バッド・ティーチャー

2012年05月26日(土) 22時07分
解説: 『メリーに首ったけ』『ベガスの恋に勝つルール』などラブコメの女王キャメロン・ディアス主演による恋愛コメディー。玉のこしに乗ることに執念を燃やす女教師が、金持ちの息子だとうわさされる同僚の心をつかもうと暴走する姿をハイテンションなタッチで活写する。教育に対する理念や思想はゼロで、頭の中は金目当ての結婚のことばかりというトンデモ教師をキャメロンが怪演。彼女に狙われる純情な青年教師にふんした『TIME/タイム』のジャスティン・ティンバーレイクの好演も見もの。
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あらすじ: 婚約者の親に金目当てだと見抜かれて破談になり、かつての職場である中学校へ復帰した女教師エリザベス(キャメロン・ディアス)。適当に授業をこなす中、ハンサムなスコット(ジャスティン・ティンバーレイク)が代理教師として赴任する。彼が大企業の御曹司だと聞くや、エリザベスは玉のこしに乗ろうと一念発起。スコットの元カノが巨乳だったという情報をつかんで豊胸手術を受けようとするが、その費用が1万ドルと知ってがく然とする。そこで、生徒たちが課外活動で行っている洗車アルバイトに割り込み、その売り上げを着服しようとたくらむが……。


かるーい感じで観れるかなーと思って
行ってきました。

うん。ほんとに軽い感じで観れれば正解だけど・・

世渡り上手な女が玉の輿にのるために
やりすぎちゃうどたばたコメディ。
教師じゃなかったらまるで問題なし。
そして法律にひっかかってなければまるで問題なし。

こんなのあり?ないだろ?ってのが映画だし、
コメディだけど・・

一番、教師らしいことをして奮闘していたエイミーが
残念なラストで・・
これが世の中ってことなのかな?
美人で要領が良ければいいってこと?

確かにエリザベスには魅力があるし要領もよいし
機転も利くけど・・

なんだか素直に笑えなかったな。
共感もできなかったし
せめてエイミーが幸せになってくれるラストだったらよかったのに。


★★☆☆☆


キャメロン・ディアスはそこそこ顔は老けてきたけど笑
整形しないでがんばってるところが好きだし

何しろあのプロポーションは女性の憧れだ。
胸がないほうがバランス良くていいよね。
ラブコメ卒業したらどんな演技をするようになるのかな。
「わたしの中のあなた」の母親役も良かったよね・・。

ダーク・シャドウ

2012年05月25日(金) 21時51分
解説: 数々のヒット作を送り出してきたジョニー・デップとティム・バートン監督が、8度目のタッグを組んだファンタジー。1960年代に放映されたテレビドラマを基に、魔女によってヴァンパイアにされ200年にわたり生き埋めにされていた男と、その末裔(まつえい)たちの姿を描く。同シリーズのファンであるジョニーが主人公バーナバス・コリンズを演じ、これまでのヴァンパイアのイメージを一新するような演技を披露。共演にはミシェル・ファイファー、クロエ・グレース・モレッツ、ヘレナ・ボナム=カーターら豪華キャストがそろう。
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あらすじ: イギリスからアメリカに移り住んだお金持ちのコリンズ家に生まれたバーナバス(ジョニー・デップ)は、魔女アンジェリーク(エヴァ・グリーン)によってヴァンパイアにされてしまった上に、生きたまま埋められてしまう。その後、ふとしたことで彼は200年の眠りから目覚めるが、コリンズ家はすっかり落ちぶれていた。バーナバスは、コリンズ家再建を末裔(まつえい)と成し遂げるべく、自らの父の言葉である「唯一の財産は家族」を胸に行動を起こす。

ティム・バートンとジョニデですもの。
観たいわけにはいきません!
たとえ評価が悪くとも!

評価が悪かったので
期待はしてなかったけど
私は ティム・バートンらしさや
さすがだなーと思ってしまう芸術性の高さを感じたな。
ちょっとベタな表現もあるけど
でも「このベタなお決まりが好きなんです」という
ラストとかね。
私、あのラストのヘレナ・ボナム=カーターの顔で
しめるとかさ。すごいティム・バートンワールドだな。

ホラー映画は全く観ませんが
わりとちょっとしたホラーっぽい感じもあって
私はそこそこびびっちゃったりして
でもその中にシニカルな笑いがあり
芸術性がものすごーーく高い作品だと思います。

