ヤング≒アダルト

2012年02月28日(火) 21時16分
解説: 仕事も恋愛もうまくいかない30代の女性が、妻子のいる元恋人と復縁しようと大騒動を繰り広げる人間ドラマ。『JUNO/ジュノ』の監督・脚本コンビ、ジェイソン・ライトマンとディアブロ・コディが再びタッグを組み、「真の幸せとは何か」というテーマを辛らつな笑いと共に描き出す。大人に成り切れずイタい言動を繰り広げるヒロインを、オスカー女優シャーリーズ・セロンが熱演。共演には『インシディアス』のパトリック・ウィルソン、『スパイダーマン』シリーズのJ・K・シモンズら実力派が名を連ねる。
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あらすじ: 37歳でバツイチ、恋人もいない、執筆中のヤングアダルトシリーズは終了間近で新作の予定も決まっていない自称作家のゴーストライター、メイビス (シャーリーズ・セロン)は、うかない日々を過ごしていた。そんな中、高校時代の恋人バディ(パトリック・ウィルソン)の妻から子どもが生まれたという内容のメールが届く。バディとヨリを戻し青春時代の輝きを取り戻そうと考えた彼女は、故郷の町へ舞い戻るが……。


評価は分かれるみたいだけど
私は妙に共感しちゃって。
共感してる自分がやばいんじゃないかと思うほど。

極端なキャラクターのメイビスだけど
実はアラフォー女性が持ってるすべてを体現してるかのような
女で
たとえメイビスほど街一番の美人ではなくても
若くて男性にちやほらされ一度は結婚し、
幸せだったこともあって
人生の多くを夢見て・・
そんな時期が10代、20代には女性ならあったはず。

それを思い出してあさっての方向に行動しちゃうメイビスには苦笑そのものだけど
キティちゃんのスエット着て
友達は犬だけで
毎晩、メイクしたまま泥酔・・ってなんだか親近感。
部屋の汚さも私ばり。

結局、中途半端な年齢の「自分探し」映画でしかないと
いえばないけれど
この痛さがわかるのは同世代の女性だけなんじゃないかと。
男や10代、20代の女の子にはこれはわかってもらえないだろうな。

答えもなんだかみつかったようでみつからない
中途半端と言えば中途半端だけど

きっと彼女はあの街へ帰って
田舎の町をめちゃくちゃにしたけれど・・

彼女なりにきっと何か答えをみつけることができたのか、
はたまた同じことをくり返しながら生きていくのか。

それはメイビス、本人だけがわかること。
気づいたら少し人生前向きに
気づかなければイタイ女のまま一生楽しく。


苦笑ばっかりだったけど私は好き、メイビス。
友達にはなりたくないけど。


★★★★☆(4.5)

macy'sで「マークジェイコブスない?」とか言っちゃういたさとかない!
しかしマークジェーコブスのバック、
映画の中でメイビス持ってたよん。

おとなのけんか

2012年02月23日(木) 17時38分
解説: 世界各地の公演で好評を博し、演劇界でも権威のあるオリヴィエ賞とトニー賞に輝いたヤスミナ・レザの舞台劇を、名匠ロマン・ポランスキー監督が映画化したコメディー。子ども同士のケンカを解決するため集まった2組の夫婦が、それぞれに抱える不満や本音をぶつけながらバトルを繰り広げるさまを描く。和解のための話し合いから修羅場に陥っていく2組の夫婦を、ジョディ・フォスターとジョン・C・ライリー、ケイト・ウィンスレットとクリストフ・ヴァルツという演技派が務める。豪華なキャストが集結した本作で、彼らがどんなストーリーを展開していくのか注目したい。
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あらすじ: ニューヨーク・ブルックリン、子ども同士のケンカを解決するため2組の夫婦、ロングストリート夫妻(ジョン・C・ライリー、ジョディ・フォスター)とカウアン夫妻(クリストフ・ヴァルツ、ケイト・ウィンスレット)が集まる。双方は冷静かつ理性的に話し合いを進めるが、いつしか会話は激化しホンネ合戦に。それぞれが抱える不満や問題をぶちまけ合い、収拾のつかない事態に陥っていく。
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良い俳優、女優4名でロマン・ポランスキー監督が
戯曲を映画に。

これこの4人の演技力にかかってると思うけれど
テンポ良く小気味良く。

発端は子供同士のけんかからやがて
本音のぶつかり合いのバトルに。
その間も別々のパートナー同士、夫同士、妻同士が
意気投合したり決裂したり
ありそうでないような軽快なテンポ。

