人間をヴァンパイアたちが確保し、それを悪用して政治家が富を得ている事実を知る。個人の力だけでは彼らに太刀打ちできないと感じたリンカーンは、政治の道へと進んで大統領に。昼は大統領として責務を果たし、夜はハンターとしてヴァンパイアを倒していくが……。
シネマトゥデイ

うーんと。
わりと観たいと思っていたんですがね・・。
冒頭からなんだか

おや?これ?何?失敗?な空気で
ゾンビ映画というかそんな雰囲気もあり
リンカーンとなぜヴァンパイアが一緒になったかもよくわからないし
その意味もなく

予告にスピルバーグの真摯な作品の「リンカーン」の映画の宣伝も
入ったりしてて
なんだかなあ、という映画でした。

もしかしたら初めて?

退席しようかなと思うほど前半の1時間は意味もない感じで
無理やりリンカーンにしてなければ
それほど帰りたいとも思わなかったんじゃないかな。

この時代の馬だとか斧だとか銃だとか
そのあたりをアクションとCGで表現したかったのかな。

まあそこそこのアクションと迫力があるし
ゾンビ映画っぽいドキドキッとしたところもあるし

ターゲットによってはうけるのか?

私はだめだった。

スピルバーグの「リンカーン」が早く観たいわ。



★★☆☆☆