ウェイヴ

2009年11月30日(月) 18時29分
解説: 独裁政治を学ぶ体験授業をきっかけに洗脳されていく高校生たちの姿を描き、ドイツで大ヒットを記録した心理スリラー。アメリカで起こった実話をドイツの高校に置き換え、『エリート養成機関 ナポラ』のデニス・ガンゼルがメガホンを取った。主演には『エーミールと探偵たち』などに出演するドイツの俳優ユルゲン・フォーゲル。単純な興味や好奇心、ゲーム感覚から、あっという間に集団狂気に変化していく様子は、実話ならではのリアルさを帯び、身の毛もよだつほどのラストも衝撃的だ。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 自由な雰囲気で生徒に慕われるベンガー(ユルゲン・フォーゲル)は、校長の要請で独裁制の授業を担当することに。あまりやる気のない生徒に、「発言するときは挙手して立つ」など独裁制の実験を取り入れようと提案。しかし、ベンガーの予想を超え、独裁制に魅了された生徒たちは、学校外でも過激な活動をするようになり……。


ドイツの作品ということに驚きました。
ドイツでは、誤った歴史があったことや
その時代のことをあまり多く
ドイツ人から語られることがないと
印象を受けていたから。

「ナチ」とか「第三世界」という表現をしていました。
これも印象的でした。

いろいろと考えさせられることが多く、
高校生という純粋な状態でこのような取り組みを行ったからこそ
この結果になったのか・・。

そんなことはないでしょう。

「目標がない」「皆、平等だ」・・など、
決して独裁政治、ということが
すべて「NO」ではないことも描かれています。

実践で、
手応え、生きる喜びまで感じてしまうと
人間はいきつくところまでいってしまう。

周りなど気にする必要などない。
皆、この独裁者のいる世界は独裁者以外、平等なのだから。

今の世界、もっと小さい範囲で日本にしても
これだけ混迷した世の中で
「平等」で独裁者の言うことだけが正しいと信じれる世界が
あるとしたら、
すぐにこのような世界ができあがってしまうのではないかと
いう危惧もあります。


冒頭からベンガーが
パンクロックを聞いて始まるあたり
うまいな、と思います。

彼はパンクMusicが好きだし、
そしてパンクが込めるメッセージにも
共感していて、
「アナーキー」だと言ってる。

この状態を止めるには
予想通りのラストだったけど、
作品としては最初から最後まで
引き込まれ
考えさせられました。

そして、皆、いろんな意見を持ってていいんだ、
悪口を叩かれたって、
引け目を感じることがあったって。

そんなことを考えた。


★★★★☆

2012

2009年11月27日(金) 19時46分
説: マヤ暦による2012年終末説を題材に、『インデペンデンス・デイ』『紀元前1万年』のローランド・エメリッヒが手掛けるディザスター・ムービー。地球滅亡を目の前になすすべもない人々が、巨大な自然災害から必死に逃げまどう姿を描く。偶然にも地球の危機を知ってしまうリムジン運転手に『ハイ・フィデリティ』のジョン・キューザックがふんし、大事な家族を守るために奔走する。大地震、火山噴火、津波など最新CG技術による迫力ある映像に注目。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 2009年、リムジン運転手のジャクソン・カーティス(ジョン・キューザック)は、子どもたちとの旅行を楽しんでいた。ところが、偶然湖底に沈む巨大な研究施設を発見し、地球が滅亡に向かっていることを知る。この危機から逃れる手はないものかと模索するジャクソンだったが、すでに天災は地球上の至るところで起こり始め……。

この手の映画ってCGだけ力が入っていて映画の中身は、
うーん・・というものが多かったので
多くの人の評判を聞いてから
行くことに決めてました。
上映時間も長いしね。