見てていらついたり共感したり
笑ったり。

まあ、戯曲ですから
舞台はずっとロングストリート夫妻の家の中。
時間も87分とちょうど良く
これ以上長いとつらかったかな。



★★★☆☆

メランコリア

2012年02月22日(水) 17時29分
解説: 『アンチクライスト』などの鬼才ラース・フォン・トリアー監督が、『スパイダーマン』シリーズのキルステン・ダンストを主演に迎えた終末観漂う人間ドラマ。惑星との衝突を目前に控え、残り時間の少ない地球を舞台に、うつろな心を抱えた花嫁と彼女を取り巻く人々の人間模様を映し出す。ヒロインの姉をシャルロット・ゲンズブールが演じ、その夫をキーファー・サザーランドが演じている。神秘的で美しい地球の最期の姿に心揺さぶられる。
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あらすじ: 巨大惑星メランコリアが地球に接近する中、ジャスティン(キルステン・ダンスト)は盛大な披露宴を催す。姉クレア(シャルロット・ゲンズブール)の夫(キーファー・サザーランド)が所有する豪勢な屋敷での宴は盛況だったが、花嫁のジャスティンはどこか空虚な表情だった。披露宴を取り仕切った姉夫婦はそんな妹を気遣うが……。
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なんとなーく予想はついてましたが
やはり予想通り
芸術性が高く、冒頭から美しい映像が満載。

キルステン・ダンストがちょっといってる花嫁・・を演じてるけど
だらだらとただ長いだけで
巨大惑星の衝突となんら関係のないいっちゃった感じ。
そのあたりが巨大惑星が接近するからあんな感じなのか
よくわからず。

深いに違いないけど私にはわかんない。

まともに見えた姉クレア(シャーロット・ゲンズブール)と
2部構成にまとめてるけど
この後半でやっと巨大惑星メランコリアについて出てくる。

映画にはもちろん芸術的センスや要素は必要だと思うけれど
私には難しすぎでした。

ラストの30秒が一番、良かった。
そしてキルステン・ダンストの裸体は美しかったですね。
これも芸術的要素として出てるから素晴らしい。ところではある。

時間も138分。
長かったです。


★★☆☆☆

TIME/タイム

2012年02月18日(土) 20時04分
説: テクノロジーの発展によって老化を克服し裕福な者は永遠に生きられる一方、貧しい者は寿命のために働き続けなければならない近未来を舞台にしたアクション・サスペンス。監督は『ガタカ』のアンドリュー・ニコルが務め、斬新な発想で時間に支配された究極の格差社会を描き出す。主演は、『ソーシャル・ネットワーク』のジャスティン・ティンバーレイク。共演には『マンマ・ミーア!』のアマンダ・セイフライド、『ダークナイト』のキリアン・マーフィら多彩な顔ぶれがそろう。
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あらすじ: 科学技術が進歩したことにより老化現象を解決した近未来、25歳で生体の成長が止まると余命はあと1年という社会が構築されていた。富裕層は寿命を気にしなくていい一方、貧しい人々は寿命を延ばすためにあくせく働き続けなければならなかった。貧しい青年のウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)は、時間と引き換えに裕福な男性を殺した容疑を掛けられ、追われる身となってしまい……。
シネマトゥデイ

いやー久しぶりに若者とカップルの多い劇場でした。
何か特別な宣伝してたんですかね?
若者の見るTV番組やCMなんて見ませんからまるで予想がつきませんが。

まさしく
Time is money な作品。
25歳になると体の中に時計が埋め込まれ
自分の時間を買うというもの。

切り口は非常に良いと思います。
時間の有効さってあとでひしひしと思うもの。
あのときああしていれば、あのときこうしていたら・・
精いっぱい時間を使うことができるのかもしれない。
時間の大切さを若い時から身にしみるかもしれない。

そんな切り口であり
うまくいけばかなり良いとこまでいけるし
メッセージ性も高いものになったかもしれないのに
なんだか主張も何もなし。

ただはらはらドキドキする感じはハリウッド映画っぽさで楽しめるし
若い二人が美しくて
ヒールでかけまわるアマンダ、すごい、と思っちゃう。

二人のファンでないなら
特にDVDで観る必要もないかな・・


★★☆☆☆(2.5)



