タイタンの逆襲

2012年04月27日(金) 20時36分
解説: 『タイタンの戦い』のサム・ワーシントン、リーアム・ニーソン、レイフ・ファインズが再集結したアクション大作。今回は長年地上を治めてきた神々三兄弟の残忍な父、クロノス率いるタイタン族との世界の存亡をかけた激しい戦いを描き切る。監督を務めるのは『世界侵略:ロサンゼルス決戦』のジョナサン・リーベスマン。『007/ダイ・アナザー・デイ』のロザムンド・パイクら豪華キャストが共演を果たした壮大なストーリーに息をのむ。
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あらすじ: 魔物クラーケンを倒してから10年、ペルセウス(サム・ワーシントン)は男手一つで息子を育てていた。そんな折、神々とタイタン族の地上の支配権をめぐる戦いは日ごとに激しさを増していく。神々の王ゼウス(リーアム・ニーソン)と人間の母の間に誕生したペルセウスは、冥界の王ハデス(レイフ・ファインズ)の父への裏切りを知り……。
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3D、苦手なので2Dで鑑賞。
これに関してはどうやら3D鑑賞がおすすめのようで・・
なんだかな・・私。
しかし3Dの金額を払ってみるほどの作品でもなかったような・・。

確かに3Dだったら迫力があり楽しめたかもしれないけど
内容はそこそこわかりやすいけど
なんだかしらけちゃってね・・
冷静になると何と戦ってるのもよくわからないし。

ただなんとなくゲームの世界を彷彿できるようなストーリーで
なんだか自分が神の設定で
なんだかわからないものを退治するために
迷路に迷い込み
そしてそしてクライマックス・・みたいなところかな。
ポイントは父子というところだけど
主人公が今の時代にはあまりにも若い父親の
設定なので現実感がなくて。
まあ、現実感を出す作品ではないのだけれど。

リーアム・ニーソン とレイフ・ファインズ が非常に似てて
兄弟役にはもってこい、だった。とか。
そのぐらいでしょうか。

あ、そうそう、アバターで一躍、時の人となった
サム・ワーシントン。

このシリーズの前の作品では
なんとなく魅力も迫力も感じなかったけど

この作品では
以前とは違うセクシーさと貫禄みたいのが出てて
それはものすごーーく良かった。
とりたて作品がすごかったわけではないのに
アバターよりかっこよく見えて
ファンになってしまった。


★★★☆☆

少年と自転車

2012年04月26日(木) 21時20分
解説: ベルギーを代表する映画監督ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ兄弟が、第64回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを受賞した感動作。父親に捨てられ、心を閉ざした少年が一人の女性と出会うことにより、傷ついた心を少しずつ開きつつ成長していく姿をとらえる。主人公を新星のトマス・ドレが演じ、彼を温かく見守る女性を、『シスタースマイル ドミニクの歌』のセシル・ドゥ・フランスが好演する。本作で、カンヌ国際映画祭5作品連続主要賞獲得の快挙を成し遂げたダルデンヌ兄弟の実力に舌を巻く。
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あらすじ: 児童相談所に預けられたまま12歳になろうとしていた少年シリル(トマス・ドレ)は、いつか父親を見つけて一緒に暮らしたいと願っていた。ある日、彼は美容院を営むサマンサ(セシル・ドゥ・フランス)と出会い、ごく自然に彼女と共に週末を過ごすようになる。二人は自転車に乗って街を走り回り、ようやくシリルの父親(ジェレミー・レニエ)を捜し出すが……。

フランス映画・・というかベルギー映画なのか
よくわからないのですが(監督がベルギーということでベルギーの作品になるのかな)

フランス映画っぽい人の心の機微をうまいこと
表現していたと思います。
実にフランスっぽい作品。
多感な12歳の少年。
父親に捨てらてしまい
自分の居場所、愛情を求める姿がきりきりと
胸をしめつけます。

シリルは激しく居場所をみつけよう、
自分の価値観を見出そうと
自転車に乗りながら走り回ってる姿は
せつなく悲しい。

淡々とシリルのある種の自分探しを描いていますが
普通の家庭に生まれ
両親に愛されて育った人間には理解できない心が
この作品をみることで
理解できた気がする・・
あくまでも似た境遇や本人でないと理解することなど
できないけれど
シリルが密売人のために悪いことをしたり
その結果、借金を作ってしまったり
ここで悪に走るのはなぜ?の多くの少年少女の理由を
なんとなく感じることができたかな。
12歳の少年が誰かに愛されたい、必要とされたい、と
思った時、ああするしかないのかも。

とてもいたいけれど
そんな境遇ながら里親に恵まれたシリルの
救いにこの映画の救いとして鑑賞することができる。

でもラストは・・
やはりフランス・ベルギー映画。
アメリカ映画のようには終わらない。

ハッピーエンドとは言い切れないぎりぎりの
ラストだけれど
立ち上がり自転車に乗り出すシリルは
これからどんな人生を送るのだろうと考えた。


★★★☆☆(3.5)


