アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生

2008年02月27日(水) 19時41分

解説: 世界中のセレブを被写体に活躍を続ける女性写真家アニー・リーボヴィッツに迫るドキュメンタリー。輝かしい成功を手にした一流のポートレート・フォトグラファーが、女性として母として全力で生きる原動力を、セレブへのインタビューや撮影秘話などから浮き彫りにする。監督、脚本、製作をこなしたのは、アニーの実の妹のバーバラ・リーボヴィッツ。苦悩を抱えながらも、たくましく生きるアニーの姿に勇気づけられる。(シネマトゥデイ)

あらすじ: ローリングストーン誌から華々しいキャリアをスタートさせ、世界的な女性写真家として活躍を続けるアニー・リーボヴィッツ。世界中のセレブを相手に一流のポートレート・フォトグラファーになった彼女は、輝かしい大成功を収めた現在でも、“倒れるまで仕事をする”と語る。カメラはそんな彼女の原動力を探っていく。(シネマトゥデイ)

アニー・リーボヴィッツが写した写真とは知らなくとも、彼女の写真は誰でも目にしたことがあるに違いない。
突拍子もない発想ながら独自の視点、バランスの良さと人を引き付ける構図・・。

そんなアニー・リーボヴィッツの写真を映画館のスクリーンで観るという観点では、この映画は成功。
”レンズの向こうの人生”というサブタイトルについては、人生?というかアニー・リーボヴィッツのほんのひとかけらでしかないのでは?

ただ、先にも書いたとおり、アニー・リーボヴィッツの写真をスクリーンで拝みながら、そのときの状況なんかのエピソードを聞いたりする、という趣旨で観るのであれば楽しめます。
それから、登場してくるハリウッドの俳優やらロックスターなんかをあまり知らない、なんて人は、予習しておいたほうがいいかな。
私は、ロックも映画もファッションも好きなんで、ミーハー心、うずきました。
ヴォーグの名物編集長、アナウィンターの話してる姿も初めてみたし、アニー・リーボヴィッツの才能を認めてる、という多くの人の意見の証なのではないかな、と思います。

★★★☆☆

第80回アカデミー賞

2008年02月25日(月) 18時38分
第80回アカデミー賞が発表されました。

作品賞: 『ノーカントリー』
監督賞: ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
主演男優賞: ダニエル・デイ=ルイス
主演女優賞: マリオン・コティヤール
助演男優賞: ハビエル・バルデム
助演女優賞: ティルダ・スウィントン
外国語映画賞: 『ヒトラーの贋札』 ドイツ・オーストリア

今年も例年ながらに、オンタイムで見ることはできませんでしたが、仕事中にWEBでチェックしてました。笑
今年は、かなり小粒なエントリーと思えましたが、今回は、私の愛してやまないコーエン兄弟のノーカントリーがノミネートされていたので、わくわく感もいつも以上。

まだ日本での公開は来月ですが、久しぶりに予告を見て、「あーコーエン兄弟が帰ってきた」と胸を弾ませていた私です。

試写会はぼちぼち今週あたりからあるみたいで、ことごとくはずれました。(というか試写会でいち早く観たい!と思った作品は本当に久しぶり。)

と、アカデミー賞の話ではなく、コーエン兄弟が好き、っていう私の告白になってるような・・。

しかし「つぐない」が予想に反して、で、あとはケイトブランシェットが主演女優賞ではなかったのも予想外だったかな〜。

日本上映がどれも楽しみですね。


迷子の警察音楽隊

2008年02月23日(土) 10時14分
解説: 隣国同士でありながら、長い間敵対してきたイスラエルとエジプトの市民が音楽を通じて交流を深める夢のような一夜の物語。1990年代のイスラエルを舞台に、ユダヤの地に迷い込んだエジプト人と、現地のユダヤ人のほのぼのとしたやりとりをじっくりと見せる。誇り高き団長を演じるのは、イスラエル映画界を代表する名優サッソン・ガーベイ。民族や言葉が違っても、心を通わせることができるというメッセージが胸を打つ。(シネマトゥデイ)
あらすじ: 文化交流のため、イスラエルにやって来たエジプトのアレキサンドリア警察音楽隊のメンバー8人。しかし、空港には迎えもなく、団長(サッソン・ガーベイ)は自力で目的地を目指すが、なぜか別の街に到着してしまう。途方に暮れる彼らを、カフェの店主ディナ(ロニ・エルカベッツ)がホームステイさせてくれることになり……。(シネマトゥデイ)