コメディ、子供向けと思いきや
ぞくっとするようなホラーがあり
そのホラーにはファンタジーや子ども心があったり、
そう思いきや愛の要素も忘れてない。
これってあの作品のあんな感じに似てる、と思ったのが
幼いころ観た「永遠に美しく」のシーンなんかがあったり・・

ばかばかしいと思っちゃうと
ばかばかしく観れちゃう作品ではあるけど
多くの要素を含んだティム・バートンワールド炸裂なところが
個人的には好みでした。


★★★★☆


私、ほんとにジョニデが大好きなの!
顔を真白く塗りたくってたって
かっこいいものはかっこいい!!
キスシーンしてる女優さんに毎度嫉妬する私って・・
おかしいかな?
次の作品、「ラムダイアリー」は顔に塗りたくりがないので
また楽しみーー。
予告だけで思わず「かっこいい・・」とつぶやいてしまった。

ファミリー・ツリー

2012年05月19日(土) 21時55分
解説: 『サイドウェイ』のアレクサンダー・ペイン監督と、『オーシャンズ』シリーズのジョージ・クルーニーがタッグを組んだ感動作。ハワイを舞台に、家族崩壊の危機に直面したある一家の再生のドラマをユーモアを交えて映し出す。クルーニーが父親役で新境地を開拓し、シャイリーン・ウッドリーとアマラ・ミラーという期待の若手女優たちが彼の娘を好演。独特のハワイ文化を背景に、さまざまな要素が入り混じったドラマが共感を呼ぶ。
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あらすじ: マット(ジョージ・クルーニー)は、妻と2人の娘と共にハワイで暮らしていた。ところがある日、妻がボートの事故に遭い、そのまま昏睡状態となってしまう。それをきっかけに、妻が彼と離婚するつもりだったことや、そのことを長女(シャイリーン・ウッドリー)だけでなく友人たちも知っていたことが判明しショックを受ける。

待ちに待ってたアレクサンダー・ペインの作品。
しかもオスカー候補にもなり期待も高まりました。
先日の旅行で飛行機の中で上映されてたけど
劇場でどうしてもみたくて我慢したぐらい楽しみにしてました。

妻の不倫やら娘との関係やら
不器用すぎる主人公 マットにいらいらする男性諸君も
多いと思うけど
Jクルーニー、ほんといい味出してます。
できれば主演男優賞、彼にとらせたかった・・ってぐらい。
Jクルーニーがだめ男をやっちゃうからいいし
それがまたはまっちゃってるのもいい。
奥さんの不倫を聞かされた瞬間
サンダルで奥さんの友達の家まで
おっさんくさく全速力で走るシーンだとか
不倫相手をこっそり木の陰からのぞくシーンだとか
最高すぎ!!

ストーリーもアレクサンダー・ペインらしい
シニカルな笑いが多くちりばめられていて
登場人物に映画らしい完璧な人物はいなくて
人間らしい悪いところもあるけど
憎めないキャラがさらにシニカルな笑いを誘ってくれます。

娘のわけのわからない彼氏も突出してるけど
義理の父親も同じぐらいとげがあるし、
娘二人もまああのぐらいの世代なら
あんなところもあるよねーと思ったりね。

予想外に話は進むし
人生なかなかうまいこといかない。
そんなこと日常茶飯事。

人の生死が関わってる時に
不倫の話だとかW不倫だとか
もう許す許さないより
そんなことよりもっと大切なことってなんだろう、って。

私、この映画とても好きです。
賛否分かれて
妻の不倫やJクルーニーの不器用さ、娘の彼氏なんかに
見ながらいらいらする人もいるんじゃないか、とか
思いつつも

普通な感じが良かった。
平凡な私たちなんて窮地に追い込まれたら
あんな行動もとるし、
ああなったりもする。
ただちょっとハワイに住んでる、とか
ハワイの土地を分配する・・とかそのあたりは
現実的じゃないにしろ
よくある普通の家族と人の話。

それに共感できてくすっと笑えれば
楽しめる作品なのではないかな。


★★★★☆(4.5)



