お買いもの中毒な私!

2009年05月31日(日) 21時07分
説: ソフィー・キンセラのベストセラー小説を、『ベスト・フレンズ・ウェディング』のP・J・ホーガンが映画化。お買いもの中毒のヒロイン、レベッカが繰り広げる騒動とロマンチックな恋の行方を描く。主演は『ウエディング・クラッシャーズ』のアイラ・フィッシャー。レベッカと恋に落ちるルークを『キング・アーサー』のヒュー・ダンシーが演じている。『プラダを着た悪魔』の名スタイリスト、パトリシア・フィールドがセレクトした劇中衣装の数々も見どころ。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 一流ファッション誌の記者を目指す、ニューヨーク在住の25歳、レベッカ(アイラ・フィッシャー)。何かしら理由を見つけてはショッピングに明け暮れる一方、地味な園芸雑誌の編集部で退屈な毎日を送る彼女は、キャリアアップを狙って転職活動を開始。ところが、ひょんなハプニングから経済雑誌の編集部に採用されてしまい……。(シネマトゥデイ)


原作は読んだことがなく、原作を読んだことがある人にとっては、原作自体にいらっときたり、原作のような成功するとかそれにまつわるいろいろな出来事なんて一切知らないで鑑賞。

で、結局のところラブコメ好きな私としては、結構楽しめたし、アメリカの新聞などで不景気な時期にこの映画は・・なんていう批判も「批判するほどでも・・」と思えるほど。
買い物ばっかりしてるけど、ついつい買い物してしまうところなんかも共感できるし、それでいて買いすぎてカードの明細に驚愕のするとかよくあること・・。(私もやばいのかも?)
試練もそれなりにあるし、まあ映画としては、良い出来栄えと思います。


ありえない〜とか思いつつも共感できるところがある作品は大好き。
よってこの映画も好きなジャンルですね。
ただ無理矢理「笑えよここ」的なところも処々にあり、「日本人はここでは笑いませーん」と思ったところもあったかな。

それにしても主人公のレベッカが25歳の設定だったんですが、実際のアイラー・フィッシャーって33歳。
やはり25歳にはどうしても見えなかったのです。
おでこのしわが気になって、気になって・・。
コメディアンヌとしてはかなり頑張っていたかなと思います。


お買い物がそれなりに好きな女性で、原作に対する思い入れがないのであれば純粋に楽しめるコメディではないかな。


★★★☆(3.5)

消されたヘッドライン

2009年05月24日(日) 9時14分
解説: イギリスのBBCテレビの人気ドラマを『ラストキング・オブ・スコットランド』のケヴィン・マクドナルド監督が映画化したポリティカル・サスペンス。あるスキャンダルをきっかけに、巨大な陰謀に巻き込まれていく記者たちの戦いの日々を描く。粘り強いベテラン記者を演じるのは、『グラディエーター』のラッセル・クロウ。また、ヘレン・ミレン、ベン・アフレック、レイチェル・マクアダムスら豪華キャストが名を連ねる。警察の捜査さえも及ばぬ事件の深い闇へと、次第に近づいていく緊張感に手に汗握る。(シネマトゥデイ)

あらすじ: ワシントン・グローブ紙は国会議員と亡くなったある女性のスキャンダルとは別に、同じ日に起きたもう一つの殺人事件との奇妙な関連性を発見する。敏腕記者カル(ラッセル・クロウ)は、編集長(ヘレン・ミレン)に渦中のコリンズ議員(ベン・アフレック)と接触するよう言われる。やがて彼の調査は思わぬ事件の真相に迫っていき……。(シネマトゥデイ)



あー、もう、セクスィーだったラッセルクロウはもういないのね。
この映画でもう納得した。
役のキャラクターも完全にメタボだし。(ファーストフードの店で、ジャンクフードの常連だし)
役柄ももう「太ってる」っての前提できてるのか、ラッセルクロウがメタボだからそれ用に書き換えてるのかわからないんだけど、まったく以前のようなセクシーさはなし。

そして久し振りのベン・アフレック。
ほんとに久しぶり。
数年前は日本でも人気があったように思うのに、TVの宣伝ではラッセルクロウの名前しか出してないのね。
ベン・アフレックではもう日本の客は来ないってことなのかしら。

