2011年 ベストムービー

2011年12月30日(金) 18時38分
この季節がやってきました。

が、しかし今年は例年ほど映画、観てないですね・・。
震災の影響があったとはいえ
さらに言うと
「これが今年のベスト」といえるものも少なくちょっとさみしいな・・。

今年は小粒なセレクトになりそうですが
今回も順位なくベストムービーということで。

まずは邦画のベストムービー。
阪急電車 片道15分の奇跡



平凡な生活だけど
人にはそれぞれ悩みがあって
そんな阪急電車の中であった人間模様が女性を
中心に描かれています。
元気になれる作品です。

冷たい熱帯魚



阪急電車の後にこれがベストと言ってしまう私って笑
園監督ですから。
観た後に何度も何度もグロくてえぐいものを思い出したけど
それ以上に数日たってからいろいろと考えがめぐる
非常に面倒な作品。
好みは二分します。特に女性は嫌いな人が多いと思う。

今年、邦画はイマイチだったかな・・。


さて洋画いきます。



追記します・・・。

ヒミズ

2011年12月28日(水) 19時25分
解説: 『恋の罪』などの鬼才園子温が監督を務め、古谷実原作の人気漫画を映画化した衝撃作。ごく平凡な15歳の少年と少女の運命が、ある事件をきっかけに激変する過程を園監督ならではの手法で描き出す。主人公に『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』の染谷将太、ヒロインに『劇場版 神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ』の二階堂ふみら若手実力派を起用。自身も原作のファンだという園監督が創造する新たなる人間の心の闇から目が離せない。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: どこにでもいる中学3年生の祐一(染谷将太)の夢は、成長してごく当たり前のまっとうな大人になること。一方、同い年の景子(二階堂ふみ)の夢は、自分が愛する人と支え合いながら人生を歩んでいくことだった。しかしある日、2人の人生を狂わせる大事件が起き……。

私の大好きな変態監督笑、園子温監督の作品です。
ヤプログさんより一足先に鑑賞させていただきました。

園監督の作品はとにかく
観た後に何日も何日もいろいろな思いがめぐってきて
このシーンのここはああだったんだ、
あのシーンのあのところはこれが言いたかったか?
となかなかパワーがないと観ることができない監督です。

そんな意味ではこの「ヒミズ」は
初めて園監督をふれるには入り込みやすい作品ではあると思います。
(えぐいけど深くて辛辣だけど美しい作品がたくさんあるけど
やっぱ映画を見慣れてないときついと思います)

園監督は「ヒミズ」を作成中に
3.11がありました。

その後、脚本を書き直しより強く「命」「生きる」・・なぜ?を
徹底的に問いかけます。

大人ではなく多感な思春期、15歳の少年少女を使ってしまうあたりが
相変わらず狡いな、と思ってしまいますが
15歳が受ける当たり前の親の愛情をもらうことができずに
どうやって生きていき誰から何を教われば良いのか?

そんなたった一人になってしまった「未来」のある15歳は
震災でたった一人になってしまった15歳も多く存在し、
でも、血のつながりはなくても
15歳の未来と彼を応援するたくさんの他人もいて・・。

反する住田の普通の大人になりたい夢を妨げる分子たちのこの作品では
脅威であり、見ていて虫唾が走らずにはいられません、
映し出されるたびに「どうか住田が普通の大人になれるように」と
願わずにはいられなくなります。

今回、園監督は震災後、すぐに被災地へ飛び
何もかも奪い去られた東北を
映し出します。

まるでCGのように凄まじい世界。
何度もTVで映し出された被災地だったけど
今、冷静に観るとこれってCGだよね?と
問い詰めたくなります。

恐らく、世界の映画祭でこんなことになってしまったんだ、と
日本の現状を訴えるには十分な圧倒される映像。

各国のメディアが震災後に被災地へ
訪れることを拒んだことで
よりリアルな被災地を世界に発信した作品でもあります。

今回、映画祭で住田と茶沢を演じた若き二人が
賞にふさわしい素晴らしい演技を見せています。

茶沢さんはちょっと・・演劇、劇団くさい口調が
気になったけどあれは園監督がわざと??やらせたのかな。

住田を演じた染谷将太さんは
すごい、の一言。
彼は普通の大人を歩むことはすでにできないけれど
若き才能を永遠に映画界で放ってほしい。


***

頑張れって言葉は
職業柄、使わないようにしています。

でも、「がんばれ」って言葉しかないときもあるんだ。

がんばれ住田、がんばれ日本!

