2010年 ベストムービー

2010年12月31日(金) 8時30分
2010年、ベストムービーもやらねば。
今年は100本達成はできませんでした。

ランキングをつけるのが難しくて・・。
ベスト3位ぐらいまでつけて
あとは良かったものを列挙することにします。

邦画は今年はイマイチだった気がします。
その中で良かったのは
「告白」。(タイトルに私の感想へとびます)

原作があるものは大抵、原作が面白い、の図式がありますが
これは原作も凌駕しました。
松たか子さんを主演にしたのも成功のきっかけだったのではないでしょうか。



最近観たものが多くなってしまいますが
「小さな村の小さなダンサー」「スプリングフィーバー」「息もできない」

すべてアジア映画というのがすごいじゃないですか!
「小さな村・・」は中国映画ではありませんでしたっけ?

主人公はすべてアジア人です。

「小さな村の小さなダンサー」
題名からすると「リトルダンサー」を彷彿させますが

中国という国で才能を持ったダンサーが成功した話しです。
非常に生い立ちから成人になってからまでよく描いています。



「スプリング・フィーバー」

まさにごく最近観た作品ですが
観た当初は結構、衝撃的な映像とストーリーで
受け入れることができなかったのだけど
時間が経った今でも頭の隅にすっと居座っている
不思議な作品。

衝撃映像がそうさせるんでしょうか汗

スケールの大きな作品ではなくハンディカムで撮ったぐらいの
規模のもの。
思想やその他に邪魔されながらも心に残る作品を作れるなんて
素晴らしい!!
日本人は思想やその他に邪魔されることなく自由に作品を作ることが
出来る環境なのに。だからこそ生まれてこないのかもしれないのですが。



「息もできない」

この作品も鑑賞した当初は「なぜこれが高評価なのか?」と
考えたものですが
やはり緻密な心理描写を1人1人の登場人物に手抜きすることなく
丁寧に動きを作っているところがすばらしい。
バイオレンスが多く見えますし主人公もちっともかっこよくない。
(主人公は監督された俳優さんですが)
かっこよくないのがリアルで良いんです。

もう一度、観なおしたい作品です。




その他、私の完全な好みのベスト3。

ベスト3だけランク付けしました。

追記にベスト3いきます・・。

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いよいよ私のベスト3 ムービー、と行く前に

ここであげた作品の実に7本中4本が
いつも単館系をメインで上映していたとある映画館でした。

この映画館が来年の1月に閉館になります。

こんなに良い作品を近くで鑑賞で来ていたのに
残念でなりません。

今年、映画のニュースの中ではこれが最大級にショックでした。

私が頑張って観に行っても
不況の波を押しのける力などないですからね・・。
とても残念です。


さて気を取りなおして

追記にいよいよ2010年 ベスト3 ムービーを!!



追記します・・・。









シチリア!シチリア!

2010年12月28日(火) 9時28分
解説: 『題名のない子守唄』などの巨匠、ジュゼッペ・トルナトーレ監督が故郷シチリアを舞台に描く壮大な人生賛歌。トルナトーレ監督自らの半生を基に、1930年代から1980年代にかけてのある家族の喜怒哀楽を生き生きと映し出す。主役を務めるのは、期待の新星フランチェスコ・シャンナ。トップモデルとして活躍するマルガレット・マデがその妻役で出演を飾る。3世代にわたる一家の物語や、たくましく生きるシチリアの人々の生命力に驚嘆する。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: イタリアのシチリア州バーリアで、ペッピーノは牛飼いの次男としてすくすくと育つ。ファシズムの支配も終わり、第2次世界大戦を経て共和国へと移行したころ、ペッピーノ(フランチェスコ・シャンナ)はマンニーナ(マルガレット・マデ)と恋に落ちる。だが、彼女の家族は貧しい彼との交際を許さず……。

ジュゼッペ・トルナトーレ監督の作品。
ジュゼッペ・トルナトーレ監督といってもなじみがない人が日本では
多いかもしれないけれど
「ニューシネマパラダイズ」の監督、といえばぴんとくる人も多いはず。

