インセプション

2010年07月23日(金) 20時11分
解説: 『ダークナイト』の気鋭の映像作家、クリストファー・ノーラン監督がオリジナル脚本で挑む、想像を超えた次世代アクション・エンターテインメント大作。人の夢の世界にまで入り込み、他人のアイデアを盗むという高度な技術を持つ企業スパイが、最後の危険なミッションに臨む姿を描く。主役を務めるのは『シャッター アイランド』のレオナルド・ディカプリオ。物語のキーマンとなる重要な役どころを『ラスト サムライ』の渡辺謙が好演する。斬新なストーリー展開と、ノーラン監督特有のスタイリッシュな映像世界に引き込まれる。
シネマトゥデイ(外部リンク)


あらすじ: コブ(レオナルド・ディカプリオ)は人が夢を見ている最中に、その潜在意識の奥深くにもぐり込んで相手のアイデアを盗むことのできる優秀な人材だった。彼は、企業スパイの世界でトップの腕前を誇っていたが、やがて国際指名手配犯となってしまう。そんなある日、コブの元に“インセプション”と呼ばれるほぼ不可能に近い仕事が舞い込む。


いやいや本気で期待してなかったんですが
疲れたけど面白かった!
監督が誰か確認せずに鑑賞したのですが
クリストファー・ノーランだったんですね。
さすが!納得の素晴らしい出来。

今回、びっくりしたのが
ジョセフゴートン。
彼、「500日のサマー」の草食系男子を演じた俳優さんです。
この作品ではアクションシーンありでキレモノな印象の役柄。
うまいことやってました。
でも私は500日のサマーの感じが好きだけど。(誰もそんなこと聞いてませんが)

また渡辺謙も重要な役柄を演じてました。
久しぶりに良い役をハリウッドでもらったんじゃないかな。

さてストーリーの冒頭は
訳が分からず
これこの調子で続くのかと思うとぞっとしました。

と思っていたのもつかの間、
「夢」の中から「夢」の中へと次々に潜り込んでいきます。

なかなかこのインセプションの仕組みがわかりにくかったのですが
新人のエレン・ペイジを登場させることで
わけのわからない彼女と一緒に
事情を掴んでいくといった作り方をしているで
そのあたりもすんなり理解出来てきます。

また相変わらず美しいマリオン・コティヤール。
怪しい女性を演じたら天下一品。
夫婦なのにレオさまを翻弄されまくりです。

普通ならこのマリオン・コティヤールの役柄を
疎ましいと思いそうな存在に作りあげてるはずなのに
マリオンの美しさにレオさまが反応してしまうのが
わかるのです。
妖艶とはまさにこのこと。
良いスパイスになってくれています。

・・とあげればあげるほど
よくできた作品でこれだけ複雑なのに
うまくまとめたように思うし
ラストは賛否がわかれるようですが
悪くなかったと思います。
もしかしたら続編もあるのかな?

「夢」というものを使うと
映画ってわりと白けてしまう私なのだけど
今回は違う形で「夢」を使っていて
その使い方が今までにない斬新な切り口。

その上、予想以上の展開にアクションあり、謙さんありと
十分に楽しめます。

夏休み、大人はこれだね。

★★★★☆

トイ・ストーリー3

2010年07月22日(木) 20時39分
解説: カウボーイ人形のウッディたちが織り成す、おもちゃの世界を描いて世界中で大ヒットした『トイ・ストーリー』シリーズの第3弾作品。持ち主のアンディの元を去っていくおもちゃたちの友情を、感動的かつダイナミックに描き出す。前2作の監督だったジョン・ラセターが製作に携わり、メガホンを取るのは『ファインディング・ニモ』『モンスターズ・インク』の共同監督、リー・アンクリッチ。おもちゃたちが繰り広げるアクション満載の冒険に胸が躍る。
シネマトゥデイ(外部リンク)


あらすじ: アンディがおもちゃで遊んでいたのも今は昔。アンディは大学に入学する年齢になり、カウボーイ人形のウッディたちおもちゃは託児施設に寄付されることになった。しかし、そこに待っていたのは乱暴な子どもたち。ウッディは脱出に成功するものの、アンディの元へ行くか、仲間たちを助けに戻るかの究極の選択を迫られる。