一緒に行った私の友達は
思わずラストに涙。


リアル・スティール

2011年12月22日(木) 9時19分
解説: スティーヴン・スピルバーグ率いるドリームワークスが、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のヒュー・ジャックマン主演で手掛けた、ロボットとの出会いを通じて親子のきずなを描く感動のストーリー。ボクシングの主役が生身の人間からロボットに移行した時代、リングにすべてを懸けた父と息子の起死回生のドラマを描く。監督は『ナイト ミュージアム』シリーズのショーン・レヴィ。心が通い合わない父と息子が遭遇する奇跡の物語と、圧巻の格闘技ロボットたちの熱い戦いぶりに引き込まれる。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: かつて優秀なボクサーだったチャーリー(ヒュー・ジャックマン)は妻子と離れ、ただ自分の夢だけに没頭してきた。だが、西暦2020年の今では人間に代わり、格闘技ロボットたちがボクサーとして活躍していた。ある
日、どうにかロボット格闘技のプロモーターとして生活していた彼の前に、母を亡くした息子(ダコタ・ゴヨ)が姿を現わし……。

予想以上に良かったです。
予告をみたらだいたいの内容はわかってしまうけれど
わかっていてもついつい応援したくなる
親子とATOM。

そしてこの子役のダコタくんの演技がほんとにうまい。
泣いたり笑ったり子供らしさをたくさん出しているのに
わざとらしくなくてついつい見入ってしまいます。

この手の作品って今までわりとすべてがHAPPYで終わったけれど
「現実」的さもきっちりあって
世の中生きていくには親と子のきずなって見えないけれど
そうすることが一番自分の子供にとって幸せなんだ、という
最終的な決断や
こんな映画なら最後は爽快にありえない結末になるかと思いきや
すれすれで止めてるあたりも心憎い。

感情の微妙なところが親子の中であるはずなのに
そこまで描ききれてないのがおしいところ。

どちらかというと親子とかそんなことよりも
人間対ロボット、対テクノロジーとかそんなことを思った。

やっぱり生身の人間が正々堂々と生きていく。
それは時代が流れ文化が繁栄しようとも。
やはり私たちは人間で血が通ってるんだよ、ってことも。


★★★★☆


ベタといえばベタな作品だけど
そこそこ楽しめた。

しかしヒュージャックマンのほうれい線が・・ちょっとがっかりだわ・・

50/50 フィフティ・フィフティ

2011年12月14日(水) 20時30分
解説: ガンで余命わずかと宣告された青年の葛藤(かっとう)と周囲の人々の姿を、笑いと涙を交えてつづるハートフル・ドラマ。コメディー俳優セス・ローゲンの親友で、ガンを克服した脚本家ウィル・ライザーの実話を基に、シリアスになりがちな闘病記を新鋭ジョナサン・レヴィン監督がユーモラスに描き出す。迫り来る死を意識しながら病魔と闘う主人公を、『(500)日のサマー』のジョセフ・ゴードン=レヴィットが好演し、彼の親友をセス・ローゲンが演じる。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 酒もタバコもやらない陽気な青年アダム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は27歳でガンを患い、5年の生存率は50パーセントと宣告される。職場の同僚や恋人、家族が病気を気遣い神経質になっていく中、悪友カイル(セス・ローゲン)だけはいつも通りに接してくれていた。何とかガンを笑い飛ばそうとするアダムだったが、刻々と悪化していく病状に動揺を隠せなくなってしまう。
シネマトゥデイ(外部リンク)

もっと辛気臭くて
つらい作品かなと思いましたが
わりとからっと鑑賞することができました。

27歳でがんとわかり葛藤しながら
人生を考えつつ何が大切か
何が自分を大切に思ってくれてるのか・・
そんなことを映画の中で改めて感じさせてくれる
地味ながらにぐっとくる作品。

「がん」と宣告され、50%の確率の生存率。
一緒にがんを克服しようとしていた仲間はどんどん死んでいく・・
しかも彼はまだ27歳。
結婚もしてないし、まともな恋愛もしてない、
母親も元気で愛情を注いでる。
そんなアダムが「がん」と向き合い、人とふれあい
自分にとってかけがいのない「何か」をがんを通してみつめる作品。