フランス映画好きなら観てほしいが
それほどフランス映画に興味がないなら
DVDもよいかな。


バトルシップ

2012年04月13日(金) 20時47分
解説: ハワイでの軍事演習中に謎のエイリアンとその母船に遭遇したアメリカ海軍や日本の自衛艦が、地球存亡の危機に立ち向かうSFアクション。未曾有の事態に局面する男たちにふんするのは『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』で注目されたテイラー・キッチュ、『マイティ・ソー』の浅野忠信、『96時間』のリーアム・ニーソン。監督は『キングダム/見えざる敵』『ハンコック』のピーター・バーグ。人知を超えたエイリアンの武器と人類の近代兵力が激突する海上バトルもさることながら、日米の海の精鋭たちが国を越えたきずなをはぐくむドラマも見ものだ。
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あらすじ: アメリカや日本など、各国の護衛艦がハワイに集まって大規模な軍事演習を敢行することに。アメリカ海軍の新人将校アレックス(テイラー・キッチュ)は、日本の自衛艦の艦長ナガタ(浅野忠信)をライバル視しながら演習に参加。そのさなか、沖合で正体不明の巨大物体が発見される。人類からの友好的な呼びかけに応じて現われたエイリアンの母船だという科学者たちの推測に反し、彼らは突如として謎の武器で攻撃を仕掛けてくる。

突っ込みどころは満載ですが
そこそこ大きい映画館のスクリーンで
巨大ゲームを観てる感覚になって
わりとすかっとします。

ストーリーは
日米の海軍訓練のときに宇宙人の侵略。
その日本人の長が浅野忠信が演じてます。
しかしあまりにも浅野忠信が華奢すぎて
日本では細めの男性が好まれるけど
スクリーンの中に入ると
迫力もないし色気もなし。

宇宙人ってこんなタイプの作品では毎度出てきますが
今回、人間がちょっとくずれた感じの宇宙人。
そのくせ結構、強そうで弱い。
互角でないこの話は終わっちゃうし
冒頭から巨大な未確認物体を
ボートで3人で確認に行く・・とかありえないことだらけ。

ま、それでも迫力もそこそこあるし
無理やり恋愛も入れたりして頑張ってたと思います。

しかしその恋人がお乳が自慢なのか
どんなときも常に半分胸を出してる感じの
服が気になりましたわ。
これもやはり娯楽作品なのでサービスなのかもね。

B級のやや手前ぐらいな感じかな。


★★★☆☆

ドライヴ

2012年04月12日(木) 17時46分
解説: スタントマンと逃がし屋の二つの顔を持つドライバーの姿をクールに描き、欧米の評論家の称賛を浴びたクライム・サスペンス。昼と夜では別の世界に生きる孤独な男が、ある女性への愛のために危険な抗争へと突き進んでいく。メガホンを取ったデンマーク人監督ニコラス・ウィンディング・レフンは、本作で第64回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞。『ブルーバレンタイン』のライアン・ゴズリングと、『17歳の肖像』のキャリー・マリガンの演技派が出演。緊迫感あふれるバイオレンスとフィルム・ノワールのような雰囲気、ジェットコースターのような展開から目が離せない。
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あらすじ: 天才的なドライブテクを武器に、昼は映画のカースタント、夜は強盗逃し専門の運転手をしているドライバー(ライアン・ゴズリング)。ドライバーはアイリーン(キャリー・マリガン)にひそかに思いを寄せていたが、彼女には服役中の夫スタンダード(オスカー・アイザック)がいた。ある日、服役から戻ってきたスタンダードがガレージで血まみれで倒れている姿をドライバーが目撃し……。
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うーん・・
友達が高評価だったので行ってきたのですが

悪くないんだけど
ラストがあれだけスーパーな人に変貌するのに
人生が今の今までぱっとしてない謎・・だったり、

それほど恋をしてるとも感じられなかった
隣の人妻のために
危険を投じて人まで残酷に殺しちゃったり・・

矛盾が多すぎて軸がぶれすぎてしまった感じが
否めなかったなと思います。

カーチェイスもみせたい、恋愛もさせたい、
バイオレンスも入れたい・・まとまりがつかなくなっちゃった・・みたいな。

ただばらばらになりつつも
見せかたは悪くないんですよね。
なんだろ、カーチェイスもよいし、
恋愛の積み重なりとかそんな雰囲気もいいし、
バイオレンスもナイフというのが良いしね。

