幻影師アイゼンハイム

2008年05月31日(土) 14時10分
解説: 19世紀末のウィーンを舞台に、見事なイリュージョンで人々を魅了した天才幻影師と、皇太子との結婚を控えた公爵令嬢の禁断の愛を描いたラブストーリー。ピューリッツァー賞受賞作家スティーヴン・ミルハウザーの短編を新鋭監督ニール・バーカーが映画化。主人公の幻影師をエドワード・ノートン、彼と惹(ひ)かれ合う公爵令嬢を『NEXT ‐ネクスト‐』ジェシカ・ビールが演じている。当時の世相を加味したゴージャスでサスペンスフルな展開と驚きのラストシーンに注目だ。(シネマトゥデイ)
あらすじ: 魅惑的なイリュージョンで、大衆の心をつかむ幻影師アイゼンハイム(エドワード・ノートン)。ある日、彼の評判を聞きつけた皇太子レオポルド(ルーファス・シーウェル)が、婚約者のソフィ(ジェシカ・ビール)を連れて彼のショーを観覧。しかし、アイゼンハイムとソフィの間には、幼い日に身分の違いが原因で引き裂かれた過去があった。(シネマトゥデイ)

予告以外ではこの作品がどんなもんかなど調べずに鑑賞しました。
他の方も書いてのとおり、知識を入れずに観に行くと楽しめるとおもいます。
私も、知識を持たずに行ったせいか、トリックを最後まで楽しめました。

前半は、あっという間に、主要登場人物が殺されちゃうし、この映画、失敗?
一体、何なの?という感じでしたが、ラストまでしっかり目をあけて観ていただきたいですね。

★★★☆(3.5)

エドワードノートンの良さが・・なんていうひともいますが、私、現代の設定のエドワードノートンが好きなんだけどな〜。
しかし年、とってきましたね。
「25時」のエドワードノートンが私は好き。

アフタースクール

2008年05月30日(金) 18時00分
解説: 長編デビュー作『運命じゃない人』がカンヌ国際映画祭4部門を受賞したほか、多数の映画賞に輝いている内田けんじ監督による新感覚エンターテインメント。30代になった、かつての同級生たちが織り成す“大人の放課後”を、細部まで練り込まれた脚本と巧みな構成で描く。映画やテレビ、演劇と各界から注目を集めている大泉洋が主演を務め、佐々木蔵之介、堺雅人、常盤貴子など実力派キャストが共演。予測不可能な展開で観る者を翻弄(ほんろう)する内田監督の手腕が光る。(シネマトゥデイ)
あらすじ: 母校の中学で働く教師、神野(大泉洋)のもとに、かつての同級生だと名乗る探偵(佐々木蔵之介)が訪ねてくる。探偵は、神野の幼なじみで今は一流企業に勤める木村(堺雅人)の行方を追っていた。心ならずも木村探しに巻き込まれるうちに神野の知らない木村の姿が明らかになり、事態は誰もが予想しない展開に向かっていく。(シネマトゥデイ)

実は、私、「運命じゃない人」観てないんですよね。
なんでだろ?
というわけで、話題の内田けんじ監督作品は、これが初めて。
この映画は、内田けんじ監督作品だから、「運命じゃない人」を作った人の作品だから、というので観に行く人も多いらしいですね。
そしてこの作品を観て、「運命じゃな人」を絶対に、観なくては!!と。

ちょうど、同じ日に、幻影師アイゼンハイムを観たんですが、2つともラストまで何が起こるかわからないという脚本の作りでした。
毎度、ある種のテーマが似てる映画を同時に観ることが多いんです。ほんとに不思議。

で、この作品は、先にも書いたとおり、この作品は、出演者の演技だとかキャラクターだとかそういうのを観る訳じゃなくて、やっぱり内田けんじの脚本を楽しみに行く作品なんです。
セリフが多くて、わかりにくいところも多かったですが、かなりプロットに時間をかけたのがわかります。
ま、ちょっとここまでひねくれなくても・・というしつこさもありましたが。

「アフタースクール」っていうタイトルもにくい!

