エクスペンダブルズ

2010年10月22日(金) 18時22分
解説: 『ランボー 最後の戦場』でも監督、脚本、主演を務めたシルヴェスター・スタローンが今回も同様に一人三役をこなしたアクション超大作。腕利きの傭兵(ようへい)チームのメンバーたちが、命懸けの危険な任務に挑む姿を描く。出演者もジェイソン・ステイサムにジェット・リー、ミッキー・ロークにブルース・ウィリスにアーノルド・シュワルツェネッガーと夢のような面子が一同に集結。彼らが挑む迫力の肉弾戦や銃撃戦、過激な爆破シーンに息をのむ。
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あらすじ: バーニー(シルヴェスター・スタローン)は、傭兵(ようへい)軍団のリーダーとして精鋭たちを束ねている。彼はナイフの達人リー(ジェイソン・ステイサム)や、マーシャルアーツの天才ヤン(ジェット・リー)らと共に危険な任務を遂行してきた。ある日バーニーは、とある依頼人(ブルース・ウィリス)から教会に呼び出され……。


どこかで見覚えのある顔・・。
あ、ロッキーに出てた敵役立った人!

そうです。「ロッキー4」に出ていたドルフ・ラングレン も出演。
アーノルド・シュワルツェネッガーもちょっとだけど出てたし
そしてジェット・リーも!まさかこんなところに!

出演者だけで十分、楽しめます。

ストーリーはどうかって
アクション映画でゲーム感覚に人が殺されるのが
ここのところ非常に気になるところですが
まさにこの作品もゲームのように敵が殺されまくります。

なぜその任務を遂行してるのか観ていても
よくわからなくなってきて
単にやりたい放題やってるんだな、って感じ。

話のまとまりがなくててんでバラバラなので
観てて疲れてしまいました。
これ系ってストレス発散に観るのが向いてるんだろうな。

私は、今日はほっこりと心があったまるような作品を
欲していたようで疲れちゃったな。


★★★☆☆

小さな村の小さなダンサー

2010年10月17日(日) 18時27分
解説: オーストラリアでベストセラーとなった、リー・ツンシンの自伝を映画化した感動作。中国の貧しい村出身の少年が幼くして両親と別れ、バレエダンサーとしての才能を開花させる過程をドラマチックに描く。本作の主演を務めるのは、バーミンガム・ロイヤル・バレエのプリンシパルであるツァオ・チー。その母親を、『四川のうた』のジョアン・チェンが演じている。激動の時代を歩む彼の人生の変遷とともに、その並外れた踊りにも息をのむ。
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あらすじ: リー(ツァオ・チー)は1961年、中国・山東省で7人兄弟の6番目の息子として誕生する。彼は11歳で親元を離れ、北京の舞踏学校でバレエの英才教育を受ける。やがてたくましい青年に成長したリーは、中国を訪れていたヒューストンのバレエ団の主任ベン (ブルース・グリーンウッド)の目に留まり、アメリカでのバレエ研修に参加することになる。
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日本ではこのあどけない少年の顔が
ポスターになり
邦題も「小さな村の小さなダンサー」。

なんとなしや子供が主役で
ダンサー=楽しい イメージがあり
なぜか小学生の子供連れが多かったです。

タイトルも私の大好きな「リトルダンサー」に似ていて
あの映画を思いださえます。

でも全くこれは別物の映画。
なぜこのような邦題とポスターにしたのかは
「リトルダンサー」を是非、もう1度と言う配給会社が
思いついたのでしょうか。変なの(笑)

さて作品ですが
2時間と長かったにも関わらず
あっと言う間の2時間。
良かったと思います。

歴史と(特に中国の激動の一時代)風習、政治背景など
その時代のある程度の中国がわかったような気になるし
それに翻弄された
11歳の少年がどのように成長していくか
その視点からでも楽しめます。

やはりこの作品では3人、主役が成長とともに変わってますが
3人ともすべて素晴らしい演技。
わけがわからず大人に言われるがままに
11歳の少年が国の舞踏学校に入学させられたリー。

生まれ持った精神力と集中力、そして才能・・。
もちろん彼には才能と努力があったからこそなのですが
やはり運にも恵まれていました。
舞踏学校で出会った先生、ベンの目にとまったこと・・・などなど。

恵まれた人生のようですが彼が亡命することになった経緯や苦悩なども
わかりやすくそして感情もよく伝わってきます。

ラスト近くはわりとお涙ちょうだいシーンですが
ネタばれになってしまいあまりかけないけれど
「なぜ裸で踊ってるんだ?」というセリフで
その涙が笑いにかわるところまで計算しているセリフが
なかなか良いではありませんか。