その後も数々の名作を生み出し
今回はこの「シチリア!シチリア!」。

ペッピーノのほぼ一生を150分という長い時間で
愛くるしい幼い日々から子供が5人でき
仕事も人生も・・という話で
やはりこの時代だからこそ映画として成立していて
60年以上の人生なら時代背景にも歴史や事件もあるけれど
激動の時代、安定しない政治、貧富の差、男女差別・・など
今ではわかりにくい背景が美しいシチリアの街とともに
映画の中で人間模様とともに映し出されます。

150分もあって
特に歴史の動き以外、事件も大きなものはないけれど
場面の区切りやつなぎ
美しい風景や服装など
やはり巨匠、ジュゼッペ・トルナトーレ監督が撮った作品であることを
感じることができます。

これ、だらだらしちゃう内容だけど
随所随所にあるぐっとくる細かいシーンを
ラストのペッピーノが走ってタバコを買いに行く回想まで
ひっぱりあふれんばかりに
ラストで出しつくすのは
ジュゼッペ・トルナトーレ監督だからなせる技なのではないでしょうか。

小道具、セリフ・・
これがうまいと作品も締まるしひきつけられる。

「ニューシネマ・・」ほどの感動や涙はないのですが
150分だというのにだらけずに
それなりに楽しめたので良かったかも。

もうそろそろ「ニューシネマ・・」並みのぐっとくる作品が
そろそろ観たいんだけどなー。


★★★☆☆



人生万歳!

2010年12月27日(月) 20時29分
解説: 『それでも恋するバルセロナ』などの名匠、ウディ・アレン監督の通算40作目となるラブコメディー。久々に舞台をヨーロッパから古巣ニューヨークに移し、くたびれた中年男性と若い娘の奇妙な恋愛模様を映し出す。主役を務めるのは、アメリカを代表するコメディアンのラリー・デヴィッド。その恋人を『レスラー』のエヴァン・レイチェル・ウッドが熱演する。いかにも都会的ウイットに富んだ会話と、複雑な人間ドラマに笑いがこみ上げる。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: かつて物理学でノーベル賞候補にもなったボリス(ラリー・デヴィッド)は、自殺を図るが失敗。命は助かったものの結局妻とも離婚し、大学教授の地位も失ってしまう。今では古いアパート住まいの彼はある晩、南部の田舎町から家出してきたメロディ(エヴァン・レイチェル・ウッド)という若い女性に同情し、家に上げるが……。
シネマトゥデイ

主人公がこの年齢。
きっとウディ・アレン、実は自分でやろうと思ってたんじゃないかな(笑)
いつものウディ・アレン節は炸裂で
観客に語りかけるシーンなんかもあって
あーでなくなっちゃったんだ。やっぱ疲れるし評判悪いから?

ただこのボリス役のラリー・デヴィッドさん。
初めて観ましたがアメリカのコメディアンだとか。
さらっと嫌みのない演技とアレンよりもかっこいいし
これで成功だったと思う。

数名の登場人物のそれぞれが持つ恋愛観が
ある数年の中で凝縮され
ありえなそうだけどありえるんだろうな、と思えるような
まじめに生きてる人を笑ってはいけないけど
でも笑っちゃおうよ。
人生、長くないんだから、好きな人と好きに恋愛して
楽しく過ごせばいいじゃない。
変な固定観念や宗教、周囲に流されることなく・・。

そんなアレンのメッセージが気安く伝わってきて
さらっと鑑賞できました。

そっか。
あの年齢にもなると肩の力を抜いて自由に恋愛しよう!ということになるのかな。

いくつになっても多くを愛し、そして多くの作品をこれからも
ずっとウディ・アレンには残していただきたい。
「アニー・ホール」のようなぐっとくるようなもの作らなくてもいいから。


