ワルキューレ

2009年03月28日(土) 9時16分
解説: 第二次世界大戦時に実際にあったヒトラー暗殺計画を題材に、トム・クルーズが主演を務める戦争サスペンス。ヒトラーの独裁政権に屈する者と世界を変えようとする者、そして両者の裏で陰謀をたくらむ者が、戦争の混乱の中で繰り広げる駆け引きを描く。監督は『ユージュアル・サスペクツ』『スーパーマン リターンズ』などのヒットを飛ばすブライアン・シンガー。ケネス・ブラナーやテレンス・スタンプなどの演技派キャストが脇を固め、最後まで緊張の糸が途切れないドラマを展開させる。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 第二次世界大戦下のドイツ。戦地で左目を負傷した将校・シュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)は、祖国の平和のためにヒトラー暗殺計画を思いつく。過去に40回以上の暗殺計画をくぐり抜けてきたヒトラー(デヴィッド・バンバー)とその護衛たちを前に、大佐たちの計画は成功できるのか……。(シネマトゥデイ)


ドイツ軍内のヒトラー暗殺計画。
ヒトラーって、自決た事実を知ってる人は多くいるわけで、ということは、「なぜトムクルーズがこの役を引き受けたのか」、とついつい私もトムクルーズに対して相変わらずいやらしい目で見てしまうのです。

このトムクルーズ演じたシュタウフェンベルク大佐は、ヒトラー亡き後、ドイツの英雄とされ、ドイツのストリートに名前が刻まれてるとか刻まれていないとか・・。
このあたりをトムも汲んで、この残念な結末の話を引き受けたんだろうな〜とどんだけトムクルーズに対する偏見、持ってるんだ、って話ですが。

さて、内容ですが、ドイツ軍なのに、冒頭のみドイツ語で、その他すべて英語です。

そしてドイツ人っぽくないトムクルーズ。

どうもハリウッド映画っぽさが否めず、フィクションとしてしか映画を受け入れることができなかった。
ヒトラー暗殺計画は、忠実に映画として再現しているらしいのに、フィクションとしてしか観れなかったのはなんとも残念。

ただ、ハリウッド映画とすることで、ドイツ人が作ったヒトラー暗殺計画よりもアメリカ人から見たヒトラー暗殺計画とそこに関わる人物ということで、より違った視点でのワルキューレ大作戦ということができたのかな、という見方もあるのかな。


作品全体としては、まあまあの出来栄えと思います。
シュタウフェンベルクの統率力や決断力に、リーダーとして何が必要なのか、と考えさせられました。


★★★☆☆

ホノカアボーイ

2009年03月27日(金) 16時46分
解説: 人気作家・吉田玲雄の同名原作を映画化したハートウォーミング・ストーリー。ハワイ島に実在する町ホノカアを舞台に、町の映画館で映写技師として働くことになった青年と、そこに暮らす人々の人間模様がつづられる。監督は『いぬのえいが』の短編「ねえ、マリモ」の真田敦。主演は『ハルフウェイ』の岡田将生。料理、映像、音楽など、あらゆるジャンルの才能たちが結集し、オールロケで作り上げた優しい作品世界が堪能できる。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 恋人にフラれ、大学を休学したレオ(岡田将生)は、ひょんなことからハワイ島にあるホノカアの映画館で映写技師として働くことに。ホノカアは、レオが半年前に“伝説の虹”を探し求め、恋人と道に迷った末にたどり着いた町だった。不思議な魅力に吸い寄せられるように再びやって来たこの町で、レオは風変わりだが心優しい人たちと出会う。(シネマトゥデイ)


期待して観に行った作品でしたが、うーん。

確かにハワイの美しい空、海、ゆったりと流れる時間。
なぜか憎めない登場人物たち。

これ、岡田将生くんのファンだったらきっといいんだろうけど、(素敵なHIPももれなくみれちゃうし笑)、賠償千恵子が、風変りなおばあちゃんビーを演じているんだけど、声のトーンも「女優」で、今までの人生なのかあまりこのおかしな風変りなビーにはなり切れてなかった気がします。