観た、ということは評判が良かったからなのですが、
私もなかなか良かったと思います。

とにかくCGで作る
大地震、火山噴火、津波・・。
迫力満点なうえに、登場人物を絡ませた
スリルもあり見応えさらにアップ。

これ大きいスクリーンで迫力を味わうことが大前提の映画なので、
DVD、借りればいいや、ってなると
評価は変わると思います。

これ大きなスクリーンで
音響も良い映画館で観るのをおすすめします。


天災なので、
これを「おもしろい」というのは不謹慎かもしれないけど、
迫力に圧倒され、
それなりのスリルと展開の速さが良かった。

ハリウッド映画らしいエンターテイメント型の作品なので
映画に娯楽性を求める、
ということであればぴったりの作品なのではないでしょうか。

上映時間も長いけれど、
映画っぽい映画。


★★★★☆


最近の日本の気候も荒れていると思いませんか。
この時期なのに
あったかいし、雨も多い。

こんなことが本当に起こってしまうのではないか
と、
真剣に考えてしまいました。

イングロリアス・バスターズ

2009年11月20日(金) 18時30分
解説: クエンティン・タランティーノ監督とブラッド・ピットがタッグを組んだ最強のアクション大作。ナチス占領下のフランスを舞台に、それぞれに事情を抱えたクセのある登場人物たちの暴走をユーモアたっぷりに描く。メラニー・ロランやクリストフ・ヴァルツ、ダイアン・クルーガーなど各国を代表する俳優たちがこれまでにない役柄を喜々として演じている。歴史的事実を基に作り上げられた、奇想天外なストーリー展開は拍手喝采(かっさい)の快作!
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あらすじ: 1941年、ナチス占領下のフランスの田舎町で、家族を虐殺されたユダヤ人のショシャナ(メラニー・ロラン)はランダ大佐(クリストフ・ヴァルツ)の追跡を逃れる。一方、“イングロリアス・バスターズ”と呼ばれるレイン中尉(ブラッド・ピット)率いる連合軍の極秘部隊は、次々とナチス兵を血祭りにあげていた。やがて彼らはパリでの作戦を実行に移す。


タランティーノ様、自信のこの作品。
途中退場したら全額返金!!

ただし、わりと規制があるので(ほんとはタランティーノはこんな制限などは入れてないと思うけど)そんな規制があるなら「全額返金」とか言えるよね、と思う規制。
今日から23日ぐらいまでで最初の1時間で帰ったら、ということ。

この映画は5つに分かれていて、
その3つぐらいがちょうど1時間になるらしいのだけど
それまでに退出したら全額返金のようでした。

映画館のスクリーンで映し出されたわけでもないので
最後の30分ぐらいで二人ぐらい退出していたけど・・。
これはほんとに帰るつもりだったのか?
それともこの企画のせいなのか?

そんなわけでそれほどおいしい全額返金キャンペーンでもないです。

この「全額返金」キャンペーンで、タランティーノ監督の並々ならぬ自信がうかがえますが、
実際にところ、タランティーノの節を受け付けない人には全くだめなんだろな、
と思います。

私はわりとタランティーノ監督は嫌いではないし
ブラックジョークも映画だから笑えます。

なぜ今になってタランティーノ監督が「ナチ」をテーマにしたかはわかりませんが、
多分、炎上する映画館っていう設定がやりたかったんじゃないか。
楽しんでいる人たちを大胆に殺す、というシーンをやりたかったんじゃないか。

なんて思います。

タランティーノ監督の作品では
こんなこと言う人はあまりいないだろうけど、(ってか笑われるかもしれない)
芸術を思わせるシーンがあるのです。

これ、計算してるよな。
でも凡人では発想もしないしできないけれど、
彼なりの芸術を思う瞬間があります。

そしてこのあたりは私は好みませんが、
容赦なく最後まで、殺します。
殺したところはしっかり観客にみせます。

今回もそのあたりは抜かりなく。

この人をここで殺すことないだろ、って人まで死んでしまいました。
これもタランティーノ監督なりのある種の芸術なのかなと思いましたが
苦手な人は苦手だと思う。
私は、苦手だ。


全額返金キャンペーン中ですが、
最後まで観る価値あり、だとは思いました。

ラストの4-5ぐらいは緊迫した駆け引きに、
どうなるかとハラハラドキドキしてしまった。


★★★☆(3.5)


