夢売るふたり

2012年08月31日(金) 9時16分
解説: 『ディア・ドクター』などで高評価を得た西川美和監督がメガホンを取り、松たか子と阿部サダヲが結婚詐欺に手を染める夫婦を演じる異色のラブ・ストーリー。小料理屋を営む夫婦が火事で全てを失ったことから始めた結婚詐欺を通して、複雑で深遠な男と女の関係を描き出す。主演の二人に加えて、結婚詐欺に引っ掛かる女たちを演じる田中麗奈や鈴木砂羽、木村多江のほか、以前西川作品に出演した香川照之や笑福亭鶴瓶などが共演。うそをテーマに人間の業をえぐり出す西川監督らしいストーリーと、豪華キャストによる演技に期待が持てる。
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あらすじ: 東京の片隅で小料理屋を営む貫也(阿部サダヲ)と妻の里子(松たか子)。店は小さいながらも順風満帆だったが、火事で全てを失ってしまう。ある日、貫也が常連客と一夜を共にし、すぐに里子の知るところとなるが、里子は結婚詐欺で金をだまし取ることを考案する。結婚願望の強いOLなど寂しい女たちの心の隙につけ込んで、店を再開するための資金を稼ぐ二人。しかし、夫婦の関係に影が差し始め……。

ヤプログさんのご厚意で試写会にて
一足早く 「夢売るふたり」を鑑賞しました。

日本の映画監督、かつ女性監督で
今の私のイチオシが 西川美和監督

その西川監督が 「ディア・ドクター」から3年ぶりに
松たか子主演で 結婚詐欺を中心に
夫婦の究極の愛を出した。

ただこの映画の中に登場するすべての女性に
それぞれドラマがあって

そのドラマの中に女性であればだれか一人に必ず共感して
その一人の思いやセリフに思わずぐっとくることがある。


でも、ほんとに男を愛したことがある女だったら
松たか子演じる 主役の里子のセリフや行動に
共感することが多いんじゃないかと思う。

松たか子がとにかくうまい

この人、すごい女優さんなんだなーとまた改めて思ったし、
太宰治の「ヴィヨンの妻」の妻を演じて
もうダメ夫の奥さんはお手の物。

西川監督の女性らしいエロティックなシーンもあって
あー女ってこうだよねー、と日常生活を垣間見るけど
でも、これ男が観たら
エロいんだろうなーと思う。
生理用品をつけるシーンとか。


登場人物、一人一人の心理描写を作るためか
やや途中だれてるな、と思ったところもあるけれど
一気にラストへ駆け抜け

里子と貫也が出した答えは・・・。
二人がみつけたそれぞれのものは・・。

女って強いんだな、と思うし、
女性あっての作品。

男はこの作品をどう思うんだろう?
女の弱い部分も強い部分も全部見せすぎちゃって
どう思うか知りたいような知りたくないような・・


女友達と鑑賞したのだけれど
いつもしゃべりまくりーなんだけど
鑑賞後はなぜかだんまり。

帰りの交通機関で
あとからじんわりといろんなことが湧き出てくる映画で
考えさせられた。
いろんな思いが湧いてきた。

女性は必見だと思う。
自分の強さと弱さをみつめることができる作品。


というわけで おススメ!です。


さて私は誰に共感したかと言えば・・


ネタバレになってしまうので追記します・・・。



アベンジャーズ

2012年08月24日(金) 16時52分
解説: アイアンマン、ソー、ハルク、キャプテン・アメリカなど、世界的に有名なヒット作の主人公が一堂に顔を合わせるアクション大作。特殊な戦闘力を誇る者たちによって編成されたチーム「アベンジャーズ」が、地球滅亡の危機を回避する戦いに身を投じる。最先端VFXを駆使した圧倒的ビジュアルに加え、『シャーロック・ホームズ』シリーズのロバート・ダウニー・Jrや『それでも恋するバルセロナ』のスカーレット・ヨハンソンら、豪華共演を果たしたキャスト陣も見ものだ。
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あらすじ: 人知を超えた悪によってひそかに進められる地球壊滅の陰謀。それを食い止めるべく、大富豪で天才発明家アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)、神々の国から地球ヘと追放された雷神ソー(クリス・ヘムズワース)、感情の爆発によって容姿を激変させる科学者ハルク(マーク・ラファロ)などを集めた部隊アベンジャーズが結成される。しかし、各々が抱えているつらい過去や苦悩が浮き上がっては衝突し合うようになり、人類史上最大の危機に立ち向かうチームとしての機能が消失しかけていた。
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なんだか予告を観たときは
キャラクターにまとまりがなくて
どうなんだろうと思ったものです。

ただエンターテイメント、大ぶりハリウッド映画としての鑑賞ならば
心を無にして
ただひたすらに楽しめます。

これがハリウッドの底力よねーってね。
私は「ハルク」だけ未見。

実は「ハルク」が一番悲しくてせつないヒーローものなんじゃないかと
思い直した。
ビジュアルがいまいちだからね笑

人間二人がちょっと不明だし、
悪役のロキが強いようでなんあだか迫力もないし
意味があるんだかないんだかよくわからないけど
3Dで鑑賞していろいろ飛び出て、動いで
楽しめた時間でした。