期待しすぎてしまったのか・・。
エジプトでは国交がない関係で、ある意味、こんなほのぼのとした作品であるのに上映禁止?になったとかならないとか。

かなりスローなテンポで、最初はこスローさも心地よく、ほんわかとしたものですが、テンポをあげてほしい部分でもさらに緩慢。
間の空気に思わずくすっとしてしまうんですが、あまりにもこればかりだったので、仕舞には、その思わずくすっと笑うのもできなくなってしまいました、私。
ジャームッシュっぽい笑いが好きな人は、結構、いいのかも。
私はジャームッシュ、好きなはずですが、ちなみに。(なんだか辻褄があってないですね汗)
途中で帰ってる人もいました・・。(カンバセーション以来の途中で帰る人でした)
ほのぼのエピソードを各団員の個性と世話になった人々との交流を含めてもっともっと密なものにしてほしかったかなー。
それなりに登場人物と見たくれだとかから個性的な団員たちに違いないのに残念ですね。

「静」の中にあるちょっとした「動」の入れ方が実に私好みではありましたが。

★★☆☆(2.5)

この映画のカフェの店主ディナですが、もしもこれが欧米の映画だったらきっとケイト・ウィンスレット!とか1人で思いながら観てました。
音楽はとっても良かったです。

ラストが個人的にはこの映画で、「こうなって終わってほしいな」という希望通りになったのでまあ、よし。

途中の展開で見ごたえがあるせかせかとしたハリウッド映画が好きだというとかなり退屈な映画かもしれないです。

潜水服は蝶の夢を見る

2008年02月21日(木) 20時10分
解説: ファッション誌「エル」の編集長として活躍する人生から一転、脳梗塞(こうそく)で左目のまぶた以外の自由が効かなくなってしまった男の実話を映画化。原作は主人公のジャン=ドミニック・ボビー自身が20万回のまばたきでつづった自伝小説。『夜になるまえに』のジュリアン・シュナーベルが監督を務めている。主人公を演じるのは『ミュンヘン』のマチュー・アマルリック。シリアスな展開の中に温かいユーモアが味わえる一方、独特の映像美も堪能できる感動の実話だ。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 昏睡(こんすい)状態から目覚めたものの、左目のまぶた以外を動かすことができないエル誌編集長ジャン=ドミニク・ボビー(マチュー・アマルリック)。意識ははっきりしているにもかかわらず言葉を発することができない彼に、言語療法士のアンリエット(マリ=ジョゼ・クローズ)はまばたきでコミュニケーションを取る方法を教える。(シネマトゥデイ)

同じ映画館で同じ日に公開されたエリザベスゴールデンエイジよりも明らかに人が多かったこの作品。
私も最近のアカデミー賞は信用ならない、とか裏を感じるとかさんざん言ってますが、やっぱ”本年度、アカデミー賞・・”というふれこみについつい足を運んでしまいました。
多分、アカデミー賞、のふれこみがなかったら、宣伝だけでは、観に行かなかったとおもいます。
内容は、もうご存じのとおりですが、宣伝を観る限りだと、楽観視できなくて暗くずっしりとした作品に思えるしね。

冒頭からいきなり、数々の受賞した賞を画面一面に表示したときにはドン引きしましたけど。
別にそんなの観る人が評価するだけであって、家に帰って、良い映画だったら、HPなんかみてあーそうなんだ、って思うし。どんだけ自信があるんだって。笑

