SHAME -シェイム-

2012年03月15日(木) 9時42分
解説: セックス中毒の兄と恋愛依存症の妹を『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のマイケル・ファスベンダーと『17歳の肖像』のキャリー・マリガンが演じ、主人公の欲求の奥にひそむ本当の心の闇を暴き出す衝撃的な人間ドラマ。メガホンを取るのは、マイケルを起用した『ハンガー(原題) / Hunger』で頭角を現したスティーヴ・マックィーン。大胆なセックス描写と複雑な人物像に、二人の旬の役者が気鋭の監督と共に挑戦。心をざわつかせる不穏な展開に、思わずくぎ付けになる。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: ニューヨークに暮らすビジネスマンのブランドン(マイケル・ファスベンダー)は、プライベートのすべてをセックスに費やしているほどのセックス中毒状態。そんなある日、ブランドンのアパートに妹のシシー(キャリー・マリガン)が転がりこんでくる。恋愛依存症でリストカット癖のあるシシーとの生活で、二人は激しくぶつかるようになり……。

うーん・・。
一番今の私に興味がない依存症だったりするんですが
時間の関係上、この作品を鑑賞。

かなり長い間があって
このシーンでこんなに時間をかける必要があるのかな?と思うこと多し。

キャリー・マリガンが脱いでますが
彼女、あまりスタイル、良くなかったんですね(笑)
寸胴で胸の形も女優サンっぽくなかった。

というかそういう女優さんじゃないので
あの素人っぽい鍛えてない体が女性から見たら好印象でした。

セックス依存症というだけあって
セックスシーンも多かったけれど
全くいやらしくなくて
女性の私から見ても無機質で
依存症を満たしてるだけのセックス、といったところ。
そのあたりは良くできてるんじゃないかと思います。
これがねっとりじっとり気持ち悪い・・ってほどになると
興ざめだけど
「依存症」という視点だとあんな表現はベターかな。

ストーリーとしてはこれまた微妙。
なんだかいわゆる満たすべく・・で依存症がそっちだから
鑑賞する人も興味を持つのかもしれないけど
結局、この兄と妹が何を見出したかは不明なまま。
病院に行かない限り
一生、これを繰り返して
だんだんと社会からの信用もなくしてしまうし
もしかしたらそれがもとで
病気になって・・なんてこともありうるだろうしね。

回答がないすごくわかりにくい作品で
観客は多かったのに
いびきが異常に聞こえた作品でした。


★★★☆☆

戦火の馬

2012年03月09日(金) 18時48分
解説: 1982年にマイケル・モーパーゴが発表し、舞台版は第65回トニー賞で5部門に輝いたイギリスの小説を巨匠スティーヴン・スピルバーグが映画化。第1次世界大戦下を舞台に、主人公の少年アルバートとその愛馬ジョーイの掛け替えのないきずなの物語が展開する。主人公の少年を演じるのは、新星ジェレミー・アーヴァイン。共演は『ウォーター・ホース』の実力派女優エミリー・ワトソン。壮大かつ感動的な物語の行方に注目だ。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 農村に住む少年アルバート(ジェレミー・アーヴァイン)の愛馬であるジョーイが軍馬として騎馬隊に売られ、フランスの戦地に送られてしまう。敵味方の区別を知らないジョーイの目に、戦争は愚かさで悲惨なものとして映るだけだった。一方そのころ、アルバートは徴兵年齢に満たないにもかかわらず、ジョーイと会いたいがため激戦下のフランスへ旅立つ。

久しぶりのスピルバーグの作品。
あまり興味がなかったんだけど・・スピルバーグだし
はずれはないか、と。

とにかくお金、かかってますねー。
そして映像美、馬の演技など細部まで徹底的に
こだわりぬいてる感じ。
まさに優等生の作品かな、と思います。

この作品で忌み嫌うものといえば「戦争」のみ。
それ以外はみんないい人。
戦争があるからこうなった、こうしたくなかった・・理由が必ずあって
時代は第一次大戦ではあるけれど
この背景にしては安心しながら鑑賞することができます。

そこそこの事件もあるし
馬の切なさも伝わる良作。

でも優等生さは否めなく
それがどうにもまとまりすぎてて
こんなんでいいのかなあ、もっと現実は・・だよね?
と変な大人になってしまった私は
少し嫌な見方をしてしまった。

映像美、馬の素晴らしい迫力と演技・・
これを観るならやはり劇場。
ただもっと切なくて、胸を締め付けられるような何かが
あるかと思いきや
私にはそこまでの衝撃も事件もなかった。


★★★☆☆( 3.5 )