それにしても同じ軍服を着た敵味方のシーンがあり
相変わらずどっちがどっちだかわからなくなってきてしまいました。

言葉が堪能であれば「この訛りだからこの国」区別がついたり、
顔つきなんかでわかるのでしょうが
日本人の私は相変わらずこんなところで混乱してしまいました。

ダイアンクルーがーはよくあの役、引き受けたな・・。笑

なくもんか

2009年11月18日(水) 21時00分
解説: 幼いころに生き別れ、互いの顔も知らずに育った兄弟と、二人を取り巻く周囲の人々が織り成す人情コメディー。『舞妓 Haaaan!!!』の水田伸生監督、主演の阿部サダヲ、脚本の宮藤官九郎のトリオが再び顔を合わせ、不幸な生い立ちの兄弟の再会劇を、笑いと涙を交えて描く。お人好しの兄を阿部が演じるほか、人気お笑い芸人の弟を瑛太が、兄の幼なじみに竹内結子がふんする。家族のきずなをテーマにした、ハートフルな物語が感動的。
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あらすじ: 無茶苦茶な父に捨てられ、幼少期に生き別れた兄・祐太(阿部サダヲ)と弟・祐介(瑛太)は、互いの顔も名前も知らずに成長する。祐太は、東京下町の商店街でハムカツが名物の店を切り盛りし、祐介はお笑い芸人として超売れっ子になっていた。そんなある日、祐太のもとに、初代店主の一人娘・徹子(竹内結子)が突然帰って来る。


阿部サダヲのくどい演技に辟易していたところもあり大好きなクドカンだったけど
「舞妓haan」は観ませんでした。

何の映画だったか忘れましたがとにかく阿部サダヲが脇役で周りを食っちゃってて
浮きまくりだったんですよね。

「またこいつが出てきてぶち壊し」ってなぐらい。

だから「舞妓haan」も観ませんでしたし、この作品も観る予定なしでした。

いしだあゆみが”笑っていいとも”と勘違いしてる所が
予告に出ていたのも良くなかった。

じゃ、なんでって評判がよかったので行ってみたという次第です。

さて評判通りかといえば、私は好きな作品。

結構、皆さん、笑ってたよ。
クドカンワールドが好みならあっさり受け入れられるブラックジョーク。
クドカンワールドがNGならば全く駄目だと思います。

私、一人で笑ってところもあったけど
つうかなんでここで笑わないの!!!笑うところじゃないか、って一人で思ってました。


タイトルの「なくもんか」からしてクドカンワールド。

セリフにもありましたが、「不幸が笑える」というテーマがあり、
「不幸な兄弟」がコメディとして成立するのか、をクドカンは今回、挑んだのだと思います。

確かに不幸な境遇な兄弟で決して幸せとは言い難く、
兄、弟が子供ながらに生きるすべをそれぞれ身につけ、
生きていく姿をコメディとしつつも
やっぱりこの兄弟、不幸だよ、と思わざるを得ません。
そんなところがやっぱりクドカン、うまい。

隣の席のご婦人はラストで涙してました。
確かに私も「お父さん」のセリフには泣いてしまった。
これだけ笑えて泣けるなんて予想外でした。


★★★☆(3.5)


気になっていた阿部サダヲの演技も主役だから全く気にならないし、
この人、喜劇俳優なんだな、と実感させられてしまいました。

竹内結子も良かった。
彼女の間のタイミングだとか叫びだとか
三谷幸喜のコメディに出演してあまりにもコメディがはまらない女優さんがいるけれど
竹内結子さんはきっちりコメディアンヌとしてやっていました。
この人もまだまだこれから楽しみな女優さんでさらに好きになりました。

マイケル・ジャクソン THIS IS IT

2009年11月17日(火) 20時19分
解説: 2009年6月に急逝したマイケル・ジャクソンによって、死の数日前まで行われていたコンサート・リハーサルを収録したドキュメンタリー。何百時間にも及ぶリハーサルを一本の映画にまとめあげたのは、『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』の監督兼振付師で、予定されていたロンドン公演のクリエーティブ・パートナーでもあったケニー・オルテガ。コンサートを創り上げる過程では、偉大なスターであり才能あふれるアーティストでもありながらなおも進化を続けたマイケル・ジャクソンの素顔が垣間見える。
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あらすじ: 2009年6月、1か月後に迫ったロンドンでのコンサートを控え、突然この世を去ったマイケル・ジャクソン。照明、美術、ステージ上で流れるビデオ映像にまでこだわり、唯一無二のアーティストとしての才能を復帰ステージに賭けながら、歌やダンスの猛特訓は死の直前まで繰り返されていた。


あーこのライブが本当に実現となっていたら、と思うとこのチケットを購入したファン、そして裏舞台を支えた数多くのスタッフの無念を思います。

とにかく大スターのライブで何がって本人が遠くて何も見えないこと。

そんなこともマイケルは配慮しての演出、そしてこだわりに驚かされました。

一人のスタッフが「謙虚」とマイケルのことを言ってました。
あれだけのスターでありながら、アドバイスを言う時、「これは愛があって言ってるんだよ」と一言付け加えてからアドバイスをしたりするなどマイケルのちょっとした気遣いがじんわりしてきます。

