NINE

2010年03月24日(水) 8時30分
解説: 『シカゴ』のロブ・マーシャル監督がメガホンを取り、『イングリッシュ・ペイシェント』のアンソニー・ミンゲラ監督が脚本を手掛け、トニー賞受賞の同名ブロードウェイ・ミュージカルをオールスター・キャストで映画化。主人公に『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のダニエル・デイ=ルイス、彼を取り巻く女たちにマリオン・コティヤールやニコール・キッドマンらアカデミー賞受賞者がきらびやかに華を添える。ゴージャスなステージで繰り広げられるエモーショナルな歌とダンスに注目。
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あらすじ: 1964年のイタリア。スランプ中の映画監督、グイド・コンティーニ(ダニエル・デイ=ルイス)にとって、妻のルイザ(マリオン・コティヤール)だけが心のよりどころだった。ところが、妻以外にも愛人カルラ(ペネロペ・クルス)や主演女優のクローディア(ニコール・キッドマン)など美しい女たちに囲まれているグイドは、愛とプレッシャーとのはざまで幻想の世界へと陥っていく。


観るなら劇場へ!
と言い切ります。

ミュージカル映画だし、
出演者は超豪華。

劇場で観る以外に選択肢はありません。

これだけの超豪華キャスト。
スターが出ると
すべてのシーンに華ができまる。
映画自体も華やぐことはもちろんです。

私は、ペネロペちゃんが超好き。
前半は、
ファンらしい一言を言わせてもらえば

「やっぱりね。ペネロペが一番シーンに登場してる」

とほくそ笑みましたが、

マリオン・コティヤールも「妻」という
凛とした立場と品が最高にうまかった。

やはりスターだけあって、
すべて歌も踊りもうまい。
(どうやらこの映画にはオーディションがあったらしいのですが
どんなオーディションだったかは知りません。
雑誌のインタビューでペネロペちゃんが
「オーディションでは、私の踊りよりも歌が良かったんだって!」などという
話が出てました。)

ストーリーがなんたらというのではなく
あの華やかな女優と
華やかな舞台、それを楽しむための作品です。

豪華だったなー、と思って劇場を後にできれば合格。
楽しめたってことですな。


★★★☆☆


にしても、
やっぱりファギーが一番、歌に迫力があった。

彼女が出て歌ったことで
この作品はぐっと本格味を増したと思う。

シャーロック・ホームズ

2010年03月23日(火) 19時02分
解説: 『アイアンマン』のロバート・ダウニー・Jrと『スルース』のジュード・ロウが、名探偵シャーロック・ホームズと相棒のジョン・ワトソン博士を演じるミステリー大作。国を揺るがす謎の敵を前に、ホームズとワトソンの強力なタッグで壮絶な闘いを繰り広げる。共演は宿敵ブラックウッドに『ワールド・オブ・ライズ』のマーク・ストロングほか、レイチェル・マクアダムスら。『スナッチ』のガイ・リッチー監督が作り上げた、激しいアクションが満載の新ホームズに期待したい。
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あらすじ: 新たな難事件に挑むことになった名探偵シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)。相棒のワトソン博士(ジュード・ロウ)とともに宿敵ブラックウッド(マーク・ストロング)に立ち向かう。そんな中、国の崩壊をもくろむ巨大な陰謀を暴くための壮絶な闘いが、ホームズとワトソンを待っていた。


とりあえずおさえとかなきゃということで鑑賞。

ガイ・リッチっぽくなくて
ある意味がっかりだし、
お金はかかっていてアクションと
はらはらドキドキの連続・・という
典型的なハリウッド映画らしく仕上がってました。

まあ、ハリウッド映画らしい、とはいえ
大掛かりだけど
ロンドンっぽさを出したかったのか
空がうす暗く
アクションもここでそれですか、そうですか、みたいな。
そしてなんとなしや地味に見える。