もう1回、観ても面白いと感じるかはわからないけれど、知識を入れずにそのまま映画館で見るとよいと思います。
これ、予告編も後半をばらさないで作っているところが偉い。
やはり日本の映画だから、予告編も製作者側がチェックできるところがいいのかもね。

★★★☆(3.5)

最高の人生の見つけ方

2008年05月25日(日) 21時46分
解説: ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン主演で描く、死を意識した初老男性2人の希望に満ちた余生を描く人間讃歌。病室で知り合った2人が意気投合し、“やりたいことリスト”に基づき、残りの人生を生き生きと駆け抜ける。感動ストーリーをさわやかなユーモアで描き切ったのは、『スタンド・バイ・ミー』の名匠ロブ・ライナー。いぶし銀の演技を見せる2人の名優の友情とすがすがしい笑顔に、思わずほろっとさせられる。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 仕事に人生をささげた大富豪エドワード(ジャック・ニコルソン)と、家族のために地道に働いてきたカーター(モーガン・フリーマン)は、入院先の病室で知りあった。共に余命は6か月。やりたいことをすべてやり尽くそうと決意し、無謀にも病院を脱出。“やりたいことリスト”を手に、さまざまなことに挑戦する。(シネマトゥデイ)

結末がこれほどわかりきってるのに劇場に行きたくなってしまうのは、二人の名優ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンを観たいというのもあったりします。
そして結末がわかりきってる映画であり、そして、人間の最期についてどう考えるか。
テーマとしてはわりと深くてずっしりしてるものですが、かなりこのがん末期患者の二人は、明るく元気なんです。
もうここまできちゃったら、やりたいことやらな損、損。

二人の考え出した死ぬまでにやりたいことリストを片っぱしから実行していくのです。

ま、これは健康なうちに自分が末期がん患者となったときに「そういえば・・」と言って思い出すのに良い映画ですね。
なんだろ、がん患者の悲壮感は、この二人には全く感じられませんが、実際の末期患者はこんなことできないと思う・・という健康であれば、できそうなことを平気でやりこなしております。
うちの父ががんでなくなったため、どんな感じになってしまうかもわかるし、あんなことできないってこともわかるんですよ。(体力的にかなり難しいと思われます)
でも、まあ、いいか。これは映画だし。自分の時がもしそうなったらこうやってリストを作って、最期を生きよう、と明るく前向きになれるかなという意味では娯楽映画としても最高ではないかな。

この二人の根っからの人の良さと明るさと人生で培った取り囲む最高の家族や仕事のパートナー。(ここでは例の秘書)
そして最後の最後にこの人生を楽しく過ごす友に出会えたことに感謝!と心から思えて、観た後、「死」をテーマにした作品なのに明るい気持ちで映画館を出ることができた作品でした。

★★★☆☆

チャーリー・ウィルソンズ・ウォー

2008年05月23日(金) 17時41分
解説: 1980年代に実在したテキサス出身の下院議員チャーリー・ウィルソンが、世界情勢を劇的に変えた実話を映画化したコメディディータッチのヒューマンドラマ。『卒業』のマイク・ニコルズがメガホンを取り、アフガニスタンに侵攻したソ連軍を撤退させてしまう破天荒な男の姿を描く。主人公をトム・ハンクスが演じるほか、ジュリア・ロバーツ、フィリップ・シーモア・ホフマンらアカデミー賞に輝く演技派が脇を固める。お気楽な主人公が世界を変えてしまう奇跡のドラマに注目。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 酒と女が大好きだが信念もある下院議員チャーリー(トム・ハンクス)は、反共産主義者で大富豪の恋人ジョアンヌ(ジュリア・ロバーツ)にパキスタンに行くことを薦められる。現地に赴いたチャーリーはソ連軍の侵略から逃げる大量のアフガニスタンの難民たちの姿にショックを受け、ソ連軍と戦うゲリラたちに武器を密輸してしまう。(シネマトゥデイ)

この作品、予告が一番最初に観たものと次に観たものが違っていて、最初に観た予告は完全にビックスターを登場させた明るいラブコメってイメージ。
次に観た予告は、ラブコメというイメージを残しつつも、政治的でシリアスな内容も入ってるんだよというイメージ。
多分、観客の入りを日本で考えたら一番最初のイメージで作ればどばっと入る。
けど、この作品、ラブコメではないのです。
あまりにも違いすぎるのでつくりかえたんじゃないかな、と思いました。

確かに、くすっと笑えるものはあるけれど、実は、シリアスな映画で、小難しい内容も満載。
セリフでまとめるところも多く、このあたりに疎い私は、前半は混乱しました。
あと、予告で惑わされてたところもあったので、TVのアフガニスタンの情勢を見て、チャーリーが、「TVのボリュームを上げてくれ」と言ったのも理解するのに時間がかかりましたね。