リー・ツンシンの半生記ものですが
彼が努力したこと、性格、家族への思いなど
非常に丁寧にわかりやすく
また感動もあって純粋に
「良い映画だった」と思える作品でした。

老夫婦が観に来ていたのですが
彼らも帰り際に
「とっても良い映画だったね」と話してました。


★★★★☆


純粋に自分の胸の中にすっと入ってきて
観終わったとき
「良かった」と思えるものが
たとえ製作者側の計算交じりのお涙だとしても
良いと思う。

終着駅 トルストイ最後の旅

2010年10月14日(木) 20時43分
解説: 『Dr.パルナサスの鏡』のクリストファー・プラマーと、『クィーン』のヘレン・ミレン共演の希有(けう)な愛の物語。ロシアの文豪トルストイとその妻の晩年をさまざまな角度からとらえる。この物語のキーマンとなる理想に燃えたトルストイの若き助手を、『ウォンテッド』のジェームズ・マカヴォイが好演。大作家の一番弟子と、一般的には悪妻として知られるトルストイの妻の確執と共に描かれる、年老いた夫婦の長年にわたる強いきずなに心動かされる。
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あらすじ: ロシアの偉大な作家、トルストイ(クリストファー・プラマー)の妻(ヘレン・ミレン)は50年近く夫を献身的に支え続けてきた。その人生も終盤に近づいたころ、夫は弟子(ポール・ジアマッティ)と新宗教を興し、爵位も財産も捨てようとする。そんな折り、トルストイ信奉者の青年(ジェームズ・マカヴォイ)が助手として屋敷にやって来る。


伝記ものにもトルストイにもあまり興味がなかったけれど
ヘレン・ミレンと作品自体の評判が良かったので行くことにしました。

トルストイの作品をほとんど読んだことがない私なので
作品に対してどうだとか
この作品のこんな部分をもう少し映画の中に織り込んで欲しいなんて
思いもなかったのでそのあたりは
知らなくても全く問題なし。
「アンナカレーニナ」や「戦争と平和」についてのふれこみは
ちょこっとだけ出てきます。

やっぱりヘレン・ミレンのあの演技。
激しくもありそして夫を誰よりも愛する気持ちも
伝わってきます。

結局は夫婦愛がベースであり
そこに
文豪として名を馳せ、富も名誉も手に入れ
何一つ不自由のない生活の夫婦に
周囲があーだ、こーだ、といってるみたいな。
トルストイ主義と妻の対立のようなものも
作品には多く登場します。

結局、登場人物、すべてに悪い人はいなくて
この時代に文豪として地位も名誉も手に入れたトルストイが
新宗教を興し、そのことで奥さんと対立。
でもでも・・

すべての映画の終了後、
当時の活動写真と一緒に
その後、どうなったかテロップで表示されたのだけど
映画の中でさんざん問題になっていた
「遺産」があっけなくテロップで結果を伝えてしまい
どうしてそのような経緯になったのか
わからないのがすっきりしなかった。

もしかしたらトルストイを良く知ってれば・・
もっと違ったのかな。
いえ、私ぐらいの知識でちらっと見て
トルストイを読んでみるか、と思えればよいだろう、ぐらいの出来映え。

だって英語だし、ロシアっぽさはまるで感じないし(真冬の極寒のロシアではなかった)
紅茶にジャムを入れたぐらいがロシア?

ヘレン・ミレンとクリストファー・プラマーの演技はさすが。
それだけのために行っても惜しくないと思えた。




★★★☆☆(3.0)




ペルシャ猫を誰も知らない

2010年10月12日(火) 18時19分
解説: 『亀も空を飛ぶ』などのイランのクルド人監督、バフマン・ゴバディが初めて故郷クルドを離れ、大都市テヘランを舞台に描く青春音楽映画。ポップ音楽の規制の厳しいイランで、さまざまな苦労をしながら音楽活動に情熱を傾ける若者たちの日常をゲリラ撮影で切り取る。主演の二人をはじめ、出演者には実在のミュージシャンたちが名を連ねている。ロックやフォーク、ヘビーメタルにラップなどの素晴らしい才能が眠るイランの多様な音楽シーンに驚嘆する。
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あらすじ: ネガル(ネガル・シャガギ)とボーイフレンドのアシュカン(アシュカン・クーシャンネジャード)は、テヘランでバンドを組んでいた。だが、音楽の自由のないイランでインディー・ロックを続けることに限界を感じていた二人は、ロンドンで演奏したいと夢見るようになる。何よりも国外に出るためにはアシュカンのパスポート取得が先決で……。