さて映画ですが、私のイメージしていた映画とはかなり違ったように思います。

ちなみに私はELLE(ジャポンですが)、毎月、買ってます。

★★★☆☆

エリザベス:ゴールデン・エイジ

2008年02月20日(水) 18時40分
解説: 『エリザベス』のシェカール・カプール監督が、再びケイト・ブランシェットを主演に迎え、エリザベス女王の“黄金時代”に焦点当てた歴史大作。当時ヨーロッパの最強国だったスペインとの宗教対立を軸に、君主として生きる女性の苦悩を画面に焼き付ける。前作同様宰相役のジェフリー・ラッシュほか、『インサイド・マン』のクライヴ・オーウェンら実力派俳優が集結。豪華絢爛(けんらん)な衣装に身を包み、心身ともにイギリス女王に成り切ったブランシェットの神々しさに圧倒される。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 1585年、エリザベス1世(ケイト・ブランシェット)はプロテスタントの女王としてイギリスを統治していた。だが、欧州全土をカトリックの国にしようと目論むスペイン国王フェリペ2世(ジョルディ・モリャ)は彼女の失脚を画策する。そんな女王の前に、新世界から戻ったばかりの冒険家ローリー卿(クライヴ・オーウェン)が現れ……。(シネマトゥデイ)


この映画は、ほんとに映画館の大きなスクリーンで見てほしいと思う作品です。
映画館で観るからこそこの映画の価値があがると思われます。

映画館で観るなら、

★★★★☆

DVD鑑賞だったら、★★★かな。

ポイントとしては、

・豪華絢爛の衣装!
色味も鮮やかで、エリザベスの心情に合わせて、ドレスの色が違ってきてるような気がしました。
特に、あの襟?というんですかね。レースが美しくて、うっとりしてしまいました。
黒いレースも素敵だったな。

・やけにお金のかかってると思われるセット
この時代を特に深い知識を持ってるわけではありませんが、とにかくセットも金がかかってます。

・ケイトブランシェットの演技
ケイトエリザベスの迫力と女王としての生きる道、女性としての生きる道に葛藤しながら女王として全うしようとする鬼気せまる演技に言葉もでません。
すばらしい。女優ってすごい。っていうかこのレベルの女優さんってやっぱすごいんだなーとみせつけられた感じです。

ポイントであげたところがミソなわけで、これを感じ取るには、やはり映画館の大画面で是非是非、堪能してほしいなと思う作品なのです。
ストーリー展開もこのぐらい予算のついた作品なら数分の間にいろんなドラマがつきまくりますが、やっぱケイトエリザベスがあってこその作品であり、見どころであるな〜と思います。

結婚しようよ

2008年02月19日(火) 20時34分
解説: 吉田拓郎の大ファンである『夕凪の街 桜の国』の佐々部清監督が、夢にまで見た全編“拓郎ソング”でいっぱいの心温まるヒューマンドラマ。健全なある家族を中心に、恋愛や夢や友情、そして夫婦愛について静かに語る。サエないけれど家族思いの父親を演じるのは三宅裕司。その妻役に真野響子、娘役に『ラブ★コン』の藤澤恵麻と中ノ森BANDのAYAKOがふんする。本作のクライマックスに合唱される「結婚しようよ」が心にしみる。(シネマトゥデイ)
あらすじ: 平凡なサラリーマンの卓(三宅裕司)の楽しみは、毎晩家族4人全員で食卓を囲むこと。ある日、彼が駅前で吉田拓郎の曲を演奏するバンドに合わせて歌を熱唱していたとき、充(金井勇太)という青年と知り合う。卓は一人暮らしだという充を夕食に招き、妻の幸子(真野響子)と長女の詩織(藤澤恵麻)、次女の歌織(AYAKO)に紹介する。(シネマトゥデイ)

評判の良さにつられて行ってきました。
吉田拓郎のファンだったら無条件に楽しめるんじゃないかな。
あと中ノ森BANDのファンとか。

タイムリーに吉田拓郎の復帰の記事が出てて、早めに感想をまとめようとおもいました。
ほんとは書く気分でないぐらい落ちこむ出来事があったんですが・・。

吉田拓郎ファンなら楽しめるかも。
結局、テーマというのも吉田拓郎の歌だとかそんなことが中心で、まあ、確かに「家族が全員で夕飯は食べる」という家訓もありますが、これって、別にかたくなにそれにこだわらなくても、いいことだし、珍しいように言ってるけど、わりと日本の家庭も捨てたもんじゃなくて、家族全員で・・っていう家族、わりといるんじゃないかな?
今は少ないのかな?だから、こだわったのかもしれないし、現代の家庭にない一昔の「拓郎世代は・・」という例の1つなのかもしれない。