さて、映画全体の感想ですが・・。

これ系の映画って話がわかりにくいことが多く、観ている途中で訳が分からなくなってしまうことが多いのですが、この作品に関しては、丁寧な作りに話もわかりやすかった。
小さなところを丁寧に(例えば、戦争に行った時の写真なんかもその登場人物が出てくるたびに出してくれたり)作ることでより映画をわかりやすく楽しみやすくしてくれるんですね。

ただね・・。ネタばれになるので追記します・・。


サスペンスとしてはなかなか楽しめるし話もわかりやすいです。
ラッセルクロウのメタボぶりも健在。残念ながら。


★★★☆☆

セブンティーン・アゲイン

2009年05月18日(月) 17時36分
解説: 負け組みとして人生を甘んじて受け入れていた30代の男が、バスケットボールのスター選手だった17歳のころの姿に戻って人生をやり直そうと奮起する姿を描くコメディー・ドラマ。『17歳の処方箋』のバー・スティアーズ監督が持ち味のクールな視線で人生のセカンド・チャンスを手に入れた落ちこぼれ男の“再青春”を追いかける。17歳の姿だが中身は30過ぎの男を演じた、『ハイスクール・ミュージカル』シリーズのザック・エフロンの好演も、共感を誘う。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 高校バスケット・ボール部のスター選手して活躍するも、恋人の妊娠を機にすべてを投げだしたマイク・オドネル(マシュー・ペリー)は、過去の栄光の日々とはほど遠い生活を送っていた。そんなある日、ひょんなことから突然17歳の姿に戻ったマイク(ザック・エフロン)は、これでまでの人生を取り戻そうと高校生活を再び始める。(シネマトゥデイ)


最初に言っておきますが、別にザックくんが好きだから行ったわけではありません。
なんか純粋に、「高校生に戻れたらな」という気持ちもわかるし、戻るなら、今の人生経験積んだ状態で若いころに戻ってあれもしたい、これもしたいって気持ちがありました。

そうは言っても映画自体にあまり期待はしてなくて、単なるアイドル映画だと思っていたんですが、これが思った以上に良かったです。
期待していなかった証拠にポイントで観たし。

家族や親子関係、夫婦としての絆、友情、高校生の恋愛、将来。
以前に観た、「クリック」を思わせるような作風でした。

主人公がかっこいいのはうれしいし、話もそれなりに笑えてほろっとできる。
こんな作品、大好きです。
ラブコメ好きならきっと楽しんでもらえると思います。

ありえないことも多いけど、映画だし、コメディだし、そのあたりは許せます。
まあ35歳の男が17歳に戻ってそれほど容姿が変わるのか・・というのが一番解せなかったんだけど。
まさか35歳の男が17歳に戻るなんて考えないものね。
奥さんだって気がつかない・・?ん?

ザックくんが、30過ぎの女性に恋愛顔するところを見れるところもおいしい。
そしてあの美しい顔をぐんにゃりとやられちゃうところもおいしい。

私の非常に好みの映画だったので、この評価です。
コメディ嫌いの人はだめなのかな〜。


★★★★☆

チェイサー

2009年05月13日(水) 19時56分
解説: 10か月に21人を殺害した疑いで逮捕された、韓国で“殺人機械”と言われた連続殺人鬼ユ・ヨンチョルの事件をベースにした衝撃のクライム・サスペンス。狂気のシリアルキラーをたった一人で追う元刑事の追走劇が、緊迫感あふれるダイナミックかつハイスピードな展開で描かれる。長編初監督の新鋭ナ・ホンジンのもと、連続殺人鬼役のハ・ジョンウと、元刑事役のキム・ユンソクが圧倒的な演技を披露。事件を追う過程で垣間見える人間の心の闇に戦慄(せんりつ)する。(シネマトゥデイ)

あらすじ: デリヘルを経営する元刑事ジュンホ(キム・ユンソク)のところから女たちが相次いで失踪(しっそう)して、ときを同じくして街では連続猟奇殺人事件が発生する。ジュンホは女たちが残した携帯電話の番号から客の一人ヨンミン(ハ・ジョンウ)にたどり着く。ヨンミンはあっけなく逮捕されて自供するが、証拠不十分で再び街に放たれてしまい……。(シネマトゥデイ)