実におしい。

私の友人のようにすっかり魅了されてる人もいるようなので
人によるのかもしれません。
きっとこの監督の目指すものと私の期待していたものが違うのかも。

韓国がこの作品を作ったら力強くて
より無駄なバイオレンスで納得できちゃったのかもしれない。

音楽の使い方なんかは非常に良かった。

あとは好みの問題なのかも。


★★★☆☆

アーティスト

2012年04月11日(水) 17時35分
解説: サイレントからトーキーへと移り変わるころのハリウッドを舞台に、スター俳優の葛藤(かっとう)と愛を美しいモノクロ映像でつづるサイレント映画。フランスのミシェル・アザナヴィシウス監督がメガホンを取り、ヨーロッパのみならずアメリカの映画賞をも席巻。芸術家(アーティスト)であることに誇りをもち、時代の変化の波に乗れずに凋落(ちょうらく)してしまうスターを演じるのは、『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』のジャン・デュジャルダン。ほかに、ジョン・グッドマンなどのハリウッドの名脇役が出演。サイレントの傑作の数々へのオマージュが映画ファンの心をくすぐり、シンプルでロマンチックなラブストーリーも感動を誘う。
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あらすじ: 1927年のハリウッドで、サイレント映画のスターとして君臨していたジョージ・ヴァレンティン(ジャン・デュジャルダン)は、新作の舞台あいさつで新人女優ペピー(ベレニス・ベジョ)と出会う。その後オーディションを経て、ジョージの何げないアドバイスをきっかけにヒロインを務めるほどになったペピーは、トーキー映画のスターへと駆け上がる。一方ジョージは、かたくなにサイレントにこだわっていたが、自身の監督・主演作がヒットせず……。

ストーリーはシンプルだけど
徹底的にサイレント映画というカテゴリーにこだわった作品。

サイレント映画を現代に、そしてアカデミー賞まで獲ってしまった作品。
細かな心理描写も非常にうまい。
映画の映画の中で登場人物の人生を代弁してるかのような設定、
衣装をわかりやすく白黒からグレーに・・つまりこれは心理描写そのものだったり・・

細かいところをつきつめると
ストーリーよりも
サイレント映画、そしてサイレント映画をどうやって3D化してる現代に
どれだけ観客が納得し感嘆するかがキモになるけど

うまいことやってくれてると思います。

細かいところはあれこれ思い出せない自分の愚かさったらないけど
言葉がもともと発せないワンちゃんの演技もまた
1つの技。
言葉がないからこそさらにワンちゃんの演技も引き立って。

是非是非劇場で。
映画好きであればあるほど
この作品の良さにぐっときます。

ストーリーよりも演出勝ちだな。


★★★★★

ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜

2012年04月07日(土) 17時30分
解説: 1960年代、人種差別が横行していたアメリカの田舎町に変化をもたらした実在の女性たちについて記したベストセラー小説を映画化した人間ドラマ。白人家庭でメイドとして働く黒人女性たちとジャーナリスト志望の若い白人女性との友情を通して、社会に対して立ち上がる勇気を描いていく。主演は、『ゾンビランド』のエマ・ストーン。『ダウト 〜あるカトリック学校で〜』のヴィオラ・デイヴィス、『ターミネーター4』のブライス・ダラス・ハワード、『ツリー・オブ・ライフ』のジェシカ・チャスティンなどが共演。感動的なストーリーはもちろん、彼女たちの熱演にも心を揺さぶられる。
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あらすじ: アメリカ・ミシシッピ州。1960年代当時、白人家庭でメイドとして働く黒人女性は“ヘルプ”と呼ばれていた。作家志望のスキーター(エマ・ストーン)はメイドの置かれた立場に疑問を抱き、彼女たちにインタビューをすることに。仕事を失うことを恐れて、皆が口をつぐむ中、一人の女性の勇気が社会を揺るがすことになる。

久しぶりに映画館へ。
数本鑑賞予定が予定が入ってこれのみ鑑賞。

しかし選んだ1本はなかなかの良作でした。

あらすじどおりのストーリーで
ミシシッピ州とアメリカにある差別問題の根深さ
黒人と白人だけでなく
育ちまでも差別するからこそ
人間の価値が上がるかのような時代。

映画はコンパクトにまとめられてますが
もっと根深く
ぞっとするような差別的行為があるに違いがないでしょう。

ストーリー全体は力強く生きていく
この時代のヘルプたちが素晴らしい。
白人と共存しながらそれでも彼女たちは生きていかなくてはいけません。

人種差別がテーマですが
実社会の中でもあるいじめやストレスと
どうやって共存しながら生きていくか。
どうやって立ち向かい
嫌なことと向き合いながら戦い、生きていくのか・・

それは黒人だけではなく主人公の独身スキーターも
まさにその時代の独身、という差別の中、
働く女性がいないなか
どうやって自分の人生を満足しながら
生きていくかを模索していく、そんな奥のあるストーリー。

わかりやすく人種差別にしてるけど

人と同じだと安心して
違う人間を排除する傾向にあるのは
日本も他の国も
いつの時代も変わらないのではないかな。

辛いこともあるし、
哀しいことも生きてて矛盾を感じることもあるけど
力強く生きていこう。

そんな気持ちになれる作品でした。

ちょっとばらばらっとした感じで
テーマがぼやけちゃってるのが残念だったかな・・・


★★★★☆


私は相変わらず泣きませんでしたが

ラストでみなさん、泣いてる人多しでした。