今年観たかった映画の1つが観れたーーー。

イランという国と状況を映画を通して
確認できることは非常にありがたいこと。
イランへ旅行しようなどと女性はあまり考えませんから。

そしてイランの音楽。
やはり西洋かぶれといっては日本人のくせに笑ってしまいますが
欧米っぽい音楽を聞いてるんだな、と思われる音楽が
多く紹介されました。
PVっぽい気もするけれどドキュメンタリー仕立てになっていて
それがわりとリアルで
牛小屋や屋上でこっそりと目を耳を盗んで
音楽をやらなくてはいけない実情。

日本では考えられないこと。
才能あるものは認められ運が良ければ
好きなことでお金を得ることができる現実に
今の日本がどれほど日本の若者にチャンスを
与えているか、思い知らされます。

イランで音楽をしようと思いながら
法律に邪魔されながら純粋に音楽で
自己を表現し、
その夢に向かって奔走する若者を見るとついつい応援したくなってしまいます。
ただ現実はそうではない・・。
そうこれがイランという国の現実。

そんなことを突き付けられたラストでした。

賛否はあると思いますが
イランの現実を世界に投げかけ
さらに出演したミュージシャンが
世界のどこかで自由に音楽ができることを祈って・・。



★★★★☆


紹介されていた音楽は皆、良かった。
イランっぽさがなかったけど。

ナイト&デイ

2010年10月11日(月) 18時09分
解説: いい男との出会いを夢見る平凡な女性がミステリアスな男と偶然の出会いを果たすも、その男がスパイだったために大騒動に巻き込まれるというラブストーリーをベースにしたアクション。『バニラ・スカイ』で共演したトム・クルーズとキャメロン・ディアスが再び顔を合わせ、命懸けのアドベンチャーに挑むハメになる男女をコミカルに演じる。監督は、『ニューヨークの恋人』のジェームズ・マンゴールド。アイルランドやスペインなどを舞台に繰り広げられる大迫力のアクションが見ものだ。
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あらすじ: ジューン(キャメロン・ディアス)はある日、えたいの知れない男(トム・クルーズ)と思いがけない出会いを果たすが、その男はジューンが夢に見た理想の男性どころか、重要任務を負ったスパイだった。予想外の裏切りや暗殺者による執拗(しつよう)な攻撃が日増しに強くなる中、ジューンは男に対して疑念を抱き始める。
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まさにハリウッド映画の骨頂とも言うべき
ずっと突っ走り続けるアクション映画。
そして2大スターの共演。

豪華以外に言葉がなく

ハリウッド映画らしさの典型的な映画ですから
飽きることなく楽しめます。
アクションもさながら
キャメロンディアス演じるジューンの心の動きなども
それなりにあるし
脚本もラストに憎いくらいに結んでくれています。

ハリウッド映画はこうでなくちゃ!
物語も複雑になりそうな話に一見見えますが
わかりやすく誰と誰がという繋がりも
すんなりわかります。

純粋に爽快。

何も考えずにハリウッド映画らしいハリウッド。

実に良いですね。


★★★☆☆


トム・クルーズ、キャメロン・ディアス、年齢、きてますねー。
変に二人とも整形を入れてないので
うまいこと年齢を重ねてほしいものです。
全く整形してないとは言い切れないんだけど(笑)
トムがちょっとヤバい感じかなー。

悪人

2010年10月09日(土) 19時51分
解説: 朝日新聞夕刊に連載され、毎日出版文化賞と大佛次郎賞を受賞した吉田修一の話題作を映画化した犯罪ドラマ。九州のとある峠で起きた殺人事件をきっかけに、偶然に出会う男女が繰り広げる逃避行と愛を息苦しくなるほどリアルに描く。監督は、『フラガール』の李相日。罪を犯してしまう肉体労働者と彼と行動をともにする女性を、『ブタがいた教室』や大河ドラマ「天地人」の妻夫木聡と『女の子ものがたり』の深津絵里が演じる。原作で巧みにあぶり出される登場人物の心理がどう描かれるのか、実力派俳優たちの共演に期待が高まる。
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あらすじ: 若い女性保険外交員の殺人事件。ある金持ちの大学生に疑いがかけられるが、捜査を進めるうちに土木作業員、清水祐一(妻夫木聡)が真犯人として浮上してくる。しかし、祐一はたまたま出会った光代(深津絵里)を車に乗せ、警察の目から逃れるように転々とする。そして、次第に二人は強く惹(ひ)かれ合うようになり……。



実は原作はまだ読んでません。
あれ?読んだかな?(笑)
吉田修一を立て続けに何本も読んでいた時期があったので
わからなくなってしまった。
でも読んでたらきっと印象に残った作品に違いないので
きっと読んでないのでしょう。