種明かしもあと一歩。

最後にネタをばらせば(種明かし)
終わりか・・って。

お金をかけてそれなりに
大胆なハリウッド映画らしくできましたという感じ。

退屈はしないけれど、
出来事だけ通り過ぎ、
結末まで引っ張ったみたいな出来上がり。

現代はこんなシャーロックホームズじゃないと
受けないのかと思うと残念。

ガイ・リッチらしさも
拳闘シーン以外では感じられなかった。
もっとスピード感があって
訳が分からないけどそうなった、みたいなキレが
ほしい。
マドンナを見返そうとかやめてください笑

★★★☆☆

「2」を見据えたラストのセリフ。
今回同様の出来栄えだとどうだろう・・。

しあわせの隠れ場所

2010年03月22日(月) 20時47分
解説: ホームレス同然の生活からアメリカン・フットボールのプロ選手になった少年の実話を映画化した感動的な人間ドラマ。裕福な家族と黒人少年との、偶然の出会いと深いきずなを丁寧につづる。魅力ある母親を好演したサンドラ・ブロックが、2009年の数々の映画賞を受賞。さらに、カントリー歌手のティム・マッグロウや実力派のキャシー・ベイツ、本作の少年役で本格的にデビューするクィントン・アーロンらが共演。良心がもたらすアメリカン・ドリームに、ラストはさわやかな感動で包まれる。
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あらすじ: 家族と共に車で帰路に着くリー・アン(サンドラ・ブロック)は、雨に濡れながら夜道を歩くマイケル・オーア(クィントン・アーロン)に目を留める。自宅に連れ帰ったマイケルの境遇を知り、一家に迎え入れることにしたリー・アン。アメリカン・フットボールを始めたマイケルの適性をリー・アンが見いだしたことから、マイケルの才能は一気に開花する。


サンドラ・ブロックが主演女優賞を獲得した作品です。
サンドラ・ブロックは以前からコメディにしても
嫌みじゃない演技が好きだったので
いつか良い作品に出会えたらきっと獲るだろうと思っておりました。

そしてあの年齢にしてあまりにも
素敵なプロポーションにうっとりしてしまいました。

この作品ですが、
実話ということもあるからでしょうか。
登場している人物、すべてが「いい人」でした。

支える家族は
苦労も多かったと思うのです。
言葉では
娘さんが「嫌なことを言われたりする」なんてことも
出てましたが、
しっかりした娘さんでして
このリーにしっかりと育てられた証であるのだろうな
と思うしかありません。

育ちの良い子女ばかりの
学校だからあまり
目立ったいじめだとかそのようなことも
なかったのかもしれないですが。

私と一緒に行った者は
非常に映画には辛口ですが
満足していたようでした。

私は根性がねじまがってるのか笑
やはりお金があればどうにか勉強も
優秀な家庭教師をつけ
良い学校に入れ
良い将来ができるのかな、と考えてしまいました。

もっともっと
苦労しているに違いないこの家族と主人公のマイケル。
それが
なんとなくリーのキャラクターのまま
まっすぐに強く生きてしまい
周りを見てない印象が私にはありました。
余裕なく精いっぱい生活している人にとって
この作品はどう映るのでしょうか。



★★★☆☆


ロールエンドでは
実際の人物が出てきました。

マイケルはもっと精悍できりっとしていて、
リーはサンドラ・ブロックにそっくり!
というかサンドラがそっくりになりきったのか。

ロールエンドでは
うるっときてしまったな。

フィリップ、きみを愛してる!

2010年03月18日(木) 8時48分
解説: 刑務所内で出会った運命の相手に「愛してる」と伝えるため、詐欺と脱獄を繰り返した男の実話を基にしたドラマチックなラブストーリー。妻子を愛する平凡な男から一転して本当の自分として生きるつもりが、愛のためにうそを重ねてしまう主人公とその恋人を演じるのは、『Disney's クリスマス・キャロル』のジム・キャリーと『スター・ウォーズ』シリーズのユアン・マクレガー。本作で初メガホンを取るのは、『バッド・サンタ』などで脚本を手掛けるグレン・フィカーラとジョン・レクア。ジムとユアンの二大カメレオン俳優の豪華競演が見どころだ。
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あらすじ: 愛する家族より自分らしく生きることを選んだ警官のスティーヴン(ジム・キャリー)。しかし、ボーイフレンドと派手な生活をするために詐欺師となり、あえなく刑務所行きに。そこで今度はフィリップ(ユアン・マクレガー)に一目ぼれし、自分は弁護士だとうそをつく。釈放後、晴れて幸せを手に入れた二人だったが、スティーヴンはさらなるうそと不正を重ねていき……。