★★★☆☆


しかしメロディちゃん、胸が半分ぐらい見えてる
服ばっかりでした。
あれで見ず知らずの男の家に入り込むなんて。
ボリスが良い人で良かったね。

バーレスク

2010年12月26日(日) 20時20分
解説: 歌手を夢見るヒロインがロサンゼルスのクラブで働き始め、次第にその才能を開花させていくサクセス・ストーリー。世界レベルの人気を誇るアーティスト、クリスティーナ・アギレラが映画初出演で主演に挑み、圧倒的なパフォーマンスで魅了する。ヒロインを雇うクラブのオーナー役に、『ふたりにクギづけ』以来約7年ぶりの映画出演となるシェール。世界のショウビズ界を代表するディーバの豪華共演に注目だ。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 歌手になる夢を追い掛けているアリ(クリスティーナ・アギレラ)は、セクシーなダンサーたちが毎夜ゴージャスなショーを繰り広げているロサンゼルスのバーレスク・クラブで働くことに。オーナーのテス(シェール)のもと、たぐいまれな歌唱力と傑出したダンスの才能を花開かせていくアリは人気者となり、クラブは盛況を極める。
シネマトゥデイ

評判が良かったので行ってきました。
予告ではありがちな田舎娘が才能を見いだされ成功してくものだろうな
と思っていたしアギレラにそれほど魅力を感じてなかったので
行く気もなかったんですが・・。

アギレラがいろいろな映画出演の話があったけど
これにした、と言ってただけに

アギレラの魅力全快の作品。

セクシーだけど踊れて歌唱力も抜群、
チャーミングで性格も良いアリ。
アギレラの長所を思う存分、出しきることができた作品。

わかりきったストーリーだったけど
それでもアギレラの歌と踊りでHAPPYで明るい気分になるし、
途中の恋愛の部分では
もうひとひねり欲しいかなーと思ったけど
あの程度がちょうどよかったのかな、と思う。

これは劇場で観て価値の上がる作品。
是非是非、お正月はこれで!!


★★★★☆


私もお正月映画、これにすればよかったーー
もう観ちゃったからなー。
もう1回、行っちゃおうかな。

クロッシング

2010年12月19日(日) 20時42分
解説: 『ザ・シューター/極大射程』のアントワーン・フークア監督による、心揺さぶられるクライム・サスペンス。ニューヨークの犯罪多発地区ブルックリンに身を置く3人の刑事たちが、それぞれのやり方で正義を貫く姿を圧倒的な迫力で見せる。『アメリア 永遠の翼』のリチャード・ギア、『デイブレイカー』のイーサン・ホーク、『アイアンマン2』のドン・チードルら豪華な役者が集結。立場の異なる男たちのストーリーが交錯する、ドラマチックな展開にのめり込む。
シネマトゥデイ(外部リンク)

] あらすじ: 1週間後に退職予定の警官エディ(リチャード・ギア)は、犯罪が日常茶飯事のニューヨークのブルックリンで20年以上働いてきた。一方、麻薬捜査官で家庭的なサル(イーサン・ホーク)は、妻と5人の子どもたちのために、新居を購入するための資金に困っていた。そして潜入捜査官タンゴ(ドン・チードル)は、危険な任務に嫌気が差しており……。
シネマトゥデイ

出演している3人すべてが主役級。
リチャード・ギアがあの情けなくきわどいシーンが多いこの役を
引き受けたなと思います。
ま、最後はリチャード・ギアのアップで終わったので
欲をむき出しにせず地味にひっそり人生を終えたい、そんな男が
退職した日に出した「警官」魂。
逃げるようにやめた職であったのに
なぜ正しいことに目覚めたのか。
警官としては最悪でしたが人間としてしなくてはいけない
本当のことを持っている役柄だったのではないでしょうか。