あまりの評判の良さに劇場に行ってきました。
仕事帰りのレディースデー。
こんな時間なのに子供が多くてびっくり。
しかし仕事帰りの映画鑑賞は毎度ながらにぐったりします。
3Dはやめておきました。
ぐったりしている上に目が疲れそうだったし。。

これほんとに子供は観ていて楽しいんだろうなー。
そんな作品。
おもちゃが冒険をし悩み苦しみ助け合い・・

相変わらずエイリアン可愛すぎなんだけど!
出るたびに胸キュンキュンしまくりでした笑 Ooooh・・!

前半から中盤にかけてもしっかりと作られていて
小さい子供たちの心を含め
とらえて離しません。
私は、中盤ぐらいからちょっと飽きてきちゃったかな笑
すみません・・って感じです。
疲れていたせいかラストに向かうまでの冒険が
疲れて疲れて。

ただこの疲れが一気にこのシーンのためだったのかというのが
ラスト20分ぐらい。

またアニメで泣かされました。

おもちゃや大切な「もの」たちを
思い出なんかなかったことにして
新しいものを取り入れようとしている自分に
はっとさせられます。

おもちゃももちろんそうですが
何年も愛着を持って使っていた
ちょっとしたものだとかそんなものを
思いを残しつつも処分していたなと思いました。

大人も子供も楽しめる夏休み映画。
なかなか良かったと思います。
ただ前半から中盤は私は
長く感じたな〜。
ラストの20分のためにみてみる価値はあると思う。


★★★☆ (3.5)

エアベンダー

2010年07月21日(水) 8時30分
解説: 『シックス・センス』『サイン』のM・ナイト・シャマランが放つ究極のアクション・スペクタクル超大作。気、水、土、火という4つの国が存在する世界を舞台に、戦乱の世に調和をもたらす“エアベンダー”の少年アンの戦いの物語が展開する。主人公アン役の新星ノア・リンガーほか、『スラムドッグ$ミリオネア』のデヴ・パテルらが出演。『ロード・オブ・ザ・リング』のスタッフによる、驚異のスペクタクル映像が見どころ。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 気、水、土、火の4つの王国が均衡を保つ世界。しかし、火の王国が反乱を起こし、人々の平和が脅かされる事態に。気の王国の生き残りであり、気を操ることができる“エアベンダー”、アン(ノア・リンガー)に希望が託される。しかし、彼が世界に調和をもたらすには、気、水、土、火の4つすべてを操る“アバター”を目指さねばならず……。


ヤプログさんより鑑賞券が当たりまして
早速、週末に足を運びました。

銀座界隈では
丸の内ルーブルでの上映。
ここでは3D上映のみだったので+300円払って
メガネをいただいて鑑賞。
久しぶりの3Dでしたが今、メガネ、くれる場合も
あるんですね。
ま、結果的には300円、払ってると一緒なんですが。

予告を観たときは
3Dの方がよさそうだと思ったんだけど
これは2Dで十分楽しめます。

ただし、映画館で観た方が良いことはまちがいなしです。


さて作品ですが、
ナイト・シャマランにずーーと裏切られっぱなしで
正直、今回の鑑賞券が当選してなかったら
多分、行かなかったと思う。

結果的には、
予想以上に悪くなかった笑
主人公であるエアベンダーのアンは全くの無名だし
知ってる俳優は
スラムドック・・のデヴ・パテルのみだし
なんだかぱっとしないよな〜と思いつつも
話の展開が早く
なおかつわかりやすかったので
エンターテイメントとして楽しめました。