ペントハウス

2012年02月17日(金) 19時23分
解説: 世界的な人気を誇るコメディー俳優、ベン・スティラーとエディ・マーフィが初めて共演を果たしたクライム・アクション。ニューヨーク・マンハッタンの超高級マンション「ザ・タワー」を舞台に、最上階のペントハウスに住む大富豪に全財産をだまし取られたタワーの使用人たちの奪還作戦を描く。監督は、『ラッシュアワー』シリーズのブレット・ラトナー。共演には『ジェシー・ジェームズの暗殺』のケイシー・アフレック、『アビエイター』のアラン・アルダら実力派が顔をそろえる。
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あらすじ: マンハッタンの一等地に建つ超高級マンション「ザ・タワー」の最上階に暮らす大富豪ショウ(アラン・アルダ)が、ある日20億ドルの詐欺容疑で逮捕される。それを機に、管理人ジョシュ(ベン・スティラー)をはじめタワーの使用人たちの全財産もだまし取られていたことが発覚。自分たちの財産を取り戻すべく、ジョシュはペントハウスに忍び込んでショウの隠し財産を奪う計画を練るが……。
シネマトゥデイ

全く期待はせずに劇場へ。
もっと緻密な頭脳合戦と思いきや
わりとそうでもない。

でも出演者全員の掛け合いとか
コメディとして私、結構、笑ったんだけど。
アメリカンジョークとか一切、面白いと思わないけれど
そんな私が笑ってしまった。
わりと製作者が「ここで笑え!」と思ってるところで
まんまと笑ったと思います。

バカバカしすぎるけど
ついつい笑っちゃうというお気楽さ。

もっともっとこれでものすごい頭脳合戦と
あっと言わせるオチがあったら
すごかったんだけど
それがゆるいのもなんだか良かった感じが(笑)

出演者は皆、すごい。
久しぶりのエディ・マーフィの
切れの良いコメディ、笑った。

★★★☆ (3.5)

麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜

2012年02月16日(木) 19時15分
解説: 東野圭吾のミステリー小説「加賀恭一郎シリーズ」の「新参者」を基に、阿部寛主演で放送されたテレビドラマの劇場版。東京・日本橋で起こった殺人事件の謎に挑む主人公・加賀の姿と、事件に絡む人々の深いきずなを描いていく。メガホンを取るのは、『いま、会いにゆきます』の土井裕泰。新垣結衣、山崎努、中井貴一ほかドラマ版にも登場した黒木メイサや溝端淳平が共演。事件の裏にひそむ家族や恋人との関係にも迫り、ミステリーとしてだけではなくヒューマン・ドラマとしても楽しめる。
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あらすじ: 腹部を刺された状態で8分間も歩き続け、東京・日本橋の麒麟(きりん)の像の下で息絶えた男性。一方、容疑者の男は逃亡中に事故に遭い、意識不明の重体となる。日本橋署の加賀恭一郎(阿部寛)は事件を捜査するにつれ、関係者の知られざる一面に近づいていく。被害者はなぜ必死で歩いたのか、はたまた加害者の恋人が彼の無罪を主張する理由とは……。


東野圭吾が原作、ということだけは
知ってましたが人気のシリーズものだったんですね。

反対に知らなかったからこそ原作のイメージや
話の筋などがすんなり入ってきた気がする。

しかし東野圭吾って売れっ子なのに
あれだけ計算されたストーリーをまとめられるなんて
すごいな。
原作がしっかりしてる上に製作者もそれに反することなく
多くの人がその作りに納得したのではないでしょうか。

原作がしっかりしすぎてしまっていて・・
なんとなく「善」とは何か?という難しい定義まできてしまい
悩んでしまいました。

私の仕事柄や今までの経験を考えると
どうしても中学校教師(劇団ひとり)を責めることなんて
できないし、それほどできた人間なんていないよ、って思う。

思春期の中学生が残酷なほどやりきれないことを
犯してしまう大きな罪を
どうやって防がなくてはいけないか。

大人になった私はそんなことを考えた。
正しいことってなんだろう。
家族とのコミュニケーションってなんだろうってね。


★★★☆☆(3.5)