その前に「トガニ」を観てたから余計にね。

★★★☆☆


噂通りクレジットが終わってからもちょこっとだけ
出てきますので
お席は立たないように♪

トガニ 幼き瞳の告発

2012年08月23日(木) 9時00分
解説: 『マイ・ファーザー』のファン・ドンヒョクが監督と脚本を務め、実話を基にしたコン・ジヨンの小説「トガニ−幼き瞳の告発−」を映画化した衝撃作。聴覚障害を持つ子どもたちに暴行や性的虐待を行い、それを隠ぺいしようとした教育者たちの本性を暴き出す。本作の映画化を熱望した『あなたの初恋探します』などのコン・ユがこれまでのイメージを一新し、悩める教師役で新境地を開拓。国をも動かした、あまりにもむごい真実の物語に戦慄(せんりつ)する。
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あらすじ: カン・イノ(コン・ユ)は大学時代の恩師の紹介で、ソウルから郊外のムジンという町の聴覚障害者学校に美術教師として赴任する。着任早々彼は校長の弟の行政室長(チャン・ガン)に、教職を得た見返りとして大金を要求される。最初から学内の重苦しい雰囲気を奇妙に感じていたイノは、ある晩、帰宅しようとして子どもの悲鳴を聞きつける。
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観るか鑑賞時間、直前まで迷った作品。
こんなに迷ったのは初めてかも。

映画としての前評判は夏休み映画満載の今の時期
この内容にして抜群。
その反響のすごさに映画ファンとしては食指が動く。
また大人である私が
避けて通っていることを直視しなくてはという思いもある。

しかし韓国映画のR-18,しかも児童虐待、性犯罪ということであると
きっと観るに堪えられないシーンが多いに違いない・・
気分が落ちてる時だったらさらに叩きつけられてしまうというほど
観るのに覚悟がいったし

実際に 予想以上に激しいR-18描写に
途中退席をしようと思ったほどでした。
(隣のおばちゃん、爆睡してたけど・・えええって感じです)

いつでも映画に「娯楽性」を求めるのではなく
受け止めなくてはいけない「現実」もあるということ、

そして良い作品、力強いメッセージ性を持つ作品は
国をも揺るがしたということだ。

この作品を観れるようになった救いはそこで・・。

あらかじめこの実際にあった事件をもとに・・が前提で作成してて

後味が悪いったらありゃしない、救いなんてない。

じゃあ、どうするか。
多くの韓国国民が心を揺るがし、国家も揺るがし
トガニ法ができたという。

そこに結末が悪かろうが
この映画のメッセージに心を揺るがした多くの人々が
国をも揺るがした、ということで 
気分が悪いシーンもやっと観ることができた。・・というところ。

とにかく・・もう・・
児童虐待ももちろんだけど
それ以外に

お金、権力のあるものは好き勝手にやってよい、
天罰なんてもんもお金で買える・・そんなところもあるし
不条理すぎだけど
世の中、映画にあるようなハッピーエンドでないこと、
そんなことも現実として教えられた気がした。

そしてこの作品が陳腐なできだったら・・
心を動かさない出来だったら・・

また権力とお金で汚染されていたかもしれない。
この映画監督、そしてなによりも体の不自由な子供の演技を
全身で伝えた子役たちがすごいんだよね。
あの子役の演技があったからこそこの作品で心を動かした
人も多かったのではないかな。

これ日本でできる人、いるか、って言ったらいないよね。
子役もここまでできる子はいない。

そんな意味では
来月あたりに 園子温監督が 原発の作品を出すから
彼がどんなメッセージを出すのか楽しみでもあります。



★★★★☆(4.5)



トータル・リコール

2012年08月11日(土) 18時54分
解説: フィリップ・K・ディックの短編小説「トータル・リコール(旧題:追憶売ります)」を映画化し、大ヒットした『トータル・リコール』をリメイクしたSF大作。監督を務めるのは『ダイ・ハード4.0』のレン・ワイズマン。かつてアーノルド・シュワルツェネッガーが演じた主人公を『フライトナイト/恐怖の夜』などのコリン・ファレルが演じ、その妻を『アンダーワールド』シリーズのケイト・ベッキンセイルが熱演する。迫力満点のアクションがさく裂する斬新な映像に目を奪われる。
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あらすじ: 容易に記憶を金で手に入れることができるようになった近未来、人類は世界規模の戦争後にブリテン連邦とコロニーの二つの地域で生活していた。ある日、工場で働くダグラス(コリン・ファレル)は、記憶を買うために人工記憶センター「リコール」社に出向く。ところが彼はいきなり連邦警察官から攻撃されてしまう。そして自分の知り得なかった戦闘能力に気付き、戸惑いながらも家に帰ると妻のローリー(ケイト・ベッキンセイル)が襲ってきて……。


私、本作はほとんど覚えてません。
観たのは覚えてるんですがね。もう全く。

新たな気持ちで観れるしそのほうが良いかな、と思って
復習などはせずに鑑賞。

ハリウッド映画らしいアクションと展開は良いですが
ストーリー全体が
主人公の記憶の何度かが塗り替えられてて
誰が敵で誰が味方で・・というのが途中でわからなくなってしまいました。
それが狙いなのかもしれないけど
私、だめですね、そういうの。
途中で私こそどっか気持ちというか集中して観れなくて
どこかぼんやり遠くへいっちゃった・・かもってね。

はまる人はきっとはまるんだろうけど
わりと現代ではありがちな展開とアクション。
そのくせわかりやすいと思いきやわかりにくいし
うーん・・

★★★☆☆

夏休みということもあり
話題作が多いせいか初日だったのにも関わらず
シネコンでも小さいスクリーンでした。
でも、前までぎっしり。平日なのに。

そしてその日、グッチのストールをどっかへ落としてしまった・・

どこへいっちゃったんだろう。。
映画館に電話したけど置き忘れなし。
電車だったら完全にないよね。
グッチってわかりやすい柄だったしな・・ショック・・
なくされちゃったグッチ、ごめんね。どこにいったのぉ???