追われる、という設定で
何度か捕らえられてしまうのですが

「この役柄上、捕まるなんてありえなくない?」という
かすかな疑問が数回。
もっと早くその技やっとけよ、っていうの数回。

あまり深く観ずにさらっと
エンターテイメントとして観るのがおすすめです。

そして驚きなのが
続編を思わせるラスト。

結構、荒削りでナレーションが多く
聞き逃してしまうとわからなくなってしまうのですが
一緒に行った者と
事実だけを追ってる作品と言ってるわりには

「ラストは一体どうなっちゃうんだろう?」と
話してしまう不思議な作品。
会話もある意味はずんでしまう作品。
ラストを予想しながら楽しむ作品なのかも。


多分、続編は観に行くと思います。


「借りぐらしのアリエッティ」よりも
小学生の男の子は好きだと思うし
お父さん、お母さんも楽しめるし
おすすめかも。


アリエッティ、混んでる!!!座れない、と思ったら
すぐさまお母さん、この「エアベンダー」に切り替えてください笑
吹き替えもあるようです。

ヤプログ様、この度は、劇場鑑賞券、いただきましてありがとうございました!
試写会だと日程が合わないと絶対に行くことができないので
劇場鑑賞券、プレゼント企画はとてもありがたいです。

借りぐらしのアリエッティ

2010年07月18日(日) 22時14分
解説: メアリー・ノートンのファンタジー小説「床下の小人たち」を基に、古い家の台所の下に暮らす小人一家の物語が展開するジブリ・アニメ。企画は『崖の上のポニョ』の宮崎駿が担当し、『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』といったジブリ作品にかかわってきた米林宏昌が監督を務める。舞台を1950年代のイギリスから現代の日本に移した設定と、人間の少年との出会いによって翻弄(ほんろう)される小人の少女アリエッティの運命の行方に注目だ。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 古い家の台所の下に住み、暮らしに必要なものはすべて床の上の人間から借りてくる借りぐらしの小人たち。そんな小人一家の14歳、アリエッティは、好奇心と伸びやかな感性を持つ少女。だが、人間に見られないよう、目立たないよう、つつましさと用心深さを求められる毎日を送っていた。


ジブリすごいな、と思ったのが
封切り2日目の日曜日。
満席状態。

私、金曜にチケットを買っておいたんだけど
そのときもすでに希望した席は獲れなかったの。
ジブリすごいなー。
私も行ってるし。

夏休みに公開ですが
作品自体もやはり子供を意識してか
やや物足りない90分ぐらいの長さ。
長すぎても子供は疲れてしまいますもんね。
ちょうど良いところきてます。

ただ内容は子供向きかといえば
子供にこれは理解できるの?という印象。
さらっと94分にまとめてるくせに
わりとジブリ作品の根底にある人間の愚かさや醜さ
でもそれと共存しないとやっていけない小人たちの切なさ。

さらには今回、心臓病の少年を出してる所も
表面上ではわからない見えない何かを感じます。

アリエッティは小さいけれど
力強く人間にみつからないように
そして強く生きようと努力しています。
そうでないと生きていけない。
でも強くなりたい、生きていたいと願っていても
死んでしまうかもしれない人間の少年。

わかりやすいメッセージでなく
じんわりと何かが伝わってくる作品です。

子供に見せたら
きっとそのときはわからなくても
大人になって見直したときに
何かを感じてほしい作品でした。

でも私にも何を訴えたかったのか・・。
いつものジブリ作品にある人間の愚かさというメッセージが
強く感じたかな。


映像は相変わらずきれいでした。
「千と千尋・・」のインパクトもファンタジーも
メッセージもないけれど
そこそこの出来。
ただジブリだから、という思いがあると評価が下がってしまうのかも。
インパクトやメッセージが弱いから。


★★★☆☆


夏休みの家族連れも多く
お父さんが家族にジュースやポップコーンを買ってあげてるのって
実に微笑ましいな〜と思いつつ
劇場でジュースやポップコーンなどをまるで買わない私は
「リッチっすなー」と思ってしまいました。

そしてアニメなのでアニメの宣伝も本編の前に
多く、
「カラフル」がすんごい観たい!!
ヤプログで試写会の招待あったけど
滅多にはいらない日曜日の仕事で行けません。
夜だったらよかったのに・・。
かなり期待してます。