私もそうだけど
20代だとやはりここまでがけっぷちにならないと
友人の大切さの本当の意味、
親のありがたさ、
将来のパートナーがどんな人がいいか・・なんて
正直、わからないけど
「若さ」ゆえに突っ走ってしまって
あとになって
考えることがあるけどこのときはわからない。

私はアラフォーだけど
両親のありがたさ、パートナーには大変感謝を今でもしてるけど
やはり友達って・・いろいろ考えさせられた。

友達ってほんとに大切。
ここでの友達もほんとにいい味を出していて
能天気だけど
いつも友達(相手)のことをしっかり考えてくれて
そばにいてくれる。
そんな友達、これからも大切にしたいな、と感じた。

うーん・・。死のがけっぷちにあるほど
その人の器量が出てくる。
それは当人でも近しい人でも
人間性が非常に出る。

親、パートナーは常に私にとって無二の存在だけど
友人はいったい、どこまで
もしも私がこの状態になったら
真に寄り添ってくれるかな。
そんな小さいことだけど考えさせられた。

いつ人間なんて死ぬかわからない。
先日、大好きな祖母がなくなって
精一杯生きて、後半の人生を楽しんでいた祖母を思い出すと
人生、楽しまなきゃな。とつくづく考えた。

★★★★☆

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル

2011年12月11日(日) 11時13分
解説: トム・クルーズがすご腕スパイ、イーサン・ハントを演じる人気アクション・シリーズの第4弾。爆破事件への関与を疑われ、スパイ組織IMFを追われたイーサンたちが、容疑を晴らすべく黒幕との危険な駆け引きを繰り広げる。『Mr.インクレディブル』のブラッド・バードが初の実写映画でメガホンを取り、『ハート・ロッカー』のジェレミー・レナーや『プレシャス』のポーラ・パットン、『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』のサイモン・ペッグがチームのメンバー役で共演。世界一の高層ビルでトム自身が見せる驚異のスタントのほか過激なアクションに目がくぎ付け。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: ロシア・クレムリン爆破事件の犯行容疑がかけられたイーサン・ハント(トム・クルーズ)。アメリカ大統領は政府の関与への疑いを避けるべく、ゴースト・プロトコルを発令。イーサンと仲間は組織から登録を消されるも、新たなミッションを言い渡される。真犯人への接近を図るイーサンは、世界一の高層ビル、ブルジュ・ハリファの高層階へ外部からの侵入にチャレンジするが……。
シネマトゥデイ(外部リンク)

yaplog さんのご招待で
一足先に ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル を鑑賞させていただきました。

もう、あの音楽がなるだけで気分が高まります

そして演出なのか本当なのか
鑑賞する前にボディチェックと
スクリーンの前には2名ほど会場を監視する人がいて
「もしかしてトム・クルーズ来ちゃうんじゃない?」と一瞬思ってしまうほど。

結局、この試写会では来なかったんだけど
たぶん、このボディチェックって演出だったんじゃないかなーと
今になって思いました。


さてさて肝心の映画の中身ですが

ハリウッドらしい、そしてトム・クルーズという俳優が出演するに
ふさわしい爽快な作品。

ややなぜイーサンがこの作戦を遂行しなくてはいけなくなったのか、
という経緯を思うと
単純に金持ちの気まぐれにふりまわされただけだったりとか
突っ込みどころはわりとありますが

49歳のトム・クルーズが
あれだけのアクションをそして体系維持、体力を考えたら
すごいなーの一言。

ストーリー全体の?はあるものの
細かいスパイ作戦に抜かりはなく
スパイにこんなのをみたらあこがれちゃうんだろうななんてね。

今回、アクションだけ?と思いつつもラストには
ほろっとしたドラマもあったりしてね。

大人も子供も楽しめて
見終わった後の後味も最高

パートナーと気まずい雰囲気になる心配もなく
鑑賞し終わった後に
「おもしろかったーー。すごかったーー迫力があったーー」と
興奮しながら劇場を後にするのにおすすめ。


冬休み映画に是非にと私は太鼓判を押しちゃいます。

そしてそして大穴で
なんとこの方が悪役で笑

映画ファンの人ならご存知、「ミレニアム」のミカエル・ニクヴィストが!!
これってハリウッドリメイクの
「ドラゴンタトゥーの女」を見超おしての設定か?

と疑心暗鬼になってしまうのは
やはり ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル を観たばかりだからか笑