ジムキャリーの演技のうまさは以前からですが
今回驚いたのは、ユアン・マクレガー。

今までの彼を一切忘れ
ゲイとわかるその仕草。
主人公、スティーヴンが彼を好きになってしまうのも
わかるぐらいに愛らしいのです。

プロってすごいな、とつくづく思いますね。
とにかくユアン・マクレガーを観るだけでも価値があります。

この作品は、
実際にあった話ということですが、
コメディ、喜劇にしなけりゃ
やってけないというほど
聞いてる分にはおもしろおかしい。

でも、主人公のスティーヴンはいつだって本気。
やってのけることも
映画の主人公になるほど大胆です。

聞いてる私たちは
笑えるけれど
本人は本気。
だから笑えるのです。

これが作り話であるなら
多分、やりすぎだよ、と白けてしまうけど
実際にあったほんとの話というから
これまた笑えます。

最後にフィリップについた大ウソは
私も騙されてしまった。
(観客もここで詐欺師のスティーヴンに騙されてしまうオチ)

これだけ愛情深く頭の良い男。
もしも養子に出されたりせずに
愛情あふれて育てられていたら
どんな人生になっていたんだろうかと思わずにはいられない。

ま、映画になったかはわからないけどね。


★★★☆☆





ハート・ロッカー

2010年03月16日(火) 8時32分
解説: イラクに駐留するアメリカ軍の中でも、最大の危険を伴う爆発物処理班の兵士を描き、2009年の賞レースを席巻した戦争アクション。命知らずの兵士と仲間との確執と友情を軸に、緊張感あふれる爆発物処理の現場をリアルに映し出す。監督は『ハートブルー』『K-19』のキャスリン・ビグロー。レイフ・ファインズやガイ・ピアースらが脇を固める中、『28週後…』のジェレミー・レナーが任務に命を懸ける主人公を熱演。迫力ある戦場の描写と、兵士の勇気の裏にひそむ心理の繊細な描写に驚がくさせられる。
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あらすじ: 2004年夏、イラク・バグダッド郊外。アメリカ軍爆発物処理班・ブラボー中隊のリーダーに、ウィリアム・ジェームズ二等軍曹(ジェレミー・レナー)が就任する。まるで死への恐怖などないかのように遂行されるジェームズの爆発物処理の様子に、仲間のサンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)らは不安を抱くようになり……。


今年度オスカーに輝いた作品。
近頃のオスカーは「オスカー」というほどではないけど
まあ悪くない、いいかもね、あたりが多い。

「ハートロッカー」はどうだったのか。

戦場での緊迫感があふれ
息つく暇もなく
次から次へとはらはらドキドキの連続。
これが単純な娯楽作品、ハリウッド映画であれば
このはらはらドキドキも
爽快感と安堵感なども混じり
すっきりすることが多いけれど