いやいや、また韓国映画、行ってきました。
ここ数年の韓国映画の不作に期待全くなし。
R-15指定というのだけが少々気にかかりました。

これ、R-15です。
というか私としてはR-18でもいいくらいのような・・。
韓国ではR-18。
日本では、問題の個所はモノクロにしたらしくR-15ということらしいです。

ここでデリヘルと出てくるので、あっち系のR-18かとも思われがちですが、これは紛れもなくバイオレンスが凄まじくて、R-18。
何もそこまで徹底してこの映画の内容からして、血飛沫だけで十分ではないかと思われるシーンが山ほどあります。
思わず私は前半部分に関して目をつぶってしまいました。

ホラーじゃないのにホラーなみの恐ろしさ。

逃れようのない現実。
それが逃れようのない恐怖=現実を誰が映画に期待するのでしょうか。

希望や未来、幸福、笑いなんかは全くありません。

ただ、ストーリーの展開とスピード感、観ている側は、結局のところ全く退屈はしないのです。

なんだろう、この監督、長編映画が初めてというわりにはとにかく巧い。


★★★★☆


ネタばれになりそうなので追記します・・・。

シリアの花嫁

2009年05月11日(月) 22時42分
解説: 軍事境界線を越えたシリア側の男性と結婚することになった、イスラエル占領下のゴラン高原の村に住む花嫁の決意と運命をつづる感動ドラマ。監督のエラン・リクリスは自身のゴラン高原の旅の経験を脚本に盛り込み、一度越えたら家族とも二度と会えない境界線をめぐる結婚のエピソードを複雑な中東情勢を背景に描き出す。花嫁の妹を心配する姉に国際派女優のヒアム・アッバス。未来へ踏み出そうとする姉妹の行動に胸が熱くなる。(シネマトゥデイ)

あらすじ: イスラエル占領下のマジュダルシャムス村では村娘のモナ(クララ・クーリー)が結婚の準備をしていたが、姉アマル(ヒアム・アッバス)は境界線を越えるとシリア国籍が確定してイスラエルへの入国が不可能になる妹を案じていた。モナは決意を胸に境界線へと向かうが、通行手続きをめぐるトラブルに巻き込まれてしまう。(シネマトゥデイ)


妹モナの結婚式の1日を綴った無国籍の家族の話ですが、まさに映画で知るとはこのこと。
複雑な結婚話はいくつも映画でみたけれど、これは国と国との問題で、今回、結婚するモナは、シリアとイスラエルの間で未だ、どっちつかずの場所に住んでいるがために無国籍状態。
結婚するお相手は、シリア領土の男性のため、結婚したら2度と家族に会うことはできなくなる。
シリア領土に行った親戚(兄弟か?)とは遠くスピーカーでお互いと話すという考えられないような状況。

もちろんこんな複雑なところに住んでいる彼らは、皆、複雑な立場にならざるを得ません。
父はドゥルーズ派で、ロシア人と結婚した長男をもしも家に招き入れたら派から出てもらう、ということ、そして以前は囚人にまでなってしまったこと。などなど。

映画の中では、「えーそんなことがあるの」なんて事実がもりだくさん。
結婚式の1日なのに、日本だったら紙切れ一枚にサインしてしまえばそれで結婚成立となるのになかなかそうはいかず・・。

女性の強い生き方・・がどうとかそんなことが、多くの共感を呼んでいるようですが、私は、この今まで知らなかった事実に驚いたのです。
女性の強さをテーマにしている映画はたくさんあるからかな。

紙切れ一枚で結婚だ、離婚だとなる日本と比べ、結婚することで2度と家族と会えなくなる。
結婚する相手で、家族として認めてもらえなくなる。
スピーカーで家族と話す。
境界線に立ち入ったら逮捕される。

ストーリー全体としては、複雑そうな状況ですが、丁寧にわかりやすく作ってくれています。
だからこそ私の知らない世界がわかったというか。

モナには幸せになってほしいな。

★★★★☆

それにしてもなぜシリアの芸能人と結婚することになったのでしょうか。
もっと地味な人でもよかろうに。
芸能人であれば、他にいろいろと出会いがあるだろうになぜに写真1枚で結婚を決めてしまったのかわかりません。
そのあたりもきっと思想・習慣の違いなのかもしれないですが・・・。