この映画を観ると惜しい人を亡くしたものだという思いとロンドン公演のために汗を流し、長い時間をかけて制作に関わったスタッフの気持ち。

やはり無念、という言葉しか思い浮かびまん。


★★★☆☆


それにしても一流のスターのライブはここまでやるのか、と驚きました。
先のアンヴィルと比べると笑奴らは、単にギター1本だけですから。

Disney'sクリスマス・キャロル

2009年11月16日(月) 19時53分
解説: 金銭欲を満たすために生きる男が、クリスマス・イブの夜の不思議な体験を経て、本当の幸福の意味を悟る奇跡と感動のファンタジー。文豪チャールズ・ディケンズの不朽の名作を、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのロバート・ゼメキス監督が映像化。ケチな主人公をはじめ、7役を演じるのは名優ジム・キャリー。希望に満ちたメッセージや、俳優の演技をデジタル的に採り込むパフォーマンス・キャプチャーによる驚異の映像が圧巻!
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 金がすべてで、家族を持たず、人とのきずなに背を向け、ただ己の金銭欲を満たすためだけに生きるスクルージ(ジム・キャリー)は、街一番の嫌われ者。あるクリスマス・イブの夜、かつてのビジネス・パートナーの亡霊が現われ、スクルージを彼自身の過去・現在・未来をめぐる時間の旅へと連れ出す亡霊にとりつかれると予言する。


3Dで観た方がいいかな・・と心の片隅にありつつもポイントが溜まっていたのでそれで観れる映画館で鑑賞。

やはりお金をきちんと払って3Dで観ればよかったと後悔です。

冒頭から「これ3Dだったらこうなってたのかもしれない」というシーンが満載でした。

ディズニーは3Dを意識してこの作品を作ったのでしょうか。
話はディケンズという原作はありつつもメッセージ性だとかはあるようでなく、こんな頑固じじいがたった一夜の出来事で改心するかというとそんなことあるわけない。

というわけでこちらの作品は3Dの劇場で映画というよりもエンターテイメントとして楽しむことをおすすめします。
私は3Dで鑑賞していなかったため単なるコンピュータグラフィックを駆使した映画を観たという印象しかありませんでした。
まあ、それだけでもかなりすごかったですけどね。
遠近法だとかそんなあたりも。


★★☆☆(2.5)

ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男 Part 2 ルージュ編

2009年11月14日(土) 10時10分
解説: 海外でも悪名をはせたフランスの犯罪王、ジャック・メスリーヌがフランスに帰国し、大胆な手口で銀行強盗と脱獄を繰り返す様子を追ったギャング映画。Part 2では絶頂期を迎え、やがて壮絶な最期を迎えることになるアンチヒーローの輝ける軌跡をたどる。主演は前作に引き続きヴァンサン・カッセルが演じ、20キロも体重を増やして鬼気迫る演技を見せる。常に冷静だった男がマスコミに踊らされ、次第に自らを窮地に追い込んでいく様が切ない。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: ジャック(ヴァンサン・カッセル)はカナダの特別刑罰刑務所から見事脱出し、1973年にフランスに舞い戻る。彼は旧友のミシェル(サミュエル・ル・ビアン)とともに銀行強盗を繰り返すが逮捕される。法廷に出廷した彼は何と判事を人質にして、まんまと逃亡に成功し、海外同様フランスでも“社会の敵No.1”の名称で呼ばれるようになり……。


解説読むまで「あの体型はどうしたんだろう」と思っていましたがやはりヴァンサンカッセル自身が体重の調整をしていたんですね。
見事なメタボ体型ぶりでした。

何しろジャックメスリーヌは映画で知る限り美食家で自分で手料理をふるまっていたようですから。

このPart2のほうがPart1よりもダイジェストっぽさはなくなっていたかな。
ジャックメスリーヌの性格も言葉に敏感に反応し、なおかつわりとユーモアがあるというのも伝わってきます。
そして女が何よりも好き。

今回、サニエ嬢が登場。
子供っぽいの顔つきなのにもう彼女も30越え。
もちろんサニエ嬢はいつもながらに別にみせる必要がないところで喘ぎまくってました。
これもお約束のファンのためにというところでしょうか。