きっとビーを観ている私が、可愛く愛しく感じることができたらもっと違ったのだろうけど、やることなすことわざとらしく見えてしまいました。

話も収拾つかなくなっちゃったのかな・・。
ビーへの試練も多すぎるし、その試練に対して、やっぱりこの主人公のレオは逃げちゃうし。

レオが人生の途中でここでビーや住人と過ごした日々は人生の何かを変えたのかもしれないけれど、ストーリーの中では何も感じとることはできませんでした。


岡田くんのファンなら、おすすめかも。


★☆☆☆☆

トワイライト〜初恋〜

2009年03月26日(木) 18時02分
解説: ステファニー・メイヤーの世界的ベストセラー小説を映画化したラブストーリー。人間の女子高生ベラと美しきバンパイア、エドワードの禁断の恋の物語が展開する。監督は『ロード・オブ・ドッグタウン』のキャサリン・ハードウィック。主人公ベラを『イントゥ・ザ・ワイルド』のクリステン・スチュワート、エドワードを『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のロバート・パティンソンが演じる。全米で公開されるやいなや大ヒットを記録し、シリーズ第2作の製作も決定した話題の作品だ。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 今どきの女子高生とは違う、内気で風変わりなベラ(クリステン・スチュワート)。母親の再婚を機に父と暮らすことにしたベラは、転入先で美少年のエドワード(ロバート・パティンソン)と出会う。知的で謎めいたエドワードに惹(ひ)かれていくベラだったが、彼は1918年から年を取っていない不死のバンパイアだった……。(シネマトゥデイ)


今回もヤプログさんの試写会に当然し、一足先に、鑑賞させていただきました。
初めての試写会場、有楽町ホールでしたが、非常にきれいで、映画も見やすく、よかったです。

この映画ですが、やはり私ぐらいの世代やましてや男性にはあまりそそられないテーマでして、そのせいか通常の試写会よりも人が少なかった印象です。
現に夫にはこの試写会、一緒に行くの断られたし。笑

私も、ティーンメイン恋愛なので、それほど期待していなかったし、良ければもうけもんと思っていたほどでしたが、実際に鑑賞してみて予想以上に、楽しめました。

原作があることすら知りませんでしたが、展開も早く飽きさせない内容にもなっていたと思います。

こうやったら解決するのに・・ってつっこみどころもわりとあったんですが、つっこまずにストーリーに入り込むこともできちゃうんじゃないかな。

恋愛がメインのストーリーなのにベラが母を救うためにバレエ教室に一人で行ってしまったのが一番つっこみたかったところだったかな。
あとは、逃げるんならエドワードと一緒に飛んで、違う国まで逃げればいいのに、とか笑


それから私、この主人公のエドワードを演じたロバート・パティンソンが好みじゃないんだよな〜。
これが自分の好きな俳優さんだったらもっとドキドキしちゃったんだろうか・・?


予想以上に楽しめますし、もっとお若い世代なら、さらに楽しめます。
映画っぽくないTVドラマっぽいキャスティングや映像、音楽も私は好み。
映画なんだから・・なんていう考えもあるけど、これはこれでいいんじゃない?

イエスマン "YES"は人生のパスワード

2009年03月24日(火) 19時05分
解説: 人生において常に「ノー」を連発してきた後ろ向きな男が、どんなときでも「イエス」と言うルールを自分に課したことから騒動が巻き起こるコメディー。すべてに「イエス」と言ったらどうなるかを実際に試してみた、BBCラジオディレクターの体験実話が基になっている。主人公のカールを『ナンバー23』のジム・キャリーが演じ、彼に惹(ひ)かれる女性アリソンを『ハプニング』のズーイー・デシャネルが演じる。コメディー王ジム・キャリーが見せる、笑いあり、涙ありのポジティブ・ストーリーを楽しみたい。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 仕事でもプライベートでも「ノー」を連発し、親友の婚約パーティーまですっぽかしてしまう後ろ向き男カール(ジム・キャリー)。生き方を変えようと決心した彼は、いつどんなときも「イエス」と言うルールを自分に課す。その結果、偶然知り合ったアリソン(ゾーイー・デシャネル)から好意を持たれるなど、運気を上げていくカールだったが……。(シネマトゥデイ)