それから多くの人に観てほしいと思う映画なのにあまり上映館がないのに驚きました。
機会があれば是非みてほしい作品です。

おと・な・り

2009年05月09日(土) 9時08分
解説: 都会のアパートの隣同士に暮らし、一度も顔を合わせたことはないが、音によって惹(ひ)かれ合っていく男女の恋の行方を描くラブストーリー。監督は『ニライカナイからの手紙』の熊澤尚人。進むべき道を模索するカメラマンを岡田准一、30代の女性として揺れ動きながら夢の実現を目指すヒロインを麻生久美子が演じる。さまざまな葛藤(かっとう)を抱えた男女の心情をリアルかつ丁寧にすくい取った、等身大のラブストーリーとして堪能できる一作。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 風景写真を撮りたいという夢を抱きながら、友人でもある人気モデルの撮影に忙しい日々を送るカメラマンの聡(岡田准一)。一方、フラワーデザイナーを目指して花屋のバイトをしながら、フランス留学を控えた七緒(麻生久美子)。同じアパートの隣同士に暮らす二人は、いつしか互いの生活音に癒しを感じるようになる。(シネマトゥデイ)


ヤプログの試写会に当選し、一足先に鑑賞させていただきました。
この日は、なんと同じヤプログの試写会の応募の中に「天使と悪魔」もあり、後日、同じ上映日ということを知り、せめて同じ日に公募してくれていたなら、観に行きたい方を選んで応募したのに・・と思いました。
ヤプログのスタッフの方が見ていると思い、意見させていただきますと、同じ日に試写会を予定しているなら、せめて同じ日に公募を開始してほしかったな・・と。

ってことは「天使と悪魔」が観たかったのか、って、観たかったよーーー笑

「天使と悪魔」はどっちみち観る予定だったので今回は、「おとなり」で良かったに違いない。


さて、「おとなり」ですが、いつもの試写会と違うと感じたのは、とにかく女性客が多い。
男性はカップルでポチポチいるぐらいでした。
それから金曜ということもあるのでしょうか。
立ち見の方もいらっしゃいました。
こんなに混んでいる試写会は初めてだった。

さすが岡田くん。
人気ありますな〜。

もちろん私は岡田君は好きなんですが、もっと好きなのは、監督の熊澤尚人氏。

代表作の「ニライカナイからの手紙」は私が大好きな邦画ベスト3にいれるぐらい好きです。
ついでに「虹の女神」も良かった。


さて映画ですが、切り口として「音」がテーマになっているのが面白い。
そしてその「音」でおりなす「おとなり」同士が、常に同じ場所にいながら、家にいるとき以外は接点を持たずにそれぞれのストーリー展開を持つ設定。
別々の生活で別々の世界で生きていて、リアルな30歳を映し出しています。

ただ、なんとなくわかりきった結末とありえない設定がが多すぎて、「ニライカナイからの手紙」のようなわかっているけど涙をそそる、そんな仕上がりにはなっていなかったかな〜と。
私が、映画では「ありえない」事実をより「ありえそうに」作るのが面白い映画と思っていいるからだと思うけど。

今回映画でも、麻生久美子さんが、多くの作品に出演されているのがわかる気がしました。
それほど美人の女優さんには属さないのに、どんな役にもぴったりはまりそうで、変なイメージの強くない女優さん。

30歳で、彼氏はいないけど頑張っていてでも、ちょっぴりどこかさみしくて、声をかけられたわけのわからない男性にくらっときちゃったりして、そんなもどかしさも上手に表現していたと思います。

これからももっと彼女は活躍していくんだろうな。

かなり豪華な出演者の多い映画です。
うっちーとぶっさんが出ている映画なんて!(どんだけ木更津キャッツ好きなんだって)

花屋のとよた真帆も良かったな〜。あんな女になりてぇー。

ホルテンさんのはじめての冒険

2009年05月02日(土) 10時56分
解説: 勤続40年のまじめな運転士ホルテンさんが、定年退職日に人生初の遅刻をしたことから巻き起こる騒動を描くハートウォーミング・ストーリー。監督は『酔いどれ詩人になるまえに』などで知られるノルウェーの名匠ベント・ハーメル。アカデミー賞外国語映画賞のノルウェー代表作品に選ばれたことでも注目が集まった。実直で愛すべき主人公が風変わりな人々や予測不可能な出来事に遭遇する、おかしくも心温まる展開が笑いと感動を呼ぶ。(シネマトゥデイ)