裏切りのサーカス

2012年05月13日(日) 20時09分
解説: 元MI6諜報(ちょうほう)員の経歴を持つ作家ジョン・ル・カレによる人気スパイ小説を、『ぼくのエリ 200歳の少女』のトーマス・アルフレッドソン監督が映画化したサスペンス。英国諜報組織の中枢に20年も潜入しているソ連の二重スパイを捜すため、引退生活から呼び戻されたスパイが敵味方の区別もつかない中で真相に迫る姿を描く。主演のゲイリー・オールドマンをはじめ、『英国王のスピーチ』でオスカーを受賞したコリン・ファース、『インセプション』のトム・ハーディら実力派の競演は必見。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 東西冷戦下の1980年代、英国諜報(ちょうほう)部「サーカス」を引退したスパイ、スマイリー(ゲイリー・オールドマン)に新たな指令が下る。それは20年にわたってサーカスの中枢に潜り込んでいる二重スパイを捜し出し、始末するというものだった。膨大な記録や関係者の証言を基に、容疑者を洗い出していくスマイリーがたどり着いた裏切者の正体とは……。


実話に基づいた・・スパイものは
ハリウッド映画のような華やかさはなくて
難解なものが多い。

この「裏切りのサーカス」もまさに空はいつもグレー。
そして何もかもがグレーゾーンな中で
誰が二重スパイなのかをじわじわと探すというもの。

この手のスパイ映画は
地味で誰が誰だかさっぱりわからなくなり
あれとこれとあの人とこの人がああでこうで・・と
考えてるうちに
ぐったりしてきてしまう。
満席だった映画館。熟睡してる音がかなり・・聞こえるのも
なんとなく納得。
思ってるうちに疲れてきて眠くなっちゃうんだよね。

この作品、ものすごく理解できれば面白いんだろうな、と思うと
自分の理解力のなさが残念でなりません。

そのぐらい緻密に人間関係が重なり
ああもうちょっと、もうちょっとわかったらどんなに
すっきりするかと思ったことか。

もう一度DVDで鑑賞か
原作を読もうかな。


★★★☆☆(3.5)

幸せの教室

2012年05月12日(土) 20時01分
解説: トム・ハンクスが『すべてをあなたに』以来、久々に監督、脚本、主演を務め、リストラから気持ちを切り替え通い始めた大学で運命を変える女性に出会う中年男性を描くヒューマン・ドラマ。大学を卒業していないがために仕事をクビになる男にトムがふんし、教えることへの熱意をなくした教師をジュリア・ロバーツが演じる。『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』のタラジ・P・ヘンソンや『ジャッキー・ブラウン』のパム・グリアなど多彩な俳優陣が共演。トムが、自身のイメージにぴったりの心が温まるストーリーで観る者を魅了する。
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あらすじ: ラリー・クラウン(トム・ハンクス)は、大学を出ていないという理由から長きにわたって勤務してきたスーパーをリストラされてしまう。その後、隣に住む夫婦の勧めで地元の大学に通うことに。大学での新生活に希望を抱くラリーだったが、ラリーを教える教師のメルセデス(ジュリア・ロバーツ)は仕事への情熱を失っていた。しかし、そんな二人の出会いがお互いの人生を大きく変えていく


結構、期待して行ったのですが

うーん・・なんかまとまりがなかったという感じ。

リストラされたラリーが
大学へ通い、そこで教師と恋に落ちる・・という話なのか

それともラリーが大学で学び
学歴でリストラされたことで何を学び
どうやって人間として成長したのか・・

何もかも中途半端で残念。

ラリーとメルセデスがなぜ惹かれあったのかも
わからないし
大学に行ったのに肝心の就職は?
人生は?

メルセデスも巨乳好きなだけで
あんなに怒っても・・
もっと鬱積は違うところにあるんだろうけどね・・うーん・・


好きな俳優さん、女優さんだけに残念。
これってトム・ハンクスが監督、脚本、主演なんですね。

トム・ハンクス、役者だけでいいと思うよ笑


★★☆☆☆

テルマエ・ロマエ

2012年05月08日(火) 20時23分
解説: 古代ローマ帝国の浴場設計技師が現代日本の銭湯にタイムスリップしてしまう、ヤマザキマリの人気コミックを実写映画化。監督は、『のだめカンタービレ 最終楽章』シリーズの武内英樹、脚本を『クローズZERO』シリーズの武藤将吾が手掛ける。古代ローマと現代日本、時空を越えて異文化交流を繰り広げる主人公ルシウスを、阿部寛が妙演。漫画家志望のヒロインに上戸彩がふんするほか、古代ローマ人役の北村一輝、宍戸開、市村正親という日本屈指の顔の濃い役者陣の成り切りぶりにも注目。
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あらすじ: 古代ローマ、アイデアが行き詰まり失業した浴場設計技師のルシウス(阿部寛)は、友人に誘われた公衆浴場でタイムスリップしてしまう。たどり着いた場所は、何と日本の銭湯。そこには「平たい顔族=日本人」がいて、彼は漫画家志望の真実(上戸彩)と出会う。ルシウスは日本の風呂の文化に感銘を受け、そこで浮かんだアイデアを古代ローマに持ち帰り一躍有名になっていくが……。