この作品はご存知、深津絵里さんが賞を獲った作品。
それがなければ公開してから
これだけ日にちがたっているのに
観客がたくさん入るとは思えないほどの暗い作品です。

あらすじはそのまんまの作品ですが
登場人物それぞれが
ぎりぎりの状態で生きていて
そんなぎりぎりの状態から抜け出したい、
普通に人に愛され、愛したい・・・そんな思いを胸に
生きている男女。

登場人物すべてが「悪」の部分を持っていて
その「悪」の帳消しを考えてしまうほどの
悲しい事情がこの物語。

祐一は殺人犯だけど
そうなってしまった理由があるし
背負う過去を思うと
「悪人」と一言では片づけられない。

光代は退屈な人生を送り
やっと出会った運命の人が
殺人犯で辛い人生だなと思いきや
実は逃亡しようと持ちかけたのは光代である。

殺された佳乃は殺されたのは
悲しい事実だが
彼女のやり方には問題があった。

そして殺人者と被害者の肉親は
この二人を育ててしまった責任と
それ以上の悲しみを背負ってしまった・・・。


と、まあマイナス要因が一気に重なり合って
どうにもこうにも息ができないほどの
窮屈すぎる作品。


すごく暗い作品だけど
深津絵里さんの演技を観るつもりで
足を運ぶのも良いと思う。
樹希樹林、柄本明、やはりうまかった!


★★★☆(3.5)


・・・で、妻夫木くんの顔が優しい顔なので
もうちょっと影のある男が主人公が
良かったんじゃないかな。
肉体労働者なのにあの体・・残念すぎた。

それから昨日も書いたけど岡田将生くん。
どんな役もこなしてるのがすごい。
今回もいやーな大学生を演じてました。
今までそういうカッコイイ系の若い俳優さんで自ら
汚れをやる人は少なかったと思う。
「告白」でもウェルテル馬鹿で良かったし。
かっこいいからカッコイイ役ははまりすぎちゃうから
こういうのをわざわざ選んでいるのかな?
彼がもうちょっと年をとったらこの「悪人」の
祐一が似合うかもしれないね。



大奥

2010年10月08日(金) 19時41分
解説: 男だけを襲う謎の疫病がまん延する江戸時代を舞台に、一人の女将軍に3,000人の美男子たちが仕える女人禁制の男の園、逆大奥をめぐるドラマを描く異色時代劇。第13回手塚治虫文化賞を受賞したよしながふみの人気コミックを、「木更津キャッツアイ」シリーズの金子文紀監督が映像化。女将軍を柴咲コウがなまめかしく演じるほか、彼女に接近する侍を二宮和也が好演する。野望や嫉妬(しっと)、策略に愛憎など、業が渦巻く濃密なドラマに期待だ。
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あらすじ: 男だけを襲う謎の疫病が席巻して8割の男が死に至った江戸時代、すべての重要な仕事を女が占め、男が体を売るという男女逆転の浮世と化していた。その結果、一人の女将軍(柴咲コウ)に3,000人の美しき男たちが仕える女人禁制の男の園、大奥が生まれ、ぜいを極めていたが、そこに一人の若い侍(二宮和也)がやって来る。
シネマトゥデイ


うーん・・ジャニーズ映画はやっぱりジャニーズ映画で
ファンの人が喜ぶ以上のものがなかなかできないようです。

予告もこの秋から冬にかけて上映する
ジャニーズ作品。
やはりこれらの作品もいわゆる「ジャニーズ作品」っぽくなってしまうのかと
思うとお金を払ってまで・・ですね。

やっと時間を作って観に行ったのに残念だったな〜。
しかも二宮君は演技力も高いのに
もったいない。
それほどジャニーズっぽさがない顔つきだけど
たまーにみせるセクシーさは女性心をくすぐります。
次回は是非、ラブストーリーで。


とまあ最初からノリが悪い私ですが
マンガが原作ということだけあって
やはり非現実すぎるマンガっぽさがどうにも
受けいられなかった。

女性の身からしたら逆大奥ってもっとすかっと
爽快にこの時代らしからぬ
女性が君臨した様をもっと出してくれることを
期待していたんですが
結局は二宮劇場だった感じ。

あまりにもまとまりすぎているのもやっぱりジャニーズだから?
そんなことすら思いました。

柴崎コウのきりっとした目つきは
将軍の役にはぴったりだったな。
彼女が一番、今回良かった。


★★★☆☆


やっとSMAPの稲垣吾郎が悪役をやるように
なったジャニーズ。
実力があれば岡田将生くんのようにあれほど若くても
嫌味なかっこよさを勝負できると思うし
そんな実力がある子もいっぱいいそうなのにね。