久しぶりにジムキャリーのこてこてのコメディを楽しみました。

アメリカンジョークって笑うタイミングがあわないときがあり楽しめないことが多い私ですが、これは私、笑いました。
ただ、やはりこのアメリカンジョークが楽しめない人も多かったようで、私は一人で笑っていましたが、周囲はシーンとしてる人も多く・・。
上司の名前が「ノーマン」というだけで、笑えましたけど。

日本ではどっちかっていうとこのイエスマンが多いのかなと思うので、どちらかというとノーマンという視点で、言いにくいことをがつがつ言って、上司を納得させたり圧倒させるようなストーリーが受けるのかなと思います。
実際に、ノーマン的映画やドラマがうけてたりするもんね。

私もどちらかというとイエスマン寄り。
カールが最初何でも、「ノー」と言ってたときのほうが、なんだかうらやましく思えました。


★★★★☆

ダウト 〜あるカトリック学校で〜

2009年03月15日(日) 20時16分
解説: オスカー俳優のメリル・ストリープとフィリップ・シーモア・ホフマンが、鬼気迫る演技でぶつかりあ合う心理サスペンス・ドラマ。1960年代のカトリック系学校を舞台に、神父と児童との関係への強い疑惑を募らせていく女性校長の姿を描く。トニー賞と、ピューリッツアー賞を同時受賞した舞台劇を原作者のジョン・パトリック・シャンレー自身が映画化。善良や正義が深く掘り下げされ、観る者を人間の心の闇へと誘う意欲作。(シネマトゥデイ)
あらすじ: 1964年、ブロンクスのカトリック系教会学校。校長でシスターのアロイシス(メリル・ストリープ)は、厳格な人物で生徒に恐れられていた。ある日、人望のあるフリン神父(フィリップ・シーモア・ホフマン)が一人の黒人の男子生徒に特別な感情を持っているのではないかと疑念を抱くが……。(シネマトゥデイ

舞台から映画化されたという作品です。
あるカトリックの学校で、という典型的なオールラウンド型の映画でした。

ストーリーは、ここのあらすじに書いてあるとおり。
そして、予告だけみれば、この話の何たるかはすっかりわかってしまいます。

じゃあ何のための映画って、メリル・ストリープとフィリップ・シーモア・ホフマンの演技対決といえば良いでしょう。
二人は劇中でも対立しますが、校長室でのタイマン(笑)のシーンでは、どっちかの演技が劣ってたら、この作品はどうなってしまったんだろうか、と。
だいぶ、作品のラストの印象が変わってくると思います。

演技の勝負が、互角だからこそあの曖昧なラストも、一体、どっちだったのか?と考えるに至るのです。

キリスト教を理解していない私ですので、おそらく神父の説教や言葉、校長の言動にキリスト教を理解していればこその深い言葉や考えがあり、観方も変わってくるだと思いますが。。

私は、やっぱりメリル・ストリープVSフィリップ・シーモア・ホフマン、という視点になりました。


二人の演技は必見ですし、キリスト教を信仰しているということであればさらに深く鑑賞できるのかもしれません。


★★★☆(3.5)

レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―

2009年03月12日(木) 10時54分
解説: アジア映画としては歴代最高の大ヒットを記録した、『レッドクリフ Part I』の続編となる歴史スペクタクル。『レッドクリフ Part I』から連なる赤壁の戦いもクライマックスに突入し、孫権軍と劉備軍との連合軍が曹操の大軍に立ち向かう様をダイナミックに描く。監督やキャストは『レッドクリフ Part I』と同じく、ジョン・ウーにトニー・レオン、金城武などのアジアの大スターたち。85万人にのぼる両軍兵士たちのアクションはもちろんのこと、偉大な英雄たちが繰り広げる感動的なドラマを楽しみたい。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 西暦208年、魏呉蜀が争う中国・三国時代。孔明(金城武)の奇策で曹操軍を撤退させた孫権・劉備連合軍だったが、食料不足と疫病のために戦意も尽きようとしていた。そこに曹操軍の2000隻の戦艦と80万の兵士が逆襲。司令官の周瑜(トニー・レオン)と孔明が作戦を仕掛けようとする中、周瑜の妻・小喬(リン・チーリン)がある行動に出る。(シネマトゥデイ