かなり期待しすぎてしまったせいか
私としては・・うーん・・いまいち笑
漫画が原作ということなので漫画っぽさが抜けないし
現実味をおびてないところ
ローマ人なのに顔は濃いけどどうみてもあべちゃんだし
日本語だし・・でした。
思わず割腹しそうなほど笑えるところがあれば
きっと見方も違ったのでしょうが
そこまでの笑もなく・・。

上戸彩ちゃんはとてもかわいかった。

しかし濃い顔の俳優をこれでもか、ってぐらい集めてて
そのあたりは非常に笑えました。
にしても濃い顔の演技派、わりと多かったんですね・・
市川さんしかり、阿部ちゃんしかり・・。


★★☆☆☆

別離

2012年05月01日(火) 20時08分
解説: イラン人夫婦に訪れる危機を軸に、人間の複雑な心理と共に社会問題をも浮き彫りにし、ベルリン国際映画祭金熊賞などを受賞した人間ドラマ。『彼女が消えた浜辺』のイラン映画界の異才、アスガー・ファルハディがメガホンを取り、濃密ながら壊れやすい家族の関係を繊細に映し出す。娘のために外国への移住を決断する妻をレイラ・ハタミが、父親の介護のためにイランに残りたい夫をペイマン・モアディが好演。波乱含みの様相にさらなる秘密とうそが絡み合い、スリリングに転がっていく展開に心を奪われる。
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あらすじ: イランのテヘランで暮らすシミン(レイラ・ハタミ)とナデル(ペイマン・モアディ)には11歳になる娘がいた。妻シミンは娘の教育のために外国へ移住するつもりだったが、夫ナデルは老いた父のために残ると言う。ある日、ナデルが不在の間に父が意識を失い、介護人のラジエー(サレー・バヤト)を追い出してしまう。その夜、ラジエーが入院し流産したとの知らせが入り……。
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今年度アカデミー賞、外国語映画賞を獲った作品。
外国語映画賞はなかなか当たりが多いので
外すわけにはいきません。

さてこの作品ですが
イランというお国柄、文化、人間性などをはっきり出していて
今あるイランの状況と国民性、男女、宗教問題、教育問題、法律など
映画1つなのにイランを見ることができます。
それだけでも非常に有意義な作品に思います。

日本でも問題となっている親の介護問題、ここでの
家政婦の雇用・・に関しては日本ではありえないぐらい適当。
家の中に人をいれるのに、親の面倒を見てもらうのに
名前も知らない人を雇うとは謎でした。

そうか、これがイランらしさといえば
やはり宗教色が強いところ。
介護で男の世話するのに女性の自分がしてしまってよいのか、ということを
わざわざ問い合わせるところや
最後までこの家政婦が敬虔であったことが印象的なのに対し、

雇い主である離婚間際の夫婦の妻は
外国に移住したいと願い、夫と離婚まで決意、という対比が面白く
この妻は神などほとんど信じず現実と向き合いながら
生きていくタイプ。

さらに中流階級と下層階級の対比も興味深かったところでもあります。

そして主張を曲げない、思いやらず家族、神のためにだけという
言い合いは少々、疲れながら鑑賞。
とにかく家政婦のちょっといってる夫が疲れるの・・
だからあなたは無職なんじゃない?
あなたが稼がないから奥さんが妊娠しながら介護の仕事を
しなくてはいけなかったんじゃない?となんとなくこの夫にいらいら。
ま、ラストにはわりとイランならではの
男性としての人間味が出てて納得ができたんですけど。

緻密な感情の重なり合いだとか
人間としての葛藤、その中から生まれる人間性など
うまいこと作ってるなと思います。
みなさん主張を曲げないからまとまらない。
だから観てるこっちは疲れてくる・・の連続。

その中で、11歳の娘だけが真摯に大人を見ながら
どうしたらこの場をまとめられるかやっていけるかと
悩む苦しむあたりも痛く胸にきますね。
自分のために両親が離婚。
自分のために、自分のために・・と悩んだことでしょう。

そして娘の出した答えは・・・

このあたりは実にフランス映画っぽいラストで
これがすっきりしない人もいたかなと思いますが
ああするのがスマート。ちょっとずるいけど良かったと思うな。あのラストで。


★★★★☆(4.5)