★★★☆☆

チーム・バチスタの栄光

2008年02月14日(木) 20時40分
解説: 現役医師・海堂尊による同名ベストセラー小説を、『アヒルと鴨のコインロッカー』の中村義洋監督が映画化した医療ミステリー。有能な心臓手術チームに起きた連続術中死をめぐり、内部調査を任された女性医師と、破天荒な切れ者役人のコンビによる活躍を描く。主演の竹内結子と阿部寛のほか、事件の鍵を握るチーム・バチスタメンバーには、吉川晃司、池内博之、佐野史郎、玉山鉄二といった人気、実力を兼ね備えた豪華キャストが顔をそろえる。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 高難度の心臓手術「バチスタ手術」を26回連続で成功させていた“チーム・バチスタ”に、3度続けて術中死が発生。内部調査を任された田口(竹内結子)が適当な報告で締めくくろうとした矢先、厚生労働省から派遣された切れ者役人の白鳥(阿部寛)が現れる。2人はコンビを組んで、“チーム・バチスタ”のメンバーを再調査することになる。(シネマトゥデイ)


期待していなかったせいか思わぬ良作に出会った気分。
原作を読んでない人は楽しめるということらしい。。
最近、訳のわからないぐらいやたら多い、邦画。
迷ったらこれ観ても楽しめるとおもいます。

相変わらず、阿部ちゃんは、定着したキャラクターをこの映画でも熱演。
このイメージ、しばらく続くんだろうな〜。

★★★☆(3.5)

君のためなら千回でも

2008年02月13日(水) 17時27分
解説: 『チョコレート』『主人公は僕だった』のマーク・フォースター監督が、兄弟のように育った少年2人の心の傷と許しを描くヒューマンドラマ。ソ連とタリバンに翻弄(ほんろう)されるアフガニスタンの過去と現在を見せる、衝撃的な政治ドラマでもある。原作はアメリカで300万部を超えるベストセラーとなった無名の新人カーレド・ホッセイニの小説。逃れられない運命に涙しながらも、深くて強い友情に胸を打たれる。(シネマトゥデイ)

あらすじ: アミール(ハリド・アブダラ)は兄弟のように育った使用人の息子ハッサン(アーマド・カーン・マーミジャダ)との間にできた溝を埋められぬまま、ソ連侵攻の折にアメリカに亡命した。そのまま時は過ぎ、作家となったアミールの元に、パキスタンにいる知人から1本の電話が入り、故郷に向かうことになる。(シネマトゥデイ)

久しぶりに映画のロールエンドが出ても涙が落ちてしまいました。

ものすごく良い映画だし、平和ボケしている日本人には観るべき作品だと思うけれど、内容はかなりヘビーで、気持ちがタフな状態で観ないとかなり、やられます。

映画ぐらいは、楽しく別の世界でありたい、と考えているのであればこの映画は不向き。
人間の負の部分を徹底的に、これでもかというぐらい画像で見せつけられ、観ていると苦しくてたまらない。
徹底的に、人間の見せたくない嫌な感情を子供というフィルターを通して、さらに残酷な仕上がりをしている。

でも、映画としてはよーくできてるな、と思わざるを得ない。
セリフの使い方、小道具の使い方、長い長い主人公の半世紀?を映画にしているのに、よくまあまとまったなという感じ。

それにしても、ハッサン役の男の子が非常にすばらしくて、もうもう切なくて、最後まで目の中に焼きつく。

★★★★☆

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

2008年02月08日(金) 17時27分
解説: ブロードウェイの巨匠スティーヴン・ソンドハイムのトニー賞受賞ミュージカルを映画化。監督は『チャーリーとチョコレート工場』のティム・バートン。彼と6度目のコラボレートとなるジョニー・デップが、これまでにも映画や舞台で数多く取り上げられてきた伝説の殺人鬼スウィーニー・トッドを演じる。共演はティム・バートン夫人でもあるヘレナ・ボナム=カーター。本格的な歌声を初披露するジョニーのミュージカルスターぶりに注目だ。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 19世紀のイギリス。無実の罪で投獄され、その首謀者に妻も娘も奪われた男(ジョニー・デップ)が、名前も姿も変え、ロンドンのフリート街へ戻ってくる。15年ぶりに理髪店を再開した彼は、理髪師スウィーニー・トッドとして腕を振るい始めるが、彼は目に狂気を宿らせながら、かつて自分を陥れた男への復しゅうに燃えていた。(シネマトゥデイ)