この作品は
イラクでのアメリカ軍の爆発物処理班が担う
はらはらドキドキをそのまま
感じるわけです。

臨場感もあり
戦場での兵士が
いろいろな思いに葛藤する姿も
わかりやすくできています。

緊張感が約120分途切れることもなく
続いているのは
ここ数日激務に追われていた私には
少々堪えたかな・・・。

やはりオスカー作品。
いつもがらがらの映画館もかなりの入りでした。
男性客が多いのも驚きと
内容で納得でした。

女性はあまり好みの人がいないかもしれないけれど
オスカー作品ということと
次々に起こる緊迫した空気とその中で
うまいこと合わせた
人間模様と感情。

オスカーがこれなのか・・と思うと
なんとなく物足りないような気がするけれど、
作品としては
隙がなく緊迫感と主張がより伝わりやすい
作品だったと思います。


★★★★☆



ニューヨーク、アイラブユー

2010年03月15日(月) 17時25分
解説: 大都会ニューヨークを舞台に、さまざまな愛の物語が展開する珠玉のアンサンブル・ムービー。日本の岩井俊二、初監督に挑戦した女優のナタリー・ポートマンをはじめ、各国の多彩な監督11人が参加。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのオーランド・ブルームら、豪華キャストが結集し、あらゆる形の愛のドラマを作り上げている。セントラル・パークやブライトン・ビーチなど、ニューヨークならではスポットが登場するのも見どころ。
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あらすじ: 摩天楼がそびえ立ち、大勢の人々が行き交う活気に満ちている街ニューヨーク。この眠らない大都会では、今日も無数の出会いが生まれ、愛のドラマが繰り広げられていた。そんな中、スリの青年ベン(ヘイデン・クリステンセン)は、チャイナタウンで目にした女性モリー(レイチェル・ビルソン)に心惹(ひ)かれるが……。


NYを舞台に男女が繰り広げる恋愛を
数人の監督でまとめている作品。
ナタリーポートマンも初監督、かつ日本の岩井俊二監督も
今回出ているところも話題です。

すべてにこれといった主張なんかはないけれど
ちょっぴり洒落た会話と
恋愛の始まりを描いているものが多く
私はこういうの好きなんだよね。

多分、NYが好きだからってのもあるけれど
巧みな大人の会話や
なんかキザだな、という映画らしいセリフ。
これが2時間すべてそうだと
飽きちゃうけれど
それなりに有名な俳優さんが
いい芝居をして小気味よさとテンポで
うまくつないでるし、
白けてない。

それぞれの恋愛があるけれど
老夫婦の恋愛?というか
ストーリーがほほえましくて好きだったかな。

友達、カップル、誰かと鑑賞するのに
おすすめの作品です。


★★★☆☆

ラブアクチュアリーまではいきませんがね・・。

渇き

2010年03月07日(日) 21時52分
解説: 人体実験によってバンパイアになった牧師と人妻との禁断の情事を叙情的かつ暴力的に描くスリラー作品。『オールドボーイ』のパク・チャヌク監督がメガホンを取り、2009年カンヌ国際映画祭の審査員賞を受賞。敬虔(けいけん)な神父から一変、血と欲望のとりこになるバンパイアを『シークレット・サンシャイン』の韓国の演技派俳優ソン・ガンホが演じる。人間の業を鋭くえぐり出しながら、ところどころにユーモアなどを織り交ぜた独特の世界観を楽しみたい。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 伝染病の人体実験で奇跡的に助かった神父のサンヒョン(ソン・ガンホ)だったが、そのせいでバンパイアとなった運命に苦しんでいた。そんなある日、サンヒョンは友人ガンウ(シン・ハギュン)に再会し、その妻テジュ(キム・オクビィン)と強く惹(ひ)かれ合うようになる。愛欲におぼれる二人は共謀し、ガンウの殺害を企て……。

珍しく忙しかったこの1週間。
そしてこの忙しい日々はまだ続きます。
やっとの思いで観に行ったのがこの作品。
「ハートロッカー」も観たかったし、「幸せの隠れ場所」も
観たかった。
でも私はこの作品を選んでしまった・・。

ずばり
何が言いたいのかわからなかったとしか。。
いろいろなメッセージがあるのかもしれない。
けれど私にはわかりませんでした。
パク・チャヌクということで過大評価してしまったのかも
しれません。

よかったところといえば
女優さんがどんどん美しくなっていくこと。
韓国の女優さんは
フランスの女優さんのように
ここぞ、というときにはきわどいシーンやヌードも
軽くこなしてしまいます。

日本ではそれが出来る人ってほとんどいない。
評価するならそのぐらい。
あとは残酷な映像なわりにはありえないテーマだし、
切り口は良かったのに
話がどんどん違う方向へ進んじゃった感じ。
つまりここがどうとかああとか
言うレベルではないということ。

あー、ハートロッカーにすればよかった。


★★☆☆☆