ヤプログさんの試写会に当選し、一足先に(って公開日を見たら4月10日なんですね!!一足ではなくかなり早くかな。)レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―を観させていただきました。


もちろんPart1は鑑賞済みですが、今回のPart2に関しては、特にPart1を鑑賞しなくても問題なく観ることができると思います。
Part1は、あくまでもこのPart2までの序章でしかなく、人物の性格や関係などのスポットであるため、今回のPart2は、メインタイトルの「赤壁」についてになります。

私、Part1に関しては、期待が高すぎたため、不完全燃焼だったのです。

今回のPart2は、見応えありと思いますね。

Part1は観なくてもいいけど、Part2は、絶対に劇場で観てほしいです。
試写会が当たったからとかそんなの全くなしでの率直な感想です。

「三国志」をこよなく愛する人たちにとっては、どうなの?という意見を多く聞きます。
これ、「三国志」をモチーフにした映画として観ると、楽しめるのではないかな。

舞台や人形劇や漫画では、あの臨場感と迫力は感じることができないのです。

ストーリーを追及するよりも「お金のかかった映画にしかできないこと」をやってのけてると思うのです。
その点に関しては、最近のハリウッド映画よりは上をいってると思いますし、アジアの俳優たちで馴染みの多い人も多く出演しているため、ストーリーの中にも入り込みやすかったですね。

まあ、「三国志」にあるエピソードを無理矢理入れてるよな、ありえないよな、なんていうのもありましたが、あの迫力に、ストーリー展開にはあまり異を唱えようとは思いません。

小喬(リン・チーリン)はそれにしても、妖艶な魅力で素敵でした。
あの存在感は素晴らしい。

相変わらず、トニーレオンはいい仕事(役どころ)してますね。
あ、でもアクションシーンが少なかった金城武なのかな。

ヤッターマン

2009年03月09日(月) 19時35分
解説: 邦画界の鬼才、三池崇史監督が人気テレビアニメーション「ヤッターマン」を実写化した型破りな娯楽大作。奇跡の石をめぐり、ヤッターマンとドロンボー一味が繰り広げる攻防を独自の世界観で描く。正義のヒーローにふんするのは『黄色い涙』の櫻井翔。その相手役に『櫻の園 -さくらのその-』の福田沙紀、ドロンジョ役に『下妻物語』の深田恭子とフレッシュな面々が顔をそろえる。オリジナル版をさらにパワーアップさせた、迫力の戦闘シーンや変身シーンなども見逃せない。(シネマトゥデイ)

あらすじ: ガンちゃん(櫻井翔)は父の遺志を継ぎ、犬型の巨大ロボット“ヤッターワン”を完成させた。そしてアイちゃん(福田沙紀)と力を合わせ、愛と正義の味方ヤッターマン1号・2号としてドロンジョ(深田恭子)率いるドロンボー一味と戦うことに。ある日、一味が探しているのは何でも願いがかなう伝説のドクロストーンだと判明し……。(シネマトゥデイ)


私ってほんと、何でも観るのねって笑

私、深田恭子ちゃん、大好きなんですよ!!
もしも生まれ変われるなら、まずは深田恭子になりたい、ってぐらい。

深田恭子がドロンジョ様と聞いた時は、意外で、あのドロンジョルックをよく深田恭子が了承したな、と。

で、深田恭子のドロンジョ様は、はまりにはまっておりました!!
そしてやっぱり可愛い!!

他の登場人物すべても、子供だった私の記憶の隅からよみがえり、「あった、あったそういうの!」というシーンが満載。
かなり忠実に、ヤッターマンを実写化していると思います。

これは実写化の大成功例ではないかな?