イーサン・ホークは年齢がいけばいくほど好きな俳優さんになってしまい
男のセクシーさがたまりません。
が、ここでもやはり仕事と私生活の狭間の中で
悩み苦しんでいる姿を演じてくれてます。
何が家族にとって善で悪なのか。
これは作品の冒頭にも聖書の一節が出てきますが
まさに冒頭の一節通りに
善と悪が何なのかわからなくなってくる・・。
そんな思いが交錯しながら話は進み悪いことをしようとしてても
いざ仕方ないのか・・理由があれば悪いことをしても良いのか。
自分にとって最善であれば何をしても良いのか。
家族が良ければ「悪」という世界に手を出しても良いのか。

まさに潜入捜査官役のドン・チードルが典型的で
善のつもりで入った悪の世界で
仲間として大切に扱われた悪の世界で
善といわれてる警官の世界に戻った時
一体、何が大切なのか?ここでも迷いが生じます。
仕事のためにパートナーを失い、手にしたものは
何だったのか。
「悪」と言われてる世界の方が良かったのではないか。

そんな境遇の違う3人がばらばらのところで
「警察」を生き
善と悪に苦しみながら全く接点のない3人が
最終的に重なる、というよくできた作品。

全く笑いもなく
どんよりとしたNYで
空の色もいつも曇り空。

もがき苦しい作品はいつでも自分も
答えを出せないこと。
これはそんな作品。

明るい気持ちにはなれないけれど
秀作だと思います。

★★★★☆


イーサン・ホークはもうラブストーリーやんないのかなー。
「恋人までのディスタンス」の頃より今の方がずっと
かっこいいんだけど。


ノルウェイの森

2010年12月15日(水) 22時11分
解説: 1987年に刊行されベストセラーとなった村上春樹の代表作「ノルウェイの森」を、『青いパパイヤの香り』『夏至』などのトラン・アン・ユン監督が映画化。亡くなった親友の恋人との関係を通し、主人公の青年の愛と性、生と死を叙情的につづる。主人公には松山ケンイチ、大切な人の死をきっかけに主人公と心を通わせていく女子大生に菊地凛子がふんし、複雑な人間性を繊細に演じる。トラン・アン・ユン監督のみずみずしい世界観と、深遠な村上春樹ワールドの融合に期待。
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あらすじ: ワタナベ(松山ケンイチ)は唯一の親友であるキズキ(高良健吾)を自殺で失い、知り合いの誰もいない東京で大学生活を始める。そんなある日、キズキの恋人だった直子(菊地凛子)と再会。二人は頻繁に会うようになるが、心を病んだ直子は京都の病院に入院してしまう。そして、ワタナベは大学で出会った緑(水原希子)にも惹(ひ)かれていき……。
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村上春樹氏の大ベストセラー小説、「ノルウェイの森」がついに映画化。
ニュースを聞いたとき複雑な思いになりました。

ただ私は多くの人がこの作品に刺激されたほどではなかったけれど
心の中にすっと入り込んだ作品の1つでもありました。
何度も何度も読み返すほどではなかったため
わりとさらっと読み
映画に、足を運んだものの、原作の中の断片的な情景を思いだせましたが
その程度だったため
原作とは別物の
1つの映画として鑑賞することができました。

原作の大ファンの人にとってはかなり直子のイメージ、緑のイメージが違うようですね。
うーん・・確かに。
松山ケンイチはなんとなくあってるかなーなんて思いましたけど。

やはり名作を映画にするというのは非常に難しい。
特に村上春樹のように感情と情景が克明に美しくそして残酷に入り込んでくる
作品は難しいじゃないかなと思う。

原作の大ファンということでもなく
さらっと読んだ私が残片的な記憶で鑑賞した・・と仮定すると
まあ悪くないんじゃないかと。

小学生ぐらいの子供を二人連れて観に来てる家族がいましたが
あれ、全く理解できないし退屈だっただろうし
多く出てきた体を重ねるシーンに親もびっくりだったんじゃないか。