てっきりジュリアンロバーツ扮するお金持ちのマダムに頼まれて、チャーリーがこの一件に絡んでしまったと思ってしまってましたから。

★★★☆☆

ジュリアンロバーツ、久しぶりでしたが、キュートな笑顔は健在。
しかしビキニ姿はいらなかったような・・。
双子を産んだ体にはみえなかったけど、くびれはもうなかったな。笑

愛おしき隣人

2008年05月22日(木) 22時41分
解説: 『散歩する惑星』がカンヌ国際映画祭審査員特別賞をはじめ、世界各国の映画祭で大絶賛されたスウェーデンの巨匠ロイ・アンダーソンの監督作品。北欧のとある街に生きる人々の日常風景を、ユーモラスな音楽にのせて、クオリティーの高い映像で紡ぎ出していく。CGを一切使用せず、多くのスタッフを長時間に渡って動員し、独自の製作スタイルを貫くロイ監督ならではの、シンプルだがこっけいで味わい深い世界観が楽しめる。(シネマトゥデイ)

あらすじ: とある街にたたずむ、とあるバー。そんなどこにでもありそうな店のカウンターに、ロックギタリストのミッケ(エリック・ベックマン)にかなわぬ恋をする少女アンナ(ジェシカ・ランバーグ)、人生のむなしさを嘆く女性ミア(エリザベート・ヘランダー)、軍楽隊のチューバ吹き(ビョルン・イングランド)らが集まってくる。(シネマトゥデイ)

ロイ・アンダーソンの作品は初めて見ましたが、高い評価を受けている理由というのがこの作品だけでもよくわかりました。
この映画は、ストーリー性やハリウッド映画のような派手なアクション、ドキドキしたりはらはらしたり・・。
映画ではよくあるおおげさな展開や仕掛けはなくて、本当に日常の些細な思いだとか出来事だとかを、ロイ・アンダーソンの視点で描いてるわけです。
だからこの映画を一口に「これいい!」と絶賛する人とこの世界がわからなくて「なんだこりゃ?これが映画?」と感じる人もいるんだろうな、と思われます。
脚本よりも演出なんですよね、この映画は。

とにかくセンスがいいなーと1つ1つに思いましたね。

例えば、セットで何気なく配置している物の、大きさや色のバランスが絶妙。
もちろん人の立ち位置だとか通りすがりの人物まで、計算されてるかのようにバランスよくカメラにおさまってるんです。
写真を見ているような感覚にとらわれます。

それからもうひとつは、笑いのセンス。
大笑いはしないけれど、くすっと笑えるところも多くて、私はわりと笑ったところが多かったです。

とにかくどってことのない日常を、一つ一つ物の配置にこだわって、そして笑いにもこだわって、芸術的な作品だなーと。
あとはもう1つ付け加えると、音楽が、登場人物奏でての音楽というのも、興味深かったです。

評価は好みによってはかなり分かれると思いますが、私は、好きな作品でした。
ただ、ちょーっとリズムが一定なので眠くなってきてしまったんですが。。

★★★☆☆

ミスト

2008年05月21日(水) 22時33分
解説: 『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』のコンビ、原作スティーヴン・キングと監督フランク・ダラボンが描くパニック・ミステリー。霧の中に潜む謎の生物に恐怖し、常軌を逸していく人々の姿を描く。混乱する人々をまとめようとする主人公を演じるのは、『パニッシャー』のトーマス・ジェーン。『ポロック 2人だけのアトリエ』のマーシャ・ゲイ・ハーデンが、混乱をあおる狂信的な宗教信者の中年女を怪演。思わず目を疑うような、驚がくのエンディングが用意されている。(シネマトゥデイ)

あらすじ: ガラス窓を破るほどの嵐の翌日、スーパーへ買い出しに出掛けたデヴィッド(トーマス・ジェーン)。軍人やパトカーが慌ただしく街を往来し、あっという間に店の外は濃い霧に覆われた。設備点検のために外に出た店員のジム(ウィリアム・サドラー)が不気味な物体に襲われると、店内の人々は次第に理性を失いはじめ……。(シネマトゥデイ)


スティーブンキング大好きな私としてはこの作品は観なくては!という感じでしたが、なかなか時間ができずやっと鑑賞することができました。
だいたいはキングの作品は読んでいるつもりですが、これは読んでませんね。