あの夏の子供たち

2010年07月10日(土) 20時37分
解説: 自ら命を絶ってしまった父親の死に戸惑いながらも、その悲しみを乗り越えようとする家族の再出発をみずみずしい映像美で紡ぐ人間ドラマ。本作が長編2作目となるミア・ハンセン=ラヴ監督が、尊敬する映画プロデューサーの自殺という経験を基に人生の光と影を繊細に描き、第62回カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員特別賞に輝いた。また、日々映画製作に追われるスタッフの仕事ぶりなど、映画作りの舞台裏を見ることができるのも興味深い。
シネマトゥデイ(外部リンク)


あらすじ: 映画プロデューサーとして精力的に働き、家に帰れば妻と3人の娘たちをこよなく愛する父グレゴワール・カンヴェル(ルイ=ド・ドゥ・ランクサン)。魅力にあふれ周囲の信頼も厚い彼だったが、不況の波が押し寄せ資金繰りが悪化していく中、自ら命を絶ってしまう。突然の死にぼう然とする母娘に残されたのは、多額の借金と未完成の映画だった……。


あらすじだけさらっと読むと
未完成の映画を完成させてそれを観た
残された家族が何かしらで救われる・・
そんな方向に話が進むのではないかと
予想しながら鑑賞しました。

うーん。
ですがこれはやはりフランス映画。
私の希望、予想通り、映画らしく
心が洗われるような展開もなく
前半のかわいらしい子供たちと父との関わりが
微笑ましかっただけに
後半はきつかった。

この立場にあう
奥さんの辛さや大変さは
計り知れないと思うし
そのあたりの苦悩があまり描かれてなくて
ただたんたんと
物語が進行していくといった感じ。
この状況でほんとに愛している夫が亡くなり
そして借金だけ残していたら
酒に逃げるとか泣きわめくとかそんなところが
あれば共感できた。
それとも娘が3人もいるとなると
気丈さを表面上作らなくてはいけなかったのか。


★★★☆☆(3.0)


この監督が29歳ということを知って
驚いた。
しかもきれいなんだけど。
今後が楽しみです。

レポゼッション・メン

2010年07月09日(金) 20時13分
解説: 『マッチスティック・メン』の原作者でもあるベストセラー作家、エリック・ガルシアによる原作をジュード・ロウ主演で映画化したSFサスペンス。人工臓器で長寿が可能になった近未来を舞台に、人工心臓を埋め込まれた臓器回収人の男が真実を追い求める姿を描く。共演には『ラストキング・オブ・スコットランド』のフォレスト・ウィッテカー、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のリーヴ・シュレイバー、『ブラインドネス』のアリシー・ブラガら実力派がそろう。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 人工臓器により長寿が可能になった近未来、高額ローンの返済が滞るとレポ・メンと呼ばれる臓器回収人が強制的に人工臓器を取り立てていた。レミー(ジュード・ロウ)は腕利きのレポ・メンとして恐れられていたが、ある出来事によって人工心臓を埋め込まれてしまう。多額の借金を背負い追われる身になった彼は、謎の女性債務者ベス(アリシー・ブラガ)と出会う。


ラストの10分を見終えるまで
切り口が良いのに
あまりにも矛盾した主人公の考えと行動に
残念だなーと思ってました。

あの暴走が実はなるほど、そいうことだったんだ
とわかった瞬間。
そしてその瞬間が
「時計じかけのオレンジ」をイメージさせるような
見た目におー、と思ってしまった。


現代を近未来という舞台の中で
皮肉ってる部分も多いのに
アクション映画でかつハリウッド映画という
娯楽を優先した作りが
伝えなくてはいけないメッセージを伝え逃した印象があって
おしい出来栄えになってしまっています。

きっと製作者は
「こうあってほしい」現実と
「でも実際はこんなもんさ」というオチが
混ざっていて悪くないんだけど。

アクションシーンは良かった。

そういえばジュード・ロウってあんまり主演って
私は観たことがなかったんだけど
ジュード・ロウの悪役っぽい前半は良かったなー。
この人、悪役に向いてるんじゃないかな。
あんまり好みのタイプではないけど
このジュードはとってもセクシーだったな〜。


★★★☆(3.5)