ロードショーから数週間が経ち、イマイチ・・という話もちらほら。
私は、少し劇場がすいてから、そしてかつ音響が良い映画館で、と思っていたので、少し出遅れたタイミングで観に行きました。
評判からするとイマイチ、というのが多かったし、あまり観ていて気持ちの良いものではない映画ということだったので、一瞬どうしようかな、とも思いましたが、やはり、ティムバートンとジョニーデップのコンビとなると、何が何でも観なくては!!という気持ちが勝ってしまいました。
後で、劇場で観なかったことを絶対に後悔するんじゃないかって。

ストーリーは、わかりきっているわけで、ティムバートンの独特の世界観をこの残虐な劇の中でどのように表現するかというのが観たいわけで。

こう来たか、と。

そして、これって、Jデップが出演でなければ完全に映画として失敗何だろうなと。
Jデップの存在感が光ります。

しかしティムバートンの独特の世界観は感じつつも、殺したり血を流したり。。ということに芸術性を見出すことは私にはできなかった。
独特の色彩や陰鬱な町並み。

やはり、ティムバートンの陽気で、気が晴れるような映画が好きだな。
しかしナイトメア・・と言い、ティムバートンって、こういうくらーいイメージに、何かを求めてるというか何かを感じてるというか・・。

そんな中、ミセス・ラベットとの海辺での想像の中の生活はカラフルなドレスとしかめっつらのJデップのアンバランスが素敵だった。

ミュージカルとしてなら是非是非、もう1度観たいかな。

★★★☆☆

歓喜の歌

2008年02月07日(木) 17時40分
解説: 人気落語家、立川志の輔の同名落語を、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の松岡錠司監督が映画化したヒューマンドラマ。大晦日の市民ホールを舞台に、紛らわしい名前のママさんコーラスグループをダブルブッキングしてしまったことから起こる騒動を描く。“事なかれ主義”の主人公に実力派の小林薫がふんするほか、本作が6年ぶりの映画出演となる安田成美、“日本の歌唱”の第一人者、由紀さおりらが出演。クライマックスの大合唱シーンは圧巻。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 文化会館で働く飯塚主任(小林薫)は、似た名前の2つのコーラスグループを聞き違え、大晦日のコンサートホールをダブルブッキングしてしまう。双方に掛け合うものの、どちらも一歩も譲らず大問題に発展。“事なかれ主義”で生きてきた飯塚だったが、2つのグループの板ばさみとなってしまい途方に暮れる。(シネマトゥデイ)

あともうひと押し、ってな笑いと出来栄えですが、悪くないです。
そこそこにくすっと笑えて、ほんわりとするエピソードも含まれているし。

★★★☆☆

でも、やっぱり、そんなのありえないよ、ってことも多すぎる気もするし、いらないエピソードもあった気もする。
ただ、これ出演者がすべて好演で、小林薫の観ているほうがいらいらむかむかするぐらいの公務員っぷり。
こういう公務員って多いんだろうなーと思いながら観れるし、よくいそうだからむかつくけどなんだか憎めない。
安田成美は、久々の映画のようですが、本当に女性から観る可愛い女性を好演!
このストーリーの合唱団はおねえさまの集団。
このおねえさまの集団って、実際にあるとすると本当に想像を絶するほど大変な世界なわけです。
それをこの安田成美が女性からみて嫌味にならない可愛さでまとめているんだろうなーって思ってしまうのです。

脇を固める役者も良かったです。餃子のエピソードで、はっと気がつく小林薫もどうかと思うけど笑

あともうひと押しで大爆笑なんだけどな・・。もうちと足りない。
けど、なんだか観終わった後、優しい気持ちになれて、ほんわかとした空気に包まれる素敵な映画。

ロールエンドで、立川志の輔の落語だったと知りました。
立川談志はやっぱり間がうまかった。
これ、たぶん、落語だったらもっと面白いんだろうなーと。