ドラゴン・タトゥーの女

2012年02月12日(日) 15時40分
解説: 『ミレニアム』3部作として映画にもなったスウェーデンのベストセラー小説をハリウッドで映画化。『ソーシャル・ネットワーク』のデヴィッド・フィンチャーが監督を務め、白夜のスウェーデンを舞台に、数十年に及ぶ血族の因縁と猟奇的ミステリーに彩られた物語が展開する。キャスティング選考も話題になった天才ハッカーのヒロインを演じるのは、『ソーシャル・ネットワーク』のルーニー・マーラ。彼女と協力し合うジャーナリストを、『007』シリーズのダニエル・クレイグが演じる。原作とは異なる衝撃のラストに注目だ。
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あらすじ: 月刊誌「ミレニアム」で大物実業家の不正行為を暴いたジャーナリストのミカエル(ダニエル・クレイグ)。そんな彼のもとに、ある大財閥会長から40年前に起こった兄の孫娘失踪(しっそう)事件の調査依頼が舞い込む。連続猟奇殺人事件が失踪(しっそう)にかかわっていると察知したミカエルは、天才ハッカー、リスベット(ルーニー・マーラ)にリサーチ協力を求める。

スウェーデン版も大好き、
原作も大好き・・となると
期待が高まること間違いなしの
ハリウッドリメイク、「ドラゴン・タトゥーの女」。

未見の人にはかなりスリリングと
リスベットの個性を感じるには十分だと思うし、
原作、スウェーデン版も損なわない作風には
高評価。

あまりにも作品を愛しすぎてイメージができすぎているからか
リスベットの強烈な個性が私には物足りない。

スウェーデンのリスベットの方が
純粋にかっこよくてヒロイン的要素が強かった印象。

ハリウッド版リスベットは
体型はスウェーデンよりもイメージ通りの華奢な体型。
ただバスト、大きい(笑)
原作では「2」のあたりでリスベット豊胸手術するぐらいなんだから。
わりとグラマーなリスベットで
かつ女性っぽい可愛さの要素が多く

天才、強さ、かっこよさはハリウッド版リスベットでは
それほど感じなかったかな。

特に有名なシーンは後見人とのシーンだけど
もっともっと見てるこっちが怖くなるぐらいぞぞっとするものを
私はリスベットの演技に求めてたけど(復讐するくだり)
リスベットに「もっとやれれれ!!!」と応援したくなるほどの
迫力がなくて残念。
目力と全体に持つオーラがな・・

ミカエルはハリウッドではダニエル・クレイグ。
この配役はぴったりで
ダニエル・クレイグはそれほど好みではなかったけど
この作品で好きになった。
ただラストの拷問のシーンでのあの顔(笑)
あれダニエル・クレイグ、OKよくだしたな、ってぐらい
変だった。1人でぷぷっとなってしまいました。

作品全体としてはそこそこ楽しめるし
ちょっと原作とラストが違うけれど
そこそこ楽しめると思います。

そして冒頭のツェッペリンの「移民の歌」。
これがかっこよすぎなんだ。



★★★★☆

J・エドガー

2012年02月02日(木) 17時48分
解説: FBI初代長官ジョン・エドガー・フーバーの半生を、クリント・イーストウッド監督、レオナルド・ディカプリオ主演で映画化した伝記ドラマ。母親からのでき愛、側近との関係など、フーバーの輝かしい功績の裏に隠された禁断の私生活を赤裸々に描いていく。フーバーの秘書役にナオミ・ワッツ、公私を共にした側近に『ソーシャル・ネットワーク』のアーミー・ハマー、母親役にはジュディ・デンチと、豪華な俳優陣が共演。半世紀もアメリカを裏で支配した謎多き男の真実にディカプリオがどうはまるのか注目だ。
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あらすじ: 1924年にFBI初代長官に任命されたジョン・エドガー・フーバー(レオナルド・ディカプリオ)は、歴代の大統領に仕え、数々の戦争をくぐり抜け、半世紀にわたって法の番人としてアメリカをコントロールしてきた。しかし、フーバーには絶対に人に知られてはならない秘密があった……。
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イーストウッド作品ということだけで
かなりの期待度UP.

うーん・・

予備知識もありませんし、アメリカ国民がこのJ・エドガーにどれほど
興味や関心があるかによって
感じ方も違うと思います。

伝記としては一通り
J・エドガーの人となり、葛藤などわかりやすく描かれているし
決してあきることもなく
政治背景が曖昧でも
話が混乱することもなく。

ただイーストウッド作品は
なんというか・・心の中でいつもいろいろなことが
作品が終わってから
何日も何日も思い巡らせられるところが
好きなんだけど
これは歴史背景をよくわかってない、
J・エドガーに対して知識がなかった私が
いけないんでしょうが

心にずんとくるものはなかったな。

映画を観慣れてないとちょっと退屈してしまう
作品なのかなと思います。


★★★☆☆(3.5)