あらすじ: ノルウェーの首都オスロと第2の都市ベルゲンを結ぶ“ベルゲン急行”の運転士オッド・ホルテン(ボード・オーヴェ)。勤続40年、67歳の彼は、とうとう定年退職の日を迎えることに。仲間たちにその功績をたたえられ、恥ずかしながらも祝いの席に招かれた彼は、人生最後の運転をするはずだった翌朝、あろうことか人生初の遅刻をしてしまう。(シネマトゥデイ)


あらすじに書かれてるまんまの作品で、事件といってもホルテンさんが関わる今までにない個人的な事件であり、それをある意味ほほえましく観ると癒されて、日常の些細な出来事もほんわかと生きられそうな気がしてくるそんな癒し系の作品です。

ハリウッド映画のような大きな事件が立て続けにあるあけではないけれどホルテンさんの人柄や性格に思わずにんまりしてしまうような作品。
人によっては退屈極まりないと思います。

いつ大きな事件が!と期待をしながらみているうちに映画は終わってました。
多分、日本の車が「日産」というのは変ではないか?
というエピソードがあるのですが、それがあって日本で上映することになったのかと思ったり。

ほんわか癒しをもらうというのであればゆったりとした気持ちでホルテンさんの小事件が見れるかもしれません。

★★☆☆(2.5)

映画は映画だ

2009年05月01日(金) 9時00分
解説: ヤクザをリアルに演じたいスター俳優と、俳優になりたかったヤクザが出会い、お互いが住む世界に惹(ひ)かれていくアクション・ドラマ。韓国映画界の鬼才監督キム・ギドクが製作を務め、数々のキム・ギドク作品で助監督を務めてきたチャン・フンがキム・ギドクの原案を映像化した。俳優の夢を捨て切れないヤクザを演じるソ・ジソブ、ヤクザより暴力的で高慢な映画スターを演じるカン・ジファンが激突する、クライマックスのファイトシーンは圧巻。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 映画俳優になりたかったヤクザのガンペ(ソ・ジソブ)は、ある日偶然、映画俳優のスタ(カン・ジファン)と高級クラブで出会う。数日後、最新作のアクション映画のファイトシーンを撮影していたスタは、相手役の俳優に大けがを負わせてしまう。相手役の俳優がいなくなって困り果てたスタは、ガンペに映画出演を持ちかける。(シネマトゥデイ)


韓流映画はここのところぱっとするのが日本では上映がなく以前は韓流!と聞けばすぐさま映画館に足を運んだものでしたが、ここ数年の不作に、韓流というだけでは行かなくなっておりました。
この作品においては、評判も良かったので、久しぶりに行ってみようかと。

やはりいつも思うのが韓国俳優の演技のレベルの高さ。
ぐっとする演技でひきつけられます。
あまり好みの俳優さんでなくても、映画の中でみせられた性格にぐっときてしまうこともあります。

主人公はスタ(カン・ジンファン)とガンペ(ソ・ジゾブ)。
でも、これって主人公は、ガンペ。
光と影の生活で接点がなかった二人が交差して・・。
そんな二人のストーリーだけど、影の世界のガンペに教えられ、助けられたことがより大きく見え、残念なことにスタがガンペにしてあげた光の世界(ここでは銀幕に出る夢)は、影の世界で生きている男にはどうということはなかったのではないか。
二人とも仕事に命をかけているけれど、影の世界のガンペは本物の命を引き換えに仕事しているわけで、裏ビデオを撮られて脅迫されて、スキャンダルに怯えているスタは、その世界では仕方ないけど滑稽にみえた。
でも、影の世界が是ではないけれど、やはりソ・ジゾブの静かでも威圧感のある目の演技が、主人公になってしまったのかなと。

いかにも映画らしいところも多く、リアリティを求めるとなると疑問が多いところもある。
けれど、久しぶりに韓国映画で、よかった、と思える作品だったかな。

★★★☆(3.5)