ジャックメスリーヌはアンチヒーローのごときマスコミに自分の姿を計算して映し出します。
ただ映画の中では、何を社会になげかけているのかわかりません。

実際は、社会に多くの大胆な犯罪を通してメッセージを送っていた、などともいわれていたようです。
ただ映画では目立ちたがりにしか伝わらないところもあり政治的な背景やらそのあたりが何もなかったのでなぜジャックメスリーヌがアンチヒーローとしてマスコミを利用して自分の犯罪を存在させたかったのかはわかりにくかったです。

これが実際に存在していた人間で存在していた人間が起こした数々の事件。
映画として取り上げるならもう少しジャックメスリーヌの思想や性格、考えなどがわかるとより楽しめたと思います。

Part1よりはマシですがやはりダイジェストに流してる感は否めませんでした。
ただ展開が早く、起こす事件も想像を絶することがあり(あらかじめ裁判所のトイレに銃を隠しておくとか)それなりには適度な驚きと楽しさがありましたし、ユーモアもありました。

でも、映画には最適な人物なのですがやはりこれだけの人物なので2編の映画にしても物足りない。
もったいないけどこれが限界なのかもしれない。

というわけで、非常に私はジャックメスリーヌに興味が湧いてしまったので本を読んでみます。

興味をそそられ本を読む気持ちに掻き立てさせたことは映画としては成功なのかも。


★★★☆(3.5)


それにしても後半のメタボなヴァンサンカッセル。
かつらをかぶってひげを生やしていると、宇宙戦艦ヤマトを歌を歌っていた佐々木功に見えたのは私だけ?

ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男 Part 1 ノワール編

2009年11月11日(水) 19時55分
解説: フランスに実在した伝説のギャングスター、ジャック・メスリーヌの若き日の姿を描いたフィルム・ノワール。Part 1ではごく平凡な男が次第に悪事に手を染め、海外逃亡の末にカナダで投獄され、やがて脱獄するまでをスリリングに活写する。監督は『アサルト13 要塞警察』のジャン=フランソワ・リシェ。主人公を『イースタン・プロミス』のヴァンサン・カッセルが熱演する。自分なりのおきてに従い、罪を重ねる男の華麗な犯罪人生に熱狂する。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 1959年、ジャック・メスリーヌ(ヴァンサン・カッセル)はアルジェリア戦線に参加した後、パリに帰還する。彼は父親(ミシェル・デュショーソワ)のつてで仕事を紹介されるが、結局は友人(ジル・ルルーシュ)の闇商売を手伝うことになる。やがて彼はボス(ジェラール・ドパルデュー)にも紹介され、本格的に悪事に手を染めることになる。


この作品も伝記物らしく超長編。
2部構成になっていて、1編ごとにお金を払います笑
時間があるならば続けて2編観てしまうほうがよいかなと思います。

これだけ波乱万丈な人生だもの。
2編でも物足りない気がしました。

原作はジャックメスリーヌが服役中に自伝として書いたものを映画にしたようなのでどうして彼がこのような人生を歩むようになったのかこのような思想をもつようになったのか。

そのあたりはわかりにくくアルジェリアへ志願兵になったことあたりが彼の人生を左右したのか程度に予想はがつく程度でした。

あれだけ強盗を重ねればお金もずいぶんあっただろうになぜ彼は強盗を繰り返すのか。

このPart1ではどちらかというどダイジェストにPart2へのつなぎとして流してる印象。

あっという間に子供が3人もいたり、結婚してたり、退役したら強盗のボスに紹介され、気が付いたら気に入られてたり・・とあっという間に事が流れ人間ドラマなどなにもなく性格がわかるところといえば気性が荒く女が好きで大胆不敵、ってことぐらい。
感情移入どころではありません。

脱獄をした後の刑務所に仲間を助けにいこうとする心意気は普通の映画じゃ映画すぎになってしまうけれどこれ現実にあった話だから映画として成立するんだろうな。


Part2へ続く・・。


★★★☆☆

きみがぼくを見つけた日

2009年11月05日(木) 20時05分
解説: 異なる次元に引き裂かれる恋人たちの切ない運命を描き、アメリカで大ベストセラーとなった純愛小説を映画化。脚本は『ゴースト/ニューヨークの幻』のブルース・ジョエル・ルービン。主人公の恋人同士を『きみに読む物語』のレイチェル・マクアダムスと『ミュンヘン』のエリック・バナが演じている。製作総指揮にはブラッド・ピットも参加。時空を超える愛の行方と運命に打ち勝とうとする恋人たちの姿が感動を呼ぶ、珠玉のラブストーリー。
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あらすじ: 時空を旅する運命を背負うヘンリー(エリック・バナ)は、どんなときにどの時代のどこへ飛ぶのかは自分で選べない。秘密を抱えた孤独な人生を送る彼は、ある日、旅先の過去で、一人の少女に出会う。やがてヘンリーは、少女から美しい心の女性へと成長したクレア(レイチェル・マクアダムス)といつしか愛し合うようになるが……。