作品としては、まあまあ。悪くないと思います。

★★★☆☆

ただ、映画として、ショーシャンク・・やグリーンマイルのようなイメージとは少し違う映画です。
音響効果の良い密室の映画館という中で、鑑賞するとこの映画を違った意味でも楽しむことができるかなと思います。
私は、音響効果はイマイチの映画館だったので、おっかながりの私としては、ある意味助かったような気がします。

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

2008年05月07日(水) 21時32分
解説: 『マグノリア』『パンチドランク・ラブ』のポール・トーマス・アンダーソン監督の最高傑作との呼び声も高い、石油採掘によってアメリカン・ドリームをかなえた男の利権争いと血塗られた歴史を描いた社会派ドラマ。原作は1927年に発表された、社会派作家アプトン・シンクレアの「石油!」。『マイ・レフトフット』のオスカー俳優ダニエル・デイ=ルイスが、冷徹な石油王が破滅していくまでを熱演。人間の計り知れない欲望や恐怖を、改めて思い知らされる。(シネマトゥデイ)
あらすじ: 石油ブームに沸く20世紀初頭のカリフォルニア。鉱山労働者のプレインビュー(ダニエル・デイ=ルイス)は、石油が沸く源泉があるという情報を耳にする。息子(ディロン・フリーシャー)とともに石油採掘事業に乗り出したプレインビューは、異様なまでの欲望で富と権力を手にしていく。(シネマトゥデイ)

映画は約3時間近いし、意見も賛否両論。
ただ、ダニエル・デイ=ルイスの演技をスクリーンであまり拝める機会も少ない気がしたので、ダニエル・デイ=ルイスのアカデミー主演男優賞を観に行くという気持ちでいくことにしました。
ダニエル・デイ=ルイスは名優でありながら、主演をなかなかしてくれないという俳優でもあります。
そんなダニエル・デイ=ルイスは、この脚本を読んで、すぐさま承諾したという作品であります。

やはりダニエル・デイ=ルイスは、すごいんです。
ダニエル・デイ=ルイスを観に行くというつもりで行った私だったので、かなりそのあたりを含め期待をしていなかったせいか満足しました。

この映画を一言で語るのは難しく、20世紀初頭の石油ブームということでこの石油(金)のためにのみ強欲に生きるプレインビュー(ダニエル・デイ=ルイス)。
この石油ブームまではいかなくとも、今でもなお続く石油にまつわる戦争や争い。
そんな揶揄さえ感じます。

作品としてのメッセージ性の強さ、ダニエル・デイ=ルイスの凄みの演技に私はこの評価です。
石油=黒い血、そして悪魔祓いとよくつなげてあるな、と。
ポールダノの怪演も良かった。

初めて外人さんの隣に座ったんですが、笑いどころが違って、「あ、ここ笑うところなんだー」と。
ポールダノが、悪魔ばらいをしているところで、ダニエル・デイ=ルイスが馬鹿にするところやとにかく悪魔祓いをしてからのダニエル・デイ=ルイスのセリフや表情に、この外人さん、めっちゃ笑ってました。

★★★★☆

さよなら。いつかわかること

2008年05月02日(金) 21時13分
解説: 大切な家族を戦争で失った一家が時間をかけてその死を受け入れ、乗り越えていく様をじっくりと追う感動のドラマ。最初はぎくしゃくしていた父と2人の娘の関係が、旅を通して少しずつほぐれていくまでをじっくりとみせる。本作で主演と製作を担当し、心にしみる名演をみせるのは『“アイデンティティー”』などの実力派、ジョン・キューザック。クリント・イーストウッドが初めて、自分の監督作以外に提供した美しい音楽に涙腺がゆるむ。(シネマトゥデイ)
あらすじ: スタンレー(ジョン・キューザック)の妻は、陸軍軍曹としてイラクに単身赴任中だ。彼は12歳のハイディ(シェラン・オキーフ)と、8歳のドーン(グレイシー・ベドナーチク)とともに妻の帰りを待ちわびながら暮らしていた。だがある日妻の訃報が届き、娘たちに母の死を伝えることができない彼は、衝動的に彼女たちを連れて旅に出る。(シネマトゥデイ)