もともと、小さすぎた私は、ドクロストーンだの、海江田博士などわからなかったわけで、ここに出てくる強烈なキャラクターだけに喜んでいた子供時代。
どんな目的があってドロンボーとヤッターマンが対決していたのかも知りません。
キャラクターとあの歌や踊りに喜んでいて、この映画もそのあたりは十分に裏切らず楽しめたと思います。

ただ、ヤッターマンを知らない世代(今、再放送をしてるのでそれを見てる方は知ってますが)はみてもちっとも面白くないんじゃないかな。
ストーリーとしては、全く面白くなくて、よりリアルなCGとアニメが実写になって違和感なく、「あーあれあれ」って言えるからこそ楽しめる映画。

そして深田恭子のドロンジョ様を観に行く!ということであれば十分価値のある映画だと思います。


評価は難しいですが、アニメのヤッターマンが好きだった深田恭子が好きというなら、

★★★☆☆


ヤッターマンを見たことないし、知らないし、深田恭子は別に・・っていうなら、


★☆☆☆☆


家族みんなでって言ってるけど、家族みんなで楽しめるかは、疑問・・。
ちなみに私は、これ映画館の招待券で行ったのでした。

ディファイアンス

2009年03月06日(金) 16時23分
解説: 第二次世界大戦中、オスカー・シンドラーに匹敵する約1,200人のユダヤ人の生命を救ったユダヤ人のビエルスキ兄弟にスポットを当てた感動ストーリー。監督は『ブラッド・ダイヤモンド』のエドワード・ズウィック。ビエルスキ3兄弟の長男トゥヴィアを『007/慰めの報酬』のダニエル・クレイグが演じる。今まであまり語られることのなかった実話に基づく真実のストーリーとして、緊迫感あふれるサスペンスとして堪能できる一作。(シネマトゥデイ)

あらすじ: ユダヤ人の大量虐殺が行われていた第二次世界大戦中の1941年。ベラルーシに住むユダヤ人の3兄弟、トゥヴィア(ダニエル・クレイグ)、ズシュ(リーヴ・シュレイバー)、アザエル(ジェイミー・ベル)は子どものころからの遊び場だった森に逃げ込む。だが、彼らの思惑とは裏腹に、逃げ惑うユダヤ人たちが次々と森に集まり始め……。(シネマトゥデイ)

ダニエルがこんなところに!
あまり派手に宣伝されていたわけでもなく、しかも007も未だ上映中の中、ひっそりと上映されていました。

ダニエルクレイグ扮するトゥヴィアですが、ジェイムスボンドより血なまぐささと野生味が出ていてこっちの方が、ダニエルクレイグの良さが出ていた感じがします。

あらすじなどを読んでいて、ユダヤ人の大量虐殺にからむ話ということはわかっていましたが、やはり冒頭から、あまり気分の良くないシーンが多く、どんよりとした気分となりました。
ストーリーはトゥヴィアの4兄弟を中心に、ユダヤ人を救うというよりもコミュニティを作り約3年近くこの生活が続く・・というのがまとめたものですが、この間に、食料の調達、仲間同士の軋轢、ソ連軍に行ってしまう二男、結婚した三男、ドイツ軍との銃撃戦・・。
この銃撃戦のシーンは、アクション映画さながらでした。

第二次世界大戦におけるユダヤ人のまつわる話は、「シンドラーのリスト」をはじめ、多く出ています。
外国人が救った話は、わりと多く知る所にありますが、ユダヤ人がユダヤ人を救ったという事実は知りませんでした。

なんとなく「これだ!」という主張の強い映画でなくて、こんな事実があったんだということ。
その中にドラマとしての肉付けがうまくできていて、長い映画でしたが、それなりにまとまっている作品であり、歴史をまた1つ知ることができるということでは有意義だったと。
「これだ!」というものがなかったので、うまいこと感想をまとめることができないのですが、観る機会があるのならば観てもらいたい作品です。


★★★☆☆

三男はリトルダンサーのジェイミー・ベル。
かっこよくなってましたよ〜。

英国王 給仕人に乾杯!

2009年03月04日(水) 19時09分
解説: ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞したほか、本国チェコの映画賞を総なめにした話題作。激動のチェコ20世紀現代史を背景に、給仕人として生きた主人公の数奇な運命が描かれる。監督は『スイート・スイート・ビレッジ』などで日本にも数多くのファンを持つ名匠イジー・メンツェル。『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』のユリア・イェンチも出演している。名人芸ともいうべき軽やかな語り口と、甘美な映像が見どころ。(シネマトゥデイ)
あらすじ: 1963年ごろ、共産主義体制下のプラハで出獄したヤン(イヴァン・バルネフ)。ズデーテン地方の山中に向かい、廃屋でビールのジョッキを発見した彼は、給仕人として生きた自分の人生を振り返る。かつて若いころ、田舎町のホテルのレストランでビール注ぎの見習いを始め、やがて高級娼館で務め、そしてプラハ最高の美しさを誇るホテルで給仕の修行をしたヤンだったが……。(シネマトゥデイ)


タイトルの「英国王 給仕人」は、確かに登場しますが、別にタイトルがくるほど登場してないし、主人公は英国王 給仕人ではありません。

チェコの映画なんてあまり観る機会もないし、どんな内容なのかと興味がありましたが、当時をヤンの人生とともにおもしろおかしく、コメディタッチに描いています。

刑務所から出たヤンが、昔を語りながら、給仕人として働いていた当時の世の中と常にヤンが抱く「金持ちになりたい」という野望をあわせながら物語は進みます。

チェコでは映画賞を総なめにしたぐらいですので、事実に近く、それでいて笑えた映画だったのかと思わせます。
ただ、私としては、笑うまでいかず・・。
「たぶん、ここは笑うところなんだろうな〜」とかね。

★★☆☆(2.5)

旅立ち 〜足寄より〜

2009年03月02日(月) 20時03分
解説: シンガーソングライター松山千春が、23歳のときに自ら書き下ろした自伝「足寄より」を基に、『ポストマン』の今井和久監督が映画化。彼の生い立ちや音楽への目覚め、そして松山の才能をいち早く見いだし、彼を世に出すことに尽力した竹田健二との年齢を超えた友情と深いきずなを描く。主演は『リアル鬼ごっこ』の大東俊介、千春の恩師・竹田に萩原聖人。共演には泉谷しげる、『山のあなた 徳市の恋』の伴杏里、『殯(もがり)の森』の尾野真千子らが脇を固める。(シネマトゥデイ)
あらすじ: 昭和50年、札幌で行われたフォーク音楽祭に19歳の松山千春(大東俊介)が登場する。場違いな彼の姿に観客たちはヤジを飛ばすが、彼が自身の曲「旅立ち」を歌うとたちまち圧倒され、聞きほれる。結局、松山は落選してしまうが、審査員として彼の歌を聴いたラジオディレクターの竹田健二(萩原聖人)は、彼の才能にいち早く気付く。(シネマトゥデイ)

全く、興味がなかったんですが、評価につられて行ってきました。

松山千春には全く興味がないし、むしろTVで観たときの松山千春にいらっとくることこの上なく。笑
大人になって松山千春の歌詞を読むと、なんかいいかも、と思ったりしました。

脇も良い役者が固めていましたね。
なぜかバスの運転手のちょい役で石田純一が出てたのが特に笑えました。

この作品の中心は、松山千春が歌手としてデビューする過程で、彼をいち早く目をつけた竹田との関係がメインです。
ぶれてないからこそ、この作品の芯が通ってくるのです。
だからこそ、あのラストが心に染みいるのです。
ほんとにあのタイミングで竹田はあのような結果になってしまったのか・・。

北海道の雄大な大地と自然にぐっときました。
松山千春もこの映画には大満足したのではないかな。

★★★☆(3.5)

ですがね、ほんとに松山千春が才能があるからこその話で、あれだけでかい態度がとれるわけですよ。
それを「個性」と認めてくれてるわけですよ。
凡人があの態度で大人と接してはいけません。