悪くなかったけどそれほどでも、という印象でした。

まさにあらすじどおりでヘンリーという時空を旅する運命を背負う青年とヘンリーが旅していたときに出会っていた少女が良いタイミングで出会い、結婚する・・という話。
それだけではありますが、訳のわからない運命を背負った男と結婚するものだから決して普通の幸せな結婚生活は送れるわけもなく、クリスマスに突然時空を旅する羽目になり新年を明けてもクレアが一人ぼっちだったり、なかなか愛を貫くにも貫けない状態。

子供においては少々強引な展開で、時空を旅する運命を背負う遺伝子を持つ胎児は何度もそのたびごとに流産してしまいうという始末。
ヘンリーの母親がそのような体験をしてヘンリーを産んだわけでもないのに??は残ります。

クレアもとんでもない男に小さいころから調教され、結婚させられてたまったもんじゃないですが(映画の中で本人も言ってましたが)主人公のヘンリーのほうがもっとたまったもんじゃないんでしょう。

でも。。

この苦悩がわかりにくいのです。
恐らく、20代、30代、40代・・と登場年齢がばらばらで少々無理が脚本の中に感じられたからかもしれないです。
都合がよすぎるというか・・。
たとえば、クレアが妊娠した最後のきっかけなども都合がよすぎるような・・。


★★★☆☆


ネタばれになるので追記します・・。

ジェイン・オースティン 秘められた恋

2009年11月04日(水) 18時35分
解説: 「高慢と偏見」などで知られるイギリスの女流作家ジェイン・オースティンに迫る伝記ラブストーリー。監督は『キンキーブーツ』のジュリアン・ジャロルド。ジェインを『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイ、その一世一代の恋の相手となる青年トムを『つぐない』のジェームズ・マカヴォイが演じている。自著の主人公たちをハッピーエンドへ導いてきた、ジェインの知られざる恋の物語が堪能できる。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 1795年、イギリス。オースティン家の次女ジェイン(アン・ハサウェイ)は、裕福で家柄のいい相手との結婚を望む両親に迫られ、地元の名士レディ・グリシャム(マギー・スミス)の甥(おい)との結婚をしぶしぶ検討。しかしそんな中、ジェインはロンドンで法律を学ぶ知的なアイルランド人青年トム(ジェームズ・マカヴォイ)と出会う。


ジェーンオースティンに関しての映画は多くあります。
「プライドと偏見」、「ジェーンオースティンの読書会」・・などなど。
日本では映画を通じて彼女の名を知る人も多いのかもしれません。

私は実は「高慢と偏見」も読んだことがなく名前だけの存在。
ただ「ジェーンオースティンの読書会」でもあるとおり女性の人気は諸外国ではかなりあります。
あーこういうときに英語で本が読めたらと。
翻訳だとどうしても表現がね・・。最近は随分と読みやすく変えてくれてるようですが反対にそれはそれで違ってないかと考えてしまうこともあります。

今回のこの作品ですが、この時代にあるよくある話といえばよくある話。

やはりジェーンオースティンの愛読者でなければこの恋の意味がわかりにくかったのかもしれません。

というわけでこの作品についてはジェーンオースティンの作品との対比とかそんなこともできず単なるこの時代の許されない恋愛物語としかみれなかった自分を恥じます。

単なるこの時代の恋愛物語、ということになるとよくある映画。
ジェーンオースティンがどんなに優れていた作家なのかその才能がどんなところに秘められていたのかなどはわかりません。

また口げんかばかりしていたジェインとトムが突然恋していた気がしていてその経過が前半、わかりやすい状況を作ってくれていたのに強引すぎました。


もっとジェーンオースティンの本を読んでいたならばもっと思いも見方も違ったのかも。
でも退屈しない120分でした。


★★★☆☆