この映画の軸となるのが戦争で兵士としてなくなってしまった母の死です。
ここでミソとなるのが、父親ではなく母親、そして夫にとっては妻を失うという今までにないテーマで、しかも設定が現代、イラクというところが、真実味を帯びてしまいます。
イラクへの出兵は、関係ないことではなくて、事実、アメリカ本土で戦争は起こっていなくともアメリカ国民は犠牲になっているんです。
こういうメッセージの戦争へのメッセージもアメリカならではないでしょうか。

この母(妻)が戦争で亡くなったということ以外、この映画の中では、とりたて大きな事件はなくて、その死と向き合えない夫、子供にどうやってこの事態を接しなくてはいけないか苦悩する父という2つの心の動きと、その父親と旅する二人の娘とのロードムービーです。

ですから心の動きだけの映画となるので、非常に地味な作品であることは確かです。
常に何かが起こってるわけではなくて、人の心の中にある起こってる何かを観る映画なので、映画の体質上、退屈に思える作品かもわかりません。

私は、旅の途中の中だるみも感じつつも、3人の小さな心の動きまでしっかりと表現しているところにこの作品の素晴らしさを感じました。

★★★☆(3.5)

ジェイン・オースティンの読書会

2008年05月01日(木) 20時16分
解説: 『高慢と偏見』などの小説で知られるジェイン・オースティンの作品に、読書会のメンバー6人の人生を描き込んだヒューマンドラマ。全米ベストセラーとなった小説を基に、『SAYURI』の脚本家ロビン・スウィコードが初メガホンを取った。『プラダを着た悪魔』のエミリー・ブラントや『ワールド・トレード・センター』のマリア・ベロらが演じる読書会参加者が、オースティンへのアプローチを通して心に抱えた問題とも向き合っていく。彼女たちの悩みに提示されるシンプルな答えが、観る者の心にしみる。(シネマトゥデイ)
あらすじ: 最愛の犬を亡くしたブリーダーのジョスリン(マリア・ベロ)を元気づけるために、親友のバーナデット(キャシー・ベイカー)が提案したのは“人生の解毒剤”といって愛読するジェイン・オースティンの小説を論じる読書会。恋に踏み込めない独身主義のジョスリン、夫との価値観の違いに悩むプルーディ(エミリー・ブラント)など、実は会のメンバーたちは複雑な悩みを抱えていた。(シネマトゥデイ)


昨日、感想を書いたというのに保存できていませんでした。涙

こちら、日本だと「プライドと偏見」の映画はご存じの人も多いかと思われる原作者ジェイン・オースティンの読書会の参加者6人の人生なんかがジェイン・オースティンの本と重ね合わせてうまく作品として仕上がっています。
よく登場人物がこれぐらい多い作品になると、わかりにくいこともあったりしますが、これはこの6人が絡みあうのは読書会がメインで、それぞれの考えや生き方をジェイン・オースティンの言葉や考え方と合わせながら意見するというのがメインかと思われます。

このジェイン・オースティンは日本ではあまり馴染みがないようですが、欧米では特に人気のある作家のようです。
私も本は読んでる方かなーなんて思っておりましたが、ジェイン・オースティンは未読でした。
これを機に是非、手をつけてみたいと思っております。

ちなみにこのジェイン・オースティンが未読でもこの映画自体は楽しめます。
そのあたりが、映画として成功してるんではないでしょうか。
大きくジャンル分けしたらこらはラブコメになるのかな?
ただ、ジェイン・オースティンを読んでいたらさらにこの人間模様や各人の考えなどを重ね合わせながら観れたのかもしれないな、と思います。

ジェイン・オースティンのファンは必見かなと思いますよ。

今回、「プラダを着た悪魔」のエミリーブランドの個性が光った感じがします。
なんでも、プラダ・・に出演したとき、あのメリルストリープが彼女のどこを見てそう言ったのかはわかりませんが、「私が出会った新人の中で今まで一番」と絶賛したとか。
そんな彼女の役どころも1/6の出なのにキャラクターの設定としてものすごくいろんな人生がわかりやすく出てきます。
フランス語教師、夫とうまくいってない、生徒に恋をしたかもしれない、母親との関係・・など。
ちなみに恋する生徒は、あのケヴィン・ゼガーズくんでした。

それから海外ドラマでチョイ役で出てたりしてる人が今回もチョイ役で発見!
”デスパレートな妻たち”のガブリエルの家政婦さん役をしていた女優さんがアレグラ(ゲイの若い子)の恋人役で出てました!


★★★☆(3.5)

すごくよくできた作品だと思いますが、ラストが・・私はうーん・・。