昼下がり、ローマの恋

2012年03月03日(土) 16時57分
解説: 『イタリア的、恋愛マニュアル』からスタートした、ジョヴァンニ・ヴェロネージ監督がイタリアの男女の恋模様を描く恋愛オムニバスドラマの第3弾。ハリウッドきっての名優、ロバート・デ・ニーロが、初めて本格的にイタリア映画に進出。ローマのとあるアパートに暮らす住人たちが繰り広げる三つのラブストーリーのひとつで、デ・ニーロはイタリアを代表する女優モニカ・ベルッチを相手に大人の恋を繰り広げる。恋によって人生を楽しく豊かに送るイタリア人の生き方に魅了される。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 元歴史学教授のエイドリアン(ロバート・デ・ニーロ)は、離婚をして親友が管理人を務めるローマのアパートで暮らしていた。ある日、エイドリアンは親友の娘でフランス帰りのビオラ(モニカ・ベルッチ)と語り合ううちに彼女に恋をしてしまう。彼は7年前に心臓の手術を受けて以来、心臓を気にするが余り、感情的にならないよう務めてきたが、自分の気持ちに正直になることで人生は豊かになるのだと悟り……。

イタリア的ラブコメということころなのでしょうか。
ちょっと笑えないような・・
男ってつくづく馬鹿だよな〜って感じ。
アメリカのラブコメの方が観慣れてるせいか
好みかな、私は。
英語の方がわかるしね。

ひたすらひたすらモニカ・ベルッチが美しく
ただただそれだけを観るだけで満足。
40超えてあの美しさって!!何!!ってぐらいです。

しかしモニカさま。
必ずお乳は見せるのね。
美しいけどあの映画ではあまり必要が・・(笑)

いつまでも永遠に私の中の憧れのモニカさまで
いてほしい。


★★★☆☆

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

2012年03月01日(木) 9時26分
解説: 大好きな父親を911のアメリカ同時多発テロで亡くした少年が、父親の残した鍵の謎を探るべくニューヨーク中を奔走する姿を描く感動ドラマ。ジョナサン・サフラン・フォアのベストセラー小説を、トム・ハンクスとサンドラ・ブロックという二人のアカデミー賞受賞俳優の共演で映画化。『リトル・ダンサー』『愛を読むひと』の名匠、スティーヴン・ダルドリーが監督を務める。鍵穴探しの旅で父の死を乗り越え、力強く成長する少年には、映画初出演のトーマス・ホーンを抜てき。ダルドリー監督の繊細な演出と俳優陣の演技が感動を呼ぶ。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 911の同時多発テロで、大切な父(トム・ハンクス)を亡くした少年オスカー(トーマス・ホーン)。ある日、父の部屋に入ったオスカーは、見たことのない1本の鍵を見つける。その鍵に父からのメッセージが託されているかもしれないと考えたオスカーは、この広いニューヨークで鍵の謎を解くため旅に出る。
シネマトゥデイ


私、映画を見て泣くことってほとんどありません。

でも、この作品は後半一時間はずっと泣いてた。
ずっと涙が止まらなかった。

人によって感じるところは違うけれど
アメリカであれば911という無差別で罪のない人間が何人も
命を落とし
そして日本では311に大きな地震でたくさんの人間がなくなった。

特に私は311で誰か特別な人を失ったわけではないけれど
喪失感と前の感覚にならない自分に戸惑いを思った日々が
確かにあったし
今もわからないけれど数日続く
地震に怯えてる自分もいる。
対比するものが違うかもしれないけれどね。

あまりにも「泣き」を意識している作品は
はっきり言って興醒め。
この作品だって子供を主人公に卑怯だよなと思う。

けれど普通の子供以上に純粋で多感なオスカーは
父を失った喪失感で
壊れそうになっていて
その中で生きようと決めた1つの鍵。

鍵をみつけたことで
たくさんの人と出会い
多くの人間の生きざまを見て
学び成長していく過程とオスカーを演じる少年の
演技のうまさに涙が出ずにはいられない。

幼いのに自問自答する
「なぜあのときこうしなかったんだろう」
オスカーはその思いに苛まれその呪縛が
とけることを母や周囲が思いながらも
自分で呪縛をとくしかないのだ。

大人でさえも何か大きな事態に直面したら
どうにもならない過去に
自分の行動を過ちと照らして呼吸するのが辛くなる。

話は辛く切ないけれど
きっとオスカーが何かをみつけ
成長し、微笑むことができる何かをみつけ
大人になっていく姿に
応援するしかできない私がいる。

きっとこれから辛いことに出会っても
生きていける強さを子供のうちに身に付いて
何もかも気軽に構えられる大人になれるよと。



★★★★★