それほど原作のファンでなければ
フランスの映画監督が日本の70年代を舞台に
ある多感な文学青年を取り巻く人間模様を描いた作品と
割り切ってみれば悪くないと思う。

観終わってから名作「ノルウェイの森」を読むほうがよいかもしれない。
私はもう一度、本棚から引っ張り出して
再読しようと思ってます。


★★★☆☆

スプリング・フィーバー

2010年12月13日(月) 20時47分
解説: 『天安門、恋人たち』の上映をきっかけに中国電影局より5年間の映画製作・上映禁止処分を受けた監督ロウ・イエが処分を無視し、ゲリラ的に撮影を敢行したラブストーリー。南京の日常の中で紡がれる普遍的な愛の物語を描き、カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞。出演は、『回路』のチン・ハオら。検閲という束縛がないことで自由な映画製作を行えたというロウ・イエ監督が、寡黙ながらも激しい感情をデジタル映像にとらえた静かで穏やかな画面に注目だ。
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あらすじ: 夫ワン・ピン(ウー・ウェイ)の浮気を疑う女性教師リン・シュエ(ジャン・ジャーチー)は、その調査を探偵(チェン・スーチョン)に依頼し、相手がジャン・チェン(チン・ハオ)という青年であることを突き止める。夫婦関係は破たんし、ワンとジャンの関係も冷え込むが、その一方、探偵とジャンは惹(ひ)かれ合い始め……。
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評価が高かったので行ってきました。
監督が誰かも男同士のセックスシーンが多いなんてことも
知らなかった(笑)

監督は「天安門、恋人たち」のロウ・イエでした。
そしてこちらの作品はハンディカムで撮影したという作品。

あの独特の映像が
いつになっても晴れることのないこの作品の中で
どんよりとして曇っている画像が合っていた。

ただやはり私、あの男同士のリアルなものって
観たことがなかった(笑)
あ、「ブロークバック・マウンテン」があった。(アン・リー監督も
台湾ですよね。やはり中国出身の人は抑圧された
中にいるせいか文化を爆発させてしまう傾向があるのでしょうか。
やややりすぎ感も両氏とも否めません)

当時、「ブローク・・」をみたときは
そういえば男性同士の純愛映画ってなかったよな、なんて
思ったけどそれよりも
こっちの方が「ブローク・・」よりリアルだし、より純粋で、
男性同士のシーンはリアルに描きすぎていて
苦手だったけど自然に観えてきてしまった。

難しいけれど人を思う気持ちは性別を超える・・のかもしれない、

と私は錯覚した。

カラオケのシーンは・・と書いてる人が多いけれど
私は奥さんが
「女と浮気してる方が良かった」というセリフの方がどっしりきた。

私も男と浮気されたらあの奥さんと同じようになってしまうに違いない。
※幸せなお金持ちマダムの夫が
男色だった・・っていうジュリアンムーアの映画もあったけど
それがメインだったような。(「エデンより彼方に 」だと思う)

と、いろんな要素をたくさん孕み
抑圧された文化の中で
これだけきわどい作品とデジタルビデオで撮影しながら
むしろそれが作風と思わせるすごさ。

この映画はどうなってしまうんだろう。
ラストに近づけば近づくほど思った。

どうにもならない。
男は生まれ持った性で愛する性をみつけながら
生きていく。

素朴でありそうな雰囲気を持ちながら
力強く心にどっしりとのしかかるような作品。

是非とも観るべきとはなかなか言い難いが
もしも近くで上映されているなら
男同士のセックスシーンに抵抗がなければ。


★★★★☆


数日してからも心の中になんとなくひっかかって
映像の残像が頭に蘇る。

この作品のすごさを数日後に思い知らされた。

ロビン・フッド

2010年12月12日(日) 19時11分
解説: 伝説の義賊、ロビン・フッドの物語を『グラディエーター』のリドリー・スコット監督と、ラッセル・クロウの黄金コンビが手掛けた歴史スペクタクル大作。12世紀のイギリスを舞台に、勇猛果敢なヒーローの戦いぶりを活写する。出演者も『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』のケイト・ブランシェットや、『シャーロック・ホームズ』のマーク・ストロングら名優が勢ぞろい。映画の前半と後半で描かれるイングランド対フランスの壮絶な戦闘シーンは必見だ。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 12世紀末、ロビン(ラッセル・クロウ)は十字軍の兵士としてフランスでの戦闘に加わっていた。ある日、イングランドの騎士ロバートの暗殺現場に居合わせた彼はその遺言を受け、ロバートの父(マックス・フォン・シドー)に遺品の剣を届けると約束する。やがてノッティンガムの地を踏んだロビンは、ロバートの身代わり役を頼まれ……。
シネマトゥデイ

久しぶりにかっこいいラッセル・クロウ。
随分と年をとってきたし
やはり「グラディエーター」の頃のセクシーさは残念なことに少なくなってるけれど
ここ数年、主演だけどどこかさえない中年男、メタボ、みたいな言葉が
ついてまわる役ばかり。
久しぶりに良い仕事できましたね。
文句なしにかっこよかった!

いろいろ思うところある人が多いようですが
私は純粋に
「あーおもしろかった。」とすかっとした気持ちで鑑賞することができました。

お金もかかってるし
展開も早く、話も複雑になりそうなところを
わかりやすく進む。

映画っぽい「おや?」は確かに多いけど
気にならずに私はさらっと観ました。

特に良かったのはケイト・ブランシェットが
義父を思いながら涙を流す顔の演技に
私も涙が出てきてしまいました。
この演技がなければ普通のハリウッド映画で終わってしまいそうなところを
ケイト・ブランシェットの方頬だけを動かしながら悲しみを顔で
表現した演技に★+1.

リドリー・スコットとラッセル・クロウ。
このコンビとなると
やはりグラディエイターは切っても切れない名作で比べてみたくなってしまうけど
あれはあれ。
比べるなんてナンセンス!

久しぶりのかっこいいおっさんロビン・フット、ラッセル・クロウを
楽しみましょう。


★★★★☆



キス&キル

2010年12月11日(土) 9時31分
解説: 旅行先でとある女性と運命的な恋に落ちスピード結婚を果たした若い男が、元CIAのすご腕エージェントという素性を隠していたために夫婦そろって騒動に巻き込まれるラブ・コメディー。アシュトン・カッチャーがキャサリン・ハイグルを相手役に迎え、一筋縄ではいかない恋の試練に立ち向かう。監督は、『男と女の不都合な真実』のロバート・ルケティック。理想の相手に出会えたものの、真実を語れない主人公のジレンマが共感を集めそうな一作。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: お嬢様のジェン(キャサリン・ハイグル)は、旅行先の南フランスで理想の男性スペンサー(アシュトン・カッチャー)と出会い、あっという間に結婚してしまう。郊外で幸せな新婚生活をスタートさせるジェンだったが、スペンサーがすご腕の元CIAのエージェントだったため一緒に命を狙われ、銃を手にして戦うハメになってしまう。
シネマトゥデイ(外部リンク)

やっと映画に行けたーーー。
そして2本連続で・・と思ってましたが
他にもあれこれやりたいことが出てきて
その日は1本で断念。

今回久しぶりに観た映画は
大好きなジャンルのラブコメ。

キャサリン・ハイグルのコメディアンヌぶりも
板についてきてキュートでくすっと笑えるヒロインを好演。

そしてやっぱり女性としてはアッシュトン・カッチャー。
随分と俳優として成長しましたよねー。
あのむきむきの体は奥様と似てる。

ラブコメ要素が強く恋愛に通じるときの
ドキドキも伝わりつつも
アクション映画としてもそれなりに成立してます。
あくまでも「コメディ」というカテゴリーで観てみると
アクションシーンは笑えます。
真剣に観てしまうと特にアクションシーンの無理やりの
近所同士の激しい殺し合いは
ありえないし、まさかの父親とのラストもありえないけれど

コメディとしてさらっと
キュートはキャサリン・ハイグルとかっこいいアッシュトン・カッチャーを
観るという意味では
それなりにコメディとして